JPS6027180B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPS6027180B2 JPS6027180B2 JP11097675A JP11097675A JPS6027180B2 JP S6027180 B2 JPS6027180 B2 JP S6027180B2 JP 11097675 A JP11097675 A JP 11097675A JP 11097675 A JP11097675 A JP 11097675A JP S6027180 B2 JPS6027180 B2 JP S6027180B2
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- Japan
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- film
- silicon oxide
- etching
- oxide film
- silicon
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体基板上に微細パターンを高い精度で形成
する新規な方法を提供することによって高性能半導体装
置を製造する方法に関する。
する新規な方法を提供することによって高性能半導体装
置を製造する方法に関する。
従来半導体装置を製造する場合、フオト・エッチとよば
れる光学的パターン形成とエッチング処理を組合わせた
方法が用いられている。この方法は光学的方法を用いて
いるため、光の干渉、回折によるパターンのぼけがあり
、加工精度、土0.3仏を達成することはきわめて困難
な状態にある。この欠点をのがれるため光のかわりに電
子線を用いる方法、X線を用いる方法などの実用化が急
がれているが、現在なお広く実用されるに至っていない
。微細パターンを精度よく形成できると、例えばIC,
瓜1内の抵抗の形状を小型化でき、かつ抵抗値の精度が
向上する。
れる光学的パターン形成とエッチング処理を組合わせた
方法が用いられている。この方法は光学的方法を用いて
いるため、光の干渉、回折によるパターンのぼけがあり
、加工精度、土0.3仏を達成することはきわめて困難
な状態にある。この欠点をのがれるため光のかわりに電
子線を用いる方法、X線を用いる方法などの実用化が急
がれているが、現在なお広く実用されるに至っていない
。微細パターンを精度よく形成できると、例えばIC,
瓜1内の抵抗の形状を小型化でき、かつ抵抗値の精度が
向上する。
トランジスタではェミッタ面積を小さくしても特性のバ
ラツキの増加がないので、トランジスタが小型化できI
C,偽1の集積度が向上する。また縦型電界効果トラン
ジスタでは加工精度の向上により、ドレィン電流−ゲー
ト電圧特性の均一性が良くなるなどその効果はきわめて
大きい。本発明は上述の微細パターンを高精度で形成す
るための新しい微細パターン形成法を提供しようとする
ものである。以下実施例にしたがって詳細に説明する。
実施例 1 第1図〜第4図はSi基板上に細い窓を形成する方法を
説明するための図である。
ラツキの増加がないので、トランジスタが小型化できI
C,偽1の集積度が向上する。また縦型電界効果トラン
ジスタでは加工精度の向上により、ドレィン電流−ゲー
ト電圧特性の均一性が良くなるなどその効果はきわめて
大きい。本発明は上述の微細パターンを高精度で形成す
るための新しい微細パターン形成法を提供しようとする
ものである。以下実施例にしたがって詳細に説明する。
実施例 1 第1図〜第4図はSi基板上に細い窓を形成する方法を
説明するための図である。
この図にそって説明する。第1図はSi基板1上にSi
02膜2を約500△、Si3N4膜3を約1000A
、多結晶Sj膜4約2000A、Si3N4膜5を約1
000△、Si02膜6を約5000A形成して、フオ
ト。
02膜2を約500△、Si3N4膜3を約1000A
、多結晶Sj膜4約2000A、Si3N4膜5を約1
000△、Si02膜6を約5000A形成して、フオ
ト。
エッチ法にてレジスト7を所定の箇所に残した状態を示
している。第2図はこのSi基板をHF:NH4F=1
:6に混合したエッチ液に約30秒浸し、Si02膜6
を除去し、さらに、プラズマ・エッチ法にてSi3N4
膜5を除去する。次にHF:NH4F=1:6、エッチ
液に約2分間浸した後の構造を示している。このSi基
板上のフオト。
している。第2図はこのSi基板をHF:NH4F=1
:6に混合したエッチ液に約30秒浸し、Si02膜6
を除去し、さらに、プラズマ・エッチ法にてSi3N4
膜5を除去する。次にHF:NH4F=1:6、エッチ
液に約2分間浸した後の構造を示している。このSi基
板上のフオト。
レジストを除去し、100000、ウェット酸素(パプ
ラ温度9ぴ0)中で1時間酸化さるとSi3N4膜5に
覆われていない部分の多結晶歩i膜4はSi02膜8と
なる。(第3図)このSi02膜8とSi02膜6をマ
スクにしてSi3N4膜5、多結晶Si膜4、Si3N
4膜3、Si02膜2をェッチして第4図の構造を得る
。このときの窓10の幅のゥェハー内分布、再現性は窓
幅の±10%以内という結果が得られた。上記のように
、本実施例においては、Sj02膜の露出部分を除去し
、さらにサイドエッチを行ない、このサイドエッチによ
って露出された下層膜を除去して微細パターンが形成さ
れる。
ラ温度9ぴ0)中で1時間酸化さるとSi3N4膜5に
覆われていない部分の多結晶歩i膜4はSi02膜8と
なる。(第3図)このSi02膜8とSi02膜6をマ
スクにしてSi3N4膜5、多結晶Si膜4、Si3N
4膜3、Si02膜2をェッチして第4図の構造を得る
。このときの窓10の幅のゥェハー内分布、再現性は窓
幅の±10%以内という結果が得られた。上記のように
、本実施例においては、Sj02膜の露出部分を除去し
、さらにサイドエッチを行ない、このサイドエッチによ
って露出された下層膜を除去して微細パターンが形成さ
れる。
上記微細パターンの寸法(幅)は、上記サイドエッチの
鼻によって定まるが、Si02膜のサイドエッチ量は、
フッ酸系のエッチ液を用いた湿式エッチングによって正
確に制御できるので、所望の寸法を有する微細パターン
を、高い精度で形成することができる。
鼻によって定まるが、Si02膜のサイドエッチ量は、
フッ酸系のエッチ液を用いた湿式エッチングによって正
確に制御できるので、所望の寸法を有する微細パターン
を、高い精度で形成することができる。
Si02膜以外の膜として、たとえば、ポリイミド樹脂
などの有機材料膜を用い、ヒドラジンなどによってサイ
ドェッチして、微細パターンを形成することも一応可能
である。
などの有機材料膜を用い、ヒドラジンなどによってサイ
ドェッチして、微細パターンを形成することも一応可能
である。
しかし、ポリィミドのような有機材料膜をヒドラジンな
どによって高い精度でサイドエッチするのは困難である
ため、微細パターンを正確に形成するのは難かしい。
どによって高い精度でサイドエッチするのは困難である
ため、微細パターンを正確に形成するのは難かしい。
また、上記のように、本実施例において、ホトレジン膜
の下にある上記Si02膜のサイドエッチは、Si3N
4膜と多結晶シリコン膜の表面を露出させて行なわれる
。
の下にある上記Si02膜のサイドエッチは、Si3N
4膜と多結晶シリコン膜の表面を露出させて行なわれる
。
ホトレジスト膜以外の部分をニッケルなどの金属膜によ
って覆い、Sj02膜のサイドエッチを行なうこともで
きるが、微細パターン形成後、使用した金属膜を完全に
除去するのは困難であり、残留した極微量の金属によっ
て、絶縁膜の特性低下など、種々の障害が発生する恐れ
がある。
って覆い、Sj02膜のサイドエッチを行なうこともで
きるが、微細パターン形成後、使用した金属膜を完全に
除去するのは困難であり、残留した極微量の金属によっ
て、絶縁膜の特性低下など、種々の障害が発生する恐れ
がある。
本発明は、サイドヱツチの際にそのような金属を使用し
ないため「上記障害の発生する恐れはなく、高い特性を
有する半導体装涜を形成することが可能である。
ないため「上記障害の発生する恐れはなく、高い特性を
有する半導体装涜を形成することが可能である。
実施例 2
実施例1では細い窓を形成する方法について述べた。
本実施例では細い島状パターン形成法に関して、縦型電
界効果トランジスタの製造方法をのべる。第5図はN型
不純物を高濃度に導入したSi基板上に20一肌、N型
ェピタキシャル成長層を約5仏形成し、その上にSi0
2膜2、Sj3N4膜3、Si膜4、Si02腰52、
SらN4膜53をそれぞれ500A,1000A,20
00A,1000A,1000△の厚さに形成し、フオ
ト・エッチ法で所定部分にレジストを残した状態を示し
ている。
界効果トランジスタの製造方法をのべる。第5図はN型
不純物を高濃度に導入したSi基板上に20一肌、N型
ェピタキシャル成長層を約5仏形成し、その上にSi0
2膜2、Sj3N4膜3、Si膜4、Si02腰52、
SらN4膜53をそれぞれ500A,1000A,20
00A,1000A,1000△の厚さに形成し、フオ
ト・エッチ法で所定部分にレジストを残した状態を示し
ている。
次にプラズマ・エッチにより、フオト・レジスト7をマ
スクにしてSj3N4腰53を除去し、さらにSi3N
4膜53をマスクにしてSi02膜52、Si膜4をエ
ッチング除去、さらにHF:NH4F;1:6に混合し
たエッチ液に30分間浸してSj02膜52を約3ムサ
ィド・エッチさせると第6図の構造が得られる。このS
i基板を1100qo、水蒸気中に30分間処理してS
i3N4膜53に覆われていないSi膜4をSi02膜
54とし、このSi02膜をマスクにしてSj3N4膜
3、Si02膜2をヱッチして第8図のように微細の島
状パターンを形成する。次にSi3N4膜3、Sj02
膜2をマスクにして、ほう素を高濃度に拡散させて(拡
散層シート抵抗:〜500、接合深さ〜0.4r)第9
図の構造が得られる。第10図は、このSi基板を上記
1:6エッチ液に10分間浸してSi02膜2をサイド
エッチさせ(第10図)次に40%KOH液でSi層5
1をエッチすると第11図の形状となる。次にこのSi
基板を110000 60分間水蒸気中にて処理し、S
i02膜55を第1 2図のように形成する。この処理
でほう素拡散層54は拡散がすすみ第12図の構造が得
られる。Si02膜55をマスクにしSi3N4膜3、
薄いSi02膜2を除去し、その部分にりんを950q
0にて2雌ご間拡散させ、露極取出し用高濃度領域58
を形成して第13図の構造が得られ電極をとりつけて縦
型電界効果トランジスタ(第14図)を得る。このよう
にして製作したトランジスタの伝達特性のバラッキは士
20%以内となり従来のものにくらべて1/沙〆下に低
減された。
スクにしてSj3N4腰53を除去し、さらにSi3N
4膜53をマスクにしてSi02膜52、Si膜4をエ
ッチング除去、さらにHF:NH4F;1:6に混合し
たエッチ液に30分間浸してSj02膜52を約3ムサ
ィド・エッチさせると第6図の構造が得られる。このS
i基板を1100qo、水蒸気中に30分間処理してS
i3N4膜53に覆われていないSi膜4をSi02膜
54とし、このSi02膜をマスクにしてSj3N4膜
3、Si02膜2をヱッチして第8図のように微細の島
状パターンを形成する。次にSi3N4膜3、Sj02
膜2をマスクにして、ほう素を高濃度に拡散させて(拡
散層シート抵抗:〜500、接合深さ〜0.4r)第9
図の構造が得られる。第10図は、このSi基板を上記
1:6エッチ液に10分間浸してSi02膜2をサイド
エッチさせ(第10図)次に40%KOH液でSi層5
1をエッチすると第11図の形状となる。次にこのSi
基板を110000 60分間水蒸気中にて処理し、S
i02膜55を第1 2図のように形成する。この処理
でほう素拡散層54は拡散がすすみ第12図の構造が得
られる。Si02膜55をマスクにしSi3N4膜3、
薄いSi02膜2を除去し、その部分にりんを950q
0にて2雌ご間拡散させ、露極取出し用高濃度領域58
を形成して第13図の構造が得られ電極をとりつけて縦
型電界効果トランジスタ(第14図)を得る。このよう
にして製作したトランジスタの伝達特性のバラッキは士
20%以内となり従来のものにくらべて1/沙〆下に低
減された。
第1図〜第4図は微細なマスク窓を形成する方法を説明
するためのSi基板断面図、第6図〜第14図は微細な
島状パターンを形成する方法を縦型電界効果トランジス
タの製造方法について説明するためのSi基板断面図で
ある。 溝、ー因 努28 第3図 第48 多5四 劣る紅 努ヮ幻 髪8図 劣?図 努’o図 努川図 鷲′2図 繁′3図 努’4図
するためのSi基板断面図、第6図〜第14図は微細な
島状パターンを形成する方法を縦型電界効果トランジス
タの製造方法について説明するためのSi基板断面図で
ある。 溝、ー因 努28 第3図 第48 多5四 劣る紅 努ヮ幻 髪8図 劣?図 努’o図 努川図 鷲′2図 繁′3図 努’4図
Claims (1)
- 1 半導体基板上に絶縁膜、多結晶シリコン膜、チツ化
シリコン膜、酸化シリコン膜および所望の形状を有する
レジスト膜を順次積層して形成する工程と、上記レジス
ト膜をマスクに用いて上記酸化シリコン膜の露出された
部分および該露出された部分の下にある上記チツ化シリ
コン膜を除去した後、上記酸化シリコン膜をサイドエツ
チする工程と、上記レジスト膜を除去した後、上記多結
晶シリコン膜の露出された部分を酸化する工程と、上記
酸化シリコン膜のサンドエツチによつて露出された部分
の上記チツ化シリコン膜、上記多結晶シリコン膜および
上記絶縁膜を上記酸化シリコン膜および上記多結晶シリ
コン膜を酸化して形成された酸化シリコン膜をマスクに
用いてエツチングして上記半導体基板表面に達する開孔
部を形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11097675A JPS6027180B2 (ja) | 1975-09-16 | 1975-09-16 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11097675A JPS6027180B2 (ja) | 1975-09-16 | 1975-09-16 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5235980A JPS5235980A (en) | 1977-03-18 |
JPS6027180B2 true JPS6027180B2 (ja) | 1985-06-27 |
Family
ID=14549248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11097675A Expired JPS6027180B2 (ja) | 1975-09-16 | 1975-09-16 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027180B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220170741A (ko) * | 2021-05-28 | 2022-12-30 | 주식회사 코클 | 음향정보 분석을 통한 매칭정보 제공방법, 장치 및 프로그램 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5454577A (en) * | 1977-10-11 | 1979-04-28 | Hitachi Ltd | Material working method with photo resist |
JPS5518096A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-07 | Nec Corp | Manufacture of semiconductor device |
GB8406432D0 (en) * | 1984-03-12 | 1984-04-18 | British Telecomm | Semiconductor devices |
US5356513A (en) * | 1993-04-22 | 1994-10-18 | International Business Machines Corporation | Polishstop planarization method and structure |
-
1975
- 1975-09-16 JP JP11097675A patent/JPS6027180B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220170741A (ko) * | 2021-05-28 | 2022-12-30 | 주식회사 코클 | 음향정보 분석을 통한 매칭정보 제공방법, 장치 및 프로그램 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5235980A (en) | 1977-03-18 |
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