JPS6026243Y2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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Publication number
JPS6026243Y2
JPS6026243Y2 JP1802279U JP1802279U JPS6026243Y2 JP S6026243 Y2 JPS6026243 Y2 JP S6026243Y2 JP 1802279 U JP1802279 U JP 1802279U JP 1802279 U JP1802279 U JP 1802279U JP S6026243 Y2 JPS6026243 Y2 JP S6026243Y2
Authority
JP
Japan
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boiler
steam
water
frequency heating
vibrator
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Expired
Application number
JP1802279U
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English (en)
Other versions
JPS55119501U (ja
Inventor
洋三 石村
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は蒸気発生装置付の高周波加熱装置に於て蒸気量
、蒸気温度、しめり度等、状態の異った蒸気を発生させ
ることを目的としたものである。
従来から蒸気発生装置は高周波加熱装置が種々発表され
ているが、それらはいずれも一定の状態の蒸気しか発生
し得ないものである。
そこで本考案はボイラーに複数個のヒーターを設けるこ
と、又超音波発振回路による振動子にて、状態のちがっ
た蒸気の発生を可能にしたものである。
以下本考案の一実施例について添付図面とともに説明す
る。
加熱室1の前面開口部にはドア2があり、加熱室1には
高周波を供給する高周波発振器3を有しており、電波を
放射する。
なお電波の放射を実線矢印で示す。
電波は受皿4の上に置いた食品5に吸収され加熱調理さ
れる。
加熱室1外には、ボイラー6を設け、パイプ7にて加熱
室1内に連結している。
ボイラー6の中には水8が入り、ヒーター9にて加熱さ
れて水蒸気になり、さらにヒータ10にて、再度加熱さ
れ加熱室1内に導き入れられてるのである。
ボイラー6の底部11は傾斜しており、傾斜底面11に
は超音波発振用振動子12が装着されている。
ボイラー6の水はカートリッジタンク15からボイラー
6内の水位を一定に保つ水位計13を経てパイプ14に
てボイラー6に連結している。
そして、ヒータ9,10と、超音波振動子12との相乗
効果にて粒子の細かい霧状の過加熱水蒸気として、パイ
プ7を通して、加熱室1内に、破線矢印のごとく、噴射
している。
この蒸気により食品5が加湿され、乾燥を防止する。
これにより食品の味や色をそこなうことなく加熱調理で
きるとともにフィルムで包装したり、別な蓋付容器を使
う必要がなくなり、手間が省け、また経済的でもある。
また加熱室内に加熱された蒸気が供給されるのでマグネ
トロンから放射された電波が蒸気の気化に費やされるこ
となく、電波の大部分が食品の加熱に有効に活用され、
この結果食品の加熱効率は非常に高くなり、高周波加熱
装置の唯一の特長である。
スピード加熱の機能が失なわれることがない。
さらにカートリッジタンク15に水を供給するので水道
に直結の配管が必要なく持ち運び可能なタンクになって
いるので一旦設置後の、本体の移動も自由にしかも簡単
に行う事ができる。
またボイラー6にて蒸気を発生させる欠点として、水あ
か(スケール)の生皮が必ずある。
そして、それが、発熱体のボイラー内壁すなわち水に接
している部分に生皮発展腰ヒータの熱効率を下げてしま
うし、ひいては、ヒーター自身の自己発熱にて、ヒータ
ー自身を赤熱させて断線に致らしめることになったり、
あるいはボイラー缶体自身が水あかでつまることがおこ
り、蒸気発生量すら低減させてしまうのである。
そこで本考案は、超音波振動子にて水を励起(振動)さ
せているので、発熱部缶体内壁部のスケール生皮が皆無
に近い状態になるので、信頼性の向上、耐久性の向上を
はかれるのである。
さらににスケールとともに、スラッジ生皮も起ることが
あリパイブ14が目づ゛まりを起すこともある。
そして、ボイラー6内が空炊きとなり、ボイラー6及び
超音波振動子12の破損等が発生するの°である。
又、スケールやスラッジが、蒸気とともに食品にふりか
かることさえある。
しかし、本考案によれば、ボイラー底部11を傾斜させ
ているので、缶体内部にはスラッジが出来たとしてもパ
イプ14に落ちるし、パイプ14に連結する、ドレン(
図示せず)を作っておけばスラッジは器体外に運ばれる
なお底部がフラットであれば、ボイラー内にスケールや
スラッジが滞溜してしまうのである。
またボイラー底部を傾斜させ、そおに超音波振動子12
を装着しているので振動による水の隆起部の落下位置が
、振動子12の真上よりそれるので、連続的な水の隆起
が可能であり、霧状の水蒸気発生が可能となる。
真上であれば、水の隆起に間断、振幅のアンバランスが
生じ、突沸的蒸気発生となり、加湿量が不連続となって
しまう。
さらに2つのヒーター9,10を調節することにより、
第1表の様な蒸気を作ることができる。
すなわち蒸気の温度が水温から100℃以上の過加熱水
蒸気、又100℃の蒸気でも第2図のP点のような、水
分を多く含んだ状態の蒸気からQ点のような水分の少な
い状態の蒸気まで発生することができ、調理の範囲が広
がる。
また電子レンジのマイクロ波加熱とスチーム加熱との相
乗効果にて更に飛躍的に調理の範囲が広がることは言う
までもない。
1:
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に示す高周波加熱装置の断面
図、第2図は同要部ボイラーの水の状態を説明する図で
ある。 1・・・・・・加熱室、2・・・・・・ドア、3・・・
・・・高周波発振器、5・・・・・・食品、6・・・・
・・ボイラー、7・・・・・・パイプ、8・・・・・・
水、9,10・・・・・・ヒーター、11・・・・・・
傾斜底面、12・・・・・・振動子、13・・・・・・
水位計、14・・・・・・パイプ、 15・・・・・・カートリッジタンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波による加熱手段を備えた加熱室と、前記加熱室内
    に蒸気を供給し、かつ傾斜した底面を有するボイラーと
    、前記底面に接続し、ボイラーに水を供給するパイプと
    、蒸気を発生する手段として超音波発振用振動子とを備
    え、前記超音波発振用振動子を前記ボイラーの傾斜した
    底面に設けた高周波加熱装置。
JP1802279U 1979-02-14 1979-02-14 高周波加熱装置 Expired JPS6026243Y2 (ja)

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JP1802279U JPS6026243Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 高周波加熱装置

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JP1802279U JPS6026243Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 高周波加熱装置

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Publication Number Publication Date
JPS55119501U JPS55119501U (ja) 1980-08-23
JPS6026243Y2 true JPS6026243Y2 (ja) 1985-08-07

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ID=28844496

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US6232587B1 (en) * 1996-09-03 2001-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Microwave heating apparatus with a vapor generator and regenerating plates
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JP2017227440A (ja) * 2017-10-06 2017-12-28 シャープ株式会社 加熱調理器

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JPS55119501U (ja) 1980-08-23

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