JPH0216339Y2 - - Google Patents

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JPH0216339Y2
JPH0216339Y2 JP1983038351U JP3835183U JPH0216339Y2 JP H0216339 Y2 JPH0216339 Y2 JP H0216339Y2 JP 1983038351 U JP1983038351 U JP 1983038351U JP 3835183 U JP3835183 U JP 3835183U JP H0216339 Y2 JPH0216339 Y2 JP H0216339Y2
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JP
Japan
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mirrors
mirror
focus adjustment
optical axis
lens
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JP1983038351U
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JPS59144622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、カメラの焦点調節機構の改良に関す
るものである。
撮影レンズと結像面(フイルム面)との間に1
枚又は2枚のミラーを配置して長い光路長を確保
し、カメラボデイ内の空間を有効に利用して厚み
を薄くしたカメラは既に知られている。また、外
部操作により、あるいは測距装置の信号によつ
て、撮影レンズを光軸方向へ繰り出して焦点調節
を行なう機構も周知である。しかし、従来の焦点
調節機構にあつては、撮影レンズを繰り出して焦
点調節を行なつているため、大きな繰出し量が必
要とされ、また構造が複雑になるという欠点があ
つた。
本考案は上記欠点を解決することを目的とする
ものであり、撮影レンズと結像面との間に配置さ
れ、撮影光軸をZ形に屈曲させるための2枚のミ
ラーを互いに接近もしくは遠ざかるように揺動さ
せ、これにより撮影レンズから結像面までの光路
長さを変えて焦点調節ができるようにしたもので
ある。
以下、図面を参照して本考案の実施例について
詳細に説明する。
第1図及び第2図は2枚のミラーを枢動させて
焦点調節を行なうようにした実施例を示すもので
ある。第1図において、撮影レンズ1はカメラボ
デイ(図示せず)に固定されており、その光軸2
にミラー3が配置されている。このミラー3は、
軸4を中心にして枢動するようになつており、光
軸2を90度よりも小さい角度で折り曲げることに
より、横方向の長さを長くすることなく、充分な
光路長を確保している。前記ミラー2に対向して
ミラー5が設けられており、ミラー3の反射角度
と同じ角度で入射した光を後方へ反射する。この
ミラー5は、光軸のずれ及び画面位置によるボケ
の発生を防止するために、受軸2を挾んでミラー
3の軸4と反対側に設けた軸6を中心にして枢動
する。このミラー5で後方へ反射された光は、画
面枠7を通つて結像面に配置したフイルム8に入
射する。なお、図面ではシヤツタ,絞りは省略し
てある。
第2図は、焦点調節のために、2枚のミラーを
同時に微小角度枢動させる機構を示すものであ
る。先端がカメラボデイの外部へ突出した焦点調
節レバー10にピン11が設けられており、この
ピン11にカム12が固着されている。このカム
12は、180度離れた位置に突起部12a,12
bが形成されており、これらの突起部12a,1
2bに接するようにミラー3,5がバネ13,1
4で付勢されている。
焦点調節レバー10を操作すれば、カム12が
回転してミラー3,4を反対方向へ微小角度枢動
させ、撮影レンズ1とフイルム8との距離を調節
することができる。これらのミラー3,4は回転
軸4,6から遠くなるほどその移動量が大きくな
るが、回転軸4,6が反対位置に設けてあるか
ら、ピント移動量を相互に補正するとともに、フ
イルム面に対する光軸2のずれも修正することが
できる。
上述した実施例は、手動によつて焦点調節を行
なうようになつているが、本考案は測距装置から
の信号をトランスデユーサで機械的変位量に変換
してミラーを移動する構成にしても差し支えな
い。
以上に述べたように、本考案は撮影レンズを移
動する代わりに、撮影レンズと結像面との間に配
置したミラーを移動して焦点調節を行なうように
したから、撮影レンズを光軸方向に繰り出す方式
に比べてピント調節に必要な移動量が半分で済
み、したがつて焦点調節機構の構造を簡単にし
て、カメラのコストを低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はミラーを枢動して焦点調節を行なうよ
うにした本考案の実施例を示す光路図である。第
2図はミラーを枢動させる機構の一実施例を示す
斜視図である。 1……撮影レンズ、2……光軸、3,5……ミ
ラー、4,6……回転軸、8……フイルム、10
……焦点調節レバー、12……カム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 撮影レンズと所定の結像面との間で、撮影光軸
    を2枚のミラーでZ形に屈曲させて結像光学系を
    構成したカメラにおいて、 前記2枚のミラーを揺動自在に支持する手段
    と、これらのミラーに常時接してこれらを揺動さ
    せる変位手段とを備え、前記変位手段を介して上
    記ミラーを互いに接近あるいは遠ざかるように揺
    動させ、前記撮影レンズから結像面までの光路長
    さを調節するようにしたことを特徴とするカメラ
    の焦点調節機構。
JP3835183U 1983-03-18 1983-03-18 カメラの焦点調節機構 Granted JPS59144622U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3835183U JPS59144622U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 カメラの焦点調節機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP3835183U JPS59144622U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 カメラの焦点調節機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59144622U JPS59144622U (ja) 1984-09-27
JPH0216339Y2 true JPH0216339Y2 (ja) 1990-05-07

Family

ID=30169021

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JP3835183U Granted JPS59144622U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 カメラの焦点調節機構

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004151606A (ja) * 2002-11-01 2004-05-27 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
KR101875833B1 (ko) * 2015-06-12 2018-07-06 주식회사 가치소프트 카메라 및 이를 이용한 물품 처리 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59144622U (ja) 1984-09-27

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