JPS60264313A - 窒化チタン粉末の製造法 - Google Patents

窒化チタン粉末の製造法

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JPS60264313A
JPS60264313A JP12110084A JP12110084A JPS60264313A JP S60264313 A JPS60264313 A JP S60264313A JP 12110084 A JP12110084 A JP 12110084A JP 12110084 A JP12110084 A JP 12110084A JP S60264313 A JPS60264313 A JP S60264313A
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titanium
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/076Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with titanium or zirconium or hafnium

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は窒化チタンと酸化チタンの複合化合物の製造法
に関するものである。
窒化チタンは高融点、高硬度で化学的に安定であり、電
気伝導性にも優れている。これらの緒特性を利用して、
超硬材料、耐熱材料、導電性材料として使用されており
、さらに超伝導材料、窒化ケイ素焼結体等の導電性付加
材料としての用途も開発が進んでいる。
窒化チタンは多くの場合不定比化合物となっており、窒
素の含有率や不純物、粒度特性等により諸性質が大きく
変化する。窒化チタンの固相−気相反応による製造方法
としては ■ 金属チタン粉体を窒素またはアンモニア雰囲気中に
て800℃以上で加熱し窒化する方法。
■ 窒素雰囲気中、電気溶鉱炉で二酸化チタンを強熱す
る方法。
■ アンモニアガス気流中で二酸化チタンを1400〜
1500℃で加熱する方法。
等がある。しかし、これらの製造法で作成した窒化チタ
ンは高温で処理するため、粒子径が大きくなってしまい
、得られた生成物の粒子も不均一である。本発明者は粒
子径が小さく均一な粒子からなる窒化チタンを得るべく
検討を重ねた結果本発明を得るに至った。
現在、一般的な黒色導電性顔料としてはカーボンブラッ
クおよび一酸化チタン(特開昭58−91037、特開
昭511−164653)が知られている。しかしカー
ボンブランクは表面積が大きくまた疏水性であるため塗
料化の際のハンドリングが困難であり、さらに工業的に
生産されたカーボンブランクには発癌性物質であるヘン
ズビレンが混入する可能性があるとされている。また−
酸化チタンは、本発明と同様に二酸化チタンを処理する
ことにより得られるため、樹脂とのなじみが良好であり
、また無毒であるが、酸素存在下で加熱することにより
高次の酸化物に変化しさらに、化学的にも不安定である
という欠点を持つ。また、別の黒色an料としては四三
酸化鉄、低次酸化チタンTi0n (1<n<2)があ
る。しがし四三酸化鉄は強磁性であるため分散安定性を
維持しにくい欠点がある。低次酸化チタンは二酸化チタ
ン粉末と金属チタン粉末との混合物を真空中で加熱する
方法か、二酸化チタン粉末を水素ガスにより高温で加熱
する方法等で得られるため、粒子径が小ざく均一性の高
い生成物を得ることが困難である。
本発明は窒化チタンと酸化チタンの複合体で前述の材料
の欠点を解消した、例えば黒色顔料、導電材料として有
用な粉体を得るものである。本発明の方法は二酸化チタ
ンあるいは含水酸化チタン粉体をアンモニアガス、水素
ガス混合気体中で800〜1000°Cの温度で加熱し
窒化することを特徴とするものである。すなわち、前述
のように二酸化チタンをアンモニアガス気流中で高温で
11時間処理することにより窒化チタンを得ることがで
きるが、この方法で作成した窒化チタンは粒子間の焼結
が生じるため、粒子径の小さいものが得にくい。鋭意検
討の結果、アンモニア、水素混合気体で加熱還元窒化す
ることにより、均一で粒子径の小さい良好な黒色系導電
性粉末を得ることができた。生成物の組成はX線回折お
よび窒素分析(CNコーダーYanaco製)の結果、
窒化チタンと酸化チタンの複合体の状態であった。
本発明に用いられる原料は二酸化チタン粉体・含水酸化
チタン粉体および薄片状雲母に二酸化チタンあるいは含
水酸化チタンを被覆した雲母チタン等を用いることがで
きる。含水酸化チタンとしては、二酸化チタン(ルチル
、アナターゼ)の製造工程における中間体であるメタチ
タン酸、オルソチタン酸等を用いることができる。しか
し、この場合は、二酸化チタンを処理する場合より焼結
が生しやすく、低い温度で処理する必要がある。
二酸化チタンとしてはルチル、アナターゼのいずれでも
よく、また焼結を防くために表面処理を施したものを用
いることもできる。得られる生成物の粒子径は原料の粒
子径を保持するため0,05μ〜1μの幅広い範囲で得
ることができる。反応温度は1000℃以上では焼結に
より粒子成長が著しく大きくなり、また不均一になる。
また低温では窒化反応が進行しにくく、また反応時間も
著しく長時間が必要となるため1〜4時間で反応を終了
するためには800°C以上1000°C以下にする必
要がある。
アンモニア・水素混合気体はアンモニアの比率が少なく
とも50%であることが望ましい。アンモニアの比率の
増加により生成物の色調を褐色〜黒褐色〜青褐色と変化
させることができる。また二酸化チタン、含水酸化チタ
ンを水素還元により低次酸化チタンTi0n (n<2
)とした後、アンモニア・水素混合気体で短時間処理す
ることによっても同様の生成物を得ることができる。こ
の方法によりアンモニアの必要量を減らずことができる
。また最も良好な黒色顔料はこの方法で得られた。混合
気体の流量は反応を均一に進行させるために試料の飛散
および反応系の温度の低下が生じない範囲内で大きいこ
とが望まれる。また混合気体を予熱することも必要であ
る。使用する反応炉は同様の目的から、静置式のものよ
りは試料の回転機構を有する炉が望ましい。
実施例1 粒子径0.04μの二酸化チタン微粒子(ルチル型、帝
国加工製商標名MT−500B、比表面積40m/g)
logをボー1−に入れ、温度1000℃、アンモニア
流量1500 m/min、水素流量500mfl /
 m i nの石英反応管の中に挿入し、1時間窒化処
理を行った。その後間−の気体雰囲気でボートを室温の
部分に引き出し冷却後、窒素ガスにて反応管内を洗浄し
た後生成物を採取した。得られた生成物は黒褐色を呈し
、X線回析によるT i N / T i 02(ルチ
ル)のピーク強度比は5/11であった。
CNコーダーによる窒素分析の結果TiNとして20%
相当の窒素が確認された。また比抵抗は1,5Ω/ c
mであり、電顕写真による平均粒子径は0.05μであ
った。
実施例2 実施例1で使用した二酸化チタン微粒子1.0 gを反
応温度1000°c、アンモニア流量1500m/mi
nで反応時間1時間で処理したところ、生成物は黒色を
呈し、X線回折によるTiN/Ti0z (ルチル)の
ピーク強度比は5/4であった。
、11 また比抵抗は0・5Q/°“であ−た・実差玉
LL メタチタン酸(帝国加工、二り程中間体)10gを反応
温度800℃、アンモニア流(J100af!/mfn
 +水素流Wk 100 mR/ mtnで反応時間3
時間で処理したところ、得られた生成物は黒青色を呈し
、X線回折によるT i N / T i 02 (ア
ナターゼ)のピーク強度比は1/4であった。また比抵
抗は4Ω/cmであり、平均粒子径は0.05μであっ
た。
比較例1 実施例3と同様のメタチタン酸]Ogを反応温度100
0°C1水素流量900 mR/minで1時間処理し
たところ、得られた生成物は青黒色を呈し、X線回折よ
り低次酸化チタン(Ti O主相)であった。また電顕
写真による平均粒子径は約0.511であった。
実施例4 比較例1と同様の条件で1時間処理した後、反応気体を
、水素流量900 mR/ min 、アンモニア流量
900mR/minに変え5分間処理した。得られた生
成物は黒色を呈し、X線回析よるTiN /Ti0z(
ルチル)のピーク強度比は1/6であり、電顕写真によ
る平均粒子径は約0.5μであった。また比抵抗は3Ω
/ Cmであった。
実施例5 特願昭−118688号実施例1の方法で作成した焼成
前の含水酸化チタン被覆雲母5gを反応温度1000°
C,アンモニア流量1500 fi/minで反応時間
1時間で処理したところ、生成物は黒褐色を呈した。ま
た比抵抗は2Ω/cmであった。
特許出願人 帝国化工株式会社 代理人 弁理士赤 岡 辿□夫) 手続ネ市j−[二)1(二 昭和59年 7月?、6「1 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第121100冒 2、 発明の名称 窒化チタン粉末の製造法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 帝国化工株式会社 4、代理人 氏名 (6036)弁理士赤岡辿夫、15、 補正命令
の日付 自 発 6、 補正により増加する発明の数 なし7、補正の対
象 明細書全文 8、 補正の内容 別紙のとおり 明 細 書 1. 発明の名称 窒化ヂタン粉末の製造法 2、特許請求の範囲 (1) 二酸化チタンおよび/または含水酸化チタンを
アンモニアおよび水素を含む気流中800〜1000℃
の温度で加熱処理することを特徴とする窒化チタン・酸
化チタン複合体の製造法。
(2)二酸化チタンおよび/または含水酸化チタンが薄
片状雲母上に被覆として担持されている第1項の方法。
(3)アンモニアおよび水素の混合気体を用い、アンモ
ニアの混合比率が少なくとも50%である第1項または
第2項の方法。
(4)二酸化チタンおよび/または含水酸化チタンを最
初水素によって還元して低次酸化チタンTi0n(n<
2)とした後、次にアンモニアを多く含む気流中で処理
する第1項または第2項の方法。
):ll 3 、発明の詳細な説明 本発明は窒化チタンと酸化チタンの複合化合物の製造法
に関するものである。
窒化チタンは高融点、高硬度で化学的に安定であり、電
気伝導性にも優れている。これらの緒特性を利用して、
超硬材料、耐熱材料、導電性材料として使用されており
、さらに超伝導材料、窒化ケイ素焼結体等の導電性付加
材料としての用途も開発が進んでいる。
窒化チタンは多くの場合不定比化合物となっており、窒
素の含有率や不純物、粒度特性等により諸性質が大きく
変化する。窒化チタンの固相−気相反応による製造方法
としては ■ 金属チタン粉体を窒素またはアンモニア雰囲気中に
て800℃以上で加熱し窒化する方法。
■ 窒素雰囲気中、電気溶鉱炉で二酸化チタンを強熱す
る方法。
■ アンモニアガス気流中で二酸化チタンを1400〜
1500℃で加熱する方法。
等がある。しかし、これらの製造法で作成した窒化チタ
ンは高温で処理するため、粒子径が大きくなってしまい
、得られた生成物の粒子も不均一である。本発明者は粒
子径が小さく均一な粒子からなる窒化チタンを得るべく
検討を重ねた結果本発明を得るに至った。
現在、一般的な黒色導電性顔料としてはカーボンブラッ
クおよび一酸化ヂタン(特開昭58−91037、特開
昭58−164653)が知られている。しかしカーボ
ンブランクは表面積が大きくまた疏水性であるため塗料
化の際のハンドリングが困難であり、さらに工業的に生
産されたカーボンブラ・ツタには発癌性物質であるヘン
ズピレンが混入する可能性があるとされている。また−
酸化チタンは、本発明と同様に二酸化チタンを処理する
ことにより得られるため、樹脂とのなじみが良好であり
、また無毒であるが、酸素存在下で加タハすることによ
り高次の酸化物に変化しさらに、化学的にも不安定であ
るという欠点を持つ。また、別の黒色顔料としては四三
酸化鉄、低次酸化チタンTi0n (1<n<2)があ
る。しかし四三酸化鉄は強磁性であるため分散安定性を
維持しにくい欠点がある。低次酸化チタンは二酸化チタ
ン粉末と金属チタン粉末との混合物を真空中で加熱する
方法か、二酸化チタン粉末を水素ガスにより高温で加熱
する方法等で得られるため、粒子径が小さく均一性の高
シ)生成物を得ることが困難である。
本発明は窒化チタンと酸化チタンの複合体で前述の材料
の欠点を解消した、例えば黒色顔料、導電材料として有
用な粉体を得るものである。本発明の方法は二酸化チタ
ンあるいは含水酸化チタン粉体をアンモニアガス、水素
ガス混合気体中で800〜1000℃の温度で加熱し窒
化することを特徴とするものである。すなわち、前述の
ように二酸化チタンをアンモニアガス気流中で高温で長
時間処理することにより窒化チタンを得ることができる
が、この方法で作成した窒化チタンは粒子間の焼結が生
じるため、粒子径の小さいものが得にくい。鋭意検討の
結果、アンモニア、水素混合気体で加熱還元窒化するこ
とにより、均一で粒子径の小さい良好な黒色系導電性粉
末を得ることができた。生成物の組成はX線回折および
窒素分析(CNコーダーYanaco製)の結果、窒化
チタンと酸化チタンの複合体の状態であった。
本発明に用いられる原料は二酸化チタン粉体・含水酸化
チタン粉体および薄片状雲母に二酸化チタンあるいは含
水酸化チタンを被覆した雲母チタン等を用いることがで
きる。含水酸化チタンとしては、二酸化チタン(ルチル
、アナターゼ)の製造工程における中間体であるメタチ
タン酸、オルソチタン酸等を用いることができる。しか
し、この場合は、二酸化チタンを処理する場合より焼結
が生しやすく、低い温度で処理する必要がある。
二酸化チタンとしてはルチル、アナターゼのいずれでも
よく、また焼結を防くために表面処理を施したものを用
いることもできる。得られる生成物の粒子径は原料の粒
子径を保持するため0. O577〜1μの幅広い範囲
で得ることができる。反応温度は1000°Cより高い
と焼結により粒子成長が著しく大きくなり、また不均一
になる。また低温では窒化反応が進行しにくく、また反
応時間も著JI L’ <長時間が必要となるため1〜
4時間で反応を終了するためには800℃以上1000
℃以下にする必要がある。
アンモニア・水素混合気体はアンモニアの比率が少なく
とも50%であることが望ましい。アンモニアの比率の
増加により生成物の色調を褐色〜黒褐色〜青黒色と変化
させることができる。また二酸化チタン、含水酸化チタ
ンを水素還元により低次酸化チタンTi0n (n<2
)とした後、アンモニア・水素混合気体で短時間処理す
ることによっても同様の生成物を得ることができる。こ
の方法によりアンモニアの必要量を減らずことができる
。また最も良好な黒色顔料はこの方法でflられた。混
合気体の流量は反応を均一に進行させるために試料の飛
散および反応系の温度の低下が生じない範囲内で大きい
ことが望まれる。また混合気体を予熱することも必要で
ある。使用する反応炉は同様の目的から、静置式のもの
よりは試*Iの回転機構を有する炉が望ましい。
実施例1 粒子径0.04μの二酸化チタン微粒子(ルチル型、帝
国化工製商標名MT−500B、比表面積40n(/g
)10gをポートに入れ、温度1000℃、アンモニア
流量1500 m/min、水素流量50077IIl
inの石英反応管の中に挿入し、1時間窒化処理を行っ
た。その後間−の気体雰囲気でボートを室温の部分に引
き出し冷却後、窒素ガスにて反応管内を洗浄した後生成
物を採取した。得られた生成物は黒褐色を呈し、X線回
析によるTiN/Ti0z(ルチル)のピーク強度比は
5/11であった。
CNコーダーによる窒素分析の結果TiNとして20%
相当の窒素が確認された。また比抵抗は1.5Ω・(2
)であり、電顕写真による平均粒子径は0.05μであ
った。
実施例2 実施例1で使用した二酸化チタン微粒子10gを反応温
度1000℃、アンモニア流量1500厭/ll1in
 、水素流量200 m/minで反応時間1時間で処
理したところ、生成物は黒色を呈し、X線回析によるT
 i N / T i 02 (ルチル)のピーク強度
比は5./4であった。
また比抵抗は0.5Ω・(2)であった。
実隻桝↓ メタチタン酸(帝国化工、工程中間体> 10gを反応
温度800℃、アンモニア流量1000d/min、水
素流量100 )J/minで反応時間3時間で処理し
たところ、得られた生成物は黒青色を呈し、X線回析に
よるTiN/Ti0z (7ナターゼ)のピーク強度比
は1/4であった。また比抵抗は4Ω・ωであり、平均
粒子径は0.05μであった。
比較例1 実施例3と同様のメタチタン酸10gを反応温度100
0℃、水素流量900戚/mjnで1時間処理したとこ
ろ、得られた生成物は青黒色を呈し、X線回折より低次
酸化チタン(Ti60+を主相)であった。また電顕写
真による平均粒子径は約0.5μであった。
実施例4 比較例1と同様の条件で1時間処理した後、反応気体を
、水素流量900 m/min 、アンモニア流量90
0 ae/minに変え5分間処理した。得られた生成
物は黒色を呈し、X線回析よるTiN /TiQz(ル
チル)のピーク強度比はI/6であり、電顕写真による
平均粒子径は約0.5μであった。また比抵抗は3Ω・
cmであった。
実施例5 特願昭−118688号実施例1の方法で作成した焼成
前の含水酸化チタン被覆雲母5gを反応温度1000℃
、アンモニア流量1500淑/min。
水素流量200 m127 minで反応時間1時間で
処理したところ、生成物は黒褐色を呈した。また比抵抗
は2Ω・cIllであった。
特許出願人 帝国化工株式会社 代 理 人 弁理士 赤 岡 辿 夫 ′。
72−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二酸化チタンおよび/または含水酸化チタンをア
    ンモニアおよび水素を含む気流中800〜1000℃の
    温度で加熱処理することを特徴とする窒化チタン・酸化
    チタン複合体の製造法。
  2. (2)二酸化チタンおよび/または含水酸化チタンが薄
    片状雲母上に′IIj!、覆として担持されている第1
    項の方法。
  3. (3)アンモニアおよび水素の混合気体を用い、アンモ
    ニアの混合比率が少なくとも50%である第1項または
    第2項の方法。
  4. (4)二酸化チタンおよび/または含水酸化チタンを最
    初水素によって還元して低次酸化チタンTi0n(n<
    2)とした後、次にアンモニアを多く含む気流中で処理
    する第1項または第2項の方法。
JP12110084A 1984-06-12 1984-06-12 窒化チタン粉末の製造法 Granted JPS60264313A (ja)

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