JPS6028064B2 - テ−プ状体の終端部の接近度合を検知する方法 - Google Patents

テ−プ状体の終端部の接近度合を検知する方法

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JPS6028064B2
JPS6028064B2 JP53042865A JP4286578A JPS6028064B2 JP S6028064 B2 JPS6028064 B2 JP S6028064B2 JP 53042865 A JP53042865 A JP 53042865A JP 4286578 A JP4286578 A JP 4286578A JP S6028064 B2 JPS6028064 B2 JP S6028064B2
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pulse
pulse signal
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守 中込
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Shin Shirasuna Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープ状体の終端部の接近度合を検知する方法
に関するものである。
例えばテープレコーダにおいて、テープの終端部が援近
していることを知らないで録音を続けていると、その終
端部において録音が途中で中断されてしまうという不都
合が生ずる。
そこでテープの終端部がどの程度接近しているかを知る
必要があり、そのために例えばテープカセットをのぞき
込んでテープの巻取り量を肉眼で観察することが考えら
れうるが、このような方法ではどの程度テープの終端部
が接近しているかたえずカセット内のテープ移送状態を
監視していなければならず、非常に厄わしいという問題
がある。そこで録音または再生時にテープの終端部がど
の程度近づいているかを自動的に知りうろことが要望さ
れる。従って、本発明はそのような要望を極めて簡潔な
構成でもつて満足せしめうる方法を提供することを目的
とするものである。以下図面を参照して本発明の実施例
につき説明しよう。
まず第1図を参照すると、本発明の方法を実施しうる回
路構成の一例が示されている。第1図においてlaは供
給リール、lbは巻取りリール、2は供給リールlaか
ら巻取りリールlbに矢印Rで示されるように定められ
た移送速度で巻き取られるテープである。まず本発明に
おいては、供V給リールlaに関連せしめて周波数信号
発生器3を設ける。
この周波数信号発生器3は第1図に概略的に示されてい
るようにS極とN極とを交互に配列した永久磁石横体に
よって構成されうるものであり、この場合、一方のS極
の周囲長L,が他方のS極の周囲長L2よりも大きく選
定されている。上述のように周波数信号発生器3は供給
リールに関連せしめられているから、その周波数信号発
生器3からは供g造りールlaの回転速度に対応した周
波数を有する周波数信号が得られ、そしてその周波数信
号が波形整形回路4に供v給される。
そうすると、上述のように周波数信号発生器3がそれの
一対のS極の周囲長を異ならしめて構成されているから
、波形整形回路4からはパルス幅は互いに異なりかつ供
給リールlaの回転速度に実質的に対応してパルス幅は
減少し周波数は増大するパルス信号が縛られる。ここで
第2図を参照すると、供給リールlaの回転速度がテー
プ供給開始時点tiからテープ供給終了時点teまでの
間の時間とともに変化する状態が曲線Gで示されている
第2図においてtaはテープ供給終了時点すなわち終端
時点teから予め定められた時間だけ手前の時点をあら
わしている。いま周波数信号発生器3から、供給リール
laの1回転により、その周波数信号発生器3の上述し
た磁極構成に対応した周波数信号が発生したとすると、
第2図の曲線G上におけるA,BおよびC点にそれぞれ
対応する供給リールlaの各回転により波形整形回路4
から得られる前記パルス信号はそれぞれ第3図において
A,BおよびCで示されているようなものとなる。すな
わち第3図Aの場合にはパルス幅t,を有するパルスと
そのパルス幅t,よりも小さいパルス幅t2を有するパ
ルスとが周期的に交番してあらわれる。また第3図Bの
場合にはパルス幅L′を有するパルスとそのパルス幅t
,′よりも小さいパルス幅t2′を有するパルスとが周
期的に交番してあらわれる。さらにまた第3図Cの場合
にはパルス幅L″を有するパルスとそのパルス幅t,″
よりも4・さいパルス幅t2″を有するパルスとが周期
的に交番してあらわれる。これからわかるように、波形
整形回路4からは、供給リールlaの回転にともなって
、前述のようにパルス幅が互いに異なりかつ供給リール
laの回転速度に対応してそのパルス幅は減少して周波
数は増大するパルス列よりなるパルス信号が得られるの
である。つぎに上述のようにして得られたパルス信号(
第3図においてA,BおよびCでそれぞれ示されている
もの)が、基準パルス発生回路6に供給されその回路6
から得られた所定の幅Tを有するパルス列よりなる基準
パルス信号(第3図においてA′,B′およびC′でそ
れぞれ示されているもの)と比較回路5において比較さ
れる。
上述のごとく波形整形回路4からのパルス信号は基準パ
ルス発生回路6に与えられるわけであるが、この場合、
その基準パルス発生回路6は例えば図示のごとくAND
回路7と、コンデンサCと、抵抗Rと、インバータ回路
8および9とで構成されうるものであり、かつ波形整形
回路4からの各パルスの立上り時点に対応した時点で立
上り予め定められたパルス幅Tをもって立下る基準パル
ス信号(第3図においてA′,B′およびC′でそれぞ
れ示されてるもの)を発生するようになされている。
このようにして基準パルス発生回路6から得られた基準
パルス信号と波形整形回路4からのパルス信号が前述の
ごとく比較回路5において比較されるわけであるが、こ
の場合、比較回路5は例えば図示のごとくAND回路1
0と、インバータ回路11とで構成されうるものであり
、かつこれは第2図における前記時点ta以降の時点に
おいてのみすなわち波形整形回路6からのパルス信号の
パルス幅t,,t2,t,′,t2′,t,″,t2″
が基準パルス発生回路6からの基準パルス信号のパルス
幅Tよりも小さくなったときにのみ、波形整形回路4か
らのそのようにパルス幅が小さくなったパルス信号の立
下り時点に対応した時点で立上りかつ基準パルス発生回
路6からの基準パルス信号の立下り時点に対応した時点
で立下るパルス信号を発生するようになされている。
ここで第3図を参照すると、同図AおよびA′の場合に
は、すなわち供給リールlaの回転速度が比較的遅い場
合には、t.>t2>Tであるから同図A′′に示され
ているように比較回路5の出力側には何ら信号はあらわ
れない。
つぎに第2図における前記時点taを過ぎた時点すなわ
ち例えば第2図のBに対応する時点においては、第3図
BおよびB′からわかるようにt,′>T>t2′であ
るから同図B″に示されているようなパルス信号が1周
期に1回づつ比較回路5の出力側にあらわれる。さらに
第2図のBに対応する時点を過ぎた時点すなわち例えば
第2図のCに対応する時点においては、第3図Cおよび
C′からわかるようにT>L″>t2″であるから同図
C″に示されているようなパルス信号が比較回路5の出
力側にあらわれる。このように比較回路5から得られた
パルス信号は検知装置12に与えられる。
この検知装置12は例えばランプやブザー等を含んで構
成されうるものであり、いまこの検知装置12がランプ
を含んで構成されているものとすると、それに第3図B
″,C″に示されているようなパルス信号が供給される
場合には、そのランプの点滅の速度が、第2図における
B点、C点と進むにつれてすなわち供給リールlaの回
転速度が上昇するにつれて順次早くなり、このようなラ
ンプの点滅速度の変化によってテープ2の終端部の接近
度合を検知することができるのである。ランプにかえて
例えばブザー等を用いた用いた場合にも同様の効果が得
られることは容易にわかるであろう。以上の説明から明
らかなごとく、本発明によれば、波形整形回路4から得
られるパルス信号を、互いにパルス幅の異なる2つのパ
ルスが周期的に交番してあらわれるパルス信号として得
ているので、第3図BおよびB′におけるt,′>T>
t2′となった時点以降第3図B″における、周波数信
号発生器3の1回転について1回のみパルスがあらわれ
るパルス信号を比較回路5の出力側に得ることができ、
さらに供給リールlaの回転が遠くなって第3図Cおよ
びC′におけるT>t,″>t2″となった時点以降は
、第3図C″のような、周波数信号発生器3の1回転に
ついて2回の出力パルスを比較回路5の出力側に得るこ
とができるのである。
すなわち、本発明によれば、比較回路5の出力パルスの
発生態様を2段階に識別できるので、波形整形回路4か
ら得られるパルス信号が互いに等しいパルス幅を有する
パルス列よりなる従来の場合と比較して、テープ2の終
端部の接近度合をより明確に検知しうる効果を有し、し
かもその効果を極めて簡単な構成によって達成しうるも
のである。なお上述の実施例では本発明をテープレコー
ダに適用したが、本発明はそれに限定されるものではな
く、要するにテープ状体が1つのりールから他のりール
へ供給されるようになされるようになされた装置であれ
ばどのような装置にでも適用されるものであることは当
業者には容易に理解されるであろう。また、上述の実施
例では、周波数信号発生器3がそれぞれ周囲長をLおよ
びL2とし、かつL>−とする2極のS極を備えている
が、S極の数は2個に限定されるものではなく、周囲長
をL3とし、L>L〉Lとするさらに1個のS極を備え
たものでもよいことは勿論であり、この場合は波形整形
回路4の出力が、互いにパルス幅の異なる3つのパルス
が周期的に交番してあらわれるパルス信号として得られ
、これによって比較回路5の出力パルスの発生態様を3
段階として、テープ2の終端部の接近度合をさらに明確
に検知しうろことも当業者には容易に理解されるであろ
う。
なお上述した実施例においては、波形整形回路4からの
パルス信号の立上り時点に対応する時点において立上る
基準パルス信号を発生せしめたが、波形整形回路4から
のパルス信号の立下り時点に対応する時点‘こおいて立
下る基準パルス信号を発生するように基準パルス発生回
路6を構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施しうる回路構成の一例を示
す概略図、第2図および第3図はそれぞれ本発明の説明
に供するグラフおよび波形図である。 la,lb・・・・・・供v給リール、巻取りリール、
2・・・・・・テープ、3・・・・・・周波数信号発生
器、4・・・・・・波形整形回路、5・・・・・・比較
回路、6・・・・・・基準パルス発生回路、12・…・
・検知装置。 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 供給リールから巻取りリールにテープ状体を移送せ
    しめるようになされた装置の前記供給リールの回転速度
    に実質的に対応してパルス幅は減少し周波数は増大する
    パルス列よりなる第1のパルス信号を前記回転速度との
    関連のもとに得、この第1のパルス信号の立上りまたは
    立下りの時点に実質的に対応した時点で立上りまたは立
    下り、かつ、前記回転速度が比較的遅い場合には、前記
    第1のパルス信号のパルス幅よりも狭くなり、前記回転
    速度が比較的速くなつた場合に前記第1のパルス信号の
    パルス幅よりも広くなる所定の幅Tを有するパルス列よ
    りなる第2のパルス信号を基準信号として得、前記第1
    のパルス信号と前記第2のパルス信号とを比較し、この
    比較により前記第1のパルス信号のパルス幅が前記所定
    の幅Tよりも狭くなつた時点以降第3のパルス信号を得
    、この第3のパルス信号にもとづいて前記テープ状体の
    終端部の接近状態を検知する方法において、前記第1の
    パルス信号を、互いにパルス幅の異なる少なくとも2つ
    のパルスが周期的に交番してあらわれるパルス信号とし
    て得、前記第3のパルス信号を、前記第1のパルス信号
    を構成する互いにパルス幅の異なる2つのパルスのうち
    の一方のパルス幅が前記所定の幅Tよりも広く、かつ他
    方のパルス幅が前記所定の幅Tよりも狭くなつた時点以
    降得るようにしたことを特徴とするテープ状体の終端部
    の接近状態を検知する方法。
JP53042865A 1978-04-12 1978-04-12 テ−プ状体の終端部の接近度合を検知する方法 Expired JPS6028064B2 (ja)

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