JPS60263576A - 画像信号補正方法 - Google Patents

画像信号補正方法

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JPS60263576A
JPS60263576A JP59118644A JP11864484A JPS60263576A JP S60263576 A JPS60263576 A JP S60263576A JP 59118644 A JP59118644 A JP 59118644A JP 11864484 A JP11864484 A JP 11864484A JP S60263576 A JPS60263576 A JP S60263576A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、印刷製版用スキャナーや、ファクシミリ等
の画像走査記録装置において、記録画像を鮮鋭化したり
平滑化したりして画像の補正を行うための画像信号補正
方法に関する。
(捉゛来の技術) 先ず、第6図を参照して、この発明が適用出来る従来の
画像走査記録装置の一例を簡単に説明する。
第6図はこの画像走査記録装置の原画の読取り系及び記
録系の構成を示す。
この図において、81は記録及び読取兼用のArレーザ
光源で、ランダム偏光している光ビームを発する。この
レーザ光源81からの光ビームをビームスプリッタ32
で6偏光の記録ビームB1とp偏光の読取ビームBZと
に一部分離し、記録ビームB1を光変調器33に通した
後、読取ビームB2とハーフミラ−34で合成して走査
用光学系であるガルバノミラ−35に送り、このガルバ
ノミラ°−85で一次元走査光に変換し、次の光束分割
系36に入射させる。ここで再び記録ビームB1と読取
ビームB2とに分割され、記録ビームB1は記録装置3
7に送られて記録材料に記録を行なう。
一方、読取ビームB2は原稿38に向い、走査ビームと
して作用してこの原稿88の面を走査する。
この走査方法を主、走査方向とする。
原稿38は適当な送り手段によって主走査方向と直交す
る矢印で示す方向に搬送される。この原稿の搬送方向を
副走査方向とする。
従って、走査ビームは原稿38の原画を主及び副走査方
向に4次元的に走査することになる。この走査により、
走査ビームの反射光又は透過光を受光するように構成配
置した光ファイバ89及び光電変換素子40を含む受光
系によって画像信号を得、これを増幅器41で増幅して
制御回路50に供給する。
一方、光束分割系36では読取ビームB2の一部分を取
り出して格子42に送り;こQ1格゛子′佃を走査して
経てきた光を光重変換器48で電気信号に変換し、さら
に増幅器44で増幅して原稿走査に同期した格子信号を
取り出し、この格子信号を制御回路50内のI10イン
ターフェース51に供給する構成となっている。
このI10インターフェース51は格子信号を基準とし
てクロック信号を発生し、このクロック信号をガルバノ
ミラ−35の駆動回路45に供給すると共に、制御回路
50内の第一信号処理回路52、ラインメモリ装置53
、第二信号処理回路54及び網点画像形成装置55に供
給する。尚、インターフェース51及びこれら各回路5
1〜55はパスライン56を経て中央処理装置57に接
続されていて、この中央処理装置57からの指令によっ
て各種の制御が行われるように構成されている。
制御回路50に供給された画像信号は、第一信号処理回
路52でA/D変換、階調変換、シェーディング補正を
行なった後、ラインメモリ装置53に記憶させる。との
ラインメモリ装置53から読出した画像信号を後述する
方法を用いて第二信号処理回路54で画像の鮮鋭度の補
正を行なった後、網点画像形成装置55に導いて網点画
像信号を形成し、この網点画像信号を光変調器用ドライ
バ46に供給する。この網点画像信号に応答して光変調
器用ドライバ46から光変調器83に変調信号を与えて
レーザ光源81からの記録ビームB1を変調し、よって
鮮鋭度の補正された画像情報を記録装置37における記
録材料に記録させることが出来る。
ところで、このような画像走査記録装置において行なわ
れている鮮鋭度の補正方法は、ラインメモリ装置53及
び第二信号処理回路54によって行なっており、二次元
に配列された画像信号に対し補正対称となる画素を中心
とした所定のn行n列の画素マトリックス領域(以下、
「ウィンド」という)。を設定し、このウィンド内の中
心位置の画素情報に対する補正量Sを、例えば、Swn
 amm−(all+a12− +aln+a21+・・・+ann) (1)但し、m
=(n+1)/2 amm :中心画素の画像情報 ali−ann:ウィンド内各画素の画素情報 の式によって算出している。
その算出に当っては、ウィンド内のnxn画素の画像情
報all〜annの全てを、一旦、ラインメモリ装置5
8内のラインメモリに記憶させてから、これら画像情報
を順次に読出して、先ず(1)式0式%) を算出し、続いて(11式に基づいてコンピュータ処理
により補正量Sをめて、この補正量Sにより原画像の中
心画素信号の補正を行なっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、周知のように、原稿を二次元走査して得
られた画像信号は時系列的に配列されているため、この
従来の方法では、設定したウィンド内の全てのラインに
ついて、対応する各ラインメモリに順次書込みが完了す
るまでは、(all + a12 +−+ ain +
 a21 +t−ann )の演算が不可能である。し
かも、ラインメモリに書込みを行なうと同時にこのライ
ンメモリから読出しを行なうことが出来ず、これがため
、前述した従来方法のよ、うに、ウィンド内の全ての画
素の画像情報をラインメモリに書込んだ後に(1)式の
演算処理を行なう方法では、その演算処理に長時間を要
してしまい、高速画像処理を達成することが出来ないと
いう欠点があった。
(問題点を解決するための手段) この発明は、原画を走査して得られた画像信号に対し、
nxn画素マトリックス(但し、nは奇数)のウィンド
を設定し、該ウィンドの中心位置の画素情報amm K
対する補正−を、ウィンド内のammを補正するように
した画像信号の補正方法において、 前記ウィンド内の同一列上に並ぶ各ラインの画素の画像
情報を、各列毎に加算して得られろ順次の加算値の最新
の加算値から、その加算値から数えて(n+1)回前に
加算して得られた加算値を減算し、 この減算値を加算器を介しラッチ回路に導いてラッチし
、 このラッチ値を該加算器に帰還させて前記減算値に順次
加算することにより前記ウィンド内の全画素の画像情報
に関連した加算値を得て、前記ラッチ回路のラッチ値を
この加算値に対応させ、この加算値を用いて前記所定の
算出式により前記補正量Sをめることを特徴とする。
(実施例の説明) 以下、図面を参照して、この発明の実施例につき説明す
る。
第1図(Aiはこの発明の詳細な説明するためのブロッ
ク線図であり−、第6図の画像走査記録装置におけるラ
インメモリ装置53及び第二信号処理回路54の部分に
相当する。
今、二次元に配列された画像信号に対し補正対象となる
画素を中心に有するn行n列の画素マトリックスからな
るウィンドを設定する場合につき説明する。尚、この場
合、nは奇数とし、列方向が主走査方向に対応しかつラ
イン方向であり、行方向が副走査方向に対応しかつライ
ン方向であり、行方向が副走査方向に対応しかつライン
の個数に対応する。
1は、データ信号入力端子で、この端子lには原稿37
等の画像を二次元走査して得られた画像信号に対してA
/D変換、階調変換、シェーディング補正を行なって得
られた信号が供給される。
2a〜2pはそれぞれラインメモリ3とマルチプレクサ
4とからなるP個のラインメモリ装置であって、その個
数P個は設定が予定される最大ウィンドサイズにおける
最大ライン数Nより一個多い数に設定しである。
5は格子信号を基準にして発生させたクロック信号によ
り制御される制御部で、ラインメモリ装置2a〜2pの
制御をこの制御部5、からの書込み/読出し選択信号、
書込み信号、読出し信号等の各種の制御信号で行なう。
この制御信号により、所望の最大ウィンドサイズを得る
に必要なP個(P〉n、nは奇数)のラインメモリ装置
2 a = 2 pのうちの1個を循環的に順次書込み
用に用す残りの全部を読出しに用いる。
しかして書込み中のラインメモリ装置の直前に書込みが
終ったラインメモリ装置を含め書込み順序とは逆の順序
に数えて、設定しようとするウィンドサイズにおけるラ
イン数nに対応した数nのラインメモリ装置の読出し画
素情報を順次−斉に、加算器に導くようにすれば、ライ
ンメモリ装置の書込み及び読出し処理を同時に並行して
行なうことが出来るので゛、リアルタイムでこれらの処
理を行なうことが可能となる。
6a〜6pは、これらのラインメモリ装置2a〜2pの
読出し画素情報を、所望のウィンドサイズにおけるライ
ン数nに対応して選択的にn個のラインメモリ装置の出
力を加算器7に導くだめのP個のゲート回路である。す
なわち、これらのゲート回路6a〜6p中、設定しよう
とするウィンドサイズのライン数nに対応して、書込み
中のラインメモリ装置の直前に書込みの終ったラインメ
モリ装置から、書込み順序とは逆順序に数えてn回前に
書込まれたラインメモリ装置までのn個のラインメモリ
装置の読出し画素情報を、加算器7に導くn個のゲート
回路を一斉に選択的に導通させるように、それらのゲー
ト回路を制御部5から制御信号により制御する。
このようにして、選択されたn個のラインメモリ装置か
らの画素情報は上述のようにゲート回路6a〜6pの選
択により設定されたサイズのウィンドにおける、nXn
画素情報の画素マトリックスの列方向(副走査方向)に
並ぶ画素情報ごとに加算器4により加算され、この加算
は、行方向(主走査方向)の画素列について順次針n回
行なう。
第1図(Blは、書込みラインメモリを選択するための
°書込みライン選択信号、ゲート回路6a〜6pを選択
的に一斉に導通させるためのゲート信号、ウィンドの中
心行に相当するラインメモリ出力を選択的に取り出すよ
うにマルチプレクサ14を制御するための一中心行選択
信号、並びに各ラインメモリ装置2a〜2pにおける各
マルチプレクサ14を制御するための書込みアドレス信
号及び読出しアドレス信号のそれぞれを得るための制御
部5内における要部の構成例を示すブロック線図である
同図において、24はラインブロックパルスを計数する
P進、例えば12進のラインカウンタで、ラインメモリ
装置2 a = 2 pに、循環的に順次lライフ分の
画像信号を書込む毎に+1または一1歩進した計数値を
発生する。この計数値を第一デフ−425に加えること
により、後記する第1表に例示したように、その計数値
に対応して順次のラインメモリ装置2 a = 2 p
の1つを、順次循環的に書込みメモリとして選択する書
込みライン選択信号を得る。
また同時に前記ラインカウンタ24の計数値を第二デコ
ーダ26に、ウィンドサイズ指定信号とともに加えるこ
とに、よって、後記する第二表ないし第5表に例示した
ように、指定のnXn画素のウィンドサイズに対応する
n個のゲート回路を計数値に応じて選択的に同時に導通
させるためのゲート信号と、これらのゲート信号によっ
て導通するゲート回路に導かれる各ラインメモリ装置の
出力中の、前記指定のウィンドサイズにおける中心行の
画素情報を取り出すための中心行選択信号とを得るよう
にしている。
なお、z7は読出しアドレスカウンタ、28は書込みア
ドレスカウンタで、読出しクロック信号および書込みク
ロック信号を1画素のデータ読出し終了毎、あるいは1
画素のデータ書込み終了毎に出力アドレスを+1または
−1にし]て、読出しアドレス及び書込みアドレスを出
力するようVC4I!成されており、■ラインの読出し
終了毎及び書込み終了毎にそれぞれ初期値にリセットさ
れる。
読出しアドレスカウンタ27及び書込みアドレス・カウ
ンタ28からの読出しアドレス信号及び書込みアドレス
信号は、各メモリ装置2a=2pに共通に供給し、前記
書込みライン選択の信号によって選択されたラインメモ
リ装置のみ、その書込みアドレス信号を用いて、入力す
る画像信号の記憶が行なわれ、選択されなかった残余の
ラインメモリ装置は、読出しアドレス信号により記憶値
が読出されるようになっている。
また第1図(A)において、加算器7の入力側には各ラ
インメモリ装置2 a = 2 pの出力側との間に、
図示のように、除算器8a〜8pを介挿し、加算器7に
入力するディジタル化された画像情報を適当な除数によ
って、除算することにより、画像情報を表わすディジタ
ル化信号の下位ビットを除去し、もって、ノイズの影響
による下位ビットの変動が加算値に影響しないようにし
ている。
加算器7によって加算されたウィンド内の副走査方向に
一列に並ぶn個の画素の画像情報の各判別の加算値Vを
ウィンドの主走査方向の画素数に対応して設けたP段の
レジスタ、すなわち、この実施例では最大ウィンドにお
ける主走査方向の画素数Nを11に設定し、P=11+
1の12段V、1−V12から成る゛第一シフトレジス
タ9に前記加算H7の出力を導いて順次記憶する。
10a〜lOdは、設定したいウィンドのnxn画素マ
トリックスのサイズによって決まる(n+t)段目のレ
ジスタを選択して出力を取り出すためのマルチプレクサ
である。この実施例では、これらマルチプレクサ10a
〜10dを外部から選択作動させることによって、5X
5.7x7..9x9.11 X 11の各ウィンドの
設定に対応する6番目、8番目、10番目、12番目+
7) vジスタv6、v8、VIO1V12の記憶値■
1を選択して読出すように構成しである。この例では4
個のマルチプレクサを設けているがウィンドのサイズに
応じてさらに多く設けても良い。ウィンドの設定に関連
してそれらのマルチプレクサ10a=10dのいずれか
を介して取り出された記憶値v1を減算fillに供給
する。
一方、この第一レジスタ9の第一段目のレジスタv1に
記憶された最新の記憶値vlを減算器11に供給し、こ
こでこの記憶値v1から(n + 1’ )段目の記憶
値v1を減算して減算値Vを算出する。
この減算値Vを加算器に入力し加算することにより、リ
アルタイムで任意所望のサイズに設定したウィンド内の
全画素情報を加算した累積加算値をめることが出来る。
すなわち、この減算器11の出力Vを、加算器12に導
き、ラッチ回路13によってラッチされている前回の累
積加算値に相当するラッチ値Σを、前段の加算fi12
に戻して供給し、この加算器12において減算値Vとそ
のラッチ値Σとを加算することにより、前記ウィンド以
内の全画素情報の加算値がめられる。
そしてこの加算値が新たなΣとしてラッチ回路13にラ
ッチされる。
一方、マルチプレクサ14は、制御部ぎからの制御信号
により制御されて、各ラインメモリ装置2a=2pの読
出し信号中のウィンド内における中心のラインの中心位
置の画素の画像情報ammを、ウィンドのライン方向の
移動とともに順次に抜き出して、少なくとも(P/2+
M)段(Mは抜き出した画素情報を用いて得た補正値を
、その画素情報の補正値として功口減算器に加える回路
中に挿入されるラッチ段数)、例えば、この実施例では
9段のレジスタMl−M9から成るシフトレジスタ15
に供給する。
16a”18dは設定すべきウィンドの大きさに応じて
外部のプロセッサからの指令によって選択動作出来るマ
ルチプレクサで、シフトレジスタ15の(n+1)/2
段目、この例では、8段目以降の各段のレジスタの出力
を、5×5.7X7.9×9のウィンドの設定に対応し
て、レジスタM3〜M6のそれぞれから選択して取り出
す。このようにして取り出された画像情報ammはウィ
ンドの中心画素の情報であり、この中心画素の画像情報
ammを用いて前述した(1)式の補正量Sを算・出す
るに当り、ウィンド内の画素数がnXnであることを考
慮して、乗算器17においてこの画像情報ammKn”
を乗算し、とのn” x’ ammをラッチ回路18に
送る。
次に、上述したラッチ回路13とこのラッチ回路18と
の信号Σとn2x ammとを加算Fi19で加算して
(実際にはn2x amm−Σの演算を行なう)補正量
Sを得る。
この補正量Sをラッチ回路20を介してプリセット可能
なテーブルランダムアクセス・メモリ(以下「RA M
lという。)21に供給する。テーブルRAM21は、
周知のように入力信号をアドレス信号にして、そのアド
レスに対応した値に入力信号を変換して出力するように
なっている。入力値すなわち、前述のようにして得た補
正量Sに対し、その補正量Sに対するアドレスの記憶値
を、補正量Sの値KQ応し、かつ線形もしくは非線形で
、かつ前述した除算による影響の補償を考慮した補正係
数kを前記補正量Sに乗じた補正値Skに変換して出力
するようにプリセットしておく。
そのため、入力される補正量Sのそれぞれに対応して設
定される補正係数には、図示していないプロセッサによ
って、予めプリセットし得るようになっている。よって
、補正量SをこのテーブルRAM21に入力すると、こ
の補正量Sに対応して所望の特性で変化し、かつ除算に
よる影響を補償し得る補正値Skをリアルタイムで出力
させることが出来、しかも補正値Skの演算を高速に行
なうことが出来る。
このテーブルRAM21からの補正値Skを、ラッチ回
路22を経て、画像のエッヂ部を鮮鋭化又は平滑化する
ための加減算器23に供給する。
一方、この加減算器23にはシフトレジスタ15の第6
〜9段目M6〜M9中の該加減算器28で前述のように
して得た補正値Skとタイミング一致する段から中心画
像情報ammを選択して供給する。
この実施例では、乗算617から得たウィンド中心位置
の画素情報ammは、補正値の算出に用いられて加減算
器23に達する捷でには18、zO122の3つのラッ
チ回路によりラッチされるので、そのラッチ回路段数だ
け、加減算器に導かれる被補正の画素情報ammを遅延
させる必要がある。そこでウィンドサイズに対応して前
記のようなタイミングでそのウィンドの中心画素情報a
mmを選択的に取り出し得るように、第二シフトレジス
タ15を(P/2 + a )段、例えば図示のように
9段に構成する。そして、任意に設定されるウィンドサ
イズのnXn画素マトリックスに対応して(r、 + 
1)/2千3番目以降のレジスタM6〜M9に別のマル
チプレクサ20a〜20dを接続し、これらレジスタM
6〜M9のうちのウィンド内の中心画素の画像情報が記
憶された所望のレジスタ段の出力を、図示していないプ
ロセッサからの指令によって、選択的に取り出すように
構成する。
このようにして取り出した中心画像情報ammを加減算
1123に供給して前述した補正値Skとの加減算を行
なって画像の輪郭が任意に補正された画像信号を得る。
この場合、鮮鋭化又は平滑化かは外部のプロセッサから
の指令で切換えることが出来、加算すれば鮮鋭化し、減
算すれば平滑化することが出来る。
次に上記実施例における画像信号補正の動作を、第2図
〜第5図により詳細に説明する。
第2図はウィンドを5x5画素マトリックスに固定設定
した場合の具体例を説明するための説明図である。この
場合のウィンド内の画素配列を第4図に示す。
この実施例では、説明の便宜のため、書込み中のライン
メモリ製雪からのラインを省略して示してあり、設定し
たウィンドの画素マトリックスの大きさに対応させて第
−及び第二シフトレジスタ9及び150段数を6段とし
かつウィンド切換用マルチプレクサを省略してあり、そ
の他の構成は第1図の場合と同様であるのでその詳細な
説明は省略する。
この例では、5ラインの信号をa、b、c、d、eで示
し、中心画像情報を3段目のCとし、これを第二のシフ
トレジスタ15へ入力させるように接続している。
第3図は第一のシフトレジスタ9の各段における記憶値
v1の保持状態と、シフトレジスタ15の各段における
中心画像情報Cの保持状態と、これら記憶値v1及び中
心画像情報cVc対するラッチ回路13におけるラッチ
値Σの内容を表にして示した動作説明図である。
第3図に示すように、第一シフ)レジスタ9の一番目の
レジスタ■1には、加算器7からの最初の加算値が記憶
値■1として保存される時、第二シフトレジスタ15の
一番目のレジスタMIICは、三番目のラインの画像情
報C1が入力する。次に、第二回目の加算値が記憶値v
2としてレジスタVlに記録されると同時に、第一回目
の”記憶値vlは次のレジスタ■2にシフトする。同様
に、第二シフトレジスタ15の一番目のレジスタM1の
記憶値C1も次のレジスタM2へとシフトし、新たにM
lのレジスタに三番目のラインの次の中心画像情報C2
が保存され、ラッチ値Σはvlとなる。
以下同様にして、順次に記憶され、第6回目の加算値を
記憶値v6として得た時、両シフトvジスタ9及び15
の各レジスタの全部が記憶値を保存することとなり、ラ
ッチ値Σも正しい値を示して定常状態に達し、僅か5回
の演算時間で補正量Sを得ることが分る。
さらに、その補正量Sは、前述したように、テーブルR
AM21によって線形又は□非線形の補正値Skに即時
に変換されるので、所望の鮮鋭度となるように画像のエ
ラ、ジ部を強調し若しくは平滑化する演算速度を従来の
この種の画像信号補正装置よりも著しく高速化すること
が出来る。
例えば、原画の画像に対するウィンド内の画素の画像情
報が第4図に示すような配列をしている場合には、その
中心位置の画素の画像情報はa83である。加算器7で
は縦方向に並ぶ画像情報毎の加算値(a’ll + a
21 + a31 + a41 + a51)とか、(
a12 +a2Z + a32 + a42 + a5
2)とが1のように加算値■を順次に第一シフトレジス
タ9に送る。
従って、この場合の補正値Skは、 5k=k(25a33−(all+a12+−=+ a
15 + a21 +−・+ a55)) f21とな
り、補正された画像情報Xは X=a33+Sk (8) となり、以下第5図につき説明するように、補正される
第5図(Al−(E)は上述した補正の経過を説明する
ための波形図である。
第5図(Alは補正しようとするエッヂ部を有する画像
信号ammを示し、第5図(B)はその画像信号amm
に対する補正量Sに対し補正係数k(この場合、kは1
未満の数とする)を乗じて得た補正値Skを示す。この
補正値Skを第5図(A)に示すammに対して正極性
で加算すると、第5図(D)に示したような、エッヂ部
が鮮鋭化した波形となる。また、第5図(A)の画像信
号ammに対し一第5図(C)に示す補正値Skを負極
性で加算すると、第5図(Elに示すように、エッヂ部
が平滑化された波形となる。
従って、このように補正されたディジタル化画像信号を
第6図につき説明した画像走査記録装置のD/A変換器
を含む網点画像形成装置4・8に加え、そこで網点画像
信号に変換し、それにより得られた信号を光変調用ドラ
イバ51に供給して記録用ンーザ31からのS偏光を変
調することによって所望の鮮鋭度て補正した画像を記録
装置により記録することが出来る。
尚、テーブルRAM21にプリセットする補正値Skを
算出する際、補正量Sに乗ぜられる補正係数には外部の
プロセツサにより容易かつ迅速に変更することが出来る
。またこの場合原稿画像の性質に応じ線形成いは非線形
に値の補正係数kを選択的に用いることが出来る。
尚、この発明は上述した実施例にのみ限定されるもので
はないこと明らかである。
又、この発明が適用出来る画像装置は第6図に示したタ
イプの装置に限定されるものではないことも明らかであ
る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の方法に
よれば、各種の原画の補正に対処し得る最大のウィンド
のライン数に対応するラインメモリを用意し、所望のウ
ィンドの画素列数・■に関連して(n +1 )個のラ
インメモリを循環的に用い、その一つに原画の画像情報
を記憶させて、その書込みモードのラインメモリを除く
n個のラインメモリの出力を、同時に加算し、この加算
処理をライン方向に順次に行なって、これらの加算値を
順次にシフトレジスタに一旦記憶させ、その加算値を得
るために読出すラインメモリの個数を変えることによっ
て前記所望ウィンドサイズを設定し、要すればその切換
えをシフトレジスタの読出しレジスタ段とを連動させて
切換選択するように構成することによって、各種の画像
の補正に対応した大きさのウィンドを設定することが出
来ると共に、ウィンドの中心画素に対する画像情報の補
正演算をリアルタイムで行なうことが出来、従って、画
像信号の補正を従来よりも一層高速化することが出来る
さらに、このような高速処理を従来の装置とほぼ同規模
の装置によって容易に実施することが出来る。
第1表 第2表 第3表 第4表 第 5 表
【図面の簡単な説明】
第1図(Alはこの発明の画像信号補正方法の一実施例
を説明するだめのブロック・線図、 −第1図fBlは
、第1図(Alの実施例に用いる各種信号を得るだめの
制御部の構成の概略を示すブロック線図、 第2図はウィンドを5×5画素マトリックスと設定した
場合の画像信号補正方法を説明するだめの説明図、 第3図はこの発明の説明に供する説明図、第4図は5×
5画素マトリックスのライイド内での画素配列を示す線
図、 第5図はこの発明の方法による中心画像情報の補正の経
過を説明するだめの波形図、 第6図はこの発明を適用出来る両像走査記録装置の一例
を示す構成図である。 ■・・・データ信号入力端子 2a=2p・・・ラインメモリ装置 8・・・ラインメモリ 4 、10a〜10d 、 14 、16a〜16d 
−マルチプレクサ5・・・制御部 6a〜6p・・・ゲ
ート回路? 、 12 、19・・・加算器 8a〜8
p・・除算器9・・・第一シフトレジスタ 10a〜10d 、 14・・・マルチプレクサ11・
・・減算器 13 、18 、20 、22・・・ラッチ回路15・
・・第二シフトレジスタ 17・・・乗算6 21・・・テーブルRAM2B・・
・加減算器24・・・ラインカウンタz5・・・第一デ
コーダ z6・・・第二デコーダz7・・・読出しアド
レスカウンタ 28・・・書込みアドレスカウンタ。 特許出願人 富士写真フィルム株式会社第1図 還#柿号 ケート引ト4 選択イネ号 ([3) 唱1へみアトにス 9色出しアドレス 第3図 第5図 手続補正書 昭和60年6月6日 特許庁長官 志賀 学 殿 l事件の表示 昭和58年特許願118844号2特許
の名称 画像信号補正方法 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 神奈川県南足柄市中沼210番地名称(520)
富士写真フィルム株式会社代表者 大西 賞 4代理人 〒170 箇(988)5583住所 東京
都豊島区東池袋1丁目20番地5池袋ホワイトハウスビ
ル805号 明細書の発明の詳細な説明の欄及び図面の第6図 7補正の内容 別紙の通り (1)、明細書、第4頁第7行「この走査方法」を1こ
の走査方向1と訂正する。 (2)、同、第6頁第13行(補正対称」をr補正対象
」と訂正する。 (3)、同、第6頁第15行「いう)。を設定し、」を
1いう)を設定し、1と訂正する。 (4)、同、第14頁第18行〜第20行を下記の通り
訂正する。 rよび書込みクロック信号で1画素のデータ読出し終了
毎あるいは1画素のデータ書込み終了毎に出力アドレス
を+1または−1だけ増減して、読出しアトj (5)、同、第18頁第11行rl[1a−18dは」
をflea〜ledはJと訂正する。 (6)、同、第18頁第16行「9×9のウィンド」を
F9×9、IIX 11のウィンドJと訂正する。 (7)、同、第25頁第19行「網点画像形成装置48
」をr網点画像形成装置55」と訂正する。 (8)、同、第28頁第1行「ドライバ51」をrドラ
イバ46」と訂正する。 (9)、同、第30頁第3表を、次の通り訂正する。 第 8 !! (10)、図面第6図を添付した訂正図の通り訂正する

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 原画を走査して得られた画像信号に対し、n’Xn
    画素マトリックス(但し、nは奇数)のウィンドを設定
    し、該ウィンドの中心位置の画素情報ammに対する補
    正量Sを、ウィンド内の全画素情報に基づ込て所定の算
    出式により算出し、該補正量Sに応じて前記ウィンドの
    中上・画素の画像情報ammを補正するようにした画像
    信号の補正方法において、 前記ウィンド内の同一列上に並ぶ各ラインの画素の画像
    情報を、各列毎に加算して得られる順次の加算値の最新
    の加算値から、その加算値から数えて(n+1)回前に
    加算して得られた加算値を減算し、 この減算値を加算器を介しラッチ回路に導いてラッチし
    、 このラッチ値を該加算器に帰還させて前記減算値に順次
    加算することにより前記ウィンド内の全画素の画像情報
    に関連した加算値を得て、前記ラッチ回路のラッチ値を
    この加算値に対応させ、この加算値を用いて前記所定の
    算出式により前記補正量Sをめることを特徴とする画像
    信号補正力、法。
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