JPH0555753U - 小型直流モータ - Google Patents

小型直流モータ

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Publication number
JPH0555753U
JPH0555753U JP10972791U JP10972791U JPH0555753U JP H0555753 U JPH0555753 U JP H0555753U JP 10972791 U JP10972791 U JP 10972791U JP 10972791 U JP10972791 U JP 10972791U JP H0555753 U JPH0555753 U JP H0555753U
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JP
Japan
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shield plate
magnet
motor
stator case
peripheral surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10972791U
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English (en)
Inventor
宏光 武井
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド板を有していてもモータとしての外
形寸法を小さくすると共に、作業性を良好にしてコスト
を低減する。 【構成】 円筒形のステータケース16と、このケース
16の内周面に嵌合固定されるマグネット17とを具備
するモータであって、マグネット17とステータケース
16との間にシールド板23を配設する。 【効果】 モータの外径寸法を小さくすることができ、
また、シールド板とマグネットとを当時に嵌合固定する
ことが可能となり、組立費を低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シールド板を有する小型直流モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般の小型直流モータは、モ−タ回転時に電機子から磁束変化による回転 防止するため磁界が発生するが、その時に円筒形のステ−タケ−スの内部に設け たマグネットから周方向へ発生する磁束漏れを対策として、ステータケースの外 周面にシールド板を取り付けている。
【0003】 このようにシールド板を取り付けたモータの一例を図4に示す。図4において 、カップ状のステータケース1の内部には、図示しないステータを構成するマグ ネット及びロータ等が内設されている。このロータには回転軸2が固着され、一 端を外部に導出している。上記ステータケース1の外周面には、上記シールド板 3が取り付けられている。シールド板3としては方向性珪素鋼板が用いられ、ス テータケース1の外周面にカーリングしながら巻回することによって取り付けら れる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の小型直流モータにあっては、ステータケース1の外周面に取り付け られるシールド板3が、図5に示すように端部同志を重複する重複部分4を有す ることから、必然的にモータの外径寸法が増大してしまう。また、シールド板3 のカーリング精度が安定しないため、図6に示すようにシールド板3の内面とス テータケース1の外周面との間が浮いてしまうことから隙間が生ずる。この浮き によっても上述の例と同様に、モータ本体の外径寸法が大きくなってしまう。即 ち、マグネットの外径寸法をd2、ステータケース1の板厚をT、シールド板3 の肉厚をt、シールド板3の浮き寸法をΔtとすると、上記重複部分4を有し、 かつ浮きによる隙間が生じた場合のモータとしての最大径D1は、 D1=d2+2T+3t+Δtとなる。 また、上記シールド板3をステータケース1の外周面に固定するためには、接 着固定或いは粘着テープ止め等の追加工を行うため、コストが崇高になる。
【0005】 本考案は、このような問題点を解消するためになされたもので、シールド板を 有していてもモータとしての外形寸法を小さくすると共に、作業性を良好にして コストを低減することのできる小型直流モータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、円筒形のステータケースと、このケースの内周面に嵌合固定される マグネットとを具備するモータであって、上記マグネットとステータケースとの 間にシールド板を配設している。
【0007】
【作用】
マグネットとステータケースとの間にシールド板を配設すると、シールド板が ステータケースの内周面に配設されることからモータの外径寸法が小さくなる。 また、シールド板とマグネットとを当時に嵌合固定することが可能となり、組立 費が低減される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案にかかる小型モータの実施例について図面を参照しながら説明す る。図1及び図2は本考案の実施例を示し、小型直流モータの電機子11には、 電機子コア12が設けられ、この各歯部12aにコイル13が巻回されている。 電機子コア12の中心には回転軸14が固定され、回転軸14に整流子15が嵌 着されている。電機子コア12の外側には、カップ状に形成したステータケース 16の内周面にシールド板23を介在させて固定したマグネット17が対向配置 されている。ステータケース16の上側には側板18が固定され、側板18の内 側にブラシホルダー19が固定されていて、ブラシ20が保持されている。ステ ータケース16の底面中心とホルダー19の中心には、軸受21,22が固定さ れ、回転軸14が回転自在に支持されている。
【0009】 上記マグネット17は、シート状のゴムマグネットやプラスチックマグネット 等のポリマーマグネットからなり可撓性を有している。また、上記シールド板2 3は方向性珪素鋼板が用いられ、マグネット17と同一の面積に予め切断されて いる。このマグネット17及びシールド板23をステータケース16の内周面に 配設する際には、図3に示すように、先ずフラットなマグネット17及びシール ド板23を重ね合わせ、その後シールド板23が外周となるようにカーリングす る。このカーリング状態でステータケース16に嵌合すると、図1に示すように シールド板23が自身の弾力によって外側方向に拡開し、ステータケース16の 内周面に略密接すると共に、ステータケース16の底面に当接して配置される。 このとき、シールド板23の両端部はつなぎ目24にて互いに接合し、このつな ぎ目24がステータケース16に食いつくようになってシールド効果が助長され ると共に、シールド板の重なり部を解消できる。またシールド板23と同時に嵌 合したマグネット17は、両端部がつなぎ目24にて互いに接合すると共に、シ ールド板23の内周面に接合配置される。このマグネット17は、必要に応じて ステータケース16からの離脱を防止するために接着剤にて接着してもよい。
【0010】 このように、マグネット17とステータケース16との間にシールド板23を 配設すると、マグネット17の外径をd2、ステータケース16の板厚をT、シ ールド板の板厚をtとすると、モータの最大径D2は、D2=d2+2T+2t となり、前述した従来例に示したモータの最大径D1に対し、(t+Δt)分の モータ外径寸法が小さくなる。
【0010】 尚、上述の実施例は一例を示すもので、シールド板23をステータケース16 の底面から離間して配置してもよく、また、小型直流モータの構成は、本考案を 逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0011】
【考案の効果】 以上の説明から明らかなように、本考案の小型直流モータは、マグネットとス テータケースとの間にシールド板を配設したので、モータの外径寸法を小さくす ることができる。また、シールド板とマグネットとを当時に嵌合固定することが 可能となり、組立費を低減することができる。
【0012】
【提出日】平成5年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
従来一般の小型モータは、モータ回転時に電機子から発生する磁束変化によっ て回転磁界を形成する 。その時に円筒形のステータケースの内部に設けたマグネ ットから周方向へ発生する磁束漏れ対策として、ステータケースの外周面にシ ールド板を取り付けている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 このようにシールド板を取り付けたモータの一例を図4に示す。図4において 、カップ状のステータケース1の内部には、図示しないステータを構成するマグ ネット及びロータ等が内設されている。このロータには回転軸2が固着され、一 端を外部に導出している。上記ステータケース1の外周面には、上記シールド板 3が取り付けられている。シールド板3としては方向性珪素鋼板が用いられ、ス テータケース1の外周面にカーリングした状態で巻回することによって取り付け られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる小型直流モータの実施例を示す
平断面図である。
【図2】同上実施例の断面図である。
【図3】マグネットとシールド板を示す斜視図である。
【図4】従来の小型直流モータを示す側面図である。
【図5】同上従来例の平面図である。
【図6】同上他の従来例の平面図である。
【符号の説明】
16 ステータケース 17 マグネット 23 シールド板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月18日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形のステータケースと、このケース
    の内周面に嵌合固定されるマグネットとを具備するモー
    タであって、上記マグネットとステータケースとの間に
    シールド板を配設してなる小型直流モータ。
JP10972791U 1991-12-13 1991-12-13 小型直流モータ Withdrawn JPH0555753U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10972791U JPH0555753U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 小型直流モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10972791U JPH0555753U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 小型直流モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0555753U true JPH0555753U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14517704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10972791U Withdrawn JPH0555753U (ja) 1991-12-13 1991-12-13 小型直流モータ

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JP (1) JPH0555753U (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404