JPS6025913Y2 - レ−ザ用励起ランプ - Google Patents
レ−ザ用励起ランプInfo
- Publication number
- JPS6025913Y2 JPS6025913Y2 JP17840680U JP17840680U JPS6025913Y2 JP S6025913 Y2 JPS6025913 Y2 JP S6025913Y2 JP 17840680 U JP17840680 U JP 17840680U JP 17840680 U JP17840680 U JP 17840680U JP S6025913 Y2 JPS6025913 Y2 JP S6025913Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- excitation lamp
- transparent pipe
- conductor
- electrodes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はレーザ物質を光ポンピングするために用いるレ
ーザ用励起ランプの改良に関する。
ーザ用励起ランプの改良に関する。
一般に、レーザ物質を光ポンピングするための励起ラン
プは第1図に示すように構成されている。
プは第1図に示すように構成されている。
すなわち、図中1は石英パイプなどからなる透明パイプ
で、この透明パイプ1の両端部には絞り部2,2が形成
されている。
で、この透明パイプ1の両端部には絞り部2,2が形成
されている。
この絞り部2,2にはそれぞれ放電用電極3,3が挿通
保持されている。
保持されている。
これら放電用電極3,3の後端面にはタングステンなど
からなる金属棒4,4が固着して設けられ、これら金属
棒4,4の他端は透明パイプ1の両末端に形成された封
止部5,6から気密に突出している。
からなる金属棒4,4が固着して設けられ、これら金属
棒4,4の他端は透明パイプ1の両末端に形成された封
止部5,6から気密に突出している。
上記金属棒4,4の他端部には筒状の取付電極6,6が
被嵌され半田付けなどで固定されている。
被嵌され半田付けなどで固定されている。
そして、このように構成された励起ランプは、その取付
電極6,6をそれぞれ固定電極7,7に穿設された取付
孔8,8に挿入し、この部分をねじ9,9で締付固定し
て保持され、上記固定電極7,7を介して放電用電極3
,3に電力を供給するようになっている。
電極6,6をそれぞれ固定電極7,7に穿設された取付
孔8,8に挿入し、この部分をねじ9,9で締付固定し
て保持され、上記固定電極7,7を介して放電用電極3
,3に電力を供給するようになっている。
ところで、このような構成によると、透明パイプ1の両
端に設けられた取付電極6,6を固定電極7,7に締付
固定するとき、一対の取付電極6.6や固定電極7,7
の取付孔8,8の中心がわずかでもずれていると、取付
電極6,6に曲げ応力が発生するので、この取付電極6
,6を気密に保持した透明パイプ1の封止部5,5の部
分が破損してしまう。
端に設けられた取付電極6,6を固定電極7,7に締付
固定するとき、一対の取付電極6.6や固定電極7,7
の取付孔8,8の中心がわずかでもずれていると、取付
電極6,6に曲げ応力が発生するので、この取付電極6
,6を気密に保持した透明パイプ1の封止部5,5の部
分が破損してしまう。
さらに、励起ランプを固定電極7.7に締付固定したと
きに透明パイプ1が破損しなくとも、使用にともなう熱
応力の発生によって透明パイプ1の封止部5,5の部分
が非常に破損しやすいなどの問題があった。
きに透明パイプ1が破損しなくとも、使用にともなう熱
応力の発生によって透明パイプ1の封止部5,5の部分
が非常に破損しやすいなどの問題があった。
本考案は上記事情にもとづきなされたもので、その目的
とするところは、放電用電極に柔軟な材料からなる導体
を接続し、この導体を介して励起ランプを固定電極に保
持するようにして、透明パイプに不必要な応力が加わり
、この透明パイプが破損するということがないようにし
たレーザ用励起ランプを提供することにある。
とするところは、放電用電極に柔軟な材料からなる導体
を接続し、この導体を介して励起ランプを固定電極に保
持するようにして、透明パイプに不必要な応力が加わり
、この透明パイプが破損するということがないようにし
たレーザ用励起ランプを提供することにある。
以下、本考案の一実施例を第2図乃至第4図を参照して
説明する。
説明する。
図中11は石英ガラスなどからなる透明パイプである。
この透明パイプ11の両端部分には絞り部12.12が
形成され、この絞り部12.12にはそれぞれ放電用電
極13゜13が保持されている。
形成され、この絞り部12.12にはそれぞれ放電用電
極13゜13が保持されている。
これら放電用電極13゜13の後端面にはたとえばタン
グステンなどの金属棒14,14が一端を溶接などによ
って固着されている。
グステンなどの金属棒14,14が一端を溶接などによ
って固着されている。
これら金属棒14,14の他端は、透明パイプ11の両
末端に形成された封止部15゜15から気密に突出し、
これらの突出端面には上記金属棒14,14に比べて柔
軟な材料、たとえば銅やニッケルなどの細い線材を撚り
合わせてなる導体16.16がろう付けなどで接続され
ている。
末端に形成された封止部15゜15から気密に突出し、
これらの突出端面には上記金属棒14,14に比べて柔
軟な材料、たとえば銅やニッケルなどの細い線材を撚り
合わせてなる導体16.16がろう付けなどで接続され
ている。
これら導体16.16は、導体16よりも大径で内周面
後端部に鍔17が突設された筒状の接続棒18,18で
覆われ、その鍔17.17と上記導体16.16とを半
田付けすることによって導体16.16に接続体18.
18が固定されている。
後端部に鍔17が突設された筒状の接続棒18,18で
覆われ、その鍔17.17と上記導体16.16とを半
田付けすることによって導体16.16に接続体18.
18が固定されている。
このように構成された励起ランプは、その接続体18.
18が図示せぬ電源に接続された固定電極19.19に
取付固定される。
18が図示せぬ電源に接続された固定電極19.19に
取付固定される。
すなわち、固定電極19は、一端をレーザ発振装置の筐
体20に固定した取付板21と、この取付板21の他端
に固着された本体22とからなり、この本体22には取
付孔23が穿設されているとともに締付けねじ24が螺
着されている。
体20に固定した取付板21と、この取付板21の他端
に固着された本体22とからなり、この本体22には取
付孔23が穿設されているとともに締付けねじ24が螺
着されている。
そして、上記取付孔23に接続体18が挿入し、この挿
入部分を上記締付けねじ24で押圧することにより、励
起ランプが一対の固定電極19.19に取付固定されて
いる。
入部分を上記締付けねじ24で押圧することにより、励
起ランプが一対の固定電極19.19に取付固定されて
いる。
しかして、上記構成の励起ランプによれば、固定電極1
9.19の取付孔23,23に取付固定される接続体1
8.18を金属棒14,14および柔軟な材料からなる
導体16.16を介して放電用電極13.13に接続す
るよにしたから、励起ランプの軸中心と一対の取付孔2
3.23の中心とがずれていると、上記導体16.16
が湾曲して上記ずれを吸収する。
9.19の取付孔23,23に取付固定される接続体1
8.18を金属棒14,14および柔軟な材料からなる
導体16.16を介して放電用電極13.13に接続す
るよにしたから、励起ランプの軸中心と一対の取付孔2
3.23の中心とがずれていると、上記導体16.16
が湾曲して上記ずれを吸収する。
すなわち、接続体18は、第4図に示すように導体16
を湾曲させて変位するから、透明パイプ11に応力を加
えることがない。
を湾曲させて変位するから、透明パイプ11に応力を加
えることがない。
したがって、励起ランプを取付固定する際に、その透明
パイプ11には応力が加わらないから、透明パイプ11
が破損するということがない。
パイプ11には応力が加わらないから、透明パイプ11
が破損するということがない。
しかも、使用にともない発生する熱応力や放電時に生じ
る衝撃も上記導体16.16の変形により吸収されるた
め、これらのことによっても透明パイプ11が破損する
ということがない。
る衝撃も上記導体16.16の変形により吸収されるた
め、これらのことによっても透明パイプ11が破損する
ということがない。
なお、励起ランプを取付固定する固定電極19は、第5
図に示すように板ばねをほぼU字状に曲成して本体22
′とし、この本体22′の両側辺22at22aで接続
体18を弾性的に挟持固定するようにしてもよい。
図に示すように板ばねをほぼU字状に曲成して本体22
′とし、この本体22′の両側辺22at22aで接続
体18を弾性的に挟持固定するようにしてもよい。
以上述べたように本考案は、一端を放電用電極に接続し
他端を透明パイプの端部から気密に突出させた金属棒に
柔軟な材料からなる導体を固着腰この導体に固定電極に
取付固定される接続体を被嵌固着したから、励起ランプ
に加わる曲げ応力、熱応力および放電時の衝撃が上記導
体の変形によって吸収される。
他端を透明パイプの端部から気密に突出させた金属棒に
柔軟な材料からなる導体を固着腰この導体に固定電極に
取付固定される接続体を被嵌固着したから、励起ランプ
に加わる曲げ応力、熱応力および放電時の衝撃が上記導
体の変形によって吸収される。
したがって、透明パイプが上記応力や衝撃によって破損
するということがないので、励起ランプを寿命となるま
で使用することができ、極めて経済的である。
するということがないので、励起ランプを寿命となるま
で使用することができ、極めて経済的である。
第1図は従来の励起ランプの断面図、第2図は本考案の
一実施例を示す励起ランプの断面図、第3図は同じく固
定電極の斜視図、第4図は同じく導体の作用を説明する
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す固定電極の
斜視図である。 11・・・・・・透明パイプ、13・・・・・・放電用
電極、14・・・・・・金属棒、15・・・・・・封止
部、16・・・・・・導体、18・・・・・・接続体、
19・・・・・・固定電極。
一実施例を示す励起ランプの断面図、第3図は同じく固
定電極の斜視図、第4図は同じく導体の作用を説明する
断面図、第5図は本考案の他の実施例を示す固定電極の
斜視図である。 11・・・・・・透明パイプ、13・・・・・・放電用
電極、14・・・・・・金属棒、15・・・・・・封止
部、16・・・・・・導体、18・・・・・・接続体、
19・・・・・・固定電極。
Claims (1)
- 両端内部に放電用電極が設けられた透明パイプと、上記
放電用電極に一端を固着し他端を透明パイプから気密に
突出させた金属棒と、この金属棒の他端に固着された柔
軟な材料からなる導体と、この導体に被嵌固着され上記
放電用電極に電力を供給する固定電極に取付固定される
中空状の接続体とを具備したレーザ用励起ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17840680U JPS6025913Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | レ−ザ用励起ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17840680U JPS6025913Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | レ−ザ用励起ランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57102162U JPS57102162U (ja) | 1982-06-23 |
JPS6025913Y2 true JPS6025913Y2 (ja) | 1985-08-03 |
Family
ID=29973171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17840680U Expired JPS6025913Y2 (ja) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | レ−ザ用励起ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025913Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6176527B2 (ja) * | 2013-09-26 | 2017-08-09 | 岩崎電気株式会社 | キセノンフラッシュランプ |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP17840680U patent/JPS6025913Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57102162U (ja) | 1982-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5886758A (en) | Liquid crystal backlight socket | |
JPS6025913Y2 (ja) | レ−ザ用励起ランプ | |
CA1316974C (en) | Arrangement for supporting two discharge tubes in one envelope | |
TW326597B (en) | Piezoelectric resonator | |
US5821681A (en) | Low pressure discharge lamp assembly | |
JP2964212B2 (ja) | レーザ励起ランプ用ホルダ | |
US20030168959A1 (en) | Clip for mounting light source to reflector | |
JP3174290B2 (ja) | メタルハライドランプ | |
JP2002528860A (ja) | 二重片持ち梁弾性端部を具えるワイヤフレームを有する放電ランプ | |
JP2000149880A (ja) | ベース付白熱電球 | |
JP2594210B2 (ja) | 管形小型電球 | |
JP3232955B2 (ja) | 高圧放電ランプ | |
JP4597361B2 (ja) | ストロボ装置の発光装置 | |
JPH0443972Y2 (ja) | ||
JP3118744B2 (ja) | 端子付管型電球 | |
JP3307332B2 (ja) | 反射鏡付放電ランプ | |
JP3470652B2 (ja) | 外部電極型放電ランプ | |
JP2602962Y2 (ja) | 固体レーザ用励起ランプの取付構造 | |
JPH10284001A (ja) | 高圧放電ランプ | |
JPS63139004A (ja) | 小容量形オゾン発生装置 | |
JP2528102Y2 (ja) | 真空端子 | |
JP3137895B2 (ja) | 平面型蛍光灯 | |
JPH062660A (ja) | 密閉型圧縮機 | |
KR19980042857U (ko) | 메탈할라이드 램프 | |
JP2501547Y2 (ja) | 光半導体モジュ―ル |