JP2004151606A - カメラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタルカメラ10は、撮影レンズ14を透過した被写体光をCCD16に向けて反射するミラー17を備えている。ミラー17は、アオリ調整レバー42を後方にスライドさせることによって、傾斜角度が増加しながら後方に移動する。これにより、CCD16の受光面16Aに入射する光軸は入射位置が一定のまま、入射角度が変化する。したがって、アオリ撮影を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラに係り、特にアオリ撮影機能を備えたデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラは、通常、撮影レンズの光軸が受光面の中心に直交しているが、アオリ撮影では、この状態をくずすことによって、画像の変形を補正したり、遠近全域にピントを合わせたりしている。具体的には、固定されたフィルム面に対し、撮影レンズを上下に傾けるチルト操作や、左右に傾けるスウィング操作を行うことによって、アオリ撮影が行われる。
【0003】
しかしながら、撮影レンズを傾けるには、複雑な機構が必要になるため、カメラが大型化するという問題があった。
【0004】
そこで、撮影レンズを傾ける代わりに、撮影レンズよりも小さい撮像素子を傾動可能にしたデジタルスチルカメラが提案されている(特許文献1参照)。このカメラでは、撮像素子を傾動させることによって、アオリ撮影を行うことができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−94841号公報(第2頁、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、撮像素子は通常、基板に固定され、その基板には配線が接続されているため、撮像素子を傾動させるには、非常に大きな機構が必要になり、カメラが大型化するという問題があった。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、アオリ撮影を行うことのできる小型のカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は前記目的を達成するために、撮影レンズと、該撮影レンズを透過した被写体光を反射する光学系と、該光学系を経た被写体光を受光する受光面とを備えたカメラにおいて、前記光学系を移動させることによって、前記受光面に入射する光軸と前記受光面との角度を変化させる光学系移動手段を備えたことを特徴としている。
【0009】
本発明によれば、光学系を移動させて、光軸と受光面との角度を変化させるようにしたので、撮影レンズの光軸と受光面とを「直交でない交差」にすることができ、アオリ撮影を行うことができる。したがって、撮影レンズや受光面を固定したまま、アオリ撮影を行うことができる。本発明によれば、光学系のみの移動によってアオリ撮影を行うことができるので、撮影レンズや受光面を移動させる場合に比べて非常に簡単な構造でよく、カメラを小型化及び軽量化することができる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、光学系移動手段は、光軸が受光面に対して一定の位置で入射するように、光学系を傾斜させながら光軸方向にスライドさせることを特徴としている。したがって、請求項2に記載の発明によれば、光学系を移動させた際に、撮影範囲が変わらないので、撮影範囲を調節することなく撮影することができる。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、受光面で受光した画像を表示する表示手段を備えたことを特徴としている。したがって、表示手段に表示された画像を見ながら光学系移動手段を操作して、アオリ調整を行うことができる。
【0012】
請求項4に記載の発明によれば、受光面に入射する光軸が受光面に直交する位置で、光学系を位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴としている。したがって、アオリ撮影でない通常の撮影を行うことができる。
【0013】
請求項5に記載の発明は前記目的を達成するために、撮影レンズと、該撮影レンズを透過した被写体光を反射する光学系と、該光学系を経た被写体光を受光する受光面とを備えたカメラにおいて、前記光学系を前記撮影レンズの光軸に沿ってスライドさせる光学系スライド手段を備えたことを特徴としている。
【0014】
請求項5に記載の発明によれば、光学系を光軸に沿って移動するようにしたので、受光面に入射する光軸は平行に移動する。したがって、撮影レンズや受光面をライズ、或いはフォールした場合と同様の効果が得られ、アオリ撮影を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るカメラの好ましい実施の形態について説明する。
【0016】
図1は本発明を適用したデジタルカメラを示す斜視図である。これらの図に示すように、デジタルカメラ10の正面には、撮影レンズ14、及び光学ファインダ28が設けられている。デジタルカメラ10の内部には、撮影レンズ14の後方にミラー17が設けられ、このミラー17の下方にCCD16が水平に設けられている。また、デジタルカメラ10の上面には、レリーズスイッチ38、及びアオリ調整レバー42が設けられている。
【0017】
アオリ調整レバー42は、図2及び図3に示すように、ミラー17の上端部に取り付けられている。また、アオリ調整レバー42は、ケース44の開口44Aに挿通配置され、スライド部材46に固定されている。スライド部材46は、デジタルカメラ10の前後方向にスライド自在にケース44に取り付けられている。したがって、アオリ調整レバー42を前後方向にスライドさせて、ミラー17の上端部を前後方向にスライドさせることができる。
【0018】
ミラー17の縁部には、スプリング21の一端が接続されている。スプリング21の他端はカメラ本体19の固定部19Aに接続されており、このスプリング21によって、ミラー17が固定部19A側に付勢されている。
【0019】
カメラ本体19には、固定部19Aよりも後方側に係合突起19Bが形成されている。係合突起19Bの上端部は、後方から前方にかけて円弧状に形成されている。この係合突起19Bの上端部に、ミラー17の下端部が係合されている。ミラー17は、スプリング21に付勢されているため、常に係合突起19Bに係合された状態に維持される。例えば、アオリ調整レバー42を前後にスライドさせた際、ミラー17の上端部が前後に移動するとともに、ミラー17の下端部が係合突起19Bの上端部の曲面に摺動する。この動きによって、ミラー17は、傾斜角度αを変えながら、前後方向に移動することができる。例えば、アオリ調整レバー42を後方に移動すると、ミラー17は二点鎖線で示すように、傾斜角度αを増加させながら後方に移動する。反対に、アオリ調整レバー42を前方に移動すると、ミラー17は実線で示すように、傾斜角度αが小さくなるように傾斜しながら前方に移動する。なお、前方に移動したミラー17は、ストッパーピン48に当接することによって、傾斜角度αが45°になる位置で位置決めされる。
【0020】
図4は、上述したデジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ10は、被写体の光学像をデジタル画像データに変換して記録メディア12に記録するデジタルカメラであり、撮影光学系として、撮影レンズ14、ミラー17、及びCCD固体撮像素子(以下、CCDという。)16を備えている。なお、CCD16に代えて、MOS型固体撮像素子など他の方式の撮像素子を用いることも可能である。
【0021】
撮影レンズ14は電動式のズームレンズで構成されている。撮影者によってズームスイッチ18が操作されると、そのスイッチ操作に応じてシステム制御回路20からレンズ駆動回路22に対して制御信号が出力される。レンズ駆動回路22は、システム制御回路20からの制御信号に基づいてレンズ駆動用の信号を生成し、ズームモータ24に与える。こうして、レンズ駆動回路22から出力されるモータ駆動電圧によってズームモータ24が作動し、撮影レンズ14が光軸に沿って前後移動することにより、撮影レンズ14の焦点距離(光学ズーム倍率)が変更される。
【0022】
撮影レンズ14のズーム位置及びフォーカス位置は、レンズ位置センサ26によって検出される。レンズ位置センサ26はズーム位置センサとフォーカス位置センサとを含むブロックである。レンズ位置センサ26は、ズームモータ24等の回転によりパルスを発生する回路であってもよいし、レンズ鏡胴の外周に位置検出エンコード板を配置した構成などであってもよく、本発明の実施に際して特に限定されるものではない。
【0023】
レンズ位置センサ26によって取得されるズーム位置及びフォーカス位置の情報はシステム制御回路20に入力される。システム制御回路20は、レンズ位置センサ26の検出信号に基づいてレンズ駆動を制御する。本例のカメラ10は、上述の光学ズーム機能に加えて、電子ズーム機能を有している。電子ズーム機能は、画像処理技術によって画像信号を電子的に処理することにより拡大画像を得る機能である。
【0024】
また、カメラ10は光学ファインダ28を備えている。この光学ファインダ28はズームファインダで構成されている。光学ファインダ28は図示せぬ機械的な動力伝達機構を介して撮影レンズ14の駆動系と連結されており、ズーム操作に伴うズームモータ24の動力によって撮影レンズ14の倍率変更動作と連動して、撮影画角とほぼ同等のファインダ視野が得られるようにファインダ倍率が変更される構成になっている。
【0025】
カメラ10の撮影機能について説明すると、撮影レンズ14を通過した光は、ミラー17で反射された後、CCD16の受光面に結像される。CCD16の受光面には多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元的に配列されており、各フォトダイオードに対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。また、CCD16は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する電子シャッター機能を有している。
【0026】
CCD16の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、図示せぬCCD駆動回路から与えられる駆動パルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出される。
【0027】
CCD16から出力された信号はカメラ信号処理回路30に入力される。カメラ信号処理回路30は、相関二重サンプリング(CDS)回路、ゲインコントロール(GC)回路及びA/D変換器等を含む。カメラ信号処理回路30においてサンプリング処理、色分離、ホワイトバランス調整などの所要の処理が施された画像信号はA/D変換器によってデジタル信号に変換された後、システム制御回路20に入力される。
【0028】
システム制御回路20は、中央演算処理装置(CPU)及びCPU周辺回路(ROM、RAM、メモリコントローラなど)を含み、カメラ10の制御手段として機能するとともに、AE演算・AF演算その他の各種演算を行う演算手段として機能する。また、システム制御回路20は、デジタル画像信号を処理する画像処理回路(信号処理手段)を備える。
【0029】
システム制御回路20内の画像処理回路は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、輪郭強調回路、ホワイトバランス補正回路、電子ズーム処理(拡大/縮小処理)回路等を含む。カメラ信号処理回路30よりシステム制御回路20に入力された画像信号は、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb 信号)に変換されるとともに、ガンマ補正等の所定の処理が施された後、RAMに記憶される。
【0030】
撮影画像をモニタ出力する場合、RAMから画像データが読み出され、表示信号処理回路34へ送られる。表示信号処理回路34は、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換して液晶モニタ等の画像表示装置36に出力する。なお、画像表示装置36は、液晶モニタに限定されず、有機ELなど他の方式の表示手段を用いてもよい。
【0031】
CCD16から出力される画像信号によってRAM内の画像データが定期的に書き換えられ、その画像データから生成される映像信号が画像表示装置36に供給されることにより、撮像中の映像がリアルタイムに表示される。撮影者は画像表示装置36に表示される映像(いわゆるスルームービー)によって画角(構図)を確認できる。
【0032】
スルームービー表示中にユーザがズームスイッチ18を操作すると、変倍処理が行われる。光学ズーム領域を超えて、更に拡大方向の指令が入力されると、システム制御回路20内の電子ズーム処理回路において、画像信号の拡大処理が行われる。
【0033】
システム制御回路20は、ズームスイッチ18やレリーズスイッチ38などの操作部から入力する信号に基づいてカメラ10内の各回路を制御し、例えば、カメラ動作に必要なレンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、記録メディア12の読み書き制御、画像表示装置36の表示制御などを行う。
【0034】
レリーズスイッチ38が押下操作されると、撮影開始指示(レリーズON)信号が発せられる。システム制御回路20はレリーズON信号を検知して、撮影動作を実行する。すなわち、システム制御回路20は、レリーズ信号の入力に応動してAE演算及びAF演算を行うとともに、記録用の画像を取り込むためのCCD露光及び読み出し制御を実施する。
【0035】
レリーズ信号の入力に応動して取り込まれた画像データは、システム制御回路20の画像処理回路に送られ、画像処理回路において輝度・色差信号変換(YC変換)処理その他の所定の信号処理を経た後、記録/再生処理回路40に送られる。
【0036】
記録/再生処理回路40は、データの圧縮及び伸長を行う信号処理部とメディアインターフェース部を含む。システム制御回路20から記録/再生処理回路40に入力された記録用の画像データは、記録/再生処理回路40において所定の圧縮フォーマット(例えば、JPEG方式) に従って圧縮され、記録メディア12に記録される。記録形式はJPEG方式に限定されず、MPEGその他の記録方式を採用してもよい。画像データを保存するための手段は、メモリカードで代表される半導体メモリに限定されず、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど、種々のメディアを用いることができる。また、リムーバブルメディアに代えて、又はこれと併用して、カメラ10に内蔵された記録メディア(内部メモリ)に画像データを保存する態様も可能である。
【0037】
図示せぬモード選択操作手段(モードダイヤルなど)によって再生モードが選択されると、記録メディア12から画像ファイルが読み出され、記録/再生処理回路40によって伸長処理された後、表示信号処理回路34を介して画像表示装置36に出力される。こうして、記録済み画像の再生表示が行われる。画像の再生表示中に操作部の十字キー(例えば、右キー又は左キー)を操作することによって、再生対象のファイルを切り換えること(順コマ送り/逆コマ送り)ができる。
【0038】
次に上記の如く構成されたデジタルカメラの作用について説明する。
【0039】
通常撮影時、ミラー17はスプリング21に付勢されてストッパーピン48に当接しており、傾斜角度αが90度の位置で位置決めされている。したがって、図5に示すように、CCD16の受光面16Aに入射する光軸は、受光面16Aに対して90度の角度で入射する。これにより、被写体像を通常撮影することができる。
【0040】
アオリ撮影時、撮影者は画像表示装置36に表示されたスルームービーを確認しながら、アオリ調整レバー42を後方にスライドさせる。これにより、ミラー17は傾斜角度αが大きくなるように揺動しながら、後方に移動する。このとき、CCD16の受光面16Aに入射する光軸は、常に受光面16Aの中心位置に入射するので、画像表示装置36に表示される被写体像は変化しない。また、ミラー17が移動することによって、受光面16Aに入射する光軸の角度が変化し、90度よりも小さい角度で受光面16Aに入射する。これにより、「受光面16Aと光軸が直交しない」アオリ撮影を行うことができ、例えば、インフ側、ニア側の全てでピントが合う撮影を行うことができる。
【0041】
このように本実施の形態のデジタルカメラ10によれば、ミラー17を移動することによって、簡単にアオリ撮影を行うことができる。特に本実施の形態では、スルームービーを見ながらアオリ調整レバー42を手動で動かし、アオリ調整を行うので、所望する被写体像を確実に撮影することができる。
【0042】
また、ミラー17を移動させる機構は、撮影レンズ14やCCD16を移動させる機構よりも軽量、且つ小型であるので、デジタルカメラ10を軽量化、及び小型化することができる。
【0043】
また、本実施の形態によれば、光軸が常にCCD16の受光面16Aの中心位置に入射するようにしたので、アオリ調整時に撮影範囲を調節する必要がなく、操作が非常に簡単である。
【0044】
なお、上述した実施の形態は、ミラー17を手動で移動させるようにしたが、図示せぬ機械的な動力伝達機構を介してミラー17を移動させるようにしてもよい。その場合、ミラー17の移動と同時に、ピントを自動的に微調節するようにしてもよい。
【0045】
また、ミラー17を傾斜させながら光軸方向に移動させる機構は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、例えばカム機構を設けてミラー17が所定の軌道で移動するようにしてもよい。
【0046】
また、上述した実施の形態は、撮影レンズ14を透過した被写体像を反射する光学系としてミラー17を用いたが、これに限定するものではなく、例えばプリズムを用いて反射、或いは屈折させるようにしてもよい。
【0047】
また、本発明の用途は、デジタルカメラに限定されるものではなく、銀塩カメラに適用してもよい。
【0048】
次に本発明が適用される第2の実施の形態のデジタルカメラについて図6に従って説明する。
【0049】
第2の実施の形態のデジタルカメラは、ミラー17が上下方向にスライド自在に支持されている。また、ミラー17は、不図示の付勢手段によって上方に付勢されており、二点鎖線で示すように、光軸がCCD16の受光面16Aの中心に入射する位置で位置決めされている。アオリ調整レバー50はミラー17の下端に水平に取り付けられており、デジタルカメラの背面に突出されている。
【0050】
このデジタルカメラでは、アオリ調整レバー50を操作することによって、ミラー17が下方にスライドする。これにより、CCD16の受光面16Aに入射する光軸が前方に平行移動する。したがって、撮影レンズ14をライズしたのと同様の効果が得られ、アオリ撮影を行うことができる。
【0051】
上述したデジタルカメラを用いて、例えば高層ビルを撮影する場合、まず、撮影レンズ14の光軸が水平になるようにデジタルカメラを地面に固定する。そして、アオリ調整レバー50を下方にスライドさせてから、撮影を行う。これにより、高層ビルを長方形状に撮影することができる。
【0052】
なお、上述した第2の実施の形態では、ミラー17を下方にスライドさせたが、前方にスライドさせるようにしてもよい。この場合にも同様の効果を得ることができる。また、ミラー17を上方にスライドさせたり、後方にスライドさせるようにしてもよい。この場合には、撮影レンズ14をフォールさせた場合と同様の効果を得ることができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係るカメラによれば、光学系を移動させることによって、光軸と受光面との角度を変化させるようにしたので、アオリ撮影を行うことができる。また、光学系を移動させる光学系移動手段は、撮影レンズや受光面の移動手段に比べて非常に簡単な構造であるため、カメラを小型化及び軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態のデジタルカメラを示す斜視図
【図2】ミラーの移動機構を示す側面図
【図3】ミラーの移動機構を示す正面図
【図4】第1の実施の形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図
【図5】デジタルカメラの作用を示す図
【図6】第2の実施の形態のデジタルカメラを示す図
【符号の説明】
10…デジタルカメラ、12…記録メディア、14…撮影レンズ、16…CCD、16A…受光面、17…ミラー、18…ズームスイッチ、19…カメラ本体、19A…固定部、19B…係合突起、20…システム制御回路、22…レンズ駆動回路、24…ズームモータ、26…レンズ位置センサ、28…光学ファインダ、30…カメラ信号処理回路、34…表示信号処理回路、36…画像表示装置、38…レリーズスイッチ、40…記録/再生処理回路、42…アオリ調整レバー、44…ケース、46…スライド部材、48…ストッパーピン、50…アオリ調整レバー
Claims (5)
- 撮影レンズと、該撮影レンズを透過した被写体光を反射する光学系と、該光学系を経た被写体光を受光する受光面とを備えたカメラにおいて、
前記光学系を移動させることによって、前記受光面に入射する光軸と前記受光面との角度を変化させる光学系移動手段を備えたことを特徴とするカメラ。 - 前記光学系移動手段は、前記光軸が前記受光面に対して一定の位置で入射するように、前記光学系を傾斜させながら前記光軸方向にスライドさせることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
- 前記受光面で受光した画像を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラ。
- 前記光学系を、前記光軸と前記受光面が直交するように位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のカメラ。
- 撮影レンズと、該撮影レンズを透過した被写体光を反射する光学系と、該光学系を経た被写体光を受光する受光面とを備えたカメラにおいて、
前記光学系を前記撮影レンズの光軸に沿ってスライドさせる光学系スライド手段を備えたことを特徴とするカメラ。
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