JPS60264236A - タイヤ搬入装置 - Google Patents
タイヤ搬入装置Info
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- JPS60264236A JPS60264236A JP59121107A JP12110784A JPS60264236A JP S60264236 A JPS60264236 A JP S60264236A JP 59121107 A JP59121107 A JP 59121107A JP 12110784 A JP12110784 A JP 12110784A JP S60264236 A JPS60264236 A JP S60264236A
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- Japan
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- claw
- tire
- unvulcanized tire
- unvulcanized
- claws
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0603—Loading or unloading the presses
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、未加硫タイヤをタイヤ加硫機内に搬入するタ
イヤ１般入装置に関するものである。
イヤ１般入装置に関するものである。
一般に、タイヤ成形機により成形された加硫前の未加硫
タイヤは、粘弾性変形しやすいため、横にした状態、す
なわち未加硫タイヤの一方の側部を下側にして所定の載
置台上に載置される。そして、未加硫タイヤはタイヤ１
ｉｆｔ人装置により複数ケ所を支持して持上げられ、次
工程のタイヤ加硫機内に１１１１人される。タイヤ加硫
機内では、所定の型（モールド）に固定した状態で加圧
・加熱され、弾性を有するタイヤに形成される。このよ
うな従来のタイヤ１ｕｌ１人装置としては、所定の位置
に横たえられた未加硫タイヤを支持する際、上側となる
上ビード部の内周部を把持するものが最も多く用いられ
ている。また、これとは別に、一部では未加硫タイヤの
外周部を把持する装置、或いは未加硫タイヤの下側とな
る下ビード部の内周部を把持する装置も用いられている
。
タイヤは、粘弾性変形しやすいため、横にした状態、す
なわち未加硫タイヤの一方の側部を下側にして所定の載
置台上に載置される。そして、未加硫タイヤはタイヤ１
ｉｆｔ人装置により複数ケ所を支持して持上げられ、次
工程のタイヤ加硫機内に１１１１人される。タイヤ加硫
機内では、所定の型（モールド）に固定した状態で加圧
・加熱され、弾性を有するタイヤに形成される。このよ
うな従来のタイヤ１ｕｌ１人装置としては、所定の位置
に横たえられた未加硫タイヤを支持する際、上側となる
上ビード部の内周部を把持するものが最も多く用いられ
ている。また、これとは別に、一部では未加硫タイヤの
外周部を把持する装置、或いは未加硫タイヤの下側とな
る下ビード部の内周部を把持する装置も用いられている
。
とコロが、近年、タイヤのサイド部が軟い部材を用いて
形成されるものがあり、この種のタイヤが所定の載置台
上に横たえられると、未加硫タイヤの粘弾性によって未
加硫タイヤに非対称となる変形、例えばタイヤサイド部
のタイヤ軸方向の変形（ビード足幅の不均一な変形）や
ビード部の内周が長円となる変形（真円度の変形）を生
じやすい。そのため、上記従来のタイヤ搬入装置を用い
て未加硫タイヤをタイヤ加硫機内に搬入した場合には、
変形を生じた未加硫タイヤがそのまま加硫されることと
なり、寸法の均一な未加硫タイヤを製作する障害となっ
ていた。
形成されるものがあり、この種のタイヤが所定の載置台
上に横たえられると、未加硫タイヤの粘弾性によって未
加硫タイヤに非対称となる変形、例えばタイヤサイド部
のタイヤ軸方向の変形（ビード足幅の不均一な変形）や
ビード部の内周が長円となる変形（真円度の変形）を生
じやすい。そのため、上記従来のタイヤ搬入装置を用い
て未加硫タイヤをタイヤ加硫機内に搬入した場合には、
変形を生じた未加硫タイヤがそのまま加硫されることと
なり、寸法の均一な未加硫タイヤを製作する障害となっ
ていた。
本発明は、未加硫タイヤの粘弾性に伴って生ずる非対称
の変形、特にタイヤ軸方向の変形やビード部内周の真円
度の変形を、加硫前に矯正し、その後タイヤ加硫機内に
搬入するタイヤ搬入装置を提供することを目的としてお
り、その特徴とするところは、横にした状態で未加硫タ
イヤの上側となる上ビード部および下側となる下ビード
部を所定時間支持し未加硫タイヤの変形を矯正した後、
タイヤ加硫機内に未加硫タイヤを配置するタイヤ搬入装
置であって、前記上ビード部を支持する爪部を有し上ビ
ード部の周縁に対応する円状に配設された複数の上爪と
、これら配設された上爪の円状の内方に収納可能に設け
られ未加硫タイヤの下ビード部を支持する爪部を有し前
記上爪に対して上下移動可能に各々の上爪に支持された
下爪と、この下爪を昇降させるとともに未加硫タイヤの
変形を矯正する際およびタイヤ加硫機内に未加硫タイヤ
を設置する際に下爪を固定する下爪昇降装置と、前記円
状の内径を拡大・縮小する放射方向に前記複数の上爪を
下爪とともに移動する拡縮装置と、前記上爪、下爪昇降
装置および拡縮装置とを一体的に昇降するとともに水平
移動する昇降および水平移動装置とを備えたタイヤ搬入
装置にある。
の変形、特にタイヤ軸方向の変形やビード部内周の真円
度の変形を、加硫前に矯正し、その後タイヤ加硫機内に
搬入するタイヤ搬入装置を提供することを目的としてお
り、その特徴とするところは、横にした状態で未加硫タ
イヤの上側となる上ビード部および下側となる下ビード
部を所定時間支持し未加硫タイヤの変形を矯正した後、
タイヤ加硫機内に未加硫タイヤを配置するタイヤ搬入装
置であって、前記上ビード部を支持する爪部を有し上ビ
ード部の周縁に対応する円状に配設された複数の上爪と
、これら配設された上爪の円状の内方に収納可能に設け
られ未加硫タイヤの下ビード部を支持する爪部を有し前
記上爪に対して上下移動可能に各々の上爪に支持された
下爪と、この下爪を昇降させるとともに未加硫タイヤの
変形を矯正する際およびタイヤ加硫機内に未加硫タイヤ
を設置する際に下爪を固定する下爪昇降装置と、前記円
状の内径を拡大・縮小する放射方向に前記複数の上爪を
下爪とともに移動する拡縮装置と、前記上爪、下爪昇降
装置および拡縮装置とを一体的に昇降するとともに水平
移動する昇降および水平移動装置とを備えたタイヤ搬入
装置にある。
以下に本発明の一実施例を第１図（ａｌ〜第３図Ｔｄ）
に基づき詳細に説明する。。
に基づき詳細に説明する。。
本実施例のタイヤ搬入装置は、第１図ｔａｌ、（ｂｌに
示すように、水平に旋回可能なアーム１を備えている。
示すように、水平に旋回可能なアーム１を備えている。
このアーム１は立設された回転軸（図示省略）に支持さ
れており、この回転軸を□回動する駆動装置（図示省略
）により作動する。
れており、この回転軸を□回動する駆動装置（図示省略
）により作動する。
尚、これら了−ムｌ、回転軸、駆動装置により水平移動
装置を構成している。この水平移動装置は、図示しない
昇降装置により昇降可能に支持されており、アーム１を
昇降することができる。また、アーム１には、後述する
下爪１２を昇降させる流体圧シリンダ２ （以下、下爪
昇降用シリンダという）が設けられている。すなわち、
アーム１の先端に下爪昇降用シリンダ２がそのロッド２
ａを下方に向は出没可能に固着されている。この下爪昇
降用シリンダ２のロッド２ａは中空に形成されている。
装置を構成している。この水平移動装置は、図示しない
昇降装置により昇降可能に支持されており、アーム１を
昇降することができる。また、アーム１には、後述する
下爪１２を昇降させる流体圧シリンダ２ （以下、下爪
昇降用シリンダという）が設けられている。すなわち、
アーム１の先端に下爪昇降用シリンダ２がそのロッド２
ａを下方に向は出没可能に固着されている。この下爪昇
降用シリンダ２のロッド２ａは中空に形成されている。
この下爪昇降用シリンダ２のロッド２ａ内には、固定ロ
ッド３が遊挿されており、この固定ロッド３の一端側か
シリング壁に一体に固着されている。したがって、下爪
昇降用シリンダ２のロッド２ａは、固定ロット３に沿っ
て出没することができる。尚、上記下爪昇降用シリンダ
２により下爪昇降装置を構成している。
ッド３が遊挿されており、この固定ロッド３の一端側か
シリング壁に一体に固着されている。したがって、下爪
昇降用シリンダ２のロッド２ａは、固定ロット３に沿っ
て出没することができる。尚、上記下爪昇降用シリンダ
２により下爪昇降装置を構成している。
また、上記固定ロット３の先端外周には取付部材４が固
着されており、この取付部材４には円板５が固定ロッド
３の軸まわりに回動可能に支持されている。この円板５
の下面にはスパイラル状に複数の溝（図示省略）が設け
られでおり、円板５と取付部材４の上端側４ａとの間に
拡縮用の流体圧シリンダ６ （以下、拡縮用シリンダと
いう）が介設されている。すなわち、拡縮用シリンダ６
の基端側かブンシュ４の上端側４ａに固定される一方、
そのロッド６ａがリンク連結により円＠５上面の一部に
連結されており、ロッド６ａの出没に伴って固定ロフト
′３の軸まわりに円板５を回動することができる。
着されており、この取付部材４には円板５が固定ロッド
３の軸まわりに回動可能に支持されている。この円板５
の下面にはスパイラル状に複数の溝（図示省略）が設け
られでおり、円板５と取付部材４の上端側４ａとの間に
拡縮用の流体圧シリンダ６ （以下、拡縮用シリンダと
いう）が介設されている。すなわち、拡縮用シリンダ６
の基端側かブンシュ４の上端側４ａに固定される一方、
そのロッド６ａがリンク連結により円＠５上面の一部に
連結されており、ロッド６ａの出没に伴って固定ロフト
′３の軸まわりに円板５を回動することができる。
さらに、取付部材４の下端側４ｂには、複数の上爪ガイ
ドバー７が同一水平面上で放射状に突設されている。本
実施例では、８本の上爪ガイドバー７が等角度で設けれ
ており、その断面形状が略円形に形成されている。これ
ら各々の」二重ガイドバー７の外周にはスリーブを介し
てガイド７が遊嵌されており、このガイ１゛８はスリー
ブとともに上爪ガイドバー７上に沿い摺動することがで
きる。さらに、各ガイド８には上爪９が略垂直に取付け
られており、これらの上爪９は、全体が円状に配設され
たものとなっている。また、各上爪９の上端部は上記円
板５の下面に設けられたスパイラル状の溝に遊嵌されて
いる。したがって、円板５を回動することにより、スパ
イラル状の溝と固定ロッド３の軸心との距離が変化する
ため、これに伴い各上爪９ば上爪ガイドバー７に沿って
移動することができる。そのため、円状に配設された上
爪９は、全体として拡縮移動することになる。以下、円
状に配設された上爪９で囲まれた内方を内側といい、外
方を外側という。尚、上記円板５、拡縮用シリンダ６、
上爪ガイドバー７およびガイド８により拡縮装置を構成
している。
ドバー７が同一水平面上で放射状に突設されている。本
実施例では、８本の上爪ガイドバー７が等角度で設けれ
ており、その断面形状が略円形に形成されている。これ
ら各々の」二重ガイドバー７の外周にはスリーブを介し
てガイド７が遊嵌されており、このガイ１゛８はスリー
ブとともに上爪ガイドバー７上に沿い摺動することがで
きる。さらに、各ガイド８には上爪９が略垂直に取付け
られており、これらの上爪９は、全体が円状に配設され
たものとなっている。また、各上爪９の上端部は上記円
板５の下面に設けられたスパイラル状の溝に遊嵌されて
いる。したがって、円板５を回動することにより、スパ
イラル状の溝と固定ロッド３の軸心との距離が変化する
ため、これに伴い各上爪９ば上爪ガイドバー７に沿って
移動することができる。そのため、円状に配設された上
爪９は、全体として拡縮移動することになる。以下、円
状に配設された上爪９で囲まれた内方を内側といい、外
方を外側という。尚、上記円板５、拡縮用シリンダ６、
上爪ガイドバー７およびガイド８により拡縮装置を構成
している。
上記上爪９は、第２図（ａｌ、（ｂｌに示すように、長
尺の細板状に形成されている。さらに、各々の上爪９の
下端部には、二点鎖線で示す未加硫タイヤ１０の上ビー
ド部１０ａ （未加硫タイヤ１０を横たえて上側となる
ビード部）の内面に沿うように、下方外方に突設された
爪部１１を備えており、未加硫タイヤ１０を搬入する際
、これによって上ビード部１０ａが支持される。
尺の細板状に形成されている。さらに、各々の上爪９の
下端部には、二点鎖線で示す未加硫タイヤ１０の上ビー
ド部１０ａ （未加硫タイヤ１０を横たえて上側となる
ビード部）の内面に沿うように、下方外方に突設された
爪部１１を備えており、未加硫タイヤ１０を搬入する際
、これによって上ビード部１０ａが支持される。
さらに、各々の上爪９の内側には、第２図（ａｌ、（ｂ
ｌに示すように、上爪９の板１１よりも僅かに狭く形成
された下爪１２が、ガイド１３により、上爪９に対し上
下移動可能にそれぞれ支持されている。また、各々の下
爪１２の上端部には略水平な案内部材１４の一端部が固
着されている。この案内部材１４は、上爪９の上端側か
ら下端側までその長手方向に沿い形成されたスリット１
５に上下移動可能に遊挿されている。したがって、下爪
１２は案内部材１４によって上爪９に沿って上下移動す
る、ことができる。この案内部材１４の他端側上部には
下爪ガイドバー１６が水平に固着されており、下爪ガイ
ドバー１６は、支持部材１７に取付けられたガイド１８
により水平移動可能に支持されている。支持部材１７は
下爪昇降用シリンダ２のロッド２ａにその軸心に対して
放射方向に突設されている（第１図（ａ）参照）。さら
に、各支持部材１７は上記上爪ガイドバー７の上方に位
置するよう水平に突設され、上爪ガイドバー０ ７の先端よりも外方の位置で垂直方向に折曲されている
。この支持部材１７の下端部にはガイド１８が固着され
ており、このガイド１８内に下爪ガイド八−１６が遊挿
されている。したがって、下爪ガイドバー１６が水平移
動できるため、上爪９が拡縮移動する際には、下爪１２
は上爪９とともに拡縮移動することができる一方、下爪
ガイドバー１６を介し、昇降用シリンダ２の作動により
上下移動することができる。他方、下爪１２の下端部に
は、第１図ｉａｌ中の二点鎖線で示す未加硫タイヤ１０
の下ビード部１０ｂ（横たえた下側となるビード部）の
内面に沿うように仰角方向（上方外方）に向は突出した
爪部１９が設けられている。この爪部１９は、その中央
部で第２図（ａｌ、（ｂ）に示すように下爪１２の下端
部に軸支された軸２゜に、上下回動可能に軸着されてい
る。また、この爪部１９の下部には重量部１９ａを備え
、この重１ 置部１９ａの重量により爪部１９が通常時には仰角方向
を向くことができる。この重量部１９ａには、下爪１２
の下端に係止して図中時計方向の回転を規制するストッ
パ１９ｂを備えており、第１図（８１に示すように未加
硫タイヤ１０の下ビード部１０ｂの内面を支持する際に
は、このスト７パ１９ｂにより爪部１９の図中時計方向
の回転が阻止される。
ｌに示すように、上爪９の板１１よりも僅かに狭く形成
された下爪１２が、ガイド１３により、上爪９に対し上
下移動可能にそれぞれ支持されている。また、各々の下
爪１２の上端部には略水平な案内部材１４の一端部が固
着されている。この案内部材１４は、上爪９の上端側か
ら下端側までその長手方向に沿い形成されたスリット１
５に上下移動可能に遊挿されている。したがって、下爪
１２は案内部材１４によって上爪９に沿って上下移動す
る、ことができる。この案内部材１４の他端側上部には
下爪ガイドバー１６が水平に固着されており、下爪ガイ
ドバー１６は、支持部材１７に取付けられたガイド１８
により水平移動可能に支持されている。支持部材１７は
下爪昇降用シリンダ２のロッド２ａにその軸心に対して
放射方向に突設されている（第１図（ａ）参照）。さら
に、各支持部材１７は上記上爪ガイドバー７の上方に位
置するよう水平に突設され、上爪ガイドバー０ ７の先端よりも外方の位置で垂直方向に折曲されている
。この支持部材１７の下端部にはガイド１８が固着され
ており、このガイド１８内に下爪ガイド八−１６が遊挿
されている。したがって、下爪ガイドバー１６が水平移
動できるため、上爪９が拡縮移動する際には、下爪１２
は上爪９とともに拡縮移動することができる一方、下爪
ガイドバー１６を介し、昇降用シリンダ２の作動により
上下移動することができる。他方、下爪１２の下端部に
は、第１図ｉａｌ中の二点鎖線で示す未加硫タイヤ１０
の下ビード部１０ｂ（横たえた下側となるビード部）の
内面に沿うように仰角方向（上方外方）に向は突出した
爪部１９が設けられている。この爪部１９は、その中央
部で第２図（ａｌ、（ｂ）に示すように下爪１２の下端
部に軸支された軸２゜に、上下回動可能に軸着されてい
る。また、この爪部１９の下部には重量部１９ａを備え
、この重１ 置部１９ａの重量により爪部１９が通常時には仰角方向
を向くことができる。この重量部１９ａには、下爪１２
の下端に係止して図中時計方向の回転を規制するストッ
パ１９ｂを備えており、第１図（８１に示すように未加
硫タイヤ１０の下ビード部１０ｂの内面を支持する際に
は、このスト７パ１９ｂにより爪部１９の図中時計方向
の回転が阻止される。
また、この爪部１９は、下爪１２が上昇してその全体が
上爪９の内側に収納される際には、上爪９の下端に係合
するため、下爪１２の上昇に伴って反時計方向に回転し
、第２図（Ｃ１に示すように上爪９の内側に収納される
。
上爪９の内側に収納される際には、上爪９の下端に係合
するため、下爪１２の上昇に伴って反時計方向に回転し
、第２図（Ｃ１に示すように上爪９の内側に収納される
。
また、固定ロッド３には、二つ割りのスペーサ２１が環
装されている。このスペーサ２１は、下爪昇降用シリン
ダ２のロッド２ａの往復移動距離（ストローク）を設定
するためのものである。したがって、このスペーサ２１
を所要の長さ２ のものと取替えることにより、ロッド２ａのストローク
を任意に設定することができ、種々の未加硫タイヤ１０
の上ビード部１０ａと下ビニド部１０ｂの幅に適宜対応
させることができる。
装されている。このスペーサ２１は、下爪昇降用シリン
ダ２のロッド２ａの往復移動距離（ストローク）を設定
するためのものである。したがって、このスペーサ２１
を所要の長さ２ のものと取替えることにより、ロッド２ａのストローク
を任意に設定することができ、種々の未加硫タイヤ１０
の上ビード部１０ａと下ビニド部１０ｂの幅に適宜対応
させることができる。
次に上記構成からなるタイヤ搬入装置の作用を説明する
。
。
まず、第３図（ａｌに示すように、拡縮用シリンダ１６
が作動して円板５を回動することにより、円状に配列さ
れた上爪９および下爪１２を、その円状の内径が縮径す
るよう内側に向は縮小移動させるとともに、下爪昇降用
シリンダ２の作動により下爪１２を上昇させて下爪１２
の爪部１９が上爪９の内側に収納される。この状態で、
水平移動装置のアーム１が旋回し、載置台（図示省略）
上に横たえられた未加硫タイヤ１０の上方の位置に上爪
９および下爪１２が配置される。上爪９および下爪１２
の配置が終了すると、昇降装置が３ 作動し、アームｌや下爪昇降用シリンダ２とともに上爪
９が下降し、載置台上の未加硫タイヤ１０の上ビード部
１０ａの内側に上爪９の爪部１１が挿入される。次に拡
縮用のシリンダ６の作動により円板５が回転し、この円
板５の回転に伴って上爪９が水平に拡径移動して、上爪
９の爪部１１の上面が上ビード部１０ａの内面に面接し
、上ビード部１０ａが支持される。上ビード部１０ａが
支持されると、昇降装置の作動により、アーム１や下爪
昇降用シリンダ２とともに上爪９が上昇し、上爪９の爪
部１１に支持された状態で未加硫タイヤ１０が持上げら
れる。この後、下爪昇降用シリンダ２の作動により、下
爪１２が上爪９の内側から下方に下降する。この場合、
下爪１２の爪部１９は、下爪１２の下降に伴い上爪９の
下端部との保合が解かれるため、重量部１９ａの重量に
よって軸加の軸まわりに回動して外開きとなる。
が作動して円板５を回動することにより、円状に配列さ
れた上爪９および下爪１２を、その円状の内径が縮径す
るよう内側に向は縮小移動させるとともに、下爪昇降用
シリンダ２の作動により下爪１２を上昇させて下爪１２
の爪部１９が上爪９の内側に収納される。この状態で、
水平移動装置のアーム１が旋回し、載置台（図示省略）
上に横たえられた未加硫タイヤ１０の上方の位置に上爪
９および下爪１２が配置される。上爪９および下爪１２
の配置が終了すると、昇降装置が３ 作動し、アームｌや下爪昇降用シリンダ２とともに上爪
９が下降し、載置台上の未加硫タイヤ１０の上ビード部
１０ａの内側に上爪９の爪部１１が挿入される。次に拡
縮用のシリンダ６の作動により円板５が回転し、この円
板５の回転に伴って上爪９が水平に拡径移動して、上爪
９の爪部１１の上面が上ビード部１０ａの内面に面接し
、上ビード部１０ａが支持される。上ビード部１０ａが
支持されると、昇降装置の作動により、アーム１や下爪
昇降用シリンダ２とともに上爪９が上昇し、上爪９の爪
部１１に支持された状態で未加硫タイヤ１０が持上げら
れる。この後、下爪昇降用シリンダ２の作動により、下
爪１２が上爪９の内側から下方に下降する。この場合、
下爪１２の爪部１９は、下爪１２の下降に伴い上爪９の
下端部との保合が解かれるため、重量部１９ａの重量に
よって軸加の軸まわりに回動して外開きとなる。
４
さらに下爪１２が下降すると、第３図（ｂｌに示すよう
に、下爪１２の爪部１９の下面が下ビード部１０ｂの内
面に接し、下爪１２の下降に伴って下ビー］・部１０ｂ
を下方に僅かに押し下げて支持し、ロソＦ ２ ａに環
装されたスペーサ２１の係止により、下降を停止する。
に、下爪１２の爪部１９の下面が下ビード部１０ｂの内
面に接し、下爪１２の下降に伴って下ビー］・部１０ｂ
を下方に僅かに押し下げて支持し、ロソＦ ２ ａに環
装されたスペーサ２１の係止により、下降を停止する。
この状態を保持したまま、タイヤ加硫機で行われている
先の未加硫タイヤ１０の加硫処理が終了する間（普通乗
用車のタイヤで１０〜２０分程度）、待機する。この待
機の間、上爪９と下爪１２に支持された未加硫タイヤ１
０は、粘弾性に伴って生ずる非対称な変形が矯正される
。すなわち、未加硫タイヤ１０の軸方向の変形やビー（
′部の真円度の変形を矯正することができる。
先の未加硫タイヤ１０の加硫処理が終了する間（普通乗
用車のタイヤで１０〜２０分程度）、待機する。この待
機の間、上爪９と下爪１２に支持された未加硫タイヤ１
０は、粘弾性に伴って生ずる非対称な変形が矯正される
。すなわち、未加硫タイヤ１０の軸方向の変形やビー（
′部の真円度の変形を矯正することができる。
次に、先の未加硫タイヤの加硫処理が終了すると、水平
移動装置のアーム１の旋回により、持上げられた未加硫
タイヤ１０がタイヤ加硫機の５ 下型モールド２２の上方まで移動する。そして、第３図
（Ｃ１に示すように、昇降装置の作動により、上爪９お
よび下爪１２が下降し、未加硫タイヤ１０が下型モール
ド２２上に設置される。この場合、未加硫タイヤ１０の
下ビード部１０ｂがその内面で下爪１２の爪部１９によ
り支持されているため、下ビード部１０ｂが下型モール
ド２２上に設置される際には、下型モールド２２の下ビ
ードリング２３に均一な面圧で下ビード部１０ｂが載置
される。したがって、変形を伴うことなく下型モールド
２２上に未加硫タイヤ１０を設置することができる。
移動装置のアーム１の旋回により、持上げられた未加硫
タイヤ１０がタイヤ加硫機の５ 下型モールド２２の上方まで移動する。そして、第３図
（Ｃ１に示すように、昇降装置の作動により、上爪９お
よび下爪１２が下降し、未加硫タイヤ１０が下型モール
ド２２上に設置される。この場合、未加硫タイヤ１０の
下ビード部１０ｂがその内面で下爪１２の爪部１９によ
り支持されているため、下ビード部１０ｂが下型モール
ド２２上に設置される際には、下型モールド２２の下ビ
ードリング２３に均一な面圧で下ビード部１０ｂが載置
される。したがって、変形を伴うことなく下型モールド
２２上に未加硫タイヤ１０を設置することができる。
未加硫タイヤ１０が設置されると、下爪昇降用シリンダ
２の作動により、下爪１２を上昇移動させ、上爪９の内
側に下爪１２が収納される。下爪１２が略収納されると
、下爪１２の爪部１９が上爪９の下端との係合により下
方に押下げられて、下方に回動して上爪９の内側に収納
される。その後、６ 第３図（ｄｌに示すように、上ビーｔ’部１０ａを上爪
９の爪部１１で支持した状態でブラダ−２４によるシェ
イピングが行われる。シェイピングが終了すると、拡縮
用シリンダ６の作動により上爪９が縮径移動し、上爪９
の爪部１１による上ビード部１０ａの支持が解かれ、昇
降装置の作動によって上爪９および下爪１２が上方に移
動する。そして、水平移動装置のアーム１の旋回により
、再び載置台に横たえられた未加硫タイヤ１０上方の位
置に戻る。
２の作動により、下爪１２を上昇移動させ、上爪９の内
側に下爪１２が収納される。下爪１２が略収納されると
、下爪１２の爪部１９が上爪９の下端との係合により下
方に押下げられて、下方に回動して上爪９の内側に収納
される。その後、６ 第３図（ｄｌに示すように、上ビーｔ’部１０ａを上爪
９の爪部１１で支持した状態でブラダ−２４によるシェ
イピングが行われる。シェイピングが終了すると、拡縮
用シリンダ６の作動により上爪９が縮径移動し、上爪９
の爪部１１による上ビード部１０ａの支持が解かれ、昇
降装置の作動によって上爪９および下爪１２が上方に移
動する。そして、水平移動装置のアーム１の旋回により
、再び載置台に横たえられた未加硫タイヤ１０上方の位
置に戻る。
以上、説明したように本発明によれば、横にした状態で
未加硫タイヤを持上げ、所定時間、未加硫タイヤの上側
となる上ビード部と下側となる下ビード部とを互いに離
隔する方向に向けてそれぞれ支持し、その後、タイヤ加
硫機内に未加硫タイヤを搬入するので、粘弾性に伴って
生ずる非対称の変形、特にタイヤ軸方向（ビー７ ド足幅）の変形やビルド部の真円度の変形を矯正するこ
とができるとともに、下型モールドに未加硫タイヤを設
置する際に下爪により下ビード部が下型モールドの下ビ
ードリングに均等な圧力で押圧して載置されるため、下
ビード部を下ビードリングに確実に装着することができ
る。
未加硫タイヤを持上げ、所定時間、未加硫タイヤの上側
となる上ビード部と下側となる下ビード部とを互いに離
隔する方向に向けてそれぞれ支持し、その後、タイヤ加
硫機内に未加硫タイヤを搬入するので、粘弾性に伴って
生ずる非対称の変形、特にタイヤ軸方向（ビー７ ド足幅）の変形やビルド部の真円度の変形を矯正するこ
とができるとともに、下型モールドに未加硫タイヤを設
置する際に下爪により下ビード部が下型モールドの下ビ
ードリングに均等な圧力で押圧して載置されるため、下
ビード部を下ビードリングに確実に装着することができ
る。
これらの結果、加硫後の製品タイヤの寸法の均一化を向
上させることができる。
上させることができる。
第１図（ａｌ〜第３図＋ｄｌは本発明に係るタイヤ搬入
装置の一実施例を示し、第１図ｔａ＋はタイヤ搬入装置
の全体構成を示す側面図、第１図（ｂｌは第１図（ｄｌ
中のＩｂ−１ｂ矢矢視面図、第２図ｔａ＋、（ｂｌは上
爪および下爪を示す正面図、側面図、第２図（ｃ）は上
爪と下爪との関係を示す側面図、第３図（ａｌ〜（ｄｌ
は未加硫タイヤの矯正およびｔｉｔｔ人動作を説明する
概略説明図である。 ８ １−−−−アーム（水平移動装置）、 ２−−−一下爪昇降装置、 ５．６．７．８−−−−−−円板、拡縮用シリンダ、上
爪ガイドバー、ガイ ド（拡縮装置）、 ９．１１−−〜−−−上爪およびその爪部、１０．１０
ａ 、 １ｇ ｂ−、−未加硫タイヤ、上ビード部お
よび下ビード部、 １２．１９−・−−−一下爪およびその爪部。 代理人弁理士 有我軍一部 ９ （０） 第１図 第１図 （ｂ） 一１９ε 第２図 （ｂ） 第３図 （０） 第３図 （ｂ） 第３図 （Ｃ）
装置の一実施例を示し、第１図ｔａ＋はタイヤ搬入装置
の全体構成を示す側面図、第１図（ｂｌは第１図（ｄｌ
中のＩｂ−１ｂ矢矢視面図、第２図ｔａ＋、（ｂｌは上
爪および下爪を示す正面図、側面図、第２図（ｃ）は上
爪と下爪との関係を示す側面図、第３図（ａｌ〜（ｄｌ
は未加硫タイヤの矯正およびｔｉｔｔ人動作を説明する
概略説明図である。 ８ １−−−−アーム（水平移動装置）、 ２−−−一下爪昇降装置、 ５．６．７．８−−−−−−円板、拡縮用シリンダ、上
爪ガイドバー、ガイ ド（拡縮装置）、 ９．１１−−〜−−−上爪およびその爪部、１０．１０
ａ 、 １ｇ ｂ−、−未加硫タイヤ、上ビード部お
よび下ビード部、 １２．１９−・−−−一下爪およびその爪部。 代理人弁理士 有我軍一部 ９ （０） 第１図 第１図 （ｂ） 一１９ε 第２図 （ｂ） 第３図 （０） 第３図 （ｂ） 第３図 （Ｃ）
Claims (1)
- 横にした状態で未加硫タイヤの上側となる上ビード部お
よび下側となる下ビード部を所定時間支持し未加硫タイ
ヤの変形を矯正した後、タイヤ加硫機内に未加硫タイヤ
を配置するタイヤ搬入装置であって、前記上ビード部を
支持する爪部を有し上ビード部の周縁に対応する円状に
配設された複数の上爪と、これら配設された上爪の円状
の内方に収納可能に設けられ未加硫タイヤの下ビード部
を支持する爪部を有し前記上爪に対して上下移動可能に
各々の」二重に支持された下爪と、この下爪を昇降させ
るとともに未加硫タイヤの変形を矯正する際およびタイ
ヤ加硫機内に未加硫タイヤを設置する際に下爪を固定す
る下爪昇降装置と、前記円状の内径を拡大・縮小する放
射方向に前記複数の上爪を下爪とともに移動する拡縮装
置と、前記上爪、下爪昇降装置および拡縮装置とを一体
的に昇降するとともに水平移動する昇降および水平移動
装置とを備えたことを特徴とするタイヤ１１１人装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59121107A JPS60264236A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | タイヤ搬入装置 |
| US06/734,854 US4600370A (en) | 1984-06-12 | 1985-05-16 | Apparatus for carrying unvulcanized pneumatic tires in tire vulcanizer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59121107A JPS60264236A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | タイヤ搬入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60264236A true JPS60264236A (ja) | 1985-12-27 |
Family
ID=14803047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59121107A Pending JPS60264236A (ja) | 1984-06-12 | 1984-06-12 | タイヤ搬入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60264236A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005046975A1 (ja) * | 2003-11-12 | 2005-05-26 | Bridgestone Corporation | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| JP2012223976A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 加硫済タイヤの搬送装置及び搬送方法 |
| WO2014136444A1 (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-12 | 株式会社ブリヂストン | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| CN104552325A (zh) * | 2015-01-14 | 2015-04-29 | 上海古岛自动化设备有限公司 | 机械手多胎抓胎器 |
| JP2020049815A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ローカバーの装着装置 |
-
1984
- 1984-06-12 JP JP59121107A patent/JPS60264236A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005046975A1 (ja) * | 2003-11-12 | 2005-05-26 | Bridgestone Corporation | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| JPWO2005046975A1 (ja) * | 2003-11-12 | 2007-05-31 | 株式会社ブリヂストン | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| US7740788B2 (en) | 2003-11-12 | 2010-06-22 | Bridgestone Corporation | Method of correcting shape of green tire and apparatus for carrying out the same |
| JP4522950B2 (ja) * | 2003-11-12 | 2010-08-11 | 株式会社ブリヂストン | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| JP2012223976A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 加硫済タイヤの搬送装置及び搬送方法 |
| WO2014136444A1 (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-12 | 株式会社ブリヂストン | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| JP2014172236A (ja) * | 2013-03-07 | 2014-09-22 | Bridgestone Corp | 生タイヤの形状矯正方法および装置 |
| US9757913B2 (en) | 2013-03-07 | 2017-09-12 | Bridgestone Corporation | Apparatus for correcting shape of green tire |
| CN104552325A (zh) * | 2015-01-14 | 2015-04-29 | 上海古岛自动化设备有限公司 | 机械手多胎抓胎器 |
| JP2020049815A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用ローカバーの装着装置 |
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