JPS6027391A - 抗生物質オ−ランチニン・bおよびその製造法 - Google Patents

抗生物質オ−ランチニン・bおよびその製造法

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JPS6027391A
JPS6027391A JP58137258A JP13725883A JPS6027391A JP S6027391 A JPS6027391 A JP S6027391A JP 58137258 A JP58137258 A JP 58137258A JP 13725883 A JP13725883 A JP 13725883A JP S6027391 A JPS6027391 A JP S6027391A
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JP
Japan
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antibiotic
aurantinin
culture
bacillus
collected
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Application number
JP58137258A
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English (en)
Inventor
Satoshi Omura
智 大村
Masayuki Onda
恩田 政行
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Kitasato Institute
Original Assignee
Kitasato Institute
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な抗生物質オーランチニン・Bおよびそ
の製造方法に関するものである。
さきに、本発明者らは、バチルス属に属する微生物を培
地に培養することにより、新規抗生物質が生成されるこ
とを見出し、この物質なオーランチニンとしてJ、 A
ntlbiotlcs、 31.525−532 (1
978)に、またKM−214物質として特願昭51−
15434 号(特開昭52−100401号)として
開示した。その後、本発明者は、オー2ンチニン生産菌
のバチルス・オーランチナス(Baailluaaur
antinua) KM−214株が、オーランチニン
(KM−214物質)よりも強い抗菌活性を有する新規
抗生物質を生産することを見出し、この物質なオー2ン
チニン・Bと命名した。本発明は上記の知見に基づくも
のである。
本発明の目的は新規抗生物質オー2ンチニン・Bおよび
その製造方法を提供することにある。
オーランチニン・Bの理化学的性質を次に示す。
(1) 元素分析(%> c : 67.16 H: 
7.74(2)分子量および分子式 分子量は780 (、フィールドディソープション質量
分析で鰐、 n%z 780 を与えた)がめられ、元
素分析値から分子式 〇<4HsoOs*が与えラレル。
(3) 融点 95°〜98℃ (4) 比旋光度 5 〔α)D+ 124(e = 0.33 エタノール)
(5)紫外線吸収スペクトル 第1図の通シ(メタノール中で測定) (6) 赤外線吸収スペクトル 第2図の通シ(KBr法で測定) オーランチニジ・Bの生物学的性質は次の通りである。
(1)抗菌活性 寒天希釈法による最小阻止濃度(MIG) は第1表に
示す通りである。
第 1 表 (Staphylocoaaua aureus)# 
# F8−1277 25 1 /’ KB−19912,5 バチルス・サプチルス ATCC6633100(Ba
cillus 1ubti口1)バチルス・セレウス 
IPO3001100(、Baaillum aere
us)バチルス・アンスラシス KB−3150(Ba
cillua anthracig)ミクロコツカス・
ルテイウス ATCC934112,5(Mlcroc
oceus 1uteua)ミコバクテリウム・スメグ
マテス ATCC607)100(Mycobacte
rium smagmatig)ニジエリシア・コリ 
NIHJ >100(Eschsriehia col
i)クレブシェラ・ニューモニアエ A’l’CC10
031>100(Klebsiella pneumo
nlas)プロテウス・ブルガリス IFO3167>
100(Proteus vulgaris)シュード
モナス・エルギノーサ IPo 3080 >100(
100(Pseudo@ a@ruglnosa)クロ
ストリジウム・バー7リングンス KB 128 0.
78(Clostrldium perfringen
s)/r I KB 129 6.25 クロストリジウム・カイナントイ KB 133 1,
56(Clostridium kainantoi)
クロストリジウム・ノピイ KB 136 0.3J(
Cloatrldium novyl)バクテロイデス
・フラジリス KB 169 >Zo。
(Bacteroidaa f’ragil1g)フッ
バクテリウム・バリウム KB 234 ≦1100(
Fuaobacteriu varlum)(2)急性
前件 本抗生物質をマウス腹腔内投与した場合のLD+so値
は100■/KF以上である。
オーラチ二ン・Bはダラム陽性菌に活性を示し、ヒトお
よび動物の微生物感染症に対する治療薬、予防某として
の使用が期待される。上記の理化学的性質および生物学
的性質に一致する既知抗生物質は知られていないので、
本抗生物質は新規化合物であると認められる。
本発明によυ、バチルス属に属し、抗生物質オーランチ
ニジ・Bを生産する能力を有する菌株を培地に好気的に
培養し、培養物中にオーランチニジ・Bを蓄積させ、こ
れを採取することによってオーランチニジ・Bを得るこ
とができる。本発明の方法に、バチルス属に属し、かつ
外線、エックス線、放射線、化学薬剤尋を用いる人工的
変異手段で変異して得られる変異株を使用するととがで
きるが、実施例に記載された菌株は、バチルス9オーラ
ンチナス(Baa t l lu@aurantlnu
s)微工研菌寄第3379号である。
培養は、培地として公知のバチルス属微生物の培養に用
いられる培地を使用して行なうことができる。培地の炭
素源としては、たとえばグルコース、マルトース、テン
プy1デキストリン等の糖質を、また窒素源としては、
たとえば硫酸アンモニウム、塩化アンモニウム、アミノ
酸、蛋白性物質等の無機、有機の窒素源を単独または混
合物として使用することができる。所望によシ、たとえ
ばカリウム、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、
鉄、燐酸等の無機物、ビタミン、肉エキス、酵母エキス
、ペプトン、有機酸、その他の生育促進物質を適宜加え
ることができる。
培養は静置でもよいが、振盪捷たは通気攪拌培養などの
好気的条件下に行なうのが実用的である。培養中に消泡
な必要とする時は、たとえばニラフールBO−2(日光
ケミカルズ株式会社製)を使用するとよいが、この他に
シリコン樹脂、大豆油、アデカノールI、G−109(
旭電化株式会社製)などの消泡剤も使用することができ
る。通常、培養はpH6,0〜7.0、温度20〜42
061時間はおよそ24〜72時間程度で行なわれる。
オーランチニン・Bの精製単離の例を次に示す。オーラ
ンチニン・Bは主として培養液中に生成蓄積される。本
抗生物質は脂溶性酸性物質であるから、培養物からの本
抗生物質の採取および精製は脂溶性酸性抗生物質を採取
するために用いられる一般的方法を適用するのが実用的
である。たとえば適当な溶媒を用いる溶媒抽出法が好適
である、。
培養物から菌体その他を除去した培養液からが、酸性側
(pH4以下)に調整した後に抽出するのが好ましい。
たとえば、このようにして得られたオーランチニン・B
を含むn−酢酸ブチル抽出液を減圧下濃縮乾固し、その
乾固物から油脂類を除くためにn−ヘキサンで洗浄し、
粗物質を得る。
この粗物質をセファデックスLH−20(生化学工業社
製)のカラムにのせ、メタノールで展開し、活性区分を
集め濃縮乾固する。ついでシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーを行ない、クロロホルム−メタノールの混合溶
媒系で溶出し、活性区分を集めて減圧渥縮乾固し、黄白
色粉末を得た。この粉末についてホウ酸処理したシリカ
ゲルのクロマトグラフィーな行ない、クロロポルム−メ
タノールの混合溶媒で展開溶出し、活性部を集め濃縮乾
固する。さらに、この粉末をセファデックスLH−20
0カラムにのせ、メタノールで展開し、活性分画を集め
濃縮乾固し、黄白色粉末状のオーランチ二ン・Bを得る
なお、生産されたオーランチニン・Bの定量は、バチル
ス・ズブチルスおよびクロストリジウム・パーフリンゲ
ンスを試験菌とする通常の微生物検定法で行なうことが
できる。
実施例 グルコース1.0%、硫酸アンモニウム1.0%、酵母
エキス0.5%、燐酸第一カリウム0.2%、硫酸マグ
ネシウム7水塩0,05%および炭酸カルシウム0.3
チを含有する培地(1)H7,0) 100dを500
m1容坂ロフラスコに分注し、120℃、20分滅薗す
る。これにバチルス・オーランチナス(微工研菌寄第3
379号)を接種し、27℃で48時間、毎分120回
転で往復振盪培養を行なった。
この培養物を上記と同一組成の培地70A!を有する1
001容タンクファーメンタ−に1チの割合で接種し、
27℃、毎分200回転で毎分351の無菌空気を送り
、68時間通気攪拌培養を行ない、オーランチニン・B
を含有する培養物を得た。
この培養物をシャープレス屋遠心機を用いて遠心処理し
、菌体な含む不溶物を除き、培養r液601を得た。こ
の培養P液を希塩酸でpHな2に調整した後、n−酢酸
ブチル401を加え室温で約1時間攪拌抽出する。n−
酢酸ブチル層を減圧下で濃縮し、2ノのn−へキサンを
加え、オーランチニン・Bを含む褐色タール状物質15
gを得た。このタール状物質を60コのメタノールに溶
解し、あらかじめメタノールに懸濁させたセファデック
スLll−20(40Q F 、生化学工業社製)を充
填したカラム上輪に添加した・カラムをメタノールで溶
出し、20dずつ分画した。
活性分画(No、65〜145)を集めて減圧下で濃縮
することにより粗物質5.51を得た。この組物5q2
.751/のクロロホルム溶液を、あらかじめクロロホ
ルムに懸濁させたシリカゲル(70F 。
和光紬薬社製)を5雪諺の厚さに充填した遠心クロマト
グラフ装置(日立製作新製、C,LC−5型)にのせ、
クロロホルム−メタノール(97:3V/マ)を溶出溶
媒とする遠心クロ・マトグ2フィーを行なった。溶出液
の活性分画を集め、濃縮乾固し組物質650■を得た。
あらかじめホウ酸処理したシリカゲルを5mgの厚さに
しいた薄層板にこの物質のクロロホルム溶解液をスポッ
トし、クロロホルム−メタノール(10:1)で展開し
た。薄層板を風乾後、オーランチニン・Bの活性¥FR
f 値0.35付近をかきとって集め、展開溶媒と同じ
溶媒で溶出した。溶出液を減圧下で濃縮乾固し、88■
の粉末を得た。この粉末を51のメタノールに溶解し為
あらかじめメタノールに懸濁させたセファデックスLH
−20(10,9、生化学工業社製)を充填したカラム
上端に添加した。カラムをメタノールで溶出し、S r
utずつ分画した。活性分画(No。
6〜15)を集めて減圧下で濃縮乾固し、59■のオー
ランチニン・Bを黄色粉末として単離した。
【図面の簡単な説明】
第1図はオーランチニン・Bの紫外線吸収スペクトル(
エタノール中で測定)、第2図は赤外線吸収スペクトル
(KBr法で測定)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11次の理化学的性質を有する抗生物質オーランチ二
    ン・Bo ■ 分子式 〇44)1110012 ■ 比旋光度 〔α〕25°+124 (e悶0.33.エタノール)
    ■ 紫外線吸収スペクトル 第1図の通シ■ 赤外線吸
    収スペクチル 第2図の通り(2) バチルス属に属し
    、抗生物質オーランチ二ン・Bを生産する能力を有する
    菌株を培地に好気的に培養し、培養物中にオー2ンチニ
    ン・Bを蓄積させ、これを採取することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の抗生物質オー2ンチニン・B
    の製造法。 (3) バチルス属細菌として、バチルス・オーランチ
    ナス(Bacillus aurantinus)(微
    工研菌寄第3379号)を使用する特許請求の範囲第2
    項記載の方法。
JP58137258A 1983-07-27 1983-07-27 抗生物質オ−ランチニン・bおよびその製造法 Pending JPS6027391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007052356A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Ahc Co., Ltd 抗菌活性物質dm0507およびその利用

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WO2007052356A1 (ja) * 2005-11-04 2007-05-10 Ahc Co., Ltd 抗菌活性物質dm0507およびその利用

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