JPS6041807Y2 - 偏平形モ−タ - Google Patents

偏平形モ−タ

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Publication number
JPS6041807Y2
JPS6041807Y2 JP1976163299U JP16329976U JPS6041807Y2 JP S6041807 Y2 JPS6041807 Y2 JP S6041807Y2 JP 1976163299 U JP1976163299 U JP 1976163299U JP 16329976 U JP16329976 U JP 16329976U JP S6041807 Y2 JPS6041807 Y2 JP S6041807Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
brush
motor
wall portion
brush holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976163299U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5380006U (ja
Inventor
敏靖 田倉
Original Assignee
東芝テック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東芝テック株式会社 filed Critical 東芝テック株式会社
Priority to JP1976163299U priority Critical patent/JPS6041807Y2/ja
Publication of JPS5380006U publication Critical patent/JPS5380006U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、偏平コイルを複数重ねて合成樹脂等で一体に
結合した板状の電機子を使用して薄形に形成される偏平
形モータに関する。
この種モータの回転軸には電機子および円筒状のコミュ
テータが取付けられている。
ところが、従来例えば特開昭49−78102号公報に
示されるようにコミュテータに接触するブラシを保持し
たブラシホルダーは、モータフレーム内に、回転軸の軸
直角方向に沿って納められていた。
したがって、従来では消耗品たるブラシの長さが短寸で
あり、その交換頻度が高いとともに、交換に際してはモ
ータフレームの分解を必要とする欠点があった。
本考案は上記の事情をもとに提案されたもので、その目
的は、長いブラシを使用できるとともに、モータフレー
ムの分解の必要なくブラシの交換を行なうことができ、
そしてこれらを実現するに当ってモータフレームとブラ
シホルダーの絶縁距離を十分確保できるだけでなく、薄
形化を至上の目的として開発されたこの種モータにおい
て、モータフレームをより一段と薄形化することを併せ
て実現できる偏平形モータを提供することにある。
以下本考案を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
図中1は磁性金属板にて形成されたフレーム構成体で、
その中心部には軸受2が取付けである。
また、フレーム構成体1の外周部には、磁性金属板にて
形成された別のフレーム構成体3の外周部が取着されて
いる。
このモータフレーム3は中央部を外方に向って膨出させ
、中心部に軸受4が取付けである。
そして両フレーム構成体1,3によリモータフレームA
が形成されている。
前記軸受2.4には回転軸5の両端部が支持され、この
回転軸5には、両軸受1,3間において電機子6が取付
けられている。
この電機子6は、偏平コイルを複数重ね合わせて合成樹
脂等により一体に結合してなる円板状のもので、この電
機子6の両面には前記フレーム構成体1,3の各内面に
固定した磁石7及び8を近接させである。
図中9は前記電機子6と共に回転軸5に取付けられた円
筒状のコミュテータで、軸方向に長い複数の金属板を互
に絶縁して並べて構成され、各金属板は前記電機子6の
巻線に接続されている。
また図中10はブラシホルダーで、これは前記フレーム
構成体3における前記回転軸5の軸方向に略沿う筒状壁
部3aに、前記回転軸5に対して傾斜した状態で貫通さ
せて取付けである。
このブラシホルダー10の内部にはカーボンブラシ11
が挿入されており、このブラシ11はホルダー10内の
スプリング12により押圧されて、一端を前記コミュテ
ータ9の外周に接触させている。
なお、13はスプリング受けを兼ねる充電部で、ブラシ
ホルダ・−10の貫通端に取付けられ、これを介してブ
ラシ11に給電するようになっている。
そして、ブラシホルダー10の傾斜方向は、前記筒状壁
部3aに連なって前記回転軸5の軸直角方向に略沿う板
状壁部3bから、前記充電部13が遠ざかる方向に傾斜
されている。
なお、図中Bは充電部13と板状壁部3b間の絶縁距離
である。
しかも、前記充電部13は、フレーム構成体3の軸受支
持端3cを通って前記回転軸5の軸直角方向に沿う仮想
延長面(図中一点鎖線Cで示す。
)と、前記板状壁部3bとの間に収められている。
以上の如き構成の偏平形モータは、ブラシホルダー10
をモータフレームAに貫通させて取付けたから、ブラシ
11の交換に際してモータフレームAを分解する必要な
く、モータフレームA外からのブラシ11の交換が可能
であるので、その作業が容易である。
そして、ブラシホルダー10はモータフレームAを単に
貫通させただけでなく、傾斜させて取付けたから、ブラ
シホルダーがモータフレームに内装された場合との比較
では勿論のこと、ブラシホルダーを回転軸の軸直角方向
に沿って貫通配設した場合に比較しても、より長くブラ
シホルダー10を形成できる。
したがって、このホルダー10内に挿入されるブラシ1
1に長寸のものを使用でき、このためブラシ11の交換
頻度を低下できる。
さらに、ブラシホルダー10を筒状壁部3aに貫通させ
たことにより、その充電部13と磁性金属板製のフレー
ム構成体3における板状壁部3bとの間の絶縁が必要と
なる。
ところで、充電部13はブラシホルダー10の傾斜配置
によって、必要な絶縁距離Bを確保できるものである。
しかも、ブラシホルダー10の傾斜配置によってモータ
フレームAをより薄形化できる。
すなわち、本願の理解をより容易にするために、全筒状
壁部3aを貫通して設けられるブラシホルダーを備え、
このブラシホルダーが傾斜されず回転軸5の軸直角方向
に配置された偏平形モータを想定する。
このような偏平形モータは、ブラシホルダーがモータフ
レームAを貫通するから、その充電部13と筒状壁部3
bとの絶縁が必要であり、そのために例えば図中Bの絶
縁距離を確保すれば、ブラシホルダーは回転軸5の軸直
角方向に沿って配設され、そのブラシ11とコミュテー
タ9との接触位置は、前記絶縁距離Bの寸法だけ図にお
いて軸受4方向に下がることになる。
したがって、これに応じてコミュテータ9も軸受4も下
がって配設する必要があり、結果的に前記筒状壁部3a
の寸法が大きくなって、回転軸5の軸長およびモータフ
レームAの厚さが大きくなるものである。
しかしながら、本考案においてはブラシホルダー10は
その充電部13が板状壁部3bから遠ざかるように傾斜
されて設けたから、ブラシ11側は逆に軸受4から遠ざ
かり電機子6の中心部側に寄ることになる。
したがって、コミュテータ9および軸受4をより電機子
6側に寄せることができるから、その分篩状壁部3aが
短かくなり、回転軸5の軸長およびモータフレームAの
厚さを小さくできるものである。
なお、充電部13は前記仮想延長面Cを越えないから、
ブラシホルダー11によって全体の偏平化が妨げられな
いことは勿論である。
以上説明した本考案はブラシホルダーを、一方のフレー
ム構成体における筒状壁部に貫通させて取付けるととも
に、その充電部が上記壁部に連なる板状壁部から遠ざか
る方向にブラシホルダーを傾斜させ、かつ充電部を板状
壁部と前記構成体の軸受支持端を通る仮想延長面との間
に収めたことを特徴とする。
したがって、本考案によれば、長いブラシを使用でき、
かつその交換頻度を減じ得るとともに、モータフレーム
の分解の必要なくブラシ交換を簡易に行える。
しかも、ブラシホルダーの充電部とこのホルダーを取付
けたフレーム構成体との絶縁距離を十分確保しながら、
モータフレームをより一段と薄形化することができる偏
平形モータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を一部断面にて示す側面図である
。 1.3・・・・・・フレーム構成体、A・・・・・・モ
ータフレーム、2,4・・・・・・軸受、3a・・・・
・・筒状壁部、3b・・・・・・板状壁部、3c・・・
・・・軸受支持端、5・・・・・・回転軸、6・・・・
・・電機子、7,8・・・・・・磁石、9・・・・・・
コミュテータ、10・・・・・・ブラシホルダー、11
・・・・・・ブラシ、13・・・・・・充電部、B・・
・・・・絶縁距離、C・・・・・・仮想延長面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁部で互に連結されてモータフレームをなす一対の磁
    性金属板製フレーム構成体の各中央部に夫々軸受を取付
    け、これら軸受に回転軸の両端部を支持させ、この回転
    軸には、軸受間において偏平コイルを複数枚重ねて一体
    化した板状の電機子を取付けるとともに、円筒状のコミ
    ュテータを取付け、上記フレーム構成体には、電機子に
    近接する磁石を取付けるとともに、コミュテータに接す
    るブラシを保持したブラシホルダーを取付けた偏平形モ
    ータにおいて、上記ブラシホルダーを、一方のフレーム
    構成体における上記回転軸の軸方向に略沿う筒状壁部を
    貫通させるとともに、貫通端に設けた充電部が上記筒状
    壁部に連なって上記回転軸の軸直角方向に略沿う板状壁
    部から遠ざかる方向に、傾斜させて取付け、かつ上記充
    電部を、上記一方のフレーム構成体の軸受支持端を通っ
    て上記回転軸の軸直角方向に沿う仮想延長面と上記板状
    壁部との間に収めてなることを特徴とする偏平形モータ
JP1976163299U 1976-12-06 1976-12-06 偏平形モ−タ Expired JPS6041807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976163299U JPS6041807Y2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 偏平形モ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976163299U JPS6041807Y2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 偏平形モ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5380006U JPS5380006U (ja) 1978-07-04
JPS6041807Y2 true JPS6041807Y2 (ja) 1985-12-19

Family

ID=28771028

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976163299U Expired JPS6041807Y2 (ja) 1976-12-06 1976-12-06 偏平形モ−タ

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JP (1) JPS6041807Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246228Y2 (ja) * 1984-09-26 1990-12-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045605U (ja) * 1973-08-27 1975-05-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5380006U (ja) 1978-07-04

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