JPS602854Y2 - 額縁懸吊金具 - Google Patents

額縁懸吊金具

Info

Publication number
JPS602854Y2
JPS602854Y2 JP8354781U JP8354781U JPS602854Y2 JP S602854 Y2 JPS602854 Y2 JP S602854Y2 JP 8354781 U JP8354781 U JP 8354781U JP 8354781 U JP8354781 U JP 8354781U JP S602854 Y2 JPS602854 Y2 JP S602854Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
picture frame
main body
rope
rotatable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8354781U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57194366U (ja
Inventor
正勝 神田
Original Assignee
株式会社名古屋画廊
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社名古屋画廊 filed Critical 株式会社名古屋画廊
Priority to JP8354781U priority Critical patent/JPS602854Y2/ja
Publication of JPS57194366U publication Critical patent/JPS57194366U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS602854Y2 publication Critical patent/JPS602854Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は額縁を懸吊するための懸吊金具に関するもの
である。
従来、この種の懸吊金具として、例えば特公昭53−3
297号公報には締付具と締付受具の間に壁面より吊下
された綱索を挿通し、前記締付具と前記締付受具を締着
するとともに前記綱索を挟着して前記締付具に固着され
た引掛手にて額縁を吊下するように構成した金具が開示
されているが、この金具の場合にはとくに、吊下される
額縁が大型となって重量が増大すると、前記挟着が不確
実となって前記金具が鋼索より滑脱し、かつ、挟着にて
前記綱索が著しく損傷される欠点があった。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、とくに大型の額縁を
確実に懸吊しうるとともに、額縁の懸吊位置を円滑に調
節しうる額縁懸吊金具を提供することである。
次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明すると
、額縁Gを壁面Wに懸吊するに際し、第1図に示すよう
に壁面Wに係止された吊索T1の下端部に連繋された本
例の懸吊金具Kには額縁Gを吊架するための吊架索T2
が掛装されて、額縁Gが壁面Wに対し上下位置の調節可
能に懸吊される。
1は懸吊金具にの本体であって、正面はぼ瓜実型のケー
ス体状に形成され、その上端部には挿通口2が開口され
る一方、その後面板1aには嵌合孔3が円形状に開設さ
れ、さらに、その側面板1bの図示左上部には操作窓4
が縦長状に開設されている。
5は本体1に内装される巻装部Sを軸装しかつ吊架索T
2を掛装するための支軸であって、本体1の中央部付近
に対し横状に嵌着され、その先端部5a付近は本体1外
に対し吊架索T2の掛止可能に突出されるとともに、先
端部5aにはほぼ円盤状の突片6が偏心状に突設され、
この突片6にはキャップ7が着脱可能に螺着されている
8は本体1の嵌合孔3内に嵌合され、かつ、支軸5の内
端部5bに可転軸支された回動盤であって、その図示上
端縁付近には取手9がこの回動盤8の回動操作可能に延
出されている。
10は回動盤8にビス11.11を介して並着され、か
つ、支軸5に対し回動盤8との共転可能に可転軸支され
た可転盤であって、その外周面には刃形状の粗面10a
が形成されるとともに、同外周部には断面はぼV型状の
巻装溝12が前記吊索T1の巻回可能に凹設され、吊索
T1の下端束部が係止されている。
13は支軸5を包囲してらせん状に巻回され、かつ、可
転盤10の外方に遊装されたぜんまいであって、その基
端部13aは支軸5に固止される一方、その外端部13
bは可転盤10の左側端縁付近に固止され、可転盤10
の巻装溝12に対し時計方向に巻回された吊索T1を解
舒したときには可転盤10がこのぜんまい13の弾発力
にて時計方向に付勢されて解舒した吊索T1の巻戻し可
能である。
14は操作窓4付近にて本体1の側面板1b内面と可転
盤10外周の粗面10aとの間に挟装されたほぼ側面三
角形状のくさび片であって、その外面にはつまみ15が
操作窓4を通じて外方に突出されるように植設され、こ
のつまみ15を手動操作してくさび片14を下動したと
きには可転盤10がくさび片14にて楔止されて吊索T
1が解舒される方向への可転盤10の回動、すなわち、
可転盤10の反時計方向への回動が規制される一方、つ
まみ15を介してくさび片13を上動したときには可転
盤10の楔止状態が解除されて可転盤10の回動が許容
され、吊索T1の伸縮可能である。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明
する。
さて、額縁Gを壁面に懸吊するときには、つまみ15を
介してくさび片14を上動操作して可転盤10の楔止状
態を解除し、吊索T1を可転盤10に巻回若しくは解舒
して所定位置に調節してから、くさび片14を下動して
可転盤10を楔止すると、懸吊金具Kを吊索T1に対し
上下位置の調節可能に係止しうるとともに、額縁Gの吊
架索T。
2を懸吊金具にの支軸5先端部5a付近に掛装すると、
懸吊金具Kを介して額縁Gを壁面Wに懸吊することかで
きる。
そして、可転盤10の回動が額縁6重量の負荷方向に対
して規制されるようにくさび片14にてビ可転盤10を
楔止したため、額縁10の懸吊位置を確実に固止するこ
とができ、とくに大型の額縁Gを懸吊したときにはくさ
び片14が本体1の側面板1bと可転盤10外周の粗面
10aとの間に対し強固に喰い込み、額縁Gの重量に対
応して可転盤10に対するくさび片14の楔止作用が増
強されて吊索T1に対する懸吊金具にの係止状態が確実
に固止され、吊索T1の滑脱を確実に排除しうる特長が
ある。
さらに、懸吊金具にの位置調節や所定位置係止に際し、
吊索T1には固止作用や係脱作用などがi直接に付加さ
れず、この固止作用等をくさび片14にて受承しうるた
め、吊索T1の損傷を排除しうるとともに、吊索T1を
可転盤10に巻回して吊索T1の吊下長を伸縮しうるた
め、額縁Gの懸吊位置を円滑に微動調節しうる効果があ
る。
また、吊索T1はくさび片14の上動操作と懸吊金具に
の下動操作にて可転盤10より解舒されて容易に伸長す
る一方、吊索T1はぜんまい13にて伸長状態より自動
的に退縮して可転盤10に巻回されるため、懸吊金具に
の吊装位置調節が容易となる効果がある。
すなわち、本考案は懸吊金具の本体1には額縁用の吊架
索T2を掛装するための支軸5を貫挿する一方、本体1
内には壁面に繋止される吊索T1を巻回するために支軸
5に対し遊転可能に嵌装された可転盤10と、この可転
盤10を常には吊索T1が巻戻される方向へ付勢するた
めのぜんまい13とを並設し、さらに、本体1には可転
盤10を本体1に対し解除可能に楔止して吊索T1が解
舒される方向への可転盤10の回動を規制するために可
転盤10に対置されたくさび片14を本体1外での係脱
操作可能に内設したことによって、額縁、とくに、大型
の額縁を確実に懸吊しうるため、額縁懸吊金具として極
めて実用的に優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は額縁の
懸吊状態を示す略体側面図、第2図は懸吊金具の縦断面
図、第3図は第2図のX−X線断面図、第4図は懸吊金
具の分解斜視図である。 1・・・・・・本体、10・・・・・・可転盤、G・・
・・・・額縁、S・・・・・・巻装部、T1・・・・・
・吊索、W・・・・・・壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 懸吊金具の本体1には額縁用の吊架索T2を掛装するた
    めの支軸5を貫挿する一方、本体1内には壁面に繋止さ
    れる吊索T1を巻回するために支軸5に対し遊転可能に
    嵌装された可転盤10と、この可転盤10を常には吊索
    T1が巻戻される方向へ付勢するためのぜんまい13と
    を並設し、さらに、本体1には可転盤10を本体1に対
    し解除可能に楔止して吊索T1が解舒される方向への可
    転盤10の回動を規制するために可転盤10に対置され
    たくさび片14を本体1外での係脱操作可能に内設した
    ことを特徴とする額縁懸吊金具。
JP8354781U 1981-06-04 1981-06-04 額縁懸吊金具 Expired JPS602854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354781U JPS602854Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04 額縁懸吊金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8354781U JPS602854Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04 額縁懸吊金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57194366U JPS57194366U (ja) 1982-12-09
JPS602854Y2 true JPS602854Y2 (ja) 1985-01-26

Family

ID=29878973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8354781U Expired JPS602854Y2 (ja) 1981-06-04 1981-06-04 額縁懸吊金具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602854Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60146464U (ja) * 1984-03-13 1985-09-28 株式会社 田島製作所 吊下具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57194366U (ja) 1982-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5806826A (en) Picture hanger
JP4176263B2 (ja) 固定金物
CA2847453A1 (en) Idle end for a roller blind
JPS602854Y2 (ja) 額縁懸吊金具
US3768767A (en) Adjustable hanger for brick wall
JPH0616125Y2 (ja) ロ−ルブラインドの昇降装置
JPH0720194U (ja) 物干し竿支持具
JP4177145B2 (ja) 吊下げ装置
JP4092009B2 (ja) 日よけケースを備えた日よけ
JP3034442U (ja) トイレットペーパーホルダー
JPH0336710Y2 (ja)
JP3086407B2 (ja) 映写幕装置
JPS61174097A (ja) ベツドの昇降装置
JPH077676Y2 (ja) 物品の壁面吊り下げ装置
JPH072533Y2 (ja) 映写スクリーン等のシート巻取装置
JPH019285Y2 (ja)
JPS6341515Y2 (ja)
JPS6133832Y2 (ja)
JPS6324782Y2 (ja)
JPH0610241Y2 (ja) 標 尺
JP3321737B2 (ja) 電車線用ドロッパー吊架装置
JPS6347902Y2 (ja)
JPS5844154Y2 (ja) リフティングマグネット用ケ−ブルのクランプ装置
JP3069515U (ja) 幕体開閉装置
JPH0725097Y2 (ja) 額縁用吊り紐金具