JPS6027384Y2 - ミラ−装置 - Google Patents

ミラ−装置

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JPS6027384Y2
JPS6027384Y2 JP14472580U JP14472580U JPS6027384Y2 JP S6027384 Y2 JPS6027384 Y2 JP S6027384Y2 JP 14472580 U JP14472580 U JP 14472580U JP 14472580 U JP14472580 U JP 14472580U JP S6027384 Y2 JPS6027384 Y2 JP S6027384Y2
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JP
Japan
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mirror
sub
main
lever
main mirror
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Application number
JP14472580U
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English (en)
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JPS5768228U (ja
Inventor
元彦 堀尾
Original Assignee
富士写真光機株式会社
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Publication date
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Priority to JP14472580U priority Critical patent/JPS6027384Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一眼レフカメラに用いられるミラー装置に関し
、さらに詳しくはメインミラーの背後にサブミラーを配
置してメインミラーを透過した光を受光部に導くように
するミラー装置の改良に関するものである。
この種のミラー装置は、サブミラーがメインミラーの背
後に枢動自在に軸支されている。
サブミラーとメインミラーとの間にはバネが掛けられて
おり、メインミラーが下降位置にある時は、サブミラー
がメインミラーのハーフミラ一部から離れて開き所定の
角度を保つ。
このサブミラーの角度は、サブミラーの軸支側に設けた
ストップ片がメインミラーの下面に当接することにより
規制される。
前記ミラー装置は、露出装置の光学系として利用されて
いるが、これをオートフォーカス装置の光学系に用いる
場合は、次のような問題が生じる。
すなわち、オートフォーカス装置の受光部としては、微
小な受光素子アレイが用いられているため、サブミラー
の角度が数十秒程度狂っただけでも測距不能になる。
ところで、前記サブミラーはメインミラーに軸支されて
いるため、サブミラーの角度を正しく設定しても、使用
によってメインミラーの角度が狂うと、この影響を受け
てサブミラーの角度がずれてしまう。
また、サブミラーに設けたストップ片でサブミラーの停
止位置を規制しているが、このストップ片はサブミラー
の軸支点とメインミラーの軸支点との間に位置するから
、その長さが制約され、角度の精度が出しにくいという
問題がある。
さらに、サブミラーの角度調整を行なう場合は、サブミ
ラーがメインミラーに軸支されている関係からして、角
度調整装置をメインミラーに設けなければならない。
しかし、メインミラーにサブミラー用の角度調整装置を
設けることは、スペース的および重量的に困難である。
本考案は上記背景に基づいてなされたものであり、サブ
ミラーの角度精度が良好なミラー装置を提供することを
目的とするものである。
本案装置はサブミラーをメインミラーと独立に設け、メ
インミラーの角度によってサブミラーの角度が影響を受
けないようにしたことを特徴とするものである。
以下、図面を参照して本考案の実施例について詳細に説
明する。
第1図において、メインミラー1はほぼ45度に傾斜し
た実線で示す下降位置に静止しており、撮影時に二点鎖
線で示す上昇位置に跳ね上がる。
この実施例では、メインミラー1はその支点が変位する
スイングバック方式になっている。
メインミラー1は、A−B区間(距離11)がノ\−フ
ミラ一部に形成されており、ここに入射した光の一部を
後方に透過する。
この実施例においては、メインミラー1の背後にほぼ4
0度に傾斜したサブミラー2が配されており、ハーフミ
ラ一部を透過した光を下方に反射してオートフォーカス
用の受光部3へ導く。
この受光部3は、例えば微細なCCD素子が一定間隔で
配置されており、測距範囲内にある画像の各部を測定す
る。
このオートフォーカス装置は画像のコントラストからピ
ント検出を行なうものであるから、サブミラー2の角度
と、受光部3の位置によって測距精度が大きく影響され
る。
前記サブミラー2は、上面の両端が符号CとDで示され
ており、その長さが12になっている。
この長さ12は、ハーフミラ一部の長さ11よりも長<
(12〉11)なっている。
撮影時にメインミラー1とサブミラー2とが一緒に上昇
位置退避位置に跳ね上げられる。
この上昇位置においては、アイピースから入射した光が
入り込まないようにするために、サブミラー2がハーフ
ミラ一部の背後に当接してこれを遮光する。
この遮光状態において、メインミラー1の下面を示す直
線をEとすると、この直線E上に印されたA’−B’区
間はハーフミラ一部であり、C′−D′区間はサブミラ
ー2の両端に相当する。
なお、メインミラー1とサブミラー2との間に、工作精
度を考慮した間隙が必要とされる場合には、この間隙を
含めたものをメインミラー1の下面とする。
下降位置にあるサブミラー2の上端面(反射面)を延長
した直線が上昇位置にあるメインミラー1の下面と交叉
する点をFとする。
この交点Fの2等分線をFGとすると、点C,C’から
等距離にある2等分線FG上の点をOとする。
(点Oは線分cc’の垂直2等分線と直線Gの交点で与
えられる。
)次に0点から直線FDと、直線Eに垂線を降して交叉
する点を)l、 H’とすると、三角形OCRと、三角
形OC’H’は合同であるから、(H’C’0と<HC
Oは等しくなる。
したがって、サブミラー2の回転中心を点Oにとれば、
上昇位置にあるサブミラー2は、メインミラー1の下面
に平行となり、かつメインミラー1のハーフミラ一部を
遮光する。
第2図は第1図の幾可学的関係に基づいて構成したミラ
ー保持機構を示すものである。
支持レバー4はその一端が軸5でメインミラー1に軸支
されており、その他端が軸6に軸支されている。
この支持レバー4が軸6を中心にして揺動すると、メイ
ンミラー1が二点鎖線で示す下降位置から実線で示す上
昇位置にスイングアップする。
サブミラー2は、前述した回転中心Oに軸支された支持
レバー7の一端に固着されており、メインミラー1とと
もに移動する。
なお符号8,9゜10は、支持レバー4と、メインミラ
ー1と、サブミラー2とをそれぞれ位置決めするストッ
プピンであり、例えば偏心ピン等を用いることにより、
そのストップ位置を微調整することができる。
上記実施例において、メインミラー1は、ストップピン
8,9によってほぼ45度の角度に傾斜する。
一方、サブミラー2はメインミラー1の角度に関係なく
、その下面がストップピン10に当接した所定の角度で
傾斜し、メインミラー1のハーフミラ一部を透過した光
を受けて、これを下方に反射する。
撮影時にメインミラー1が上昇位置に跳ね上がる際に、
サブミラー2もこれと同時に跳ね上がって、メインミラ
ー1のハーフミラ一部を遮光する。
第3図ないし第4図は本考案の具体的な実施例を示すも
のである。
第3図において、ミラーボックス12内にメイン、ミラ
ー13が収容されている。
このメインミラー13は、その一部がハーフミラ一部1
4aに形成されたミラー14と、このミラー14を保持
するミラー枠15とからなる。
支持レバー16はコ字形をみており、その両端が軸17
でミラーボックス12の内側にそれぞれ軸支されている
この支持レバー16にミラー枠15が入り込み、軸18
で回転自在に軸支されている。
メインミラー13の背後にサブミラー20が配されてい
る。
このサブミラーは凹部を有するミラー枠21と、凹部内
に収納されたミラー22からなる。
このサブミラー13は、ミラー枠21の背面にコ字形を
した支持レバー23が固着されている。
この支持レバー23の両端は、一対の軸24によりミラ
ーボックス12の内側にそれぞれ軸支されている。
さらに支持レバー23の一端にアーム23aを設けてベ
ルクランクレバーとし、また他端にはバネ25が掛けら
れている。
このバネ25によってサブミラー20が軸24を中心に
して時計方向に付勢され、ストップピン26に当接した
角度で静止する。
通常は支持レバー16がストップピン28に当接し、ま
たミラー枠15の下面がストップピン29に当接してメ
インミラー1の角度が規制される。
この状態のときにファインダ光路が形成されるとともに
、ハーフミラ一部14aを透過した光がサブミラー20
で反射されて受光部30に導かれる。
前記ベルクランクレバーを構成するアーム23aは、ミ
ラー跳ね上げ中継レバー32の一端に設けたピン33に
よって上昇位置に押し上げられる。
また、このミラー跳上げ中継レバー32の途中に、メイ
ンミラー13の側縁に設けたピン34が当接している。
したがって、ミラー跳上げ中継レバー32が軸35を中
心にして反時計方向に枢動すると、支持レバー23が軸
24を中心にして反時計方向に回転し、サブミラー20
をバネ25に抗して第5図に示す上昇位置に跳ね上げる
これと同時に、ピン34がバネ36に抗して押し上げら
れるから、メインミラー13は軸17を中心にしてスイ
ングバックし、第5図に示す上昇位置へ跳ね上げられる
第4図において、クイックリターンチャージレバー37
は、4個のアーム37a〜37dを備え、軸38に回転
自在に軸支されている。
このクイックリターンチャージレバー37と同軸に、3
個のアーム39a〜39cを備えたミラー跳上げレバー
39が設けられている。
巻上げ操作時に、巻上げ連動レバー40が揺動してアー
ム37aを時計方向に押す。
これによりクイックリターンチャージレバー37は、復
帰バネ41をチャージしながら時計方向に回転し、セッ
ト位置でロックレバ−42に係止される。
一方、ミラー跳上げレバー39は、ロックレバ−43に
係止されているから、そのまま停止している。
したがってアーム37cと39cとの間に掛けたミラー
跳上げバネ44がチャージされる。
レリーズ時に、ロックレバ−43が反時計方向に回転す
るから、アーム39bが釈放される。
これによりミラー跳上げレバー39はミラー跳上げバネ
44の蓄勢力により時計方向に急速に回転する。
このミラー跳上げレバー39が時計方向に回転する際に
、アーム39aがミラー跳上げ中継レバー32の一端3
2aを押してこれを反時計方向に回転させるから、メイ
ンミラー13とサブミラー20とが撮影光路外へ跳ね上
げられる。
シャッタが閉鎖すると、これに連動してロックレバ−4
2が時計方向に回転される。
クイックリターンチャージレバー37は、ロックレバ−
42から釈放されるため、復帰バネ41によって反時計
方向に回転してリセット位置に戻る。
この復帰時に、アーム37bがピン45を押してミラー
跳上げレバー39を反時計方向に回転させる。
このミラー跳上げレバー39はロックレバ−43に再び
係止される。
このミラー跳上げレバー39が復帰する際に、ミラー跳
上げ中継レバー32がこれに追従して時計方向に回転す
るから、メインミラー13とサブミラー20とが第3図
に示す位置に下降する。
上記構成を有する本考案は、メインミラーの背後に配し
たサブミラーを、メインミラーと独立に軸支したから、
メインミラーの角度ずれの影響を受けることがない。
またサブミラーの角度調節をメインミラーの背後で行な
わなくてもよいから、サブミラーの角度設定の精度が良
好になる。
さらに、メインミラーとサブミラーに復帰バネをそれぞ
れ独立に設けても、メインミラーとサブミラーとは独立
に運動するから、これらのバネの作用力の方向の相違に
基ずく力の干渉が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はサブミラーの軸支点の位置を示す本考案の説明
図、第2図は本考案の基本的構成を示す側面図、第3図
はミラー支持機構の具体例を示す斜視図、第4図はミラ
ー跳上げ機構の具体例を示す斜視図、第5図は跳上げ状
態を示す側面図である。 1・・・・・・メインミラー、2・・・・・・サブミラ
ー 3・・・・・・受光部、4,7・・・・・・支持レ
バー、8,9,10・・・・・・ストップピン、13・
・・・・・メインミラー 14a・・・・・・ハーフミ
ラ一部、16・・・・・・支持レバー、20・・・・・
・サブミラー、23・・・・・・支持レバー 24・・
・・・・軸、25・・・・・・バネ、26,28,29
・・・・・・ストップピン、32・・・・・・ミラー跳
上げ中継レバー、37・・・・・・クイックリターンチ
ャージレバー 39−・・・・・ミラー跳上げレバー。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)メインミラーの背後にサブミラーを配置し、メイ
    ンミラーのハーフミラ一部を透過した光ヲサブミラーで
    反射して受光部に導くとともに、メインミラーとサブミ
    ラーとが跳ね上げられた際に、サブミラーでメインミラ
    ーのハーフミラ一部を遮光するようにしたミラー装置に
    おいて、前記サブミラーに支持レバーを固着し、この支
    持レバーをメインミラーと独立に軸支し、下降位置にあ
    るサブミラーの反射面の延長線と、上昇位置におけるメ
    インミラーの下面とがなす角の2等分線上に前記サブミ
    ラーの軸支点が位置するようにしたことを特徴とするミ
    ラー装置。
  2. (2)前記支持レバーはコ字形をしており、その両端を
    ミラーボックス内に軸支するとともに、その一端にアー
    ムを連設してこれを跳上げレバーによって押し上げられ
    るようにし、またミラーボックスにサブミラーの位置を
    規制するストップピンを設けるとともに、サブミラーを
    ストップピンに向かつて付勢するバネとを設けてなるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のミ
    ラー装置。
JP14472580U 1980-10-13 1980-10-13 ミラ−装置 Expired JPS6027384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14472580U JPS6027384Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 ミラ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14472580U JPS6027384Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 ミラ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS5768228U JPS5768228U (ja) 1982-04-23
JPS6027384Y2 true JPS6027384Y2 (ja) 1985-08-19

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ID=29504412

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14472580U Expired JPS6027384Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13 ミラ−装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2744334B2 (ja) * 1990-07-10 1998-04-28 キヤノン株式会社 カメラ

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JPS5768228U (ja) 1982-04-23

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