JPS60262101A - 水分計用多層膜干渉フイルタ - Google Patents
水分計用多層膜干渉フイルタInfo
- Publication number
- JPS60262101A JPS60262101A JP59118778A JP11877884A JPS60262101A JP S60262101 A JPS60262101 A JP S60262101A JP 59118778 A JP59118778 A JP 59118778A JP 11877884 A JP11877884 A JP 11877884A JP S60262101 A JPS60262101 A JP S60262101A
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- JP
- Japan
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- filter
- index material
- wavelength
- interference filter
- substrate
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Filters (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は水分計用バンドパスフィルタに関し、剥離せず
、干渉が少なく、しかも従来品と同程度の光量が得られ
るフイpりの提案に係るものである。
、干渉が少なく、しかも従来品と同程度の光量が得られ
るフイpりの提案に係るものである。
〈従来技術〉
大気中の水分は第4図に示す如き分光特性をもっている
。この場合、5.88μm以外の5.85 。
。この場合、5.88μm以外の5.85 。
6.51 、6.68μm等の波長域では他成分の干渉
が避けられないので、5.88μm付近を測定域とする
必要がある。しかし、5.88μm付近を測定域として
も帯域幅をあまり広くすると、第5図(イ)(ロ)(ハ
)に)に示すようなNO、80□、CO□、CO各成分
の干渉を受けることとなる。従って、5.8μm付近を
測定域として大気中の水分の分析を行なう場合、使用す
るバンドパスフィルりは中心波長が約5.8μmで半値
幅が9%以下のものを使用しなければならない。一方、
半値幅があまり狭いと、検出器に入射する光量が足らな
くなるので、一般に少なくとも6%以上は必要である。
が避けられないので、5.88μm付近を測定域とする
必要がある。しかし、5.88μm付近を測定域として
も帯域幅をあまり広くすると、第5図(イ)(ロ)(ハ
)に)に示すようなNO、80□、CO□、CO各成分
の干渉を受けることとなる。従って、5.8μm付近を
測定域として大気中の水分の分析を行なう場合、使用す
るバンドパスフィルりは中心波長が約5.8μmで半値
幅が9%以下のものを使用しなければならない。一方、
半値幅があまり狭いと、検出器に入射する光量が足らな
くなるので、一般に少なくとも6%以上は必要である。
このような条件を満たすバンドパスフィルタとしては従
来、高屈折率物質としてPbTeを使用した多層膜干渉
フイμりが用いられている。このフイμりによれば、約
8μm以下の波長の赤外線はPbTeによる吸収によっ
て透過しないので、その分ブロック層を重ねなくても済
むという利点があるが、反面、膜がソフトコートなので
、剥離しやすく、使用条件の厳しい水分計において使用
した場合、経時的な劣化を起したシ、他物と軽く接触し
ただけでも傷付き、ドリフトの要因になる等といった不
都合があった。
来、高屈折率物質としてPbTeを使用した多層膜干渉
フイμりが用いられている。このフイμりによれば、約
8μm以下の波長の赤外線はPbTeによる吸収によっ
て透過しないので、その分ブロック層を重ねなくても済
むという利点があるが、反面、膜がソフトコートなので
、剥離しやすく、使用条件の厳しい水分計において使用
した場合、経時的な劣化を起したシ、他物と軽く接触し
ただけでも傷付き、ドリフトの要因になる等といった不
都合があった。
〈発明の目的〉
本発明はこのような点にあって、中心波長が5.8μm
付近、半値幅が6〜9%の範囲にあり、かつ高強度で耐
久性のあるハードコートの多層干渉フィルタを提供する
ことを目的とする。
付近、半値幅が6〜9%の範囲にあり、かつ高強度で耐
久性のあるハードコートの多層干渉フィルタを提供する
ことを目的とする。
〈発明の構成〉
上記目的を達成するため、本発明に係る水分計用多層膜
干渉フィルタは、Ag2O3若しくはSiからなる基板
上に高屈折率物質としてGe、低屈折率物質としてZn
S若しくはSiOを用いた多層膜を形成して構成され、
中心波長が5.8μnz付近にあシかつ半値幅が6〜9
%で限定されたことを特徴とする。
干渉フィルタは、Ag2O3若しくはSiからなる基板
上に高屈折率物質としてGe、低屈折率物質としてZn
S若しくはSiOを用いた多層膜を形成して構成され、
中心波長が5.8μnz付近にあシかつ半値幅が6〜9
%で限定されたことを特徴とする。
高屈折率物質としてGeを用いているので、多層膜がハ
ードコートとなる。従って、強度が高く111 耐久性
のある干渉フィルタを得ることができるの1″ アあ、
。
ードコートとなる。従って、強度が高く111 耐久性
のある干渉フィルタを得ることができるの1″ アあ、
。
く実施例〉
第1図は本発明の一実施例としての干渉フィルタの構成
を示し、filはA 1208 からなる基板、(2)
は基板(1)上に形成された多層膜で高屈折率物質几と
低屈折率物質(L)との交互層で構成される。この実施
例では高屈折率物質としてGe、低屈折率物質としてZ
nS若しくはSiOを用いている。中心波長5.8μm
で半値幅が6〜9%の干渉フイμりを得るためには交互
層として長波長をカットするブロックフィルりと短波長
をカットするブソツクフイpりとを組合せたものを用い
ればよい。もつとも、Ag2O,材料を基板に用いた場
合、第2図に示すように7.6μm以上の波長の光は基
板自体がカットするので、それ以上の波長をブロックす
るフィルタは用いる必要がない。
を示し、filはA 1208 からなる基板、(2)
は基板(1)上に形成された多層膜で高屈折率物質几と
低屈折率物質(L)との交互層で構成される。この実施
例では高屈折率物質としてGe、低屈折率物質としてZ
nS若しくはSiOを用いている。中心波長5.8μm
で半値幅が6〜9%の干渉フイμりを得るためには交互
層として長波長をカットするブロックフィルりと短波長
をカットするブソツクフイpりとを組合せたものを用い
ればよい。もつとも、Ag2O,材料を基板に用いた場
合、第2図に示すように7.6μm以上の波長の光は基
板自体がカットするので、それ以上の波長をブロックす
るフィルタは用いる必要がない。
低屈折率物質としてZnSを用いた場合、次に掲げる交
互層の構造式は上記条件を充足するよう設計されている
。
互層の構造式は上記条件を充足するよう設計されている
。
1?208/LHLI LHLHLHL )LL、(L
HLHLHI、 )LH−fil又、低屈折率物質(L
)としてSiOを用いた場合、次に掲げる交互層の構造
式は上記条件を充足するように設計されている。
HLHLHI、 )LH−fil又、低屈折率物質(L
)としてSiOを用いた場合、次に掲げる交互層の構造
式は上記条件を充足するように設計されている。
1?208/HL(LHLHLHL)2LH−+21こ
のような交互層は、基板の片面ずつ高屈折率物質(F(
)と低屈折率物質(Llとをプルツク層の中心波長によ
って決定される所定の膜厚となるよう監視しつつ真空蒸
着法によって交互に形成していくことによシ製作できる
。かくして製作したフィルタの分光特性を第3図に示す
。
のような交互層は、基板の片面ずつ高屈折率物質(F(
)と低屈折率物質(Llとをプルツク層の中心波長によ
って決定される所定の膜厚となるよう監視しつつ真空蒸
着法によって交互に形成していくことによシ製作できる
。かくして製作したフィルタの分光特性を第3図に示す
。
次に基板は)としてはAl3O3基板の他に、SI基板
を用いることができ、その場合、低屈折率物質(L)ど
してZnS及びSiOのいずれでも使用できる。ZnS
を用いる場合の交互層は(1)式で示される構造とし、
SiOを用いる場合の交互層は(2)式で示される構造
とすればよい。
を用いることができ、その場合、低屈折率物質(L)ど
してZnS及びSiOのいずれでも使用できる。ZnS
を用いる場合の交互層は(1)式で示される構造とし、
SiOを用いる場合の交互層は(2)式で示される構造
とすればよい。
尚、干渉フイpりの半値幅は6〜9%の範囲のうちでも
特に7.5〜8%の範囲に設定するのが望ましい。他成
分の干渉が少なく、しかも検出器にて検出するのに十分
な光量を通過させつるからである。
特に7.5〜8%の範囲に設定するのが望ましい。他成
分の干渉が少なく、しかも検出器にて検出するのに十分
な光量を通過させつるからである。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、高屈折率物質にG
eを用いているのでノ為−ドコートであシ、耐久性があ
シ高強度であると共に、中心波長を5.8μm付近、半
値幅を6〜9%の範囲としているので、CQ 、 CG
2. sQ2 、 No等の他成分の干渉が少なく、水
分計用として頗る使用価値高いフィルタを提供できるも
のである。
eを用いているのでノ為−ドコートであシ、耐久性があ
シ高強度であると共に、中心波長を5.8μm付近、半
値幅を6〜9%の範囲としているので、CQ 、 CG
2. sQ2 、 No等の他成分の干渉が少なく、水
分計用として頗る使用価値高いフィルタを提供できるも
のである。
第1図は本発明の一実施例としての干渉フィルタの構成
を示す図、第2図はAJI?208基板の分光特性を示
す図、第3図は第1図のフィルタの分光特性を示す図、
第4図は水の分光特性を示す図、第5図(イ)〜μ)は
夫々NO、SO2,CO□、 C(、)の分光特性を示
す図である。 (1)・・・基板、(2)・・・多層膜。 第5図 (イ) (ロ) 第5図 (ハ) (ニ)
を示す図、第2図はAJI?208基板の分光特性を示
す図、第3図は第1図のフィルタの分光特性を示す図、
第4図は水の分光特性を示す図、第5図(イ)〜μ)は
夫々NO、SO2,CO□、 C(、)の分光特性を示
す図である。 (1)・・・基板、(2)・・・多層膜。 第5図 (イ) (ロ) 第5図 (ハ) (ニ)
Claims (1)
- A 1208若しくはSiからなる基板上に高屈折率物
質としてGe 、低屈折率物質としてZnS若しくはS
iOを用いた多層膜を形成して構成され、中心波長が5
.8μm付近にあシかつ半値幅が6〜9%で限定された
ことを特徴とする水分計用多層膜干渉フイμり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59118778A JPS60262101A (ja) | 1984-06-09 | 1984-06-09 | 水分計用多層膜干渉フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59118778A JPS60262101A (ja) | 1984-06-09 | 1984-06-09 | 水分計用多層膜干渉フイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60262101A true JPS60262101A (ja) | 1985-12-25 |
Family
ID=14744842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59118778A Pending JPS60262101A (ja) | 1984-06-09 | 1984-06-09 | 水分計用多層膜干渉フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60262101A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108504A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Horiba Ltd | 帯域透過光学フィルター |
JPH01108503A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Horiba Ltd | 帯域透過光学フィルター |
JPH0326101U (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-18 | ||
JPH03210503A (ja) * | 1990-01-14 | 1991-09-13 | Horiba Ltd | 多層膜干渉フィルタ |
JPH04122336U (ja) * | 1991-04-20 | 1992-11-02 | 株式会社堀場製作所 | 放射温度計 |
JPH05313013A (ja) * | 1992-05-09 | 1993-11-26 | Horiba Ltd | 多層膜光学フイルタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155306A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Band-pass passing type optical filter |
JPS5831307A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | Tokyo Optical Co Ltd | 干渉フイルタ− |
-
1984
- 1984-06-09 JP JP59118778A patent/JPS60262101A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55155306A (en) * | 1979-05-23 | 1980-12-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Band-pass passing type optical filter |
JPS5831307A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | Tokyo Optical Co Ltd | 干渉フイルタ− |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01108504A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Horiba Ltd | 帯域透過光学フィルター |
JPH01108503A (ja) * | 1987-10-21 | 1989-04-25 | Horiba Ltd | 帯域透過光学フィルター |
JPH0326101U (ja) * | 1989-07-25 | 1991-03-18 | ||
JPH03210503A (ja) * | 1990-01-14 | 1991-09-13 | Horiba Ltd | 多層膜干渉フィルタ |
JPH04122336U (ja) * | 1991-04-20 | 1992-11-02 | 株式会社堀場製作所 | 放射温度計 |
JPH05313013A (ja) * | 1992-05-09 | 1993-11-26 | Horiba Ltd | 多層膜光学フイルタ |
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