JPS602656Y2 - 水晶振動子 - Google Patents
水晶振動子Info
- Publication number
- JPS602656Y2 JPS602656Y2 JP8316078U JP8316078U JPS602656Y2 JP S602656 Y2 JPS602656 Y2 JP S602656Y2 JP 8316078 U JP8316078 U JP 8316078U JP 8316078 U JP8316078 U JP 8316078U JP S602656 Y2 JPS602656 Y2 JP S602656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- lead terminals
- lead terminal
- crystal oscillator
- shear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小型厚みすべり振動子の支持に関するものであ
る。
る。
近年、腕時計用の源振とし水晶振動子が使われているが
主流は32KHzの屈曲振動子である。
主流は32KHzの屈曲振動子である。
屈曲振動子は周波数一温度特性が二次曲線のため広い温
度範囲にわたって平坦な周波数特性を得ることは困難で
、より高精度化のためにチタン酸バリウムなどの感温素
子で温度補償を行なっているが、エージングや量産性に
問題があった。
度範囲にわたって平坦な周波数特性を得ることは困難で
、より高精度化のためにチタン酸バリウムなどの感温素
子で温度補償を行なっているが、エージングや量産性に
問題があった。
また、高精度化達成の他の手段として周波数一温度特性
が三次曲線であるATカット水晶振動子を使用する方法
があるが、ATカット水晶振動子は一般に円板状で形状
が大きく支持構造を含めると振動子全体が大きくなり腕
時計用として適当でない。
が三次曲線であるATカット水晶振動子を使用する方法
があるが、ATカット水晶振動子は一般に円板状で形状
が大きく支持構造を含めると振動子全体が大きくなり腕
時計用として適当でない。
これに対しATカットで小型矩形状氷晶振動子は小型化
の要求に充分答えられるものであるが、支持構造が確立
されていない。
の要求に充分答えられるものであるが、支持構造が確立
されていない。
本考案は前述の要求に答えるべく小型矩形厚みすべり振
動子の特性の良い、量産の容易な支持構造を持った水晶
振動子を提供するにある。
動子の特性の良い、量産の容易な支持構造を持った水晶
振動子を提供するにある。
以下、本考案の詳細を図によって説明する。
第1図は本考案の一実施例で、小型矩形厚みすべり水晶
振動子1は振動の影響が少ない長辺両端部を板状のリー
ド端子2,3によって直接接着固定されている。
振動子1は振動の影響が少ない長辺両端部を板状のリー
ド端子2,3によって直接接着固定されている。
リード端子2はリード端子3の方向に振動子に沿って延
長し容器ベースのプラグ枠4に封着ガラス5で封着され
円筒状のキャップ(図示せず)を圧入し気密封止し水晶
振動子を構成している。
長し容器ベースのプラグ枠4に封着ガラス5で封着され
円筒状のキャップ(図示せず)を圧入し気密封止し水晶
振動子を構成している。
本図に見られるように延長したリード端子2(以下長リ
ード端子と称する)は厚みに比較して幅が充分に広いた
め、衝撃に対して振動子と相対する方向、つまり長リー
ド端子の幅方向は弾性がなく図の点線の矢印方向のタワ
ミはない。
ード端子と称する)は厚みに比較して幅が充分に広いた
め、衝撃に対して振動子と相対する方向、つまり長リー
ド端子の幅方向は弾性がなく図の点線の矢印方向のタワ
ミはない。
衝撃は全て長リード端子の厚み方向、図の実線の矢印方
向のタワミとなって吸収される。
向のタワミとなって吸収される。
このため振動子とリード端子の取付部がこじれることな
く、振動子の周波数変化や振動子かけが発生しない。
く、振動子の周波数変化や振動子かけが発生しない。
仮に長リード端子の幅方向に弾性を持たせた場ね、衝撃
に対し長リード端子の幅方向にタワミがおこり振動子と
リード端子取付部の位置関係が変リ、取付部がこじれる
こととなる。
に対し長リード端子の幅方向にタワミがおこり振動子と
リード端子取付部の位置関係が変リ、取付部がこじれる
こととなる。
従って取付材のはがれや取付状態の変化による周波数変
化あるいは振動子かけなどが発生する。
化あるいは振動子かけなどが発生する。
また、本考案の支持構造は図のように非常に単純なため
超小型化が可能であり、量産性に優れ、現在腕時計用と
して主流となっている32KHz水晶振動子と同様の円
筒タイプのため使用しやすい。
超小型化が可能であり、量産性に優れ、現在腕時計用と
して主流となっている32KHz水晶振動子と同様の円
筒タイプのため使用しやすい。
第2図、第3図、第4図は本考案の他の実施例であり、
第2図においては、リード端子の振動子取付部に溝部を
設は振動子の接着固定を確実となるようにしたものであ
る。
第2図においては、リード端子の振動子取付部に溝部を
設は振動子の接着固定を確実となるようにしたものであ
る。
第3図においては、リード端子の振動子取付部に爪状の
凸起を設け、凸起部で位置決めし接着固定したものであ
る。
凸起を設け、凸起部で位置決めし接着固定したものであ
る。
第4図においては、長リード端子幅面と矩形厚みすべり
水晶振動子の主振動面を同一面となるように配置したも
のである。
水晶振動子の主振動面を同一面となるように配置したも
のである。
本実施例においてはベベル加工のある矩形厚みすべり振
動子で説明したが、コンベックス加工するいはベベル・
コンベックス加工のない矩形厚み゛すベリ振動子でも同
様の効果が得られることはいうまでもない。
動子で説明したが、コンベックス加工するいはベベル・
コンベックス加工のない矩形厚み゛すベリ振動子でも同
様の効果が得られることはいうまでもない。
以上述べたように本考案の支持構造を採用することによ
り、耐衝撃性の良い超小型化の可能な量産性に優れた高
精度の水晶振動子を得ることができる。
り、耐衝撃性の良い超小型化の可能な量産性に優れた高
精度の水晶振動子を得ることができる。
第1図、第2図、第3図および第4図はそれぞれ本考案
の実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・矩形厚みすべり振動子、2,3・・・・
・・リード端子、4・・・・・・プラグ枠、5・・開封
着ガラス。
の実施例を示す斜視図である。 1・・・・・・矩形厚みすべり振動子、2,3・・・・
・・リード端子、4・・・・・・プラグ枠、5・・開封
着ガラス。
Claims (1)
- 矩形状小型厚みすべり振動子の支持において、前記振動
子の振動の影響が少ない長辺両端部を板状のリード端子
に直接接着固定し、前記リード端子の一方は前記振動子
に沿って他のリード端子の方向へ延長し、二本のリード
端子を容器のベースであるプラグ枠にガラス封着し、円
筒状のキャップを気密圧入封止してなり、前記の延長し
たリード端子が振動子と相対する方向には弾性を持たな
いことを特徴とする水晶振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316078U JPS602656Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316078U JPS602656Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 水晶振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55827U JPS55827U (ja) | 1980-01-07 |
JPS602656Y2 true JPS602656Y2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=29004685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8316078U Expired JPS602656Y2 (ja) | 1978-06-16 | 1978-06-16 | 水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602656Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-16 JP JP8316078U patent/JPS602656Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55827U (ja) | 1980-01-07 |
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