JPH087546Y2 - リール台装置 - Google Patents
リール台装置Info
- Publication number
- JPH087546Y2 JPH087546Y2 JP1993046990U JP4699093U JPH087546Y2 JP H087546 Y2 JPH087546 Y2 JP H087546Y2 JP 1993046990 U JP1993046990 U JP 1993046990U JP 4699093 U JP4699093 U JP 4699093U JP H087546 Y2 JPH087546 Y2 JP H087546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hysteresis
- magnet structure
- ring
- reel stand
- hysteresis ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテープレコーダのリール
台装置に係り、特に引き出されるテープにバックテンシ
ョンを与える制動機能を備えたリール台装置に関する。
台装置に係り、特に引き出されるテープにバックテンシ
ョンを与える制動機能を備えたリール台装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に実開昭59−16153
0号、考案の名称「リール台装置」において、ヒステリ
シス損失を利用した制動機構を備えたリール台装置を提
案した。
0号、考案の名称「リール台装置」において、ヒステリ
シス損失を利用した制動機構を備えたリール台装置を提
案した。
【0003】制動機構は、磁石構造体とこの周囲を回転
するヒステリシスリングとよりなる構造である。ヒステ
リシスリングはリール台本体に設けてある。
するヒステリシスリングとよりなる構造である。ヒステ
リシスリングはリール台本体に設けてある。
【0004】図9はヒステリシスリング1を取り出して
示す。このヒステリシスリング1は、図10に示すヒス
テリシス帯状片2を丸めてその両側の端部3,4を突き
合わせてリング状としたものである。
示す。このヒステリシスリング1は、図10に示すヒス
テリシス帯状片2を丸めてその両側の端部3,4を突き
合わせてリング状としたものである。
【0005】ヒステリシス帯状片2の端部3,4は斜め
カット部5,6としてある。ヒステリシスリング1は斜
めカット部5,6同士を突き合わせて形成されている。
カット部5,6としてある。ヒステリシスリング1は斜
めカット部5,6同士を突き合わせて形成されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】突き合わされた斜めカ
ット部3,4には、ヒステリシス帯状片2の端部3,4
をリングの軸線l方向にずれないように拘束する機能は
無い。このため、ヒステリシスリング1を組み立てる際
に、その端部3,4が図9に示すように軸線lの方向に
ずれて、端部3,4の間に隙間7が生じ易いという問題
点があった。
ット部3,4には、ヒステリシス帯状片2の端部3,4
をリングの軸線l方向にずれないように拘束する機能は
無い。このため、ヒステリシスリング1を組み立てる際
に、その端部3,4が図9に示すように軸線lの方向に
ずれて、端部3,4の間に隙間7が生じ易いという問題
点があった。
【0007】離間7が生ずると、制動トルクが変動し、
これによりテープのバックテンションが変動してテープ
の走行特性(ウワ・フラッタ)が悪くなり最終的にはテ
ープレコーダの特性を低下させてしまうことになる。
これによりテープのバックテンションが変動してテープ
の走行特性(ウワ・フラッタ)が悪くなり最終的にはテ
ープレコーダの特性を低下させてしまうことになる。
【0008】本考案は上記問題点を解決したリール台装
置を提供することを目的とする。
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、リール台本体
の円筒部の内周面に、ヒステリシス帯状片をリング状と
してなるヒステリシスリングが設けられ、周方向上異な
る磁極片が交互に並んた円柱状の磁石構造体が上記ヒス
テリシスリングの内側に該ヒステリシスリングに離間対
向して固定配置され、上記磁石構造体と回転する上記ヒ
ステリシスリングとが協働して上記リール台本体の回転
に対して制動力を付与するリール台装置において、上記
ヒステリシス帯状片を、その一端に凸状部、他端を該凸
状部に対応した形状の凹状部を有する形状とし、上記ヒ
ステリシスリングを、上記凸状部と上記凹状部とが嵌合
し合って形成された構成とすると共に、上記磁石構造体
の磁極片を、該磁極片の該磁石構造体の軸線の方向に延
在する縁が、該磁石構造体の周面側からみて、該磁石構
造体の軸線に対して傾斜した形状とした構成としたもの
である。
の円筒部の内周面に、ヒステリシス帯状片をリング状と
してなるヒステリシスリングが設けられ、周方向上異な
る磁極片が交互に並んた円柱状の磁石構造体が上記ヒス
テリシスリングの内側に該ヒステリシスリングに離間対
向して固定配置され、上記磁石構造体と回転する上記ヒ
ステリシスリングとが協働して上記リール台本体の回転
に対して制動力を付与するリール台装置において、上記
ヒステリシス帯状片を、その一端に凸状部、他端を該凸
状部に対応した形状の凹状部を有する形状とし、上記ヒ
ステリシスリングを、上記凸状部と上記凹状部とが嵌合
し合って形成された構成とすると共に、上記磁石構造体
の磁極片を、該磁極片の該磁石構造体の軸線の方向に延
在する縁が、該磁石構造体の周面側からみて、該磁石構
造体の軸線に対して傾斜した形状とした構成としたもの
である。
【0010】
【作用】嵌合し合った凸状部と凹状部とは、ヒステリシ
スリングを構成するヒステリシス帯状片の突き合わされ
た端部がヒステリシスリングの軸線方向にずれるのを拘
束する。これにより、突き合わされた端部の間に隙間が
生ずるのが防止される。磁極片の縁を斜めとした構成
は、ヒステリシス帯状体の突き合わせ部が磁極片の縁を
同時には横切らずに、徐々に横切るようにするように作
用する。
スリングを構成するヒステリシス帯状片の突き合わされ
た端部がヒステリシスリングの軸線方向にずれるのを拘
束する。これにより、突き合わされた端部の間に隙間が
生ずるのが防止される。磁極片の縁を斜めとした構成
は、ヒステリシス帯状体の突き合わせ部が磁極片の縁を
同時には横切らずに、徐々に横切るようにするように作
用する。
【0011】
【実施例】図2は本考案のリール台装置の一実施例であ
る供給リール台10を示す。図1は図2中のヒステリシ
スリング11を示し、図3は図2中の磁石構造体12を
分解して示す。
る供給リール台10を示す。図1は図2中のヒステリシ
スリング11を示し、図3は図2中の磁石構造体12を
分解して示す。
【0012】図2に示すように供給リール台10は、リ
ール台本体13と磁石構造体12とよりなる。リール台
本体13は、シャーシ14に植立してあるリール軸15
に回転自在に支持されている。磁石構造体12はリール
軸15に固定してある。
ール台本体13と磁石構造体12とよりなる。リール台
本体13は、シャーシ14に植立してあるリール軸15
に回転自在に支持されている。磁石構造体12はリール
軸15に固定してある。
【0013】リール台本体13の下部の円筒部13aの
内周面に本考案の要部をなすヒステリシスリング11が
嵌合してある。
内周面に本考案の要部をなすヒステリシスリング11が
嵌合してある。
【0014】このヒステリシスリング11は、図4に示
すヒステリシス帯状片15を丸めてその端部16,17
を突き合わせてリング状としたものである。ヒステリシ
ス帯状片15は、鉄・マンガン系の半硬質磁性材料製で
ある。
すヒステリシス帯状片15を丸めてその端部16,17
を突き合わせてリング状としたものである。ヒステリシ
ス帯状片15は、鉄・マンガン系の半硬質磁性材料製で
ある。
【0015】ヒステリシス帯状片15の一方の端部16
は三角形の凸状部18とされ、他方の端部17は、凸状
部18に対応した三角形の凹状部19とされている。
は三角形の凸状部18とされ、他方の端部17は、凸状
部18に対応した三角形の凹状部19とされている。
【0016】ヒステリシスリング11は、図1及び図5
に示すように、凸状部18と凹状部19とが嵌合して形
成される。嵌合し合った凸状部18と凹状部19とは、
互いに拘束し合い、端部16,17が矢印Z1 ,Z2 で
示すヒステリシスリング11(磁石構造体12)の軸線
l方向にずれることを制限する。これにより突き合わさ
れた端部16,17の間に隙間は生じない。なお、図1
では隙間が表われているが、これは図示の便宜上のため
であり、実際には、図5に示すように、端部16,17
は密着してあり、その間に隙間はない。
に示すように、凸状部18と凹状部19とが嵌合して形
成される。嵌合し合った凸状部18と凹状部19とは、
互いに拘束し合い、端部16,17が矢印Z1 ,Z2 で
示すヒステリシスリング11(磁石構造体12)の軸線
l方向にずれることを制限する。これにより突き合わさ
れた端部16,17の間に隙間は生じない。なお、図1
では隙間が表われているが、これは図示の便宜上のため
であり、実際には、図5に示すように、端部16,17
は密着してあり、その間に隙間はない。
【0017】磁石構造体12は、図3に分解して示すよ
うに、リール軸15に固定してある中心の電磁軟鉄20
の周りに巻回形成してあるコイル21と、上下よりコイ
ル21を挟むように固定してある極板22,23とより
なり、大略偏平な円柱体である。極板22,23は、夫
々4個の台形状の歯部(磁極片)22a〜22d,23
a〜23dを有し、歯部22a〜22dと23a〜23
dがコイル21の周面に沿って交互に等角度間隔で並ぶ
位置関係で組付けてある。コイル21には、直流電流が
供給され、歯部22a〜22dがN極に着磁され、歯部
23a〜23dがS極に着磁され、磁石構造体12の周
面にはN極とS極とが交互に並んでいる。
うに、リール軸15に固定してある中心の電磁軟鉄20
の周りに巻回形成してあるコイル21と、上下よりコイ
ル21を挟むように固定してある極板22,23とより
なり、大略偏平な円柱体である。極板22,23は、夫
々4個の台形状の歯部(磁極片)22a〜22d,23
a〜23dを有し、歯部22a〜22dと23a〜23
dがコイル21の周面に沿って交互に等角度間隔で並ぶ
位置関係で組付けてある。コイル21には、直流電流が
供給され、歯部22a〜22dがN極に着磁され、歯部
23a〜23dがS極に着磁され、磁石構造体12の周
面にはN極とS極とが交互に並んでいる。
【0018】なお、リール台本体13と磁石構造体12
とは、磁石構造体12がリール台本体13の円筒部13
a内に嵌入した状態で組み合わされており、磁石構造体
12の磁極面がヒステリシスリング11の内面に対向し
ている。
とは、磁石構造体12がリール台本体13の円筒部13
a内に嵌入した状態で組み合わされており、磁石構造体
12の磁極面がヒステリシスリング11の内面に対向し
ている。
【0019】リール台本体13はこれに載置してあるリ
ールよりのテープ引き出しに応じた速度で回転する。ヒ
ステリシスリング11は磁極に対向して回転することに
より、ヒステリシスリング11には交番磁界が与えられ
てヒステリシス損失が発生し、これがヒステリシスリン
グ11(リール台本体13)の回転に対して制動力を付
与する。従って、リール台本体13は、この非接触制動
機構により付与される制動力に抗して回転し、供給リー
ル台10より引き出されるテープには上記の制動力に応
じたバックテンションが付与される。
ールよりのテープ引き出しに応じた速度で回転する。ヒ
ステリシスリング11は磁極に対向して回転することに
より、ヒステリシスリング11には交番磁界が与えられ
てヒステリシス損失が発生し、これがヒステリシスリン
グ11(リール台本体13)の回転に対して制動力を付
与する。従って、リール台本体13は、この非接触制動
機構により付与される制動力に抗して回転し、供給リー
ル台10より引き出されるテープには上記の制動力に応
じたバックテンションが付与される。
【0020】ここで、ヒステリシスリング11にはその
突き合せ部に隙間が無く、上記制動力は変動が無く一定
となる。これにより、テープのバックテンションは一様
に付与され、テープ走行特性は優れたものとなる。
突き合せ部に隙間が無く、上記制動力は変動が無く一定
となる。これにより、テープのバックテンションは一様
に付与され、テープ走行特性は優れたものとなる。
【0021】なお、ヒステリシス帯状片15に尖状部が
あると、製造上および取り扱い上強度上好ましくなく、
取り扱う上でも怪我し易いため、凸状部18は、三角形
の頂点が切除された形状としてあり0先端が補強されて
いる。また凹状部19の両側の三角形の腕部24a,2
4bについても先端が切除されており、補強されてい
る。
あると、製造上および取り扱い上強度上好ましくなく、
取り扱う上でも怪我し易いため、凸状部18は、三角形
の頂点が切除された形状としてあり0先端が補強されて
いる。また凹状部19の両側の三角形の腕部24a,2
4bについても先端が切除されており、補強されてい
る。
【0022】また、図5に示すように、ヒステリシスリ
ング11の突き合せ部25,26はリール軸方向上整列
している。そこで、歯部(磁極片)22a〜22d,2
3a〜23dを共に台形状とし、歯部(磁極片)の縁2
8,29が突き合せ部25,26を同時に横切らないよ
うにしてある。この構成によって、制動トルクは更に一
定となっている。
ング11の突き合せ部25,26はリール軸方向上整列
している。そこで、歯部(磁極片)22a〜22d,2
3a〜23dを共に台形状とし、歯部(磁極片)の縁2
8,29が突き合せ部25,26を同時に横切らないよ
うにしてある。この構成によって、制動トルクは更に一
定となっている。
【0023】また、第5図中、27a,27b,27c
は、凸状部18の縁と凹状部19の縁とが突き合わさっ
た突き合せ部である。歯部(磁極片)の縁28,29
は、突き合わせ部27a,27b,27cを同時に横切
らない。この構成によって、制動トルクは更に良好に一
定となっている。
は、凸状部18の縁と凹状部19の縁とが突き合わさっ
た突き合せ部である。歯部(磁極片)の縁28,29
は、突き合わせ部27a,27b,27cを同時に横切
らない。この構成によって、制動トルクは更に良好に一
定となっている。
【0024】図6は上記ヒステリシスリング11の変形
例を示す。このヒステリシスリング30は、図7に示す
ヒステリシス帯状片31を丸めて形成したものである。
例を示す。このヒステリシスリング30は、図7に示す
ヒステリシス帯状片31を丸めて形成したものである。
【0025】ヒステリシス帯状片31は、一端部32に
非対称三角形の凸状部33,他端部34に凸状部33と
対応した凹状部35を有する。凸状部33と凹状部35
とが図6,図8に示すように嵌合し合っており、端部3
2,34の矢印Z1 ,Z2 方向上互いに逆方向の変位が
拘束されており、端部32,34の間に隙間は生じな
い。なお、図6では、隙間が表われているが、これは図
示の便宜上のためであり、実際には、図8に示すように
端部32,34は密着してあり、その間に隙間はない。
非対称三角形の凸状部33,他端部34に凸状部33と
対応した凹状部35を有する。凸状部33と凹状部35
とが図6,図8に示すように嵌合し合っており、端部3
2,34の矢印Z1 ,Z2 方向上互いに逆方向の変位が
拘束されており、端部32,34の間に隙間は生じな
い。なお、図6では、隙間が表われているが、これは図
示の便宜上のためであり、実際には、図8に示すように
端部32,34は密着してあり、その間に隙間はない。
【0026】このヒステリシスリング30を適用した場
合にも、上記と同様の効果が得られる。
合にも、上記と同様の効果が得られる。
【0027】なお、ヒステリシスリング30の突き合せ
部36と37とは周方向上ずれている。従って、磁石構
造体38の磁極を形成する歯部39,40の形状は矩形
状となっていても、磁極の縁は突き合せ部36,37を
同時に横切らない。
部36と37とは周方向上ずれている。従って、磁石構
造体38の磁極を形成する歯部39,40の形状は矩形
状となっていても、磁極の縁は突き合せ部36,37を
同時に横切らない。
【0028】図4のヒステリシス帯状片15は、図11
に示すように、帯状体51を、そのプレス切断して形成
された凹状部18を位置決めピン50に嵌合させて位置
決めした状態で、二点鎖線で示す線52に沿ってプレス
切断することを順次繰り返すことにより製造される。凹
状部18を位置決めピン50に嵌合させるため、帯状体
51は精度良く位置決めされ、ヒステリシス帯状片15
は正確な長さに切り出される。この結果、ヒステリシス
リング11は端部間に隙間ができず且つ端部が重なり合
わず、端部が丁度突き合わさった状態で形成される。
に示すように、帯状体51を、そのプレス切断して形成
された凹状部18を位置決めピン50に嵌合させて位置
決めした状態で、二点鎖線で示す線52に沿ってプレス
切断することを順次繰り返すことにより製造される。凹
状部18を位置決めピン50に嵌合させるため、帯状体
51は精度良く位置決めされ、ヒステリシス帯状片15
は正確な長さに切り出される。この結果、ヒステリシス
リング11は端部間に隙間ができず且つ端部が重なり合
わず、端部が丁度突き合わさった状態で形成される。
【0029】
【考案の効果】以上説明した様に、本考案になるリール
台装置によれば、ヒステリシスリングをヒステリシス帯
状片の端部の間に隙間が生じない状態で形成することが
出来、隙間が無いことによって変動のない制動力を得る
ことが出来る。
台装置によれば、ヒステリシスリングをヒステリシス帯
状片の端部の間に隙間が生じない状態で形成することが
出来、隙間が無いことによって変動のない制動力を得る
ことが出来る。
【0030】また、磁極片の縁が傾斜しているため、ヒ
ステリシス帯状体の突き合せ部が磁極片の縁を同時に横
切ることが無いようにすることが出来、このことによっ
ても変動のない制動力を得ることが出来る。
ステリシス帯状体の突き合せ部が磁極片の縁を同時に横
切ることが無いようにすることが出来、このことによっ
ても変動のない制動力を得ることが出来る。
【0031】従って、テープレコーダのテープ走行特性
(ワウ・フラッタ)を向上させることが出来るという特
長を有する。
(ワウ・フラッタ)を向上させることが出来るという特
長を有する。
【図1】本考案のリール台装置の要部を構成するヒステ
リシスリングを示す斜視図である。
リシスリングを示す斜視図である。
【図2】本考案のリール台装置の一実施例の断面図であ
る。
る。
【図3】図2中磁石構造体の分解斜視図である。
【図4】図1のヒステリシスリングを構成するヒステリ
シス帯状片の平面図である。
シス帯状片の平面図である。
【図5】図1のヒステリシスリングのうちヒステリシス
帯状片の端部が突き合わされている部分を磁石構造体と
対応させて示す図である。
帯状片の端部が突き合わされている部分を磁石構造体と
対応させて示す図である。
【図6】ヒステリシスリングの変形例を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】図6のヒステリシスリングを構成するヒステリ
シス帯状片の平面図である。
シス帯状片の平面図である。
【図8】図6のヒステリシスリングのうちヒステリシス
帯状片の端部が突き合わされている部分を磁石構造体と
対応させて示す図である。
帯状片の端部が突き合わされている部分を磁石構造体と
対応させて示す図である。
【図9】従来のリール台装置のヒステリシスリングの斜
視図である。
視図である。
【図10】図9のヒステリシスリングを構成するヒステ
リシス帯状片の平面図である。
リシス帯状片の平面図である。
【図11】図4のヒステリシス帯状片を切り出す方法を
説明する図である。
説明する図である。
10 供給リール 11,30 ヒステリシスリング 12,38 磁石構造体 13 リール台本体 13a 円筒部 14 シャーシ 15,31 ヒステリシス帯状片 16,17,32,34 端部 18,33 凸状部 19,35 凹状部 20 電磁軟鉄 21 コイル 22,23 極板 22a〜22d,23a〜23d,39,40 歯部
(磁極片) 24a,24b 腕部 25,26,27a,27b,27c,36,37 突
き合せ部 28,29 歯部(磁極片)の縁
(磁極片) 24a,24b 腕部 25,26,27a,27b,27c,36,37 突
き合せ部 28,29 歯部(磁極片)の縁
Claims (1)
- 【請求項1】 リール台本体の円筒部の内周面に、ヒス
テリシス帯状片をリング状としてなるヒステリシスリン
グが設けられ、周方向上異なる磁極片が交互に並んた円
柱状の磁石構造体が上記ヒステリシスリングの内側に該
ヒステリシスリングに離間対向して固定配置され、上記
磁石構造体と回転する上記ヒステリシスリングとが協働
して上記リール台本体の回転に対して制動力を付与する
リール台装置において、 上記ヒステリシス帯状片を、その一端に凸状部、他端を
該凸状部に対応した形状の凹状部を有する形状とし、 上記ヒステリシスリングを、上記凸状部と上記凹状部と
が嵌合し合って形成された構成とすると共に、 上記磁石構造体の磁極片を、該磁極片の該磁石構造体の
軸線の方向に延在する縁が、該磁石構造体の周面側から
みて、該磁石構造体の軸線に対して傾斜した形状とした
構成としたことを特徴とするリール台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046990U JPH087546Y2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | リール台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993046990U JPH087546Y2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | リール台装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726924U JPH0726924U (ja) | 1995-05-19 |
JPH087546Y2 true JPH087546Y2 (ja) | 1996-03-04 |
Family
ID=12762643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993046990U Expired - Lifetime JPH087546Y2 (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | リール台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087546Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP1993046990U patent/JPH087546Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726924U (ja) | 1995-05-19 |
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