JPS5844154Y2 - リフティングマグネット用ケ−ブルのクランプ装置 - Google Patents
リフティングマグネット用ケ−ブルのクランプ装置Info
- Publication number
- JPS5844154Y2 JPS5844154Y2 JP10751778U JP10751778U JPS5844154Y2 JP S5844154 Y2 JPS5844154 Y2 JP S5844154Y2 JP 10751778 U JP10751778 U JP 10751778U JP 10751778 U JP10751778 U JP 10751778U JP S5844154 Y2 JPS5844154 Y2 JP S5844154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- supply cable
- lifting magnet
- cable
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はクレーン等に使用されるリフティングマグネ
ット用の給電ケーブルの端部を、クレーンフック部に固
定するクランプ装置に関する。
ット用の給電ケーブルの端部を、クレーンフック部に固
定するクランプ装置に関する。
従来よりクレーン等において鉄板荷役等を行う場合に使
用されるリフティングマグネットの給電ケーブルを、リ
フティングマグネットの使用時はコンセントが抜けない
ように、又不使用時には給電ケーブルが他のクレーン作
業の邪魔にならないように、夫々所定の位置にクランプ
することが行われているが、本考案はこのクランプ装置
の改良に関するもので、簡単にして確実にクランプし得
る装置を得たものである。
用されるリフティングマグネットの給電ケーブルを、リ
フティングマグネットの使用時はコンセントが抜けない
ように、又不使用時には給電ケーブルが他のクレーン作
業の邪魔にならないように、夫々所定の位置にクランプ
することが行われているが、本考案はこのクランプ装置
の改良に関するもので、簡単にして確実にクランプし得
る装置を得たものである。
以下図面に示した実施例によって説明する。
図において1はリフティングマグネット用の給電ケーブ
ルでトルクモータ等を内蔵し、自動巻取力を有する巻取
装置2に巻回されており、その端部にはコンセント12
が固着されている。
ルでトルクモータ等を内蔵し、自動巻取力を有する巻取
装置2に巻回されており、その端部にはコンセント12
が固着されている。
そしてこの給電ケーブル1は後述する通り、フックカバ
ー10のケーブル取付板11の位置において自在にクラ
ンプされているので、その端部のコンセント12はフッ
ク9と同じに巻き上げ、巻き下げの動作がされるように
なっている。
ー10のケーブル取付板11の位置において自在にクラ
ンプされているので、その端部のコンセント12はフッ
ク9と同じに巻き上げ、巻き下げの動作がされるように
なっている。
13はクランプ装置の支持枠でガイドローラ3、爪6が
ガイドローラ軸16と爪軸17によって軸支されている
。
ガイドローラ軸16と爪軸17によって軸支されている
。
又、前記ガイドローラに対向して配置される調整ローラ
4もガイドローラ3に向う長穴を介して調整ローラ軸1
5によって軸支されており、さらに調整ローラ支持軸1
5を一端に嵌挿する調整ローラ支持枠18が、調整ボル
ト8によって支持枠13に取付けられている。
4もガイドローラ3に向う長穴を介して調整ローラ軸1
5によって軸支されており、さらに調整ローラ支持軸1
5を一端に嵌挿する調整ローラ支持枠18が、調整ボル
ト8によって支持枠13に取付けられている。
給電ケーブル1はガイドローラ3と調整ローラ4との間
に通され、調整ボルト8の締付によって両ローラ3゜4
間に挾持される。
に通され、調整ボルト8の締付によって両ローラ3゜4
間に挾持される。
なお支持枠13の調整ローラ軸15の貫通部は長穴とな
っているので、その幅内においてガイドローラ3と調整
ローラ4との間隔を調整し得゛る。
っているので、その幅内においてガイドローラ3と調整
ローラ4との間隔を調整し得゛る。
つぎに5は給電ケーブル繰出し回転後方側の半径が漸減
的に小さくなり、且つ漸減した末端部には切り欠き7が
形成された円板であって、ガイドローラ3の側部に一体
的に固定されており、この切り欠き7には爪6が自身の
自重による回動によって係止されるようになっている。
的に小さくなり、且つ漸減した末端部には切り欠き7が
形成された円板であって、ガイドローラ3の側部に一体
的に固定されており、この切り欠き7には爪6が自身の
自重による回動によって係止されるようになっている。
14は取付金具であって支持枠13をケーブル取付板1
1に固定できるようになっている。
1に固定できるようになっている。
以上のように構成された本考案によれば、フック9にリ
フティングマグネットを吊持して使用する場合、給電ケ
ーブル1を巻取装置2より所要長さ引き出して、コンセ
ント12をリフティングマグネットの電源部(図示せず
)に接続し、前記したようにコンセント12が抜けない
ように所定位置で給電ケーブル1を固定することへなる
が、この場合給電ケーブル1を下方に引く、ことによっ
てガイドローラ3は時計方向(矢印A方向)に回転し、
爪6は円板5の切り欠き7から開放され、′調整ローラ
4と共に自由に回転するので支障なく引き出すことがで
きる。
フティングマグネットを吊持して使用する場合、給電ケ
ーブル1を巻取装置2より所要長さ引き出して、コンセ
ント12をリフティングマグネットの電源部(図示せず
)に接続し、前記したようにコンセント12が抜けない
ように所定位置で給電ケーブル1を固定することへなる
が、この場合給電ケーブル1を下方に引く、ことによっ
てガイドローラ3は時計方向(矢印A方向)に回転し、
爪6は円板5の切り欠き7から開放され、′調整ローラ
4と共に自由に回転するので支障なく引き出すことがで
きる。
給電ケーブル1の引き出し長さが必要とする長さに達し
たとき引き出しをやめ、ゆっくりと若干の長さ巻き上げ
の方向に戻すと(巻取装置2の自動巻取力による)給電
ケーブル1は絶えず巻取装置2によって引張られている
ので引き出しの力を弛めれば簡単に戻すことができる。
たとき引き出しをやめ、ゆっくりと若干の長さ巻き上げ
の方向に戻すと(巻取装置2の自動巻取力による)給電
ケーブル1は絶えず巻取装置2によって引張られている
ので引き出しの力を弛めれば簡単に戻すことができる。
この給電ケーブル1の戻しによってガイドローラ3は反
時計方向(矢印B)に回転するが、これによって同時に
円板5も同方向に回転し、円板5の切り欠きTに爪6が
その自重によって係止され、ガイドローラ3は回転拘束
される。
時計方向(矢印B)に回転するが、これによって同時に
円板5も同方向に回転し、円板5の切り欠きTに爪6が
その自重によって係止され、ガイドローラ3は回転拘束
される。
給電ケーブル1はガイドローラ3と調整ローラ4の間に
挾持されているので、ガイドローラ30回転が停止する
と給電ケーブル1は完全にクランプされる。
挾持されているので、ガイドローラ30回転が停止する
と給電ケーブル1は完全にクランプされる。
荷役作業が終了しリフティングマグネットを取り外し、
給電ケーブル1をもとに復する場合には一旦給電ケーブ
ル1を引き出すようにして、爪6を円板5の切り火き7
より外した後給電ケーブル1を手離すと、巻取装置2の
自動巻取力で巻き取られもとに戻すことができる。
給電ケーブル1をもとに復する場合には一旦給電ケーブ
ル1を引き出すようにして、爪6を円板5の切り火き7
より外した後給電ケーブル1を手離すと、巻取装置2の
自動巻取力で巻き取られもとに戻すことができる。
すなわち急速な給電ケーブル10巻き取りにより、円板
5は反時計方向(矢印B)に急速回転し、円板周面に自
動付勢接当されている爪6は半径が周期的に漸増する円
板5によって離反されて切り欠き7を飛び越えることに
なり、ガイドローラ3は自由に回転できることになる。
5は反時計方向(矢印B)に急速回転し、円板周面に自
動付勢接当されている爪6は半径が周期的に漸増する円
板5によって離反されて切り欠き7を飛び越えることに
なり、ガイドローラ3は自由に回転できることになる。
従って給電ケーブル1は簡単にもとに戻すことができる
。
。
なお図示のごとくケーブル取付板11にコンセント受け
を設けてコンセント12が、該コンセント受に係合して
停止するようにしても、あるいはコンセント12が所定
の停止位置に来たとき、給電ケーブル1の戻し速度を緩
めることによって再度完全にクランプするようにしても
よい。
を設けてコンセント12が、該コンセント受に係合して
停止するようにしても、あるいはコンセント12が所定
の停止位置に来たとき、給電ケーブル1の戻し速度を緩
めることによって再度完全にクランプするようにしても
よい。
又ガイドローラ3と調整ローラ4によつで給電ケーブル
1は挾持されているが、その挟持力の調整は調整ボルト
8によって行うことができるので、給電ケーブル1を損
傷することなく、かつ弛むことのない挾持力を保つこと
ができる。
1は挾持されているが、その挟持力の調整は調整ボルト
8によって行うことができるので、給電ケーブル1を損
傷することなく、かつ弛むことのない挾持力を保つこと
ができる。
本考案は以上詳述したようにガイドローラと調整ローラ
によって給電ケーブルを挾持し、ガイドローラに一体的
に固定した円板に、漸減的半径を持ち、且つ、切り欠き
を形成したので、爪の切り欠きへの係脱をガイドローラ
の正逆転によって操作でき、従来、ボルトの締付等によ
って行っていたクランプ装置を簡単にして、短時間に片
手操作によって着脱自在に固定ができ、しかも給電ケー
ブルを傷めることもなく、長期間の寿命に耐えうるリフ
ティングマグネット用の給電ケーブルのクランプ装置を
得たものである。
によって給電ケーブルを挾持し、ガイドローラに一体的
に固定した円板に、漸減的半径を持ち、且つ、切り欠き
を形成したので、爪の切り欠きへの係脱をガイドローラ
の正逆転によって操作でき、従来、ボルトの締付等によ
って行っていたクランプ装置を簡単にして、短時間に片
手操作によって着脱自在に固定ができ、しかも給電ケー
ブルを傷めることもなく、長期間の寿命に耐えうるリフ
ティングマグネット用の給電ケーブルのクランプ装置を
得たものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は全体概略
側面図、第2図は第1図■〜■線に沿う本案クランプ装
置の拡大正断面図、第3図は本案クランプ装置の拡大平
面図を示す。 1・・・・・・給電ケーブル、2・・・・・・巻取装置
、3・・・・・・ガイドローラ、4・・・・・・調整ロ
ーラ、5・・・・・・円板、ε・・・・・・爪、7・・
・・・・切り欠き、8・・・・・・調整ボルト、9・・
・・・・フック、11・・・・・・ケーブル取付板、1
2・・・・・・コンセント、13・・・・・・支持枠、
18・・・・・・調整ローラ支持枠。
側面図、第2図は第1図■〜■線に沿う本案クランプ装
置の拡大正断面図、第3図は本案クランプ装置の拡大平
面図を示す。 1・・・・・・給電ケーブル、2・・・・・・巻取装置
、3・・・・・・ガイドローラ、4・・・・・・調整ロ
ーラ、5・・・・・・円板、ε・・・・・・爪、7・・
・・・・切り欠き、8・・・・・・調整ボルト、9・・
・・・・フック、11・・・・・・ケーブル取付板、1
2・・・・・・コンセント、13・・・・・・支持枠、
18・・・・・・調整ローラ支持枠。
Claims (1)
- ケーブルを挾持して回転する対向配置された1対のロー
ラの一方((、他方のローラに向って摺動可能な調整機
構を取付け、他方のローラにはケーブル繰出し回転後方
側の半径を漸減的に小さくし、且つ一部に切り欠き部を
持った円板を固定すると共に、この切り欠き部に係合す
る回動自在の爪を付設したことを特徴とするリフティン
グマグネット用ケーブルのクランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10751778U JPS5844154Y2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | リフティングマグネット用ケ−ブルのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10751778U JPS5844154Y2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | リフティングマグネット用ケ−ブルのクランプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5527204U JPS5527204U (ja) | 1980-02-21 |
JPS5844154Y2 true JPS5844154Y2 (ja) | 1983-10-06 |
Family
ID=29051699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10751778U Expired JPS5844154Y2 (ja) | 1978-08-07 | 1978-08-07 | リフティングマグネット用ケ−ブルのクランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844154Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6086033U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | 日本カーボン株式会社 | 天井走行クレ−ンのバケツト開閉器に接続する電源ケ−ブルを案内する電源ケ−ブル案内装置 |
JP2014233762A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-15 | 旭化成せんい株式会社 | 伸縮性伝送路付機器 |
-
1978
- 1978-08-07 JP JP10751778U patent/JPS5844154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5527204U (ja) | 1980-02-21 |
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