JPH0455006Y2 - - Google Patents

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JPH0455006Y2
JPH0455006Y2 JP3724789U JP3724789U JPH0455006Y2 JP H0455006 Y2 JPH0455006 Y2 JP H0455006Y2 JP 3724789 U JP3724789 U JP 3724789U JP 3724789 U JP3724789 U JP 3724789U JP H0455006 Y2 JPH0455006 Y2 JP H0455006Y2
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bearing plate
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hose
cap
reel
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  • Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はエアー供給用ホースなどのホース類や
電気コードなどのコード類を巻装するリール装置
に関するものである。
従来の技術 従来、例えばエアー供給用ホースを巻装するリ
ール装置にあつては、機器の軽量化、低価格化を
図るために巻装部ならびにそれを包む本体部は合
成樹脂を材料として作られている。第4図および
第5図に従来例を示し、以下図面に基づいて説明
すると、合成樹脂製の本体部1の内部にホース2
を巻装するリール部(図示せず)が回動自在に収
納され、このリール部に巻装されたホース2を本
体部1に形成された引き出し口3より必要長さ引
き出せるようになつている。前記本体部1にはホ
ース2を引き出した状態で止めるストツパーなら
びにこのストツパーを解除しホース2を巻き取る
方向にリール部を回動させる付勢手段などが内蔵
されている。ところで、前記本体部1は2分割可
能な左右の円板状カバー4,5を組み合わせるこ
とにより構成され、一方のカバー4の外周には互
いに平行な一対の連結用の板部6,6が一体に設
けられ、この一対の板部6,6間に連結金具7を
位置させ、連結金合7の両端を板部6,6に対し
ボルト8により固定している。そこでリール装置
は例えば天井9や壁面に対し、天井9や壁面にビ
ス止めされた取付金具10に連結金具7を連結さ
せて固定され、斯かる状態において本体部1の引
き出し口3からホース2を引き出して使用される
ものである。
考案が解決しようとする課題 上記のようにリール装置を天井9に取り付けた
状態において、第5図実線で示すようにホース2
をリール装置の真下で引き出すときはホース2の
引き出しをスムーズに行なえるが、第5図二点鎖
線で示すようにリール装置の下方ではあるが左右
の何れかに片寄つた位置でホース2を引き出そう
とするとき、ホース2が引き出し口3の縁部に当
接してその部分で摩擦抵抗が生じ、ホース2の引
き出しをスムーズに行なうことができなかつた。
また、仮にリール装置の左右の何れかに片寄つた
位置でホース2を引き出したとして、その状態か
らホース2を本体部1に巻き取るとき、ホース2
はリール部の一側部に片寄つた状態で巻き取ら
れ、巻径が異常に大きくなつて本体部1の内周面
に当接するなどしてホース2を完全に巻き取るこ
とができないばかりか、その状態からのホース2
の引き出しにも支障を来たすなどの問題があつ
た。この問題を解決するために本体部1を前記連
結金具7に対して水平軸芯の周りで回転自在に支
持することが考えられるが、本体部1は合成樹脂
製であることから本体部1を天井9に吊り下げた
状態でかつ回転に耐える強度を持たせることは安
全性の面から不可能で、前記板部6,6の破損延
いてはリール装置の落下の危険性があつた。
本考案はこのような課題を解決するもので、合
成樹脂製の本体部を用いても軸受板部に強度を持
たせて回転できるようにし、万が一軸受板部が破
損しても落下を防止し安全性を高めたリール装置
を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本考案は、ホースあ
るいはコードを巻装するリール部を内蔵する合成
樹脂製の本体部の外周上に一対の軸受板部を一体
に設け、天井あるいは壁面などに固定される連結
金具の両端の板部を前記軸受板部に当接させると
ともに連結金具の板部および軸受板部にそれぞれ
形成させた孔部を互いに合致させて回転用の軸を
挿通し、さらに前記軸受板部は金属製のキヤツプ
で覆われ、このキヤツプに形成した爪部を前記軸
受板部の回転中心となる孔部より本体側に近い位
置で軸受板部に係止させたものである。
作 用 この構成により、合成樹脂製の本体部を用いて
も軸受板部は金属製のキヤツプで覆われて補強さ
れた状態にあるので、ホースやコードなどの引き
出し方向に引き出し口を向かせるように本体部を
回転させるようにしてもその回転に耐える強度を
持たせることができ、その結果、ホースやコード
などの引き出し、巻き取り作業をスムーズに行な
うことができる。なお、万が一軸受板部に割れが
発生しても、キヤツプの爪部が軸受板部の回転中
心となる孔部より本体側に近い位置で軸受板部に
係止していることから、この係止部で本体部は支
えられ落下が防止される。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第1図〜第3図において、2分割可能な左右の
円板状カバー11,12を組み合わせて構成され
る合成樹脂製の本体部13の内部にはエアー供給
用のホース14を巻装するリール部(図示せず)
が回動自在に収納されている。また、本体部13
にはホース14を引き出す引き出し口15が形成
されているとともにホース14を引き出した状態
で止めるストツパーならびにこのストツパーを解
除しホース14を巻き取る方向にリール部を回動
させる付勢手段などが内蔵されている。ところ
で、前記本体部13を構成するカバー11,12
の内、一方のカバー11には外周に互いに平行な
一対の軸受板部16,16が一体に設けられ、こ
の一対の軸受板部16,16間に連結金具17を
位置させ、この連結金具17の両端と軸受板部1
6,16を連結している。
さらに詳しく述べると、連結金具17の両端の
板部18,18にはそれぞれ中心線上に位置する
円形の孔部19が形成され、この各板部18,1
8に接する前記軸受板部16,16にはそれぞれ
中心線上に位置して前記孔部19に合致する円形
の孔部20が形成されている。また、前記各軸受
板部16,16は外側から金属製のキヤツプ2
1,21で覆われ、このキヤツプ21,21には
それぞれ軸受板部16,16の孔部20,20に
合致する孔部22,22が形成されている。キヤ
ツプ21は軸受板部16の外面にほぼ密着するよ
うに被さり、軸受板部16に形成された凹部23
に係止する爪部21aを備えている。凹部23は
前記孔部20の位置に比べて軸受板部16の先端
から離れた位置にある。このように構成された連
結金具17と軸受板部16とキヤツプ21は、軸
受板部16にキヤツプ21を被せて前記凹部23
に爪部21aを係止させた状態にし、かつ一対の
軸受板部16,16間に連結金具17を位置させ
て各軸受板部16,16に連結金具17の両端の
板部18,18を当接させておき、前記孔部1
9,20,22に回転枢支用の軸24を挿通し、
この軸24の両端をキヤツプ21の孔22からの
抜け止め支持することにより結合されている。な
お、キヤツプ21は軸受板部16に被さつた状態
で図面に示すようにビス25にて軸受板部16に
固定されるか、あるいは軸受板部16に対して接
着剤などで固定される。
上記構成のリール装置は天井26あるいは壁面
に対し、予じめ固定される取付金具27に連結金
具17の両端板部18,18間の板部28を当接
させ、斯かる状態でボルト29およびナツト30
で連結固定されるものである。
第3図に示すようにリール装置を天井26に吊
り下げた状態において、本体部13は前記連結金
具17に対し軸24の周りで回転自在であること
から、第3図二点鎖線で示すようにリール装置の
下方ではあるが、左右の何れかに片寄つた位置で
引き出し口15からホース14を引き出すときホ
ース14の引き出し方向に引き出し口15が向く
ように本体部13が軸24の周りで回転し、ホー
ス14の引き出しをスムーズに行なうことができ
る。また、このように引き出されたホース14を
本体部13に巻き取つて収納するときはホース1
4が巻き取り方向に向いていることによりリール
部に均一に巻き取ることができる。ところで、本
体部13は軸24の周りで回転自在であるが、軸
受板部16の孔部20に回転時に大きな負担がか
かり、それにより軸受板部16の割れの心配があ
る。そこで本実施例では軸受板部16に外面にほ
ぼ密着するようにキヤツプ21を被せてあること
により、軸受板部16の強度アツプを図り、割れ
を防止している。なお、万が一軸受板部16に割
れが発生した場合、前述のように軸受板部16の
凹部23にキヤツプ21の爪部21aが係止して
いることから、この係止部で本体部13は支えら
れ、落下が防止される。
なお、実施例ではキヤツプ21の爪部21aを
軸受板部16に形成された凹部23に係止させて
いるが、軸受板部16は一方のカバー11に設け
られていることから、この軸受板部16と他方の
カバー12の外周面との間に隙間を形成すること
ができ、この隙間より爪部21aを差し込んで軸
受板部16に係止させるようにしても良い。
考案の効果 以上のように本考案によれば、合成樹脂製の本
体部を用いても軸受板部は金属製のキヤツプで覆
われて補強された状態にあるので、ホースやコー
ドなどの引き出し方向に引き出し口を向かせるよ
うに本体部を回転させるようにしてもその回転に
耐える強度を持たせることができ、その結果、ホ
ースやコードなどの引き出し、巻き取り作業をス
ムーズに行なうことができる。なお、万が一軸受
板部に割れが発生しても、キヤツプの爪部が軸受
板部の回転中心となる孔部より本体側に近い位置
で軸受板部に係止していることから、この係止部
で本体部は支えられ、落下が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図はリール装置の全体分解斜視図、第2
図はリール装置を天井に取り付けた状態を示す斜
視図、第3図はホース引き出し状態を示す概略
図、第4図および第5図は従来例を示し、第4図
はリール装置を天井に取り付けた状態を示す斜視
図、第5図はホース引き出し状態を示す概略図で
ある。 11,12……円板状カバー、13……本体
部、14……ホース、15……引き出し口、16
……軸受板部、17……連結金具、18……板
部、19,20……孔部、21……キヤツプ、2
1a……爪、22……孔部、23……凹部、24
……軸、26……天井、27……取付金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホースあるいはコードを巻装するリール部を内
    蔵する合成樹脂製の本体部の外周上に一対の軸受
    板部を一体に設け、天井あるいは壁面などに固定
    される連結金具の両端の板部を前記軸受板部に当
    接させるとともに連結金具の板部および軸受板部
    にそれぞれ形成させた孔部を互いに合致させて回
    転用の軸を挿通し、さらに前記軸受板部は金属製
    のキヤツプで覆われ、このキヤツプに形成した爪
    部を前記軸受板部の回転中心となる孔部より本体
    側に近い位置で軸受板部に係止させたリール装
    置。
JP3724789U 1989-03-29 1989-03-29 Expired JPH0455006Y2 (ja)

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JP3724789U JPH0455006Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29

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JP3724789U JPH0455006Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29

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JPH02127668U JPH02127668U (ja) 1990-10-22
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JP4515033B2 (ja) * 2003-02-14 2010-07-28 アイリスオーヤマ株式会社 ホースリール
JP6162515B2 (ja) * 2013-07-16 2017-07-12 株式会社リーレックス 巻取装置

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JPH02127668U (ja) 1990-10-22

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