JPS635215Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS635215Y2 JPS635215Y2 JP17670282U JP17670282U JPS635215Y2 JP S635215 Y2 JPS635215 Y2 JP S635215Y2 JP 17670282 U JP17670282 U JP 17670282U JP 17670282 U JP17670282 U JP 17670282U JP S635215 Y2 JPS635215 Y2 JP S635215Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- closed magnetic
- shuttle
- magnetic circuit
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、変流器に用いられるトロイダルコ
アや打抜きコアからなる閉磁路コアの巻線機に関
するものである。
アや打抜きコアからなる閉磁路コアの巻線機に関
するものである。
従来この種の巻線機として第1,2図に示すも
のがあつた。図において、1は円環状の閉磁路コ
ア、2はこのコア1の外周面に当接している3つ
の駆動ローラ、3はローラの駆動軸、4は閉磁路
コア1内に挿入されている巻線用のシヤトル、5
はシヤトル4の切離部である。このように構成し
た巻線機は駆動ローラ2とシヤトル4とを同期し
て回転することにより、一定速度で回転移動する
閉磁路コア1へシヤトル4から送り出される巻線
を巻装するものである。
のがあつた。図において、1は円環状の閉磁路コ
ア、2はこのコア1の外周面に当接している3つ
の駆動ローラ、3はローラの駆動軸、4は閉磁路
コア1内に挿入されている巻線用のシヤトル、5
はシヤトル4の切離部である。このように構成し
た巻線機は駆動ローラ2とシヤトル4とを同期し
て回転することにより、一定速度で回転移動する
閉磁路コア1へシヤトル4から送り出される巻線
を巻装するものである。
従来の巻線機は以上のように構成されているの
で、閉磁路コア1が円環状の場合には巻線の均一
な巻装ができるが、コアが楕円形や角形になる
と、コアの保持が困難になるため巻線の均一な巻
装が行なえない。したがつてこのようなコアの場
合には、コアを目分量で手送りしていたので作業
効率が低く、しかも均一な巻装ができないため、
巻線加工費が著しく高価であつた。
で、閉磁路コア1が円環状の場合には巻線の均一
な巻装ができるが、コアが楕円形や角形になる
と、コアの保持が困難になるため巻線の均一な巻
装が行なえない。したがつてこのようなコアの場
合には、コアを目分量で手送りしていたので作業
効率が低く、しかも均一な巻装ができないため、
巻線加工費が著しく高価であつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、従来の駆動ローラ
に代えて、閉磁路コアの外周面にシヤトルを挾ん
で1対の駆動ローラと、コアの内周面に同じくシ
ヤトルを挾んで1対の押えローラとを配置したこ
とにより、楕円形や角形の閉磁路コアでも均一な
送り速度で移動させることができ、これによりコ
アへの巻線を均一に巻装することができ、かつ安
価に製作できる閉磁路コアの巻線機を提供するこ
とを目的としている。
去するためになされたもので、従来の駆動ローラ
に代えて、閉磁路コアの外周面にシヤトルを挾ん
で1対の駆動ローラと、コアの内周面に同じくシ
ヤトルを挾んで1対の押えローラとを配置したこ
とにより、楕円形や角形の閉磁路コアでも均一な
送り速度で移動させることができ、これによりコ
アへの巻線を均一に巻装することができ、かつ安
価に製作できる閉磁路コアの巻線機を提供するこ
とを目的としている。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第3,4図において、6は角形状の閉磁路コ
ア、7はこのコア6内に挿入されている巻線用の
シヤトル、8はシヤトル7の切離部である。9は
閉磁路コア6の外周面にシヤトル7を挾んで配置
されている1対の駆動ローラ、10は駆動ローラ
の軸、11は閉磁路コア1の内周面に上記シヤト
ル7を挾んで配置されている1対の押えローラ
で、この押えローラ11は駆動ローラ9と共に閉
磁路コア1を保持している。12は押えローラ1
1の軸、13は閉磁路コア1の支持板である。
る。第3,4図において、6は角形状の閉磁路コ
ア、7はこのコア6内に挿入されている巻線用の
シヤトル、8はシヤトル7の切離部である。9は
閉磁路コア6の外周面にシヤトル7を挾んで配置
されている1対の駆動ローラ、10は駆動ローラ
の軸、11は閉磁路コア1の内周面に上記シヤト
ル7を挾んで配置されている1対の押えローラ
で、この押えローラ11は駆動ローラ9と共に閉
磁路コア1を保持している。12は押えローラ1
1の軸、13は閉磁路コア1の支持板である。
次にこの考案の巻線機の操作について説明す
る。
る。
まずシヤトル7の切離部8を開いてコア1をシ
ヤトル7内に入れる。その後コア1を駆動ローラ
9および押えローラ11の間に挾み込んでセツト
し、シヤトル7に巻線(図示せず)を巻取りその
一端をコア1に巻付ける。そしてシヤトル7と駆
動ローラ9を同期回転させると、閉磁路コア1が
駆動ローラ9の回転摩擦力により一定速度で送り
移動される。これによりコア1の全周に亘つて巻
線が均一に巻装することができる。
ヤトル7内に入れる。その後コア1を駆動ローラ
9および押えローラ11の間に挾み込んでセツト
し、シヤトル7に巻線(図示せず)を巻取りその
一端をコア1に巻付ける。そしてシヤトル7と駆
動ローラ9を同期回転させると、閉磁路コア1が
駆動ローラ9の回転摩擦力により一定速度で送り
移動される。これによりコア1の全周に亘つて巻
線が均一に巻装することができる。
なお、押えローラ11の半径をコア1の内周面
の最小半径(この例ではコーナ部内径)と同等か
それ以下とすることにより押えローラ11がコー
ナ部分を円滑に回転し、したがつてコア1のコー
ナ部へも巻線を均一に巻装することができる。
の最小半径(この例ではコーナ部内径)と同等か
それ以下とすることにより押えローラ11がコー
ナ部分を円滑に回転し、したがつてコア1のコー
ナ部へも巻線を均一に巻装することができる。
実施例ではコア1は角形状のものについて示し
たが、その他楕円形やトラツク形のものでも同様
に行なうことができる。
たが、その他楕円形やトラツク形のものでも同様
に行なうことができる。
以上のようにこの考案によれば、閉磁路コアの
外周面にシヤトルを挾んで1対の駆動ローラを配
置し、コアの内周面に駆動ローラと共にコアを保
持する1対の押えローラがシヤトルを挾んで配置
したことにより、従来から不可能であつた角形や
楕円形の閉磁路コアへ巻線の均一な巻装を能率よ
く行なうことができ、しかも巻線加工費も安価に
できる効果がある。
外周面にシヤトルを挾んで1対の駆動ローラを配
置し、コアの内周面に駆動ローラと共にコアを保
持する1対の押えローラがシヤトルを挾んで配置
したことにより、従来から不可能であつた角形や
楕円形の閉磁路コアへ巻線の均一な巻装を能率よ
く行なうことができ、しかも巻線加工費も安価に
できる効果がある。
第1図は従来の巻線機の平面図、第2図は同じ
く側面図、第3図はこの考案による巻線機の平面
図、第4図は同じく側面図である。 6……閉磁路コア、7……シヤトル、9……駆
動ローラ、11……押えローラ。なお、図中、同
一符号は同一、又は相当部分を示す。
く側面図、第3図はこの考案による巻線機の平面
図、第4図は同じく側面図である。 6……閉磁路コア、7……シヤトル、9……駆
動ローラ、11……押えローラ。なお、図中、同
一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 閉磁路コアと、このコアを送り移動する駆動
ローラと、上記閉磁路コアへコイルを巻装する
シヤトルとを備えた閉磁路コアの巻線機におい
て、閉磁路コアの外周面に1対の駆動ローラが
シヤトルを挾んで配置してあり、一方閉磁路コ
アの内周面に駆動ローラと共にコアを保持する
1対の押えローラがシヤトルを挾んで配置した
ことを特徴とする閉磁路コアの巻線機。 2 押えローラの半径は閉磁路コアの内周面の最
小半径と同等かそれ以下であることを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の閉磁路
コアの巻線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17670282U JPS5981018U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 閉磁路コアの巻線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17670282U JPS5981018U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 閉磁路コアの巻線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5981018U JPS5981018U (ja) | 1984-05-31 |
JPS635215Y2 true JPS635215Y2 (ja) | 1988-02-12 |
Family
ID=30384103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17670282U Granted JPS5981018U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 閉磁路コアの巻線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5981018U (ja) |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17670282U patent/JPS5981018U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5981018U (ja) | 1984-05-31 |
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