JPS6027054Y2 - 着脱自在な取付金具 - Google Patents
着脱自在な取付金具Info
- Publication number
- JPS6027054Y2 JPS6027054Y2 JP17575880U JP17575880U JPS6027054Y2 JP S6027054 Y2 JPS6027054 Y2 JP S6027054Y2 JP 17575880 U JP17575880 U JP 17575880U JP 17575880 U JP17575880 U JP 17575880U JP S6027054 Y2 JPS6027054 Y2 JP S6027054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting bracket
- side plates
- strap
- notches
- lock pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Package Frames And Binding Bands (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主としてストラップを用いて荷物を緊定する
場合に使用される取付金具に関する。
場合に使用される取付金具に関する。
コンテナー及びパン型車等の貨物運搬車で荷物を運搬す
る場合、運搬中に荷くずれ等により荷物が破損するのを
防止する為に、ストラップロープ及びパイプ等により荷
物を床面及び内壁に固定して運搬されるのが一般的であ
る。
る場合、運搬中に荷くずれ等により荷物が破損するのを
防止する為に、ストラップロープ及びパイプ等により荷
物を床面及び内壁に固定して運搬されるのが一般的であ
る。
このうち、例えばストラップを用いて荷物を固定する場
合、ストラップ端末を壁面等に係止する為に従来より第
1図に示すような取付金具が使用されている。
合、ストラップ端末を壁面等に係止する為に従来より第
1図に示すような取付金具が使用されている。
即ち、突出部1,2及び3,4を有する2枚のプレート
5,6間に、ロックプレート7を介在させて重ね合わせ
、ストラップ8を溝孔9,10,11に挿通後端末を縫
合したものを、第2図に示すように壁面等に固設された
支持部材12と係合させるものである。
5,6間に、ロックプレート7を介在させて重ね合わせ
、ストラップ8を溝孔9,10,11に挿通後端末を縫
合したものを、第2図に示すように壁面等に固設された
支持部材12と係合させるものである。
しかしながら、かかる取付金具は各プレートが一体化さ
れていない為に、ストラップ8の取付時に相互のプレー
ト5,6の一方を反転させて組合わせたり、又、ロック
プレート7を上下逆方向にして重ね合わせたりする組込
ミスが時として発生する場合がある。
れていない為に、ストラップ8の取付時に相互のプレー
ト5,6の一方を反転させて組合わせたり、又、ロック
プレート7を上下逆方向にして重ね合わせたりする組込
ミスが時として発生する場合がある。
上記の如く組込まれると取付金具としての用を為さない
、組込時には必要以上の注意が要求される。
、組込時には必要以上の注意が要求される。
又ロックプレート7には、運搬中の車両の振動等により
取付金具が支持部材12より離脱するのを防止する為の
爪部13,14が形成されているが、該爪部13,14
を有することにより、着脱時には第3図に示すように一
方のプレートを移動させて後ロックプレート7を作動し
なければならず、操作性に難点がある。
取付金具が支持部材12より離脱するのを防止する為の
爪部13,14が形成されているが、該爪部13,14
を有することにより、着脱時には第3図に示すように一
方のプレートを移動させて後ロックプレート7を作動し
なければならず、操作性に難点がある。
更に又、取付金具を支持部材12に係止する際にしても
、取付金具が一体化されていない為プレート5,6のう
ち一方して係止されない場合や、ロックプレート7をロ
ック位置へ作動し忘れた状態が時として発生する。
、取付金具が一体化されていない為プレート5,6のう
ち一方して係止されない場合や、ロックプレート7をロ
ック位置へ作動し忘れた状態が時として発生する。
これらはいずれも支持部材への係止が不完全である為、
運搬中の振動・衝撃等により、取付金具が支持部材より
離脱する原因となる。
運搬中の振動・衝撃等により、取付金具が支持部材より
離脱する原因となる。
本考案は上記の問題点に鑑み、運搬中は支持部材に確実
に係止され、着脱時にはワンタッチ操作が可能な操作性
の良好なる取付金具を提供することを目的とする。
に係止され、着脱時にはワンタッチ操作が可能な操作性
の良好なる取付金具を提供することを目的とする。
又本考案の他の目的は、例えばストラップとの結合を容
易に威し得る構造が簡単な取付金具を提供することにあ
る。
易に威し得る構造が簡単な取付金具を提供することにあ
る。
本考案に係る取付金具は、両側板を有する文体にロック
手段を枢支して一体化し、更にロック手段を付勢する付
勢手段を設けることにより上記目的を遠戚しようとする
ものである。
手段を枢支して一体化し、更にロック手段を付勢する付
勢手段を設けることにより上記目的を遠戚しようとする
ものである。
以下添付図面を参照して、本考案の一実施例について説
明する。
明する。
第4図は本考案装置の一部が破断された正面図、第5図
は側面図、第6図は使用方法を示す説明図、第7図は支
持部材の説明図である。
は側面図、第6図は使用方法を示す説明図、第7図は支
持部材の説明図である。
ここに図示された取付金具21は、本体22と、該本体
22に枢支されたロック手段としてのロックピン23と
、該ロックピン23を付勢している付勢圧縮ばね24か
ら構成されている。
22に枢支されたロック手段としてのロックピン23と
、該ロックピン23を付勢している付勢圧縮ばね24か
ら構成されている。
本体22は、背部25と該背部からのびた一対の対向す
る側板26,27を有する。
る側板26,27を有する。
該側板26.27にはストラップ28を取付ける手段と
しての溝孔29.30が形成され、又上縁および下縁に
は支持部材たるレール31と係合する為の切欠32,3
3及び34,35が形成されている。
しての溝孔29.30が形成され、又上縁および下縁に
は支持部材たるレール31と係合する為の切欠32,3
3及び34,35が形成されている。
従って側板26,27の右方端には、突出部36.37
が形成される。
が形成される。
上記両側板26.27間には、ロックピン23が軸38
により回動自在に枢支されている。
により回動自在に枢支されている。
該ロックピン23の上部39は、取付金具21をレール
31に着脱する時に操作する為の操作部であり、該操作
部39に引続いて下方には略V字状の切込み40が形成
されている。
31に着脱する時に操作する為の操作部であり、該操作
部39に引続いて下方には略V字状の切込み40が形成
されている。
この切込み40は、ロックピン23が反時計方向に回動
した時に、ストラップ28と接触するのを防止する為の
ものである。
した時に、ストラップ28と接触するのを防止する為の
ものである。
又ロックピン23の下方には、圧縮ばね24を保持する
為の凹部41が形成され、該凹部41と本体22の背部
25との間に挿設された圧縮ばね24により、該ロック
ピン23は時計方向に付勢されている。
為の凹部41が形成され、該凹部41と本体22の背部
25との間に挿設された圧縮ばね24により、該ロック
ピン23は時計方向に付勢されている。
第7図に示されるレール31は、床面又は内壁に取付け
られるものであり、板金を一体成形し適宜の間隔を置い
て取付金具21の切欠32,33.34.35と係合す
る為の開口状の係合部42が設けられている。
られるものであり、板金を一体成形し適宜の間隔を置い
て取付金具21の切欠32,33.34.35と係合す
る為の開口状の係合部42が設けられている。
以下の様に取付金具21を構成する各部品は、本体22
に一体化して組込まれている為、ストラップ28と結合
する場合には各構成部品相互の位置関係に配慮する必要
はなく、溝孔29.30にストラップ28を挿通後縫合
すればよい。
に一体化して組込まれている為、ストラップ28と結合
する場合には各構成部品相互の位置関係に配慮する必要
はなく、溝孔29.30にストラップ28を挿通後縫合
すればよい。
上述の如く構成された取付金具21をレール31に係止
するには、ロックピン23の操作部39を指で手前側(
第4図で反時計方向)に回動させる。
するには、ロックピン23の操作部39を指で手前側(
第4図で反時計方向)に回動させる。
そうすると本体22の上方の両切大部32゜34間には
ロックピン23は介在しなくなるので、先ず上方切欠3
2,34を第6図に示すようにレール31の係合部42
にと係合させる。
ロックピン23は介在しなくなるので、先ず上方切欠3
2,34を第6図に示すようにレール31の係合部42
にと係合させる。
次いで、下方の切欠33,35が係合部42と対向する
位置まで回動させた後切欠33,35の最深部を係合部
42の下端と当接させ、指を放すとロックピン23は圧
縮ばね24の付勢力により第4図の状態となり、ロック
ピン23が上方の両切天部32.34間に介在すること
により上下方向のガタはなくなり、取付金具21は確実
にロックされる。
位置まで回動させた後切欠33,35の最深部を係合部
42の下端と当接させ、指を放すとロックピン23は圧
縮ばね24の付勢力により第4図の状態となり、ロック
ピン23が上方の両切天部32.34間に介在すること
により上下方向のガタはなくなり、取付金具21は確実
にロックされる。
以上の操作は全て片手で操作する事が可能であり、しか
もワンタッチで行い得るものである。
もワンタッチで行い得るものである。
両端の取付金具21が、上述の如くレール31に係止さ
れた後、ストラップ28は公知のバックル装置によって
巻締められ荷物を所定の位置に固定する。
れた後、ストラップ28は公知のバックル装置によって
巻締められ荷物を所定の位置に固定する。
運搬時に車両の衝突等の不測の事態が生じたとしても、
ロックピン23は圧縮ばね24の付勢力によってロック
位置方向に付勢されているので、取付金具21がレール
31から離脱することはなく荷物を確実に固定する。
ロックピン23は圧縮ばね24の付勢力によってロック
位置方向に付勢されているので、取付金具21がレール
31から離脱することはなく荷物を確実に固定する。
取付金具21をレール31から離脱させる時は、ストラ
ップ28が弛められた後、ロックピン23の操作部39
を反時計方向に回動し、取付金具21全体を上方に持ち
上げ、その後時計方向に回動させて下方の切欠33,3
5をレール31の係合部42から外した後下方に降ろせ
ばよい。
ップ28が弛められた後、ロックピン23の操作部39
を反時計方向に回動し、取付金具21全体を上方に持ち
上げ、その後時計方向に回動させて下方の切欠33,3
5をレール31の係合部42から外した後下方に降ろせ
ばよい。
以上の説明より明らかな如く、本考案に係る取付金具は
、本体とロック手段を一体化し更にロック位置方向に付
勢する付勢手段を設けた構成により、ワンタッチで操作
が可能であり、且つ運搬中の振動、衝撃等によっても容
易に離脱しない様確実に係止が行なわれるという効果を
有する。
、本体とロック手段を一体化し更にロック位置方向に付
勢する付勢手段を設けた構成により、ワンタッチで操作
が可能であり、且つ運搬中の振動、衝撃等によっても容
易に離脱しない様確実に係止が行なわれるという効果を
有する。
又取付金具が一体化されたことにより、例えばストラッ
プの結合時の組込ミスをなくすという効果をも併せ有す
るものである。
プの結合時の組込ミスをなくすという効果をも併せ有す
るものである。
第1図は従来の取付金具の分解図、第2図はその取付状
態を示す説明図、第3図は使用状態の説明図、第4図は
本考案の取付金具の正面図、第5図は側面図、第6図は
使用方法を示す説明図、第7図は支持部材の説明図であ
る。 主要部分の符号の説明、31・・・・・・レール、42
・・・・・・係合部、36.37・・・・・・突出部、
22・・・・・・本体、26,27・・・・・・側板、 24・・・・・・圧縮ばね。 23・・・・・・ロックヒン、
態を示す説明図、第3図は使用状態の説明図、第4図は
本考案の取付金具の正面図、第5図は側面図、第6図は
使用方法を示す説明図、第7図は支持部材の説明図であ
る。 主要部分の符号の説明、31・・・・・・レール、42
・・・・・・係合部、36.37・・・・・・突出部、
22・・・・・・本体、26,27・・・・・・側板、 24・・・・・・圧縮ばね。 23・・・・・・ロックヒン、
Claims (1)
- 背部と該背部から対向してのびた一対の側板を有する本
体と、上記両側板に形成されたストラップを取付ける手
段と、上記両側板の上縁および下縁にそれぞれ形成され
た切欠と、上記両側板間に回動自在に支持された上記何
れか一方の縁に形成された切欠間に介在しない開放位置
と該切欠間に介在するロック位置をとり得るロック手段
と、該ロック手段をロック位置方向に付勢するための付
勢手段とを有する着脱自在な取付金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17575880U JPS6027054Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | 着脱自在な取付金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17575880U JPS6027054Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | 着脱自在な取付金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5797742U JPS5797742U (ja) | 1982-06-16 |
JPS6027054Y2 true JPS6027054Y2 (ja) | 1985-08-15 |
Family
ID=29533121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17575880U Expired JPS6027054Y2 (ja) | 1980-12-08 | 1980-12-08 | 着脱自在な取付金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6027054Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6089050U (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-18 | 日本フルハーフ株式会社 | 運搬容器の荷押え装置 |
-
1980
- 1980-12-08 JP JP17575880U patent/JPS6027054Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5797742U (ja) | 1982-06-16 |
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