JPH0398788A - 薄帯スリット装置 - Google Patents

薄帯スリット装置

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JPH0398788A
JPH0398788A JP23577889A JP23577889A JPH0398788A JP H0398788 A JPH0398788 A JP H0398788A JP 23577889 A JP23577889 A JP 23577889A JP 23577889 A JP23577889 A JP 23577889A JP H0398788 A JPH0398788 A JP H0398788A
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ribbon
blade
thin band
slit
guide
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JP23577889A
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English (en)
Inventor
Teruo Nishimuta
西牟田 輝夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は例えば非品質合金薄帯を細長くリボン状に切断
する薄帯用のスリット装置に関する。
(従来の技術) 最近、非品質合金薄帯は多くの磁性部品に使用されてお
り、良好な磁気特性を有する非品質合金からなるリボン
状の薄帯は例えばチョークコイル等の磁心に利用されて
いる。
このようなリボン状の非品質合金薄帯を製造するために
は、一般に液体急冷法により幅広の薄帯を製造し、次い
でスリッタ装置により薄帯を長さ方向に細く切断する、
すなわちスリットすることにより複数のリボンを形成す
る方法が採用されている。
従来、このように非品質合金薄帯をスリットするために
は、ギャングスリット方式のスリット装置が用いられて
いる。この方式のスリット装置は、第7図に示すように
リボン幅に相当する刃幅を持つ円板形の刃1と同じ幅の
カラー2とを交互に並べて回転軸3に取付けて上刃4を
構成し、この上刃3を同じ構成をなす下刃5とを刃1が
互い違いになるように組合せたもので、非品質合金薄帯
Sが上刃4と下刃5の刃1とスペーサ2とに扶持されて
切断される。しかし、この方式のスリット装置により非
晶質合金薄帯をスリットするには、該薄帯が硬くて薄い
ことから、刃1およびスベーサ2の寸法に高精度が要求
される、上刃4と下刃5との組合せに熟練度が要求され
る、さらに切断された薄帯が刃1に巻付き歩留および作
業能率が悪いという問題がある。
そこで、最近ではビデオテーブやカセットテープなと非
金属材料をスリットしてテープを形成する場合に使用さ
れているオーバラップ式のスリット装置を、非品質合金
薄帯をスリットするために用いることが検討されている
。この方式のスリット装置は、第5図に示すように薄刃
からなる刃6をリボン幅相当の幅をもつカラー7で挾ん
で回転軸8に取付けることにより上刃9を構成し、この
6 上刃9とこれと同じ構成の下刃10とを、各刃歩の外周
縁が幅方向に重合するように組合せたもので各刃6の重
合部が切刃となって非品質合金薄帯Sを切断するもので
ある。この方式によればリボンの両側の刃6の間に隙間
があるために精度および組合せ調整の点で有利である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このオーバラップ式のスリット装置により非品
質合金薄帯Sをスリットする場合には次に述べる問題を
生じている。まず、非品質合金薄帯Sは大変硬いために
薄刃からなる刃6に対する薄帯Sの抵抗が強く切断しに
くい。このことからスリットを行なう時に上刃9と下刃
10との間に進入して行く薄帯Sが刃に対して平行に移
動でボン状に切断される薄帯Sが幅方向にたわみ変形す
ることがあり、このため薄帯の両サイドの切断面が傾斜
となり、さらに切断面が傾斜面となることにより薄帯S
の両サイドがしわが生じる。この結果、薄帯を切断して
得たリボンを磁心として用いると、リボンの巻回層同士
が接触して層間絶縁が低下して磁心として良好な特性を
得られないことがある。
従って、このような問題の発生がオーバラップ方式のス
リット装置を採用する上で障害となっている。
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、高い硬度
を持つ材料からなる被スリット薄帯をスリットする上で
生じる問題を解決したオーバラツプ方式の薄帯スリット
装置を提供するものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明の薄帯スリット装置は
、オーバラップ方式のスリットを行なう装置において、
被スリット薄帯を上刃と下刃との間に挿入する側に、被
スリット薄帯の幅方向の変位を規制する部材を設けたこ
とを特徴とするものである。
(作用) すなわち、本発明のスリット装置では、上刃と下刃との
間に進入する非スリット薄帯は幅方向に変位して上刃お
よび下刃に対して傾斜することがなく、従って各刃の重
合部間で非スリット薄帯が変形することを阻止できる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は本発明のオーバラツプ方式のスリ
ット装置を示している。このスリット装置は非品質合金
薄帯をスリットするものである。
図中11は,上回転軸、12は下回転軸で、これら回転
軸11.12は水平に配置されて軸受13,13により
回転自在に支承されている。上回・転軸11の中央部に
は複数の円板形をなす刃14が軸方向に並べて嵌合され
、これら各刃14の間には夫々スペーサとしてのカラー
15が配置され上回転軸11に嵌合されている。刃14
は例えば超硬合金や粉末ハイスで形或され、刃幅が例え
ば0.5〜2.0關程度の薄刃で形成されている。カラ
ー5はスリットする幅から刃14の刃幅を引いた幅に相
当するもので刃14に比して小径である。上回転軸11
には固定用のカラー16.16が嵌合されて刃14とカ
ラー15全体を両側から押さえて固定している。このよ
うにして上刃17が構戊されている。また、下回転軸1
2においても同様な構或にしで下刃18が構或されてい
る。そして、上刃17と下刃18との関係において、上
刃17に設けた各刃14の下端と下刃18に設けた各刃
14の上端がリボン幅方向に重ね合せられて位置してお
り、上刃17の各刃14と下刃】8の各刃14との重合
部との間がリボン幅の間隙となっている。
次に本発明のスリット装置において被スリット薄帯であ
る非品質合金薄帯の動きを規制するための構造について
説明する。
図中19は薄帯案内で、上刃17と下刃18との間に非
品質合金薄帯を送り込む側において下回転軸13に設け
た下刃18に対向して配設されている。この薄帯案内1
9は基本的には上刃16と下刃17との間に送り込む非
晶質合金薄帯に対して蛇行しないように摩擦抵抗を与え
るためのもので、非品質合金薄帯を載せて摩擦抵抗を与
えつつ上刃17と下刃18との間に送り込む案内面20
が形或してある。この実施例では案内面20として、垂
面内において上刃17と下刃18との間に対して斜め下
方から円弧を描いてそり上ってくる面として形成されて
いる。この案内面20は上刃10と下刃11の全体幅に
対応する幅を有し、且つ非晶質合金薄帯に対して適切な
摩擦抵抗を与えることができるように案内面20の長さ
および高さを設定してある。また、薄帯案内19の両側
部には垂直に配置した一対の銅板21.21が取付けて
あり、これら側板21.21で案内面20を挟んで案内
而20上を移動する非品質薄帯を押さには複数のくし歯
状部23が並べて形成してある。
このくし歯状部23は、上刃17および下刃18におけ
る各刃14の間の間隔に相当する幅を有し、且つくし歯
状部23の相互の間隔は前記各刃14の刃幅に相当する
大きさに設定されていてる。そして、各くし歯状部23
は上刃14において各刃14の下端の間の隙間に水平に
挿入されている。
なお、薄帯案内19は適宜な支持部材24に設けられて
いる。また、上刃17と下刃18との間から非品質合金
薄帯を送り出す側にはリボン受け25が支持部材27に
取付けて設けてある。リボン受け25には複数のくし歯
状部26が並べて形戊してある。このくし歯状部26は
リボン押え22のくし歯状部23と同じ幅および間隔を
有するもので、先端が下刃18における各刃14の上端
の間の隙間に水平に挿入され、先端を除く部分が各刃1
4の間の隙間を斜め下方に向けて通っている。なお、前
記薄帯19の前方の斜め下方には案内ローラ28が設け
てあり、この案内ローラ28には非品質合金薄帯と同じ
幅を持つ溝29が形成されている。
このように構成したスリット装置により非品質合金薄帯
をスリットする場合について説明する。
スリットを行なう場合には、図示しないモータにより回
転軸11.12を回転して夫々に取付けてある刃14.
14を回転させる。すなわち、上刃17と下刃18を回
転させる。非品質合金薄帯Sを図示しない駆動ロールに
より上刃17と下刃18との間に向けて上刃17および
下刃18の軸方向に対して直角な方向に搬送する。非品
質合金薄帯Sは案内ロール28の溝29に巻掛けられて
搬送方向に案内された後に薄帯案内19の案内面20に
達する。そして、非品質合金薄帯Sは薄帯案内1つの案
内面20上を摺接して移動し、その後に上刃17の各刃
14の間隙に挿入したリボン押え22のくし歯状部23
と下刃18の各刃14の間隙に挿入したリボン受け24
のくし歯状部25との間を通過する。ここで、非晶質合
金薄帯Sは上刃17における各刃14の周縁と下刃18
における各刃14の周縁との重合部を切断線として長さ
方向に連続して切断され、各刃14.14の重合部の相
互間の間隙を通過する部分がリボン状に形成される。切
断された非品質合金薄帯Sの各リボンはリボン受け25
の各くし歯状部26の上を移動して搬送され、図示しな
い複数の巻取り口−ルに個別に巻取られる。
しかして、このスリット動作において、上刃17と下刃
18との間に進入する非品質合金薄帯Sを薄帯案内19
の案内面20上を移動することにより、薄帯幅方向への
移動を阻止するために適した摩擦抵抗を非品質合金薄帯
Sに与えている。
この実施例では上向きにそり上る円弧状の案内面20を
形成して非晶質合金薄帯Sに適切な摩擦抵抗を与えてい
る。なお、非品質合金薄帯Sには案内ロール24などに
より適切な張力を与える。薄帯案内19の案内面20は
非品質合金薄帯1に適切な摩擦抵抗を与えるに適した材
料で形或する。
薄帯案内1つの案内面20の両側に設けた側板21,2
1が、案内面20上を移動する非晶質合金薄帯Sの両側
縁を押えて幅方向の移動を規制する。しかるに、非品質
合金薄帯Sをスリットする時に薄帯が切断しにくいこと
から上刃17および下刃18の軸線に対して傾斜した方
向から進入することがあるが、この実施例では薄帯案内
19と側板20,20とで、非品質合金薄帯Sの幅方向
への移動を規制するので、非品質合金薄帯Sが上刃17
と下刃18との間に傾斜した方向から進入することを確
実に防止できる。このため、リボン状に切断された薄帯
Sが上刃17の刃14と下刃18の14との各重合部の
間でたわみ変形することを防止できる。また、上刃17
の各刃14の間に配置したリボン押え22のくし歯状部
23がリボンのたわみ変形を抑制している。下刃18の
各刃14の間に配置したリボン受け25のくし歯状部2
6がリボンを受けて安定して移動させることができる。
このようにしてこの実施例のスリット装置を用いること
により、非品質合金薄帯Sを良好にスリットして切断面
が傾斜面となったり、しわが生じたりすることがない良
質なリボンを得ることができる。
なお、前述した実施例では上刃17と下刃18との間に
進入する非晶質合金薄4+} sの幅方向への移動を規
制する部材として、薄帯案内19と側板20,20の両
方を設けているが、これに限定されることなくいずれか
一方でも良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の薄帯のスリット装置によれ
ば、上刃と下刃との間に進入する被スリット薄帯に対し
て幅方向への移動を規制して被スリット薄帯が上刃およ
び下刃に対して傾斜した方向から進入することを防止し
たので、被スリット上で障害であった問題を解決してオ
ーバラップ方式を採用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示し、第1図
はスリット装置の正面図、第2図はスリット装置の側面
図、第3図は薄帯の動きを規制する部材を取り除いて示
すスリット装置の正面図、第4図はリボン押えを拡大し
て示す平面図、第5図および第6図はオーバラップ式ス
リットを示す説明図、第7図はギャング式スリットを示
す説明図である。 14・・・刃、17・・・上刃、18・・・下刃、19
・・・薄帯案内、21・・・G:J板、22・・・リボ
ン押え、27・・・リボン受け。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の円板形刃を同一軸線上に並べて構成した上刃と下
    刃とを、夫々の刃の周縁の一部を互いに重合して設け、
    これら上刃と下刃との間に被スリット薄帯を通過させて
    、上刃の刃と下刃の刃との重合部を切断線として被スリ
    ット薄帯をスリットする装置において、上刃と下刃との
    間に被スリット薄帯を進入させる側に、被スリット薄帯
    の幅方向の変位を規制する部材を設けたことを特徴とす
    る薄帯スリット装置。
JP23577889A 1989-09-13 1989-09-13 薄帯スリット装置 Pending JPH0398788A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6604635B1 (en) 1999-08-25 2003-08-12 Sony Computer Entertainment Inc. Recording medium holder and information providing body
US6683847B2 (en) 2000-02-10 2004-01-27 Sony Computer Entertainment Inc. Recording medium holder for accommodating recording medium and information providing body accommodating recording medium

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US6604635B1 (en) 1999-08-25 2003-08-12 Sony Computer Entertainment Inc. Recording medium holder and information providing body
US6978897B2 (en) 1999-08-25 2005-12-27 Sony Computer Entertainment Inc. Recording medium holder and information providing body
US6683847B2 (en) 2000-02-10 2004-01-27 Sony Computer Entertainment Inc. Recording medium holder for accommodating recording medium and information providing body accommodating recording medium

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