JPS581849B2 - 水晶振動子 - Google Patents
水晶振動子Info
- Publication number
- JPS581849B2 JPS581849B2 JP49096534A JP9653474A JPS581849B2 JP S581849 B2 JPS581849 B2 JP S581849B2 JP 49096534 A JP49096534 A JP 49096534A JP 9653474 A JP9653474 A JP 9653474A JP S581849 B2 JPS581849 B2 JP S581849B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- crystal
- thickness
- vibrator
- crystal resonator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型厚み滑り水晶振動子、支持方法に関するも
のである。
のである。
近年、腕時計の電子化の動きが目ざましく特に時計によ
って精度の向上がはかられ更に、高精度な水晶腕時計が
求められている。
って精度の向上がはかられ更に、高精度な水晶腕時計が
求められている。
今日一般に用いられている水晶腕時計用水晶振動子とし
ては、例えば、音叉型水晶振動子のような屈曲振動子が
あげられる。
ては、例えば、音叉型水晶振動子のような屈曲振動子が
あげられる。
しかし、このモードの水晶振動子は、周波数一温度特性
が二次曲線のため、広い温度範囲にわたって平担な周波
数特性を得ることは困難である。
が二次曲線のため、広い温度範囲にわたって平担な周波
数特性を得ることは困難である。
このために温度補償用素子として、チタン酸バリウムの
ような感温素子が用いられているが、エージングや量産
性に多くの問題を含んでいるため、屈曲型水晶振動子に
よって、高精度化をはかりながら量産性もはかることは
困難であった。
ような感温素子が用いられているが、エージングや量産
性に多くの問題を含んでいるため、屈曲型水晶振動子に
よって、高精度化をはかりながら量産性もはかることは
困難であった。
これに対して高精度化を目的にした振動子としてATカ
ット水晶振動子が注目されている。
ット水晶振動子が注目されている。
この振動子は周知のように、周波数一温度特性が3次曲
線のため、他の温度補償素子を用いることなく容易に平
担な周波数特性を得ることができる。
線のため、他の温度補償素子を用いることなく容易に平
担な周波数特性を得ることができる。
このような厚み滑り水晶振動子は一般に円板状のコンベ
ツク型またはベル型で形状も大きく、支持構造を含める
と振動子全体が大きくなり、小型化が特に望まれている
水晶腕時計用としては不適格であり、量産化の上で問題
が多い。
ツク型またはベル型で形状も大きく、支持構造を含める
と振動子全体が大きくなり、小型化が特に望まれている
水晶腕時計用としては不適格であり、量産化の上で問題
が多い。
これに対して本発明は、振動子の形状を小型矩形状とし
支持構造を簡略化することによって、高精度性を保ちな
がら、水晶振動子の小型化、量産化をはかるものである
。
支持構造を簡略化することによって、高精度性を保ちな
がら、水晶振動子の小型化、量産化をはかるものである
。
以下図面によって説明する。
第1図は従来の支持構造を持った厚み滑り水晶振動子の
一例で、1はコンベツクス型あるいはベベル型の水晶振
動子である。
一例で、1はコンベツクス型あるいはベベル型の水晶振
動子である。
この振動子を支持するためにクリップ状に成型した支持
線2で振動子1を挟み接着剤で固定し保持している。
線2で振動子1を挟み接着剤で固定し保持している。
3は封入用のベースである。
しかしこのような支持方法では接着面積が大きく、接着
剤を多く使うため水晶の振動を妨げQが低下する。
剤を多く使うため水晶の振動を妨げQが低下する。
更に腕時計用として同一周波数でしなければならないが
、振動子を小さくすればするほど上記の如き支持方法で
はQの大巾な低下をきたす。
、振動子を小さくすればするほど上記の如き支持方法で
はQの大巾な低下をきたす。
また振動子の形状が円形であることは小型化、量産化の
上でも大きな支障となる。
上でも大きな支障となる。
本発明の目的は厚み滑り水晶振動子の支持方法と形状を
考慮することによって上記欠点を除去し高精度水晶腕時
計用超小型水晶振動子を実現することである。
考慮することによって上記欠点を除去し高精度水晶腕時
計用超小型水晶振動子を実現することである。
第2図は本発明からなる支持方法を用いた水晶振動子の
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
4は断面形状がベベル形状をし、主振動面が矩形型の厚
み滑り水晶振動子である。
み滑り水晶振動子である。
形状が矩形であるため第3図に示すようにベベル状に成
形された一枚の厚み滑り用水晶板から同時に大量の振動
子を切り出すことができ、量産性を大巾に向上すること
ができる。
形された一枚の厚み滑り用水晶板から同時に大量の振動
子を切り出すことができ、量産性を大巾に向上すること
ができる。
また小型化することも可能になる。
なお、断面形状はコンベツクス型、矩形型でもよい。
このような振動子を支持するには第1図に示したような
接着面積の大きくなくクリップ状に成型した支持線を用
いることは特性の劣化をまねき、好ましくない。
接着面積の大きくなくクリップ状に成型した支持線を用
いることは特性の劣化をまねき、好ましくない。
本発明では第2図に示すように振動子の振動に影響のな
い周縁部の支持面5,6に銀、電極等を焼成し、支持線
7,8を支持面5,6に沿ってハンダ付し、接着、支持
する。
い周縁部の支持面5,6に銀、電極等を焼成し、支持線
7,8を支持面5,6に沿ってハンダ付し、接着、支持
する。
接着はハンダ付けのほか導電性接着剤等を用いることも
できる。
できる。
9,10は振動用薄膜金属電極でそれぞれ支持線7,8
に電気的に接続されている。
に電気的に接続されている。
このような支持方法は接着部が小さく、振動子の振動の
影響の少ない領域であるため、Qの劣化等をまねくこと
なく振動子の全体小型化を図ることができる。
影響の少ない領域であるため、Qの劣化等をまねくこと
なく振動子の全体小型化を図ることができる。
11は封入用のベースで引き出し支持線12,13を有
し、支持線7,8に接続されている。
し、支持線7,8に接続されている。
第4図,第5図,第6図は本発明の他の支持方法を示す
具体例である。
具体例である。
第4図において、14.15はつめ状の支持線で図のよ
うに振動子4を挟みこんで、さらに一部をハンダ付して
固定する。
うに振動子4を挟みこんで、さらに一部をハンダ付して
固定する。
また、つめ状支持線14.15と振動子4の間に動電性
ゴムをはさんで支持、固定することによって、耐外乱性
、耐振動性を上げることができる。
ゴムをはさんで支持、固定することによって、耐外乱性
、耐振動性を上げることができる。
第5図においては、矩形状の穴のあいた支持線にさしこ
んで支持し、更に第6図において振動子は封入用ベース
16の頭部が階段上に成形された引き出し支持線17.
18に直接接着して支持されている。
んで支持し、更に第6図において振動子は封入用ベース
16の頭部が階段上に成形された引き出し支持線17.
18に直接接着して支持されている。
これらの方法を用いることによって、支持が容易化、簡
略化され、量産上大きなメリットとなる。
略化され、量産上大きなメリットとなる。
以上のように、本発明では、量産化の大巾な向上をもた
らす小型矩形状厚み滑り水晶振動子に特性の劣化を起こ
すことない、上記に述べたような支持方法を与えること
によって、高精度性を保ちながら、腕時計用水晶振動子
の小型化、量産化をはかるものである。
らす小型矩形状厚み滑り水晶振動子に特性の劣化を起こ
すことない、上記に述べたような支持方法を与えること
によって、高精度性を保ちながら、腕時計用水晶振動子
の小型化、量産化をはかるものである。
第1図は従来の支持方法を用いた円板状厚み滑り振動子
。 第2図は本発明による支持方法を用いた矩形状厚み滑り
振動子。 第3図は矩形状厚み滑り振動子の切り出し図。 第4.5.6図は本発明による他の支持方法を用いた矩
形状厚み滑り水晶振動子。
。 第2図は本発明による支持方法を用いた矩形状厚み滑り
振動子。 第3図は矩形状厚み滑り振動子の切り出し図。 第4.5.6図は本発明による他の支持方法を用いた矩
形状厚み滑り水晶振動子。
Claims (1)
- 1 断面形状がべベル形状又はコンベツクス形状であっ
て、主振動面が矩形型厚み滑り水晶振動子と、1つの封
入用ベースを貫通する2本のリード線とから成り、前記
厚み滑り水晶振動子の長手方向を前記リード線の方向に
対してほぼ直交するよう配置し、且つ前記厚み滑り水晶
振動子の端部を前記リード線の側面もし《はりード線の
先端に設けた段部あるいは穴部と直接接合固定して成る
ことを特徴とする水晶振動子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49096534A JPS581849B2 (ja) | 1974-08-22 | 1974-08-22 | 水晶振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49096534A JPS581849B2 (ja) | 1974-08-22 | 1974-08-22 | 水晶振動子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5127082A JPS5127082A (ja) | 1976-03-06 |
JPS581849B2 true JPS581849B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=14167780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49096534A Expired JPS581849B2 (ja) | 1974-08-22 | 1974-08-22 | 水晶振動子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581849B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6121860Y2 (ja) * | 1978-06-16 | 1986-07-01 | ||
JPS5643813A (en) * | 1979-09-18 | 1981-04-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Quartz oscillator |
JPS56163325U (ja) * | 1980-04-30 | 1981-12-04 | ||
JPS5952722U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | キンセキ株式会社 | 圧電振動子の支持構造 |
JPS6098928U (ja) * | 1984-09-27 | 1985-07-05 | 日本電波工業株式会社 | 圧電振動子 |
JPS60111116U (ja) * | 1984-11-19 | 1985-07-27 | 日本電波工業株式会社 | 厚みすべり水晶振動子 |
-
1974
- 1974-08-22 JP JP49096534A patent/JPS581849B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5127082A (ja) | 1976-03-06 |
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