JPS6028375B2 - 巻鉄心製造装置 - Google Patents

巻鉄心製造装置

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JPS6028375B2
JPS6028375B2 JP10547078A JP10547078A JPS6028375B2 JP S6028375 B2 JPS6028375 B2 JP S6028375B2 JP 10547078 A JP10547078 A JP 10547078A JP 10547078 A JP10547078 A JP 10547078A JP S6028375 B2 JPS6028375 B2 JP S6028375B2
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JP
Japan
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wound core
pair
steel plate
strips
wound
Prior art date
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Expired
Application number
JP10547078A
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English (en)
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JPS5534405A (en
Inventor
邦雄 倉茂
二三男 福島
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SHOWA DENSEN SHOJI KK
Original Assignee
SHOWA DENSEN SHOJI KK
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Publication date
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は変圧器における巻鉄心の製造装置に関する。
従来技術 従釆、変圧器の鉄心(コア)として、磁気特性の優れた
帯材をリング状に巻いた形の巻鉄心が広く用いられてい
る。
この巻鉄′D‘こ対する巻線を行うに際して、巻鉄′○
を分割し巻線を施こしてから再び接合するといういわゆ
るカットコア形式がある。このカットコア形式は、カッ
ト面における磁気特性の劣化を伴い、また製造価格が高
い等の事情があるために、コイルボビンを備えた巻鉄心
が提案されている。このものは、第1図に示すように、
あらかじめ2つに分割してある円筒状のコイルボビン2
を圧援面3において圧接し、このコイルボビン2を矩形
断面の巻鉄心1に対して回転させることにより、コイル
ボビン2に巻線(図示せず)を施こすようにしてある。
しかしながら、このものは、矩形断面の巻鉄心1とコイ
ルボビン2との間に存在する空隙4のために実効透磁率
が低く、かつ磁束が小さく、これを補完するために巻鉄
心1を大型化しなければならず、また、巻鉄心1の断面
形状が矩形であるためにコイルボビン2が回転し‘こく
く作業性が低い等の欠点がある。上述の欠点を排除する
ものとして巻鉄心とコイルボビンとの間の間隙を小さく
したものが知られている(参照:特開昭52−5881
8号公報)。つまり、第2図に示すように、帯板を巻回
してなる巻鉄心11は円形の断面形状をなしている。こ
の巻鉄心11に対して、あらかじめ2つに分割されてい
る円筒状のコイルボビン2が圧懐面3において圧接され
、この場合、コイルボビン2と巻鉄心11との間の空隙
4′はコイルボビン2が回転可能である範囲においてで
きる限り小さく設定してある。すなわち、同一のコイル
ボビン2を使用した場合に、第1図に比べて第2図の巻
鉄心の断面積は、ほぼ1針音であって、これより巻鉄心
11の磁束も増加する。このように、巻鉄心とコイルボ
ビンとの間の空隙の減少による実効透磁率の増大、およ
び巻鉄心自身の断面積の増加による磁束の増加により優
れた磁気特性が得られる。第3図は第2図の巻鉄心を展
開して得られる帯材の平面図である。
実線に示すように帯材12の幅は第2図の巻鉄心11の
内側に対応して始めは小さく、次第に増加して巻鉄心1
1の中央部に対応する巻鉄心11の直径dとなり、さら
に巻鉄心11の外側に対応して再び小さくなる。この帯
板12の形状を決定するための一方法として、点線に示
す形状をあらかじめ計算し、実線に示す形状はこの点線
に示す形状に外接するように定める。たとえば、巻鉄心
の平面図が第4図Aに示すような円形の場合には、巻鉄
心11′の内側から1周目の帯材は、長さ:1,=2汀
R十mt 幅:W,=2ノr2−(r−t)2 であり、第k周目の帯材は、 長さ:lk=2のR+k汀t… (1}であ
る。
ただし、R,r,Nは、それぞれ、巻鉄心11′の内径
、円形断面半径、巻数を示し、tは帯材12の厚さを示
す。これに対し、巻鉄心の平面図が第4図Bに示すよう
な矩形の場合には、m式は・lk=な十2(k−1)t
… 0}′となる。
ただし、Lは巻鉄心11″の内周の長さを示す。このよ
うにして、第3図の点線に示す形状をあらかじめ形定し
てから、これにもとづき実線に示す形状の帯材12を得
ることができる。発明の目的本発明の目的は、第3図に
示す帯材を1つの鋼材から効率的に得ることができる巻
鉄心製造装置を提供することにある。
発明の構成 上述の目的を達成するために本発明によれば、1枚の磁
性材料よりなる鋼板を準備し、該鋼板の長さ方向におい
て複数の帯材を並列に所定曲線に従って切断し、さらに
前記帯村の幅の1′2相当分だけずらして複数の帯材を
並列に前記所定曲線に従って切断し、以後も同機な切断
を繰返し、前記所定曲線が前記帯村を巻回したときにそ
の断面が略円形の巻鉄心にし得るように決定された巻鉄
心を製造するための装置において、複数の回転ローラ歯
が等間隔に配列された第1のスライドシャフト対、該第
1のスライドシャフト対を駆動する第1の駆動装置、複
数の回転ローラ歯が前記間隔と等しく配列された第2の
スライドシャフト対、該第2のスライドシャフト対を駆
動する第2の駆動装置を具備し、前記第1、第2のスラ
イドシャフト対間に前記鋼板を通過させる際に前記第1
、第2の駆動装置により前記各第1、第2のスライドシ
ャフト対を前記所定曲線に従って移動させるようにした
ことを特徴とする巻鉄心製造装置が提供される。
実施例 以下本発明の実施例を説明する。
第5図は本発明と比較するための第3図の帯材の切断状
態の一例を示す鋼板の平面図である。
鋼板13の長さ方向において、並列な複数の帯材12を
切断し、その後、再び並列な複数の帯材12を切断し、
以後も、このような切断が繰返される。しかしながら、
第5図においては、斜線部に示すように、帯材12の切
断後に廃棄される損失部分が大きく、実際の巻鉄心の製
造には不利である。第6図および第7図は本発明に係る
巻鉄心製造装置によって切断された帯村の切断状態を示
す鋼板の平面図である。
つまり、本発明においては、第2図、第3図および第5
図における鉄心断面は円形として記述されているが、必
ずしも厳密な円形でなくても巻鉄心とコイルボビンとの
間の空隙を十分小さくできることに着目した。つまり、
第6図および第7図に示す帯材12′および12″は巻
回すると円形にきわめて近い形状および実質的に円形と
みることができる。第6図および第7図では、鋼板の長
さ方向において4つの並列の帯村12′(もしくは12
″)を切断し、その隣りに、帯材12′(もしくは12
″)の幅の1′2相当分だけずらして3つの並列の帯材
12′(もしくは12″)を切断している。従って、斜
線部で示す損失部分は第6図の場合に比較して著しく少
なくなる。第8図は本発明に係る者鉄心製造装置の一実
施例であって、第6図および第7図の切断を行うための
ドライブスリッタ装置の側面図である。
第8図において、回転ローラ歯25,35と回転ローラ
歯25′,35′とが上下に対応して配置され、これら
はスライドシャフト24,24′,34,34′によっ
て回転される。回転ローラ歯25,35と回転ローラ歯
25′,35′との間には切断される鋼板13が第8図
の左方から挿入され、切断後に右方に送出される。なお
、各ローラドラィブ用支持腕23,23′,33,33
′はそれぞれ回転ローラ歯25,25′,35,35′
の位置を保持するためのものであって、ドライブ駆動軸
22,22′,32,32′に固定されている。また、
上下ローラ接続板21および31は、ドライブ駆動軸2
2,32とドライブ駆動軸22′,32′とを連結接続
するためのものであって、これにより、上側の回転ロー
ラ歯と下側の回転。ーフ歯との対応が保持される。以下
、平面図を用いて詳細に説明する。第9図は第8図のド
ライブスリツタ装置の平面図である。
複数の等間隔に配置された回転ローフ歯25,25′(
第8図)と同数の等間隔に配置された回転ローラ歯35
,35′(第8図)とが2段に組合され、これら2組の
回転ローラ歯は別々に左右に移動するように制御される
。従って、鋼板12の切断溝20は任意の曲線たとえば
ジグザグな曲線になる。この切断簿20の曲線を定める
ために、回転ローラ歯25,26′(第8図)および3
5,35′(第8図)の位置を固定しているドライブ駆
動軸22,22′(第8図)および32,32′(第8
図)をAおよびBのごとく左右に移動させる。この左右
の移動は、鋼板13の移動量を検出する検出装置(図示
せず)からの出力信号に対応してドライブ駆動軸22,
22′(第8図)の駆動装置(図示せず)とドライブ駆
動軸32,32(第8図)の駆動装置(図示せず)とを
あらかじめ設定された量だけ動作させることによって実
行される。なお、前記検出装置からの出力信号の処理、
および駆動装置の動作制御等はコンピュータによって行
うことが好ましい。発明の効果 以上説明したように本発明によれば、巻鉄心(帯材)を
1枚の鋼板から効率的に製造できるという効果を奏する
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来のコイルボビンを備えた巻鉄
′○の断面図、第3図は第2図の巻鉄′Dを展開して得
られる帯材の平面図、第4図Aおよび第4図Bはそれぞ
れ第2図の巻鉄′Dの一例を示す平面図、第5図は第3
図の帯村の切断状態の一例を示す鋼板の平面図、第6図
および第7図は本発明に係る巻鉄心製造装置によって切
断された帯材の切断状態を示す鋼板の平面図、第8図は
本発明に係る巻鉄心製造装置の−実施例を示す側面図、
第9図は第8図の平面図である。 符号の説明、1,11,11′,11″・・・・・・巻
鉄心、2……コイルボビン、12,12′,12″…・
・・帯材、13・・・・・・鋼板、20・・・・・・切
断溝、21,31……上下ローラ接続板、22,22′
,32,32′…・・・ドライブ駆動軸、23,23′
,33,33′……ローラドラィブ用支持腕、24,2
4′,34,34′……スライドシヤフト、25,25
′35,35′・・・…回転ローラ歯。 第3図第1図 第2図 第8図 第4図 第5図 第6図 第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1枚の磁性材料よりなる鋼板を準備し、該鋼板の長
    さ方向において複数の帯材を並列に所定曲線に従つて切
    断し、さらに前記帯材の幅の1/2相当分だけずらして
    複数の帯材を並列に前記所定曲線に従つて切断し、以後
    も同様な切断を繰返し、前記所定曲線が前記帯材を巻回
    したときにその断面が略円形の巻鉄心にし得るように決
    定された巻鉄心を製造するための装置において、複数の
    回転ローラ歯が等間隔に配列された第1のスライドシヤ
    フト対、該第1のスライドシヤフト対を駆動する第1の
    駆動装置、複数の回転ローラ歯が前記間隔と等しく配列
    された第2のスライドシヤフト対、該第2のスライドシ
    ヤフト対を駆動する第2の駆動装置を具備し、前記第1
    、第2のスライドシヤフト対間に前記鋼板を通過させる
    際に前記第1、第2の駆動装置により前記各第1、第2
    のスライドシヤフト対を前記所定曲線に従つて移動させ
    るようにしたことを特徴とする巻鉄心製造装置。
JP10547078A 1978-08-31 1978-08-31 巻鉄心製造装置 Expired JPS6028375B2 (ja)

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JPS61104534U (ja) * 1984-12-13 1986-07-03
JPS61163318A (ja) * 1985-01-16 1986-07-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶パネルの製造方法
JPS62247511A (ja) * 1986-08-21 1987-10-28 Kitamura Kikai:Kk 巻鉄芯の成形装置
JP2901413B2 (ja) * 1992-04-22 1999-06-07 北村機電株式会社 巻鉄心用帯材の切り抜き装置
JP2771109B2 (ja) 1994-03-16 1998-07-02 北村機電株式会社 巻鉄心

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