JPS6026156Y2 - 靴下の抜取り助成装置 - Google Patents

靴下の抜取り助成装置

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JPS6026156Y2
JPS6026156Y2 JP8692778U JP8692778U JPS6026156Y2 JP S6026156 Y2 JPS6026156 Y2 JP S6026156Y2 JP 8692778 U JP8692778 U JP 8692778U JP 8692778 U JP8692778 U JP 8692778U JP S6026156 Y2 JPS6026156 Y2 JP S6026156Y2
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JP
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sock
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socks
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JP8692778U
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JPS554068U (ja
Inventor
豊則 高村
Original Assignee
株式会社タカトリ機械製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、靴下セット仕上機の靴下搬送キャリッジ上に
垂直に支持された一群の型板に挿着された靴下をセット
仕上完了後において上記型板より抜取るに際し、その抜
取り作業の前工程として、上記一群の型板に挿善された
靴下の履口部をつま先部方向、すなわち型板上方へたく
し上げて該靴下を型板上で施緩せしめるようにした靴下
の抜取り助成装置に関するものである。
靴下をセット仕上するには、通常その靴下に適合する型
板に該靴下を挿着した後、次に型板を搬送させて蒸熱用
罐体の中で所要時間蒸熱セットを施し、該セット終了後
、乾燥室へ搬送して所要時間乾燥を行い、然る後、乾燥
室より取出して上記セット、乾燥された靴下を型板から
抜取るという工程で1仕上作業を完了する。
そして上記セット仕上された靴下を型板から抜取るには
、該型板の上端部、つまり靴下のつま先部を把持して型
板上方へ該靴下を引っ張りながら抜取るのであるが、上
記のようにセット仕上された靴下は型板にある程度密着
したような状態となっているので、単につま先部を把持
して上方へ引っ張るだけでは靴下を型板上より抜取るこ
とは出来ない。
仮に抜取ることが出来ても靴下の脚部が過度に伸張され
すぎて抜取った状態の仕上り寸法が不揃いとなり、また
靴下の風合いも著しく損われて不良品を作る結果となる
本考案は、上記の点に鑑みセット仕上された靴下を型板
より抜取るに際し、その抜取り作業の前工程としては上
記型板に挿着された靴下の履口部をつま先部方向、すな
わち型板上方へたくし上げて靴下を型板上で施緩せしめ
ることによって、次の抜取り作業を容易に且つ迅速に行
えるようにするための靴下の抜取り助成装置を提供せん
とするものである。
以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図に示した靴下セット仕上機は1個の楕円形をした
無端軌道10を有し、この軌動10に沿って靴下の蒸熱
セット部11、乾燥部12、抜取り部13を適宜配置す
ると共に、一群の型板14を一定間隔で垂直に支持し且
つ上記軌道10の長手方向に伸張可能なキャリッジ15
を該軌道10に複数個移動可能に設け、そしてこれらの
キャリッジ15を適当な搬送手段(図示しない)により
同図矢印×方向へ順次搬送せしめることによって上記一
群の型板14に挿着された靴下をセット部11で蒸熱セ
ット腰乾燥部12で乾燥し、抜取り部13に移行したと
ころでセット、乾燥された靴下を型板14から抜取るよ
うにした靴下セット仕上機である。
そして上述の靴下セット仕上機の抜取り部13に本考案
の靴下の抜取り助成装置を付設する。
第2図乃至第4図において、10は無端軌道の一部分、
15は該軌道上で且つ靴下セット仕上機の抜取り部13
位置にその間隔が閉じられた状態で停止している1個の
キャリッジ、14は該キャリッジ上に一定間隔で垂直に
支持された一打の型板であって、これらの型板14には
それぞれセット仕上された靴下(図示しない)が挿着さ
れている。
また、これらの型板14には、その下方根部位置に耐熱
性の合皮ゴム16が貼着されている。
これは型板14への靴下挿着の際、該靴下の履口部をこ
の合皮ゴム16上に合わせることによって挿着される靴
下の長さ方向の位置決めをすると共に、セット、乾燥時
における靴下の長さ方向の収縮を防止して仕上り製品の
長手方向の寸法を均一化せしめるためのものである。
上記一群の型板14に対向し且つ無端軌道10に隣接し
た位置に2本の支柱20.20を適宜な間隔を存して靴
下セット仕上機の機枠(図示しない)上に固定配置する
そして、この両支社20.20間の上下端には支枠21
,22を並行して配設すると共に、これら上下の支枠2
1,22間にはその中央部(、こ1本の案内軸23を、
また両端部付近には2本の案内レール24.24をそれ
ぞれ垂直に止着腰更に上記案内軸23の上端部にはエア
ーシリンダー25を下向きに配置して、そのピストンロ
ッド26を該案内軸23に嵌合した昇降体27の一側部
に連結する。
この昇降体27には、その長手方向が上記案内軸23に
直交方向となるように配置された昇降枠28が一体的に
形成されており、従って上記エアーシリンダー25の作
動で、このピストンロッド26が往復動することにより
昇降体27と昇降枠28とは一体となって上記案内軸2
3に沿って昇降運動するようになっている。
上記昇降枠28には、その上方両端部に上記2本の案内
レール24.24の前後両側面に係合して転動する転子
29.29を配設してその昇降枠の昇降時の安定性を高
めると共に、下面両端部には多数の靴下のたくし上げ部
材Aを一定間隔で並列状に配置した支持部材31を回動
可能に軸架するブラケット32.33を止着する。
更にこの昇降枠28の左方上端面にはl型のブラケット
34を止着し、そしてこのブラケット34にエアーシリ
ンダー35を下向きに配置して、そのピストンロッド3
6を上記ブラケット32(第2図左方側)の一側面と該
ブラケット32に止着された案内メタル37間とて滑動
可能に支持されたラック38の一端部に連絡する。
そしてこのランク38には上記支持部材31の左方端に
止着されたピニオン39が噛合っており、上記エアーシ
リンダー35の作動で、そのピストンロッド36が往復
動することによりラック38が上下動して、それに噛合
うピニオン39が回転せられて上記支持部材31を回動
せしめるようになっている。
また上記エアーシリンダー35のピストンロッド36の
ストロークはピニオン39、つまり支持部材31を90
°回動させるのに必要なストロークに設定しである。
上記支持部材31に配設されたたくし上げ部材Aは第5
,6図に示すように支持部材31に作られた孔内40に
回動可能に嵌合された軸部41と、該軸部に貼着された
断面菱形状の合皮コム42(例えば硬度60°程度のシ
リコンゴム)とから戊り、更に支持部材31の孔内から
突出した軸部分にはピニオン43を止着して構成しであ
る。
そしてこれらのピニオン43に噛合うラック44が上記
支持部材31の長手方向に該ピニオン43と同一面状に
配置され、支持部材31の適宜数個所に止着された案内
メタル45により上記ラック44は滑動可能に支持され
ている。
上記支持部材31には更にその片面にL字ブラケット4
6を止着し、そしてこのブラケット46にエアーシリン
ダー47を横向きに配置すると共に、そのピストンロッ
ド48を上記ラック44に止着されたブラケット49に
連絡する。
従ってこのエアーシリンダー47のピストンロッド48
の運動は、ラック44を支持部材31上で滑動運動せし
めて、それに噛合うピニオン43を回転させることによ
り、上記支持部材31に配設されたすべてのたくし上げ
部材Aを第6図の実線位置から点線位置へと回動せしめ
るようになっている。
また上記ピストンロッド48のストロークはピニオン4
3、すなわちたくし上げ部材Aの軸41を90°回転さ
せるのに必要なストロークに設定しである。
第7図は、靴下のセット仕上工程の能率を倍化せしめる
ために上記キャリッジ15上に支持された型板14を上
下2段に装備した靴下セット仕上機であり、この場合そ
の靴下の抜取り助成装置としては、同図に示すように上
記2段に配列された型板14の前後間、すなわち無端軌
道10をはさんで対向する位置に上記同−構成からなる
抜取り助成装置のたくし上げ部材Aを段差を設けて配置
するようにすればよい。
次に、本考案装置の作用について説明する。
靴下を挿着した一群の型板14は、キャリッジ15上に
一定間隔て垂直に支持されて靴下セット仕上機の駆動1
0上を第1図矢印×方向へ搬送されることにより、セッ
ト部11で蒸熱セットされ、乾燥部12て乾燥され、然
る後、次の抜取り部13に移行したところでキャリッジ
15は一時期停止される。
このキャリッジ15の停止指令に基づいて、まずエアー
シリンダー35のピストンロッド36が図示しない制御
弁を介して作動(前進駆動)すると、それに連結された
ラック38が下方へ滑動され、これによりピニオン39
を回して支持部材31が90°回動されることによって
該支持部材31に配設されたすべてのたくし上げ部材A
は第3図に示すように垂下している実線位置から直交方
向になる点線位置まで翻転せられて、その菱形状をした
合皮ゴム42部分を上記キャリッジ15上に一定間隔で
垂直に支持された一群の型板14の下方根部位置でそれ
ぞれの間隔内に挿入される。
このたくし上は部材Aのゴム42が各型板14の間隔内
に挿入されると、次に他のエアーシリンダー47のピス
トンロッド48が、これも図示しない制御弁を介して作
動(前進駆動)される。
そしてこのピストンロッド48の作動によって、該ピス
トンロッドに連結されたラック44の支持部材31の長
手方向に沿って前進滑動され、これにより上記ラック4
4に噛合うすべてのピニオン43が回転されることによ
り上記たくし上げ部材Aの軸部41が90°回転されて
、その菱形状の合皮ゴム42部分を第6図に示すように
実線位置から点線位置まで回動せしめて、この合皮ゴム
42を互いに隣接する型板14間において該型板面に圧
接状態とする。
上記たくし上げ部材Aの合皮ゴム42が上記互いに隣接
する型板14間の型板面に圧接状態となって保持される
と、次に他のエアーシリンダー25のピストンロッド2
6が制御弁(図示しない)を介して作動(後退駆動)さ
レル。
このピストンロッド26の作動は、一体トして形成され
た昇降体27と昇降枠28とを案内軸23に沿って上昇
運動せしめるから、その昇降枠28に配設された上記支
持部材31、つまりたくし上げ部材Aをも案内軸23に
沿って上昇運動せしめることになる。
そしてこのたくし上げ部材Aの上昇運動に従って上記型
板14間でその型板面に圧接状態に保持されている合皮
ゴム42は各型板の表裏面を摺擦しながら上昇運動する
ことになるので、上記型板14に挿着されている靴下は
、この合成コム42の摺擦上昇につれて該型板上でその
履口部から施緩されつ)型板上方(つま先部方向)へと
たくし上げられることになる。
そしてこの靴下のたくし上げ作業が完了する時点、すな
わち上記昇降枠28が案内軸23に沿ってその最上昇位
置まで上昇したとき、該昇降枠によって作動されるマイ
クロスイッチ(図示しない)を案内軸23の上方部適宜
個所に配置しておき、そしてこのマイクロスイッチが作
動されると、その信号により、まずエアーシリンダー4
7のピストンロッド48が不作動(後退駆動)となって
たくし上げ部材Aの軸部41を回転復帰せしめて上記互
いに隣接する型板14間にその型板面に圧接状態となっ
ている合皮ゴム42をその圧接状態から解除すると共に
、続いてエアーシリンダー35のピストンロッド36が
不作動(後退駆動)となり、上記圧接状態を解除した合
皮ゴム42、すなわちたくし上げ部材Aを各型板14の
それぞれの間隔内から離脱せしめて垂下方向となる原位
置へと翻転復帰せしめる。
そして最後にエアーシリンダー25のピストンロッド2
6を不作動(前進駆動)とすることによって、上記案内
軸23に沿って上昇せしめた昇降枠28を下降せしめて
その原位置へと復帰せしめるものである。
本考案装置は上述したように、靴下セット仕上機の靴下
搬送キャリッジ上に一定間隔で垂直に支持された一群の
型板に挿着された靴下を型板より抜取るに際し、その抜
取り作業の前工程として、先ず型板の下方根部位置で該
型板の側方部か靴下のたくし上げ部材を各型板の間隔内
に挿入せしめた後、このたくし上げ部材を型板に沿って
上昇せしめることにより、上記型板に挿着された靴下の
履口部を該型板の上方へとたくし上げて靴下を型板上で
施緩せしめるに際し、靴下のたくし上げ部材を合皮ゴム
よりなる横断面はぼ菱形状に形威し、これを型板間に挿
入したとき回動せしめて型板の表裏に圧接せしめ、摺擦
しながら上昇するようにしたものであるから、蒸熱セッ
トに続く乾燥処理で靴下が型板に密着していても、その
抜取り作業を容易に且つ迅速に行うことが可能となり、
従って抜取り時の不良品を作ることなく抜取りの作業性
を著しく向上させる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は靴下セット仕上機の簡略平面配置図、第2図は
本考案装置の全体を示す正面図、第3図は同側面図、第
4図は第3図のB−B矢視図、第5図はたくし上げ部材
の詳細を示す拡大側面図、第6図は第5図C−C矢視図
でたくし上は部材が型板間の間隔内に挿入された状態を
示す。 第7図はキャリッジ上に支持された型板が上下2段に装
備され、その前後間に対向して本考案装置のたくし上げ
部材が配設されている状態を示す側面図である。 これらの図において、 10・・・・・・無端駆動、14・・曲型板、15・・
間キャリッジ、23・・・・・・案内軸、28・曲・昇
降枠、A・・・たくし上げ部材、31・・・・・・支持
部材、41・・曲軸部、42・・・・・・合皮ゴムであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 靴下セット仕上機の無端軌道10に隣接した位置に案内
    軸23を垂直に配置し、そしてこの案内軸に沿って昇降
    運動する昇降枠28に支持部材31を回動可能に支持す
    ると共に、該支持部材に回転可能に支持した軸部41を
    支持部材の長手方向に所定の間隔をもって配設し、該軸
    部に前記靴下セット仕上機の靴下搬送キャリッジ15上
    に垂直に一定間隔で支持された一群の型板14の一側か
    ら該型板のそれぞれの間隔内に挿入、離脱する横断面は
    ぼ菱形状の合皮ゴム42よりなる靴下たくし上げ部材A
    を設けたことを特徴とする靴下の抜取り助成装置。
JP8692778U 1978-06-24 1978-06-24 靴下の抜取り助成装置 Expired JPS6026156Y2 (ja)

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JP8692778U JPS6026156Y2 (ja) 1978-06-24 1978-06-24 靴下の抜取り助成装置

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Publication Number Publication Date
JPS554068U JPS554068U (ja) 1980-01-11
JPS6026156Y2 true JPS6026156Y2 (ja) 1985-08-06

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ID=29011974

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