JPS6028553A - 織機の経糸送出し装置 - Google Patents

織機の経糸送出し装置

Info

Publication number
JPS6028553A
JPS6028553A JP13512583A JP13512583A JPS6028553A JP S6028553 A JPS6028553 A JP S6028553A JP 13512583 A JP13512583 A JP 13512583A JP 13512583 A JP13512583 A JP 13512583A JP S6028553 A JPS6028553 A JP S6028553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse
loom
rotation
transmission
warp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13512583A
Other languages
English (en)
Inventor
修一 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP13512583A priority Critical patent/JPS6028553A/ja
Priority to US06/556,692 priority patent/US4552186A/en
Publication of JPS6028553A publication Critical patent/JPS6028553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は織機の経糸送出し装置に関し、特に経糸送出し
装置の誤動作を検出してトラブルを防止する装置に関す
る。
く背景技術) 一般のいわゆる積極的経糸送出し装置は、ワープビーム
から送出される経糸の張力が適正な許容範囲内に維持さ
れるようワープビームから送出される経糸を、バンクロ
ーラを経由させてから製織部へ導き、該バンクローラの
移動量により経糸の張力を検出し、その張力が許容範囲
より大きくなった時には、ワープビームを駆動する駆動
系に設けた変速機の減速比を小さくしてワープビームの
経糸送出し速度を増大させ、逆に経糸の張力が許容範囲
より小さくなった時には、該変速機の減速比を大きくし
てワープビームの経糸送出し速度を減少させ、経糸張力
を自動的に補正して、許容範囲内に保つようにしている
そしてワープビームの回転を経糸の張力により増速又は
減速するために使用される無段変速機は、実公昭51−
17332号公報に示されるように、入力軸に取付けら
れて回転する複数の偏心カムに夫々軸支された偏心軸と
、経糸張力の変化に応じて揺動中心位置が変わる複数の
制御腕とを夫々結合して、回転運動を経糸張力に応じて
そのストロークが増減する往復運動に変え、この往復運
動をフリーホイール機構(一方向クラッチ)を用いて一
方向のみ(正転のみ)の回転運動に変換し、この過程で
前記揺動中心位置に応じた変速比をもって減速して、出
力軸によりワープビームを駆動するようにしζいる。
ところが、かかる構成の変速機においては、前述のよう
に回転運動を一旦往復運動に変え、この往復運動を再び
回転連動に変えているため、織機の回転方向が正転であ
っても逆転であっても同じ作動を行い、出力軸即ちワー
プビームは正転する状態となる。
これがため、織疵が生じて織機を停止させた後、織機を
逆転させながら緯糸を抜いて織疵を修正する場合、巻取
り側のザーフェスローラは逆転するがワープビームは正
転するため、経糸が大きく弛緩するとともに、これがた
めバックローラの位置が変化することで減速比が大きく
変わってしまい、再始動に際し行う口合わせ作業、例え
ば経糸の張力を所定の値に調整する繁雑な作業を、その
たびに行う必要があった。
そこで、本出願人が先に特願昭57−210597号で
提案した経糸送出し装置では、変速機の出力回転の方向
を正逆切換手段により正転又は逆転に選択的に切換える
ことができるようにし、更に、織機の運転操作手段に関
連し、運転操作手段を正・逆に切換えたときに変速機の
正逆切換手段を正・逆に切換える装置を設けて、織機の
正転、逆転に一致して変速機の出力回転を正転、逆転さ
せることができるようにしている。
しかしながら、この経糸送出し装置にあっては、変速機
の出力回転が確実に切換えられたかどうかを検出する手
段が設けられていない構成となっていたため、前述の正
・逆に切換える装置が何らかの原因で作動しない場合は
、織機を正転させようどし°ζもワープビームが逆転し
たりして、経糸張力が異常に高くなり、多数の経糸が一
時に切断してしまうという重大な事故を生じ、また、前
述の正・逆に切換える装置の作動が遅れた場合も、この
遅れが許容範囲を越えると、経糸切断事故あるいは織布
上の重大な欠点につながるという問題点があった。
〈発明の目的〉 本発明は、炊上の問題点に鑑み、変速機の正逆切換手段
の娯動作を検出してトラブルを防止することを目的とす
る。
〈発明の構成〉 このため、本発明は、変速機の正逆切換手段の作動状態
を検出する作動状態検出手段と、該作動状態検出手段か
ら、織機の運転操作手段による織機作動後所定時間内に
、運転操作手段による切換に対応した正逆切換手段の作
動状態検出信号が発せられないときに、織機を停止させ
る織機停止手段とを設けたものである。
〈実施例〉 以下図面に従って実施例を説明する。
第1図において、1はm機のフレーム、2はワープビー
ムを示している。ワープビーム2には経糸yが巻付けら
れており、これより送出される経糸yは、誘導ローラ3
及びバックローラ4により転向されて綜絖5に導かれる
ようになっ°Cいる。
6はプレストビームである。
ここで、バックローラ4は、誘導ローラ3の枢軸7を中
心とする上向き支腕8の先端に保持されており、上向き
支腕8は、同じく枢軸7に軸支されたテンションレバー
9の上向き受動腕10に、経糸張力の周期的変動を吸収
すべく、圧縮スプリングを内蔵した緩衝装置11を介し
て接している。そして、テンションレバー9の遊端付近
と、フレームlに固定したブラケット12との間に、圧
縮スプリングを内蔵したばね装置(テンションスプリン
グ)13が設けられ、テンションレバー9を図で反時計
方向に付勢してバンクローラ4を介し経糸yに張力を付
与している。
ワープビーム2を駆動する駆動系について説明すると、
織機の主軸14にスプロケット15を固定し、チェーン
16を、スプロケット15と、変速機17の入力軸18
に固定したスプロケット19との間に巻掛けて、主軸1
4の回転を変速機17の入力軸18に伝える。
そして、変速[17の出力軸20に固定した歯車21を
減速機22の入力軸器に固定した歯車Uに噛合わせ、更
に減速機22の出力軸5に固定した歯車部をワープビー
ム2と一体の歯車27に噛合わせることにより、変速機
17及び減速機22を介してワープビーム2を駆動し、
経糸yを送出すのである。
変速機17について説明すると、その内部には、第4図
に示すように、入力軸18に固定されて回転する複数の
偏心カム28に夫々軸支された偏心輪画と、これらの偏
心輪29に夫々設けられたピン30に各一端を枢着し共
通軸31に各他端を枢着した制御腕32と、同じく偏心
輪29のピン30に各一端を枢着した伝動腕33とを備
え、入力軸18の回転が正転又は逆転のいずれであって
もこれに伴って制御腕32が共通軸31を支点として揺
動運動し、伝動腕33が往復運動する。これらの伝動腕
33は各他端においてピン34により夫々後述する受動
輪35に連結され、入力軸18の回転が受動輪35の往
復角運動に変換される。
ここで、前記共通軸31はケースに支持された軸36に
結合された軸受枠37に軸支されており、前記軸36に
は変速レバー3日が結合されている。従って、変速レバ
ー3日の操作位置により、共通軸31の位置、すなわち
制御11iiir32の揺動中心が変わり、その揺動方
向が変わって、伝動腕33の往復ストローク、すなわち
受動輪35の往復角運動量が変わるよ・うになっている
この変速レバー38は第1図に示すようにロッド39を
介して経糸張力の検出部のテンションレバー9に連結さ
れ、経糸張力の変化により操作されるようになっている
次に第5図及び第6図を参照し、変速機I7のケース4
0の両側壁に軸受41を介して軸支される出力軸20に
、後述する一方向クラッチを介して、夫々複数の受動輪
35が取付けられている。
一方向クラッチについて説明すると、出力軸20の外周
面に周方向に等間隔で複数の切欠溝42が形成され、こ
の切欠溝42と受動輪35の内周面との間にローラ招が
挿入されている。そして、出力軸器の外周面と受動輪3
5の内周面との間で各ローラ43間に位置させて弧状の
押動部材44が摺動自在に挿入され、押動部材44とロ
ーラ43との間にはスプリング45が介装されている。
ここで、押動部材44は、出力軸器に相対回転自在に支
持されて出力軸20の外周面と受動輪35の内周面との
間の空間を両側より覆うカバーリング弱、47のうち一
方に一体に形成されている。
そして、押動部材必及びカバーリング46.47はこれ
らを貫通ずる共通軸48により一体化され、この共通軸
48は出力軸四に相対回転自在に取付けられた切換リン
グ49に保持されている。
また、出力軸20の軸芯には摺動孔(資)が形成されて
おり、この摺動孔(資)には切換ロッド51を摺動自在
に突入させである。そして、切換ロッド51の突入端部
にはこれと直交する方向にピン52が植設されており、
このピン52は出力軸20の摺動孔間から外周面にかけ
て軸方向に長く形成した長孔53を貫通している。従っ
て、出力軸20と切換ロッド51とは回転方向には一体
である。また、このピン52は切換リング49に第8図
に示す如く斜めに形成した長孔54をも貫通しており、
切換ロッド51が軸方向に動くことにより切換リング4
9が出力軸20に対し相対回転するようになっている。
切換ロッド51の突出端部には円筒状ラック55が一体
に形成され、この円筒状ランク55にはケース関に支持
された軸57に結合されたピニオン58が噛合っており
、前記軸57には正逆切換レバー59が結合されている
。従って0、正逆切換レバー59の操作により切換ロッ
ド51の軸方向位置を変えることができる。尚、切換ロ
ッド51には軸方向3箇所にロック溝60.61.62
が形成され、出力軸20の側に設けた孔63にスプリン
グ64とロックポール65とが収納されている。これに
より、ロックボール65がロック溝60.61.、62
の1つに係合して切換ロッド51の軸方向位置が3位置
(正転、逆転、空転)となるようにしある。
従って、正逆切換レバー59を第5図で時計方向に操作
すると、ビニオン58及び円筒状ラック55を介して切
換ロット51が第5図で右方に移動し、1コツクボール
65がロック溝60に入ってロックされる。
すると、第8図でピン52が右方に移動し、斜めに形成
された長孔54を介して、切換リング49を出力軸20
に対し相対回転させる。すると、この切換リング49と
一体に共通軸48を介して押動部材44が出力軸20に
対し第6図の如く時計方向に相対回転し、これによりロ
ーラ43が同方向に押される。
この状態では、織機の主軸14の回転に件ない経糸張力
に関連して往復角運動する受動輪35の第6図で時計方
向への回動のみがローラ43を介して出力軸20に伝達
され、出力軸20は間欠的に第6図で時計方向に回転す
る。これが正転となる。
また、正逆切換レバー59を第5図で反時計方向に操作
すると、ビニオン58及び円筒状ラック55を介して切
換ロット51が第5図で左方に移動し、ロックボール6
5がロック溝62に入ってロックされる。
すると、第8図でピン52が左方に移動し、斜めに形成
された長孔54を介して、切換リング49を出力軸20
に対し相対回転させる。すると、この切換リング49と
一体に共通軸48を介して押動部材44が出力軸20に
対し第7図の如く反時計方向に相対回転し、これにより
ローラ43が同方向に押される。
この状態では、往復角運動する受動輪35の第7図で反
時計方向への回動のみがローラ43を介して出力軸20
に伝達され、出力軸2oは間欠的に第7図で反時計方向
に回転する。これが逆転となる。
尚、正逆切換レバー59が第5図の如く中間位置をとる
場合は、ビニオン58及び円筒状ラック55を介して切
換ロッド51も中間位置となり、口・7クボー /L/
 65 /’l<ロック溝61に入ってロックされる。
この場合、ピン52、切換リング49及び共通軸48を
介して押動部材44が第6図と第7図の中間位置となり
、これによりローラ43は切欠溝42の中央に位置して
遊びをもつ。したがって、往復角運動する受動輪35の
いずれの方向への回動も出力軸20には伝達されず、出
力軸20は回転しない。
これが空転となる。
以」二のようであって、この変速機17ば、入力が正転
又は逆転であっても出力が一方向の回転となり、その出
力の回転方向を正逆切換レバー59により正転又は逆転
に選択的に切換えることができ、変速比は縫糸張力の検
出部に関連して変化する。
ここで、織機の運転操作手段(第9図の回路中のスイッ
チ83〜8G)に関連し、運転操作手段を正・逆に切換
えたときに変速機17の正逆切換手段としての正逆切換
レバー59を正逆に切換える装置としては、第1図、第
2図及び第3図に示すように、複動型ニーアシリンダ6
6と、電磁式エア切換バルブ67とを設けである。
すなわち、変速機17の正逆切換レバー59の先端部に
エアシリンダ66のピストンロットG8を連結し、エア
シリンダ6Gの各圧力室へのエアの供給をエア切換ハル
ブロアによって切換えるようにしである。
エア切換バルブ67は、通電状態でエアシリンダ66の
下側の圧力室にエアを供給してピストンロンドロ8を上
動させることにより正逆切換レバー59を第3図で時計
方向、すなわち正転位置にセットし、非通電状態でエア
シリンダ66の上側の圧力室にエアを供給してピストン
ロンドロ8を下動させることにより正逆切換レバー59
を第3図で反時計方向、すなわち逆転位置にセントする
ようになっている。
また、正逆切換レバー59の作動状態を検出する作動状
態検出手段としては、正逆切換レバー59の先端部に固
着した鉄片69に対し、正逆切換レバー59の正転位置
で相対する近接スイッチ(L S F)70と、逆転位
置で相対する近接スイッチ(L S R)71とを設け
、これらを変速機17のケース40にブラケット72.
73を介して固定しである。これらの近接スイッチ70
.71は第9図の回路に組込まれる。
第9図には織機の主モータ74、ブレーキ75及びエア
切換バルブ67の制御回路を示す。
主モータ74は、電源に対しモータ正転用コンタクタ(
MF)76の接点76aとモータ逆転用コンタフタ(M
R)77の接点77aとを介して接続されている。
ブレーキ74は、電源に対しトランス78を介し更にブ
レーキ用コンタクタ(BR)79の接点79aを介して
接続されている。
エア切換バルブ67は、電源に対しトランス78を介し
更に切換バルブ用コンククタ(AV)80の接点80a
を介して接続されている。
その他、81は1−ランス、82はヒユーズ、83ば準
備スイッチ、84は運転スイッチ、85は正転インチン
ゲスイッチ、86は逆転インチンゲスイッチ、87ば停
止スイッチ、88は自己保持用コンタクタ(R1)、8
8aはその接点、89は自己保持用コンタクタ(R2)
、89aはその接点、9oは正転インチング用コンタク
タ(F) 、90a 〜90eはその接点、91はタイ
マー(TM)、91aばその接点である。また、76b
76cはモータ正転用コンタクタ76の接点、77b。
77cはモータ逆転用コンタクタ77の接点である。
次に作用を説明する。
織機を始動する際は、準備スイッチ83、運転スイッチ
84の順で閉結する。準備スイッチ83を閉結すると、
自己保持用コンタクタ88が作動してその接点88aが
閉結することにより、回路が自己保持され、同時に切換
バルブ用コンタクタ8oが作動し、その接点80aが閉
結して、エア切換バルブ67に通電される。これにより
、エアシリンダ66を介して変速機17の正逆切換レバ
ー59が正転位置に切換えられる。
次に運転スイッチ84を閉結すると、自己保持用コンタ
クタ89が作動してその接点89aが閉結することによ
り、回路が自己保持され、同時にモータ正転用コンタク
タ76が作動し、その接点76aが閉結して、主モータ
74が正転方向に駆動される。また同時に接点76cが
開放されるので、ブレーキ用コンタクタ79が非作動と
なってその接点79aが開放され、ブレーキ75が解除
される。これにより、織機が正転方向に運転される。
また、モータ正転用コンタクタ76の作動により接点7
6bが閉結されるが、このときまでに変速機17の正逆
切換レバー59が正転位置に切換えられていれば、近接
スイッチ70がオン、近接スイッチ71がオフになって
いるので、タイマー91は作動せず、タイマー接点91
aが開放されることはない。
接点76bが閉結された段階で未だ正逆切換レバー59
が正転位置に切換えられていなければ、近接スイッチ7
1が未だオンであるので、タイマー91が作動する。こ
のタイマー91は所定時間通電された後にタイマー接点
91aを開放するようになっている。したがって、その
所定時間内に正逆切換レバー59が正転位置に切換えら
れた場合は、近接スイッチ71がオフとなって、途中で
タイマー91への通電が断たれるから、タイマー接点9
1aが開放されることはない(第1O図か))。
これに対し、タイマー91の設定時間内に正逆切換レバ
ー59が正転位置に切換わらない場合は、タイマー接点
91aが一時的に開放され、切換バルブ用コンタクタ8
0、自己保持用コンタクタ88、モータ正転用コンタク
タ76、自己保持用コンタクタ89が非作動になる。こ
れにより、接点76aが開放されて、主モータ74が非
作動になると共に、接点76Cが閉結されて、ブレーキ
79が作動し、織機が停止される(第10図(B))。
したがって、タイマー91及び接点91aで切換誤動作
時の織機停止手段を構成している。
尚、織機の運転中に停止スイッチ87を開放した場合も
、タイマー接点91aが開放された場合と同様に織機が
停止される。
正転インチングを行う際は、正転インチンクスイソチ8
5を閉結する。正転イチングスイッチ85を閉結すると
、その間、正転インチング用コンタクタ90が作動し、
接点90aが閉結して切換バルブ用コンタクタ80が作
動すると共に、接点90cが閉結してモータ正転用コン
タクタ76が作動する。但し、接点90b、90dが開
放されるので、自己保持用コンタクタ羽、89は作動し
ない。切換バルブ用コンタクタ80の作動中、その接点
80aが閉結して、エア切換バルブ67に通電され、こ
れによりエアシリンダ66を介して変速機17の正逆切
換レバー59が正転位置に切換えられる。モータ正転用
コンタクタ76の作動中、その接点76aが閉結して、
主モータ74が正転方向に駆動される。但し、図示しな
い速度制御回路により緩速度で駆動される。また同時に
接点76Cが開放されるので、ブレーキ用コンタクタ7
9が非作動となってその接点79aが開放され、ブレー
キ75が解除される。
また、正転インチング用コンタクタ90の作動により接
点90 eが閉結され、タイマー91が作動する。
タイマー91の作動開始から設定時間内にエアシリンダ
66による正逆切換レバー59の正転位置への切換が行
われれば、近接スイッチ71がオフになるので、途中で
タイマー91への通電が断たれるから、タイマ−接点9
1aが開放されることばない(第11図)。
これに対し、タイマー91の設定時間内に正逆切換レバ
ー59が正転位置に切換ねらない場合は、タイマー接点
91aが一時的に開放され、切換バルブ用コンタクタ8
0及びモータ正転用コンタクタ76が非作動になる。こ
れにより、接点76aが開放されて、主モータ74が非
作動になると共に、接点76Cが閉結されて、ブレーキ
79が作動し、正転インチングの途中で停止される。
逆転インチングを行う際は、逆転インチンゲスイソチア
7を閉結する。逆転インチンゲスイソチア7を閉結する
と、その間、モータ逆転用コンタクタ77が作動し、接
点77aが閉結して、主モータ74が逆転方向に駆動さ
れる。この場合も緩速度で駆動される。また同時に接点
77Cが開放されるので、ブレーキ用コンタクタ79が
非作動となってその接点79aが開放され、ブレーキ7
5が解除される。尚、切換バルブ用コンタクタ80は作
動せず、接点80aは開放されたままで、エア切換バル
ブ67は非通電状態に保たれるから、変速機17の正逆
切換レバー59は逆転位置になる。
また、モータ逆転用コンタクタ77の作動により接点7
7bが閉結されるが、このとき近接スイッチ70がオフ
であればタイマー91は作動しない。そして、近接スイ
ッチ70がオンであって、タイマー91が作動したとし
ても、タイマー91の作動開始から設定時間内に正逆切
換レバー59が逆転位置となって近接スイッチ70がオ
フになれば、途中でタイマー91への通電が断たれるか
ら、タイマー接点91aが開放されることはない(第1
2図)。
これに対し、タイマー91の設定時間を経過しても正逆
切換レバー59が逆転位置にならない場合は、タイマー
接点91aが一時的に開放され、モータ逆転用コンタク
タ77が非作動になる。これにより、接点77aが開放
されて、主モータ74が非作動になると共に、接点77
cが閉結されて、ブレーキ75が作動し、逆転インチン
グの途中で停止される。
尚、これらの制御のためにコンピュータを用いてもよい
ことは言うまでもない。
第13図には他の実施例を示す。
この実施例は、前述のエアシリンダ66およびエア切換
バルブ67の代りに、図示しない電磁ソレノイドを用い
、電磁ソレノイドの可動鉄心をワイート92を介して変
速機17の正逆切換レバー59に連結し、電磁ソレノイ
ドのオン・オフで正逆切換レバー59を切換えるように
したものである。この場合、電磁ソレノイドの可動鉄心
と正逆切換レバー59とをワイヤ92を介して直結する
と、変速機17内の一方向クラッチの噛合いがかたい場
合、変速[17自体が破損する可能性があるので、緩衝
用のスプリング93.94を設けである。面、回路的に
は、第9図中のエア切換バルブ67の箇所に電磁ソノ/
ノイドを設ければよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、P&機の運転操作
手段の切換に対し変速機の正逆切換手段の作動が著しく
遅れた場合あるいは作動しなかった場合に正逆切換手段
の作動状態検出信号で織機を停止させるようにしたので
、経糸切断等の重大事故を未然に防止することができる
という効果が111られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図は本発明の一実施例を示し、第1図は
織機の全体図、第2図は変速機部分の正面図、第3図は
第2図の右側面図、第4図は変速機内部の正面図、第5
図は変速機内部の出力軸回りの側面断面図、第6図及び
第7図は作動状態別の第5図のVl−VI断面図、第8
図は第5図の■矢視図、第9図は制御回路の回路図、第
10図、第11図及び第12図は作動説明のためのタイ
ムチャー1・である。第13図は他の実施例を示す変速
機部分の側面図である。 2・・・ワープビーム 4・・・バックローラ9・・・
テンションレバー 11・・・緩衝装置I3・・・ばね
装置 I4・・・主軸 I7・・・変速機18・・・入
力軸 20・・・出力軸 5・・・減速機38・・・変
速レバー 59・・・正逆切換レバー66・・・複動型
エアシリンダ U・・・電磁式エア切換バルブ 69・
・・鉄片 70.71・・・近接スイッチ74:・・主
モータ 75・・・ブレーキ 76・・・モータ正転用
コンタクタ 77・・・モータ逆転用コンタクク79・
・・ブレーキ用コンタクタ 80・・・切換パルプ用コ
ンタクタ 83・・・準備スイッチ 84・・・運転ス
イッチ 85・・・正転インチンゲスイッチ86・・・
逆転インチングスイソチ 87・・・停止スイッチ 8
8.89・・・自己保持用コンタクタ 90・・・正転
インチング用コンタクタ 91・・・タイマー91a・
・・タイマー接点 特許出願人 日産自動車株式会社 第2図 67 第3図 第6図 1−づり 第7図 疑=−?

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入力が正転又は逆転であっても出力が一方向の回転とな
    り、その出力の回転方向を正逆切換手段(59)により
    正転又は逆転に選択的に切換えることができる変速機(
    17)の変速比を経糸張出の検出部に関連して変化させ
    るようにして、この変速機(17)の出力によりワープ
    ビーム(2)を駆動するようにする一方、織機の運転操
    作手段(83〜86)に関連し、該運転操作手段を正・
    逆に切換えたときに変速機(17)の正逆切換手段(5
    9)を正・逆に切換える装置(66、67)を設けた織
    機の経糸送出し装置において、変速機(■7)正逆切換
    手段(59)の作動状態を検出する作動状態検出手段(
    70,71)と、該作動状態検出手段(70,71)か
    ら、織機の運転操作手段(83〜86)による織機作動
    後期定時間内に、運転操作手段(83〜86)の切換に
    対応した正逆切換手段(59)の作動状態検出信号が発
    せられないときに、織機を停止させる織機停止手段(9
    1,918)とを設けたことを特徴とする織機の経糸送
    出し装置。
JP13512583A 1982-12-02 1983-07-26 織機の経糸送出し装置 Pending JPS6028553A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13512583A JPS6028553A (ja) 1983-07-26 1983-07-26 織機の経糸送出し装置
US06/556,692 US4552186A (en) 1982-12-02 1983-11-30 Warp let-off mechanism of weaving machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13512583A JPS6028553A (ja) 1983-07-26 1983-07-26 織機の経糸送出し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6028553A true JPS6028553A (ja) 1985-02-13

Family

ID=15144400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13512583A Pending JPS6028553A (ja) 1982-12-02 1983-07-26 織機の経糸送出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6028553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5891347A (en) * 1996-01-17 1999-04-06 Matsumoto Machine Mfg. Co., Ltd. Centrifugal filtration method and apparatus therefor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5891347A (en) * 1996-01-17 1999-04-06 Matsumoto Machine Mfg. Co., Ltd. Centrifugal filtration method and apparatus therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4973142B2 (ja) パイル織り織機における経糸張力制御装置
KR20060048337A (ko) 직기의 날실 송출 장치
EP0161012B1 (en) Shot seeking mechanism for weaving looms
JPH08232142A (ja) 織機の駆動装置
US4387579A (en) Brake for a warp knitting machine
US5479964A (en) Rotary dobby having connecting rod automatically disengagable from drive shaft
JPS6028553A (ja) 織機の経糸送出し装置
US4537226A (en) System for controlling warp let-off motion of weaving machine during machine downtime
JPS59137545A (ja) 織機
US5431195A (en) Control system for tuck-in selvedge forming devices in a terry loom
US5082029A (en) Loom arrangement for fabrics sensitive to weaving stop marks
JPS58132144A (ja) ドビ−および他の製織システムと関連したヒ口位置決め装置の改良
JPH0331817B2 (ja)
EP1600542A2 (en) Control device for textile weaving looms
US4552186A (en) Warp let-off mechanism of weaving machine
US3831637A (en) Device for controlling the heddles of the harness of a loom
JP2001192172A (ja) 繊維機械のパッケージフレームを旋回する装置
CN1776054B (zh) 布移动式毛圈织机的起毛圈部件的驱动装置
JPS59100747A (ja) 織機の経糸送出し装置
US3464458A (en) Method and apparatus for tensioning a slack weft thread
JPS62238846A (ja) 織機における経糸送り出し異常検出方法
KR830001259Y1 (ko) 직기의 구동장치
JPS5854047A (ja) 織機の寸動運転方法
JPS58149352A (ja) 織機の経糸送り出し装置
JPH0139729Y2 (ja)