JP3232955B2 - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

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JP3232955B2
JP3232955B2 JP13133195A JP13133195A JP3232955B2 JP 3232955 B2 JP3232955 B2 JP 3232955B2 JP 13133195 A JP13133195 A JP 13133195A JP 13133195 A JP13133195 A JP 13133195A JP 3232955 B2 JP3232955 B2 JP 3232955B2
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outer tube
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lead wire
discharge lamp
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雅人 和田
智成 植村
明 美井
健次 秋吉
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高圧放電ランプに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高圧放電ランプは、図8に示すよ
うに、外管1の一端部にE形口金2をねじ込んだ後、外
管1の口金取付予定部に付設されたくぼみ部3の間に半
田11を流し込んでリード線4aとともに口金2を外管
1に固定している(図9参照)。他方のリード線4bは
口金2の先端に銀ろう6によって接続されている。
【0003】しかし、このような従来の高圧放電ランプ
では、ランプ点灯中、発光管1a(図3参照)からの熱
が口金2に伝わることから、半田11の融点を越えてし
まうことがある。一般にこの用途に使用される半田11
は鉛主体でそれに錫、銀添加された組成である。この場
合、半田11自体の融点は300℃前後であるが、寿命
中の半田11の劣化を考慮すると、この半田付けされた
部分の温度は230℃以下とするのが好ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが特に1000
W以上の高ワットランプにおいては、この口金2の半田
付け部分の制限温度230℃を越える場合があり、この
温度を越えると、半田11が溶けて、流れ落ちたり、外
管1と口金2との間にぐらつきが生じたり、接続不良が
生じたりする等の不具合が生じる。そこで、その対策と
して外管1内の発光管1aと口金2との間に遮熱板を取
り付け口金2への熱伝導を少なくし、口金2の半田付け
部分の温度を下げようとするものがある。
【0005】しかしながら、この対策でも十分ではな
く、特に、例えば反射鏡と前面ガラスからなる密閉構造
の器具内に口金2を上向きの状態でランプを取り付けた
とき、この口金2の半田付け部分の温度が上記した制限
温度を越えてしまう場合がある。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、半田を用いることなく、外管とリー
ド線と口金とを接続することのできる耐熱性に優れた高
圧放電ランプを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧放電ランプ
は、内部に発光管を有する外管の端部に口金を設け、前
記外管から外部に導出された前記発光管のリード線を、
前記外管の端部と前記口金との隙間を通って外部に導出
した高圧放電ランプにおいて、前記外管の端部と前記口
金との隙間に金属体の一部を挿入することによって、前
記リード線を、前記金属体を介して前記口金に接続する
とともに、前記リード線を、前記金属体を介して前記外
管の端部と前記口金とで固定し、前記金属体の前記口金
の外部に導出した部分を前記口金の外壁面に溶接あるい
は銀ろうによって接続した構成を有する。
【0008】
【作用】このような構成によれば、金属体によって外管
とリード線と口金とを接続することができる。
【0009】
【実施例】図1、図2および図3に示す本発明の一実施
例である1000Wの高圧放電ランプは、内部に発光管
1aを有する外管1の一端部に口金2、例えばE形口金
がねじ込まれて設けられている。外管1の一端部にはく
ぼみ部3が設けられている。外管1から外部に導出され
た発光管1aの一方のリード線4aは、外管1の端部と
口金2との隙間、例えば上記のくぼみ部3から口金2の
外部に導出され、かつそのリード線4aは、外管1と口
金2との隙間に挿入された湾曲部5aと偏平部5bとを
有する例えば鉄や黄銅等からなる金属体5によって外管
1と口金2との間に挟着されて、リード線4aと口金2
とが接続されている。すなわち、外管1の端部と口金2
との隙間に金属体5を挿入することによって、リード線
4aを、金属体5を介して口金2に接続するとともに、
リード線4aを、金属体5を介して外管1の端部と口金
2とで固定されている。また、外管1から導出された発
光管1aの他方のリード線4bは、銀ろう6によって口
金2の先端に接続されている。金属体5の湾曲部5aは
外管1の口金取付予定部分に設けられたくぼみ部3にリ
ード線4aとともにはめ込まれ、また偏平部5bは口金
2の外壁面に溶接によって接続されている。
【0010】以上のように、本実施例では、リード線4
aが外管1と口金2との隙間に金属体5によって挟着さ
れるので、半田を用いることなくリード線4aを口金2
に接続できるので耐熱性に優れた高圧放電ランプを得る
ことができる。
【0011】また、金属体5の湾曲部5aは弾性力を有
しているので、リード線4aを、金属体5を介して口金
2に接続できるとともに、リード線4aを、金属体5を
介して外管1と口金2との隙間に強固に固定することが
できる。
【0012】本実施例では、金属体5を用いてリード線
4aを外管1と口金2との隙間に固定し接続している
が、更にリード線4aの先端部を口金2の外壁面に固着
手段、例えば、溶接あるいは銀ろうによって接続しても
よい。
【0013】なお、金属体5を用いず、外管1の端部と
口金2との隙間を通って口金2の外部に導出したリード
線4aの先端部を口金2の外壁面に直接溶接した場合、
外管と口金とが互いに回転したり、ぐらついたりしてし
まうという不具合が生じる。また、口金2の先端とリー
ド線4bとを接続した銀ろう6は、耐熱性があるので銀
ろう6の溶けによる接触不良等の不具合は生じない。金
属体5を用いずリード線4aの先端部を口金2の外壁面
に直接銀ろう付けした場合、直接溶接した場合と同様な
不具合が生じるとともに、外管1のくぼみ部3に銀ろう
が流れ込まないので外管1と口金2とを十分に固定する
ことができないという不具合が生じる。
【0014】次に、図4および図5に示す本発明の他の
実施例である同じく1000Wの高圧放電ランプについ
て説明する。
【0015】本実施例は、湾曲部7aと偏平部7bとか
らなり、偏平部7bに穴7cが設けられた金属体7を用
い、口金2の外部に導出したリード線4aの先端部を口
金2の外壁面に金属体7を介して銀ろうで固着したもの
であり、他の構成は上記実施例と同様である。
【0016】このような構成とすることによって、金属
体7の偏平部7bと口金2の外壁面との隙間に偏平部7
bの周縁と穴7cを通じて、より多くの銀ろう8が入り
込むので、上記と同様の効果が得られるとともに、リー
ド線4aと金属体7と口金2との固着を、より確実に行
うことができる。
【0017】次に、図6および図7に示す本発明の別の
実施例である同1000Wの高圧放電ランプについて説
明する。
【0018】本実施例は、湾曲部9aと偏平部9bとか
らなり、偏平部9bに切込み9cが設けられた金属体9
を用い、口金2の外部に導出したリード線4aを口金2
の外壁面に金属体5を介して銀ろう10で固着したもの
であり、他の構成は上記各実施例と同様である。
【0019】このような構成とすることによって、金属
体9の偏平部9bと口金2の外壁面との隙間に偏平部9
bの周縁と切込み9cとを通じて、より多くの銀ろう1
0が入り込むので、上記一実施例と同様な効果が得られ
るとともに、リード線4aと金属体9と口金2との固着
を、より確実に行うことができる。
【0020】上記各実施例において、金属体の湾曲部は
外管のくぼみ部にはめ込まれているので外管と口金とが
互いに回転することがない。
【0021】上記各実施例のランプを、反射鏡と前面ガ
ラスからなる密封構造の器具内で使用した場合でも、外
管と口金との間にぐらつき等の不具合は生じなかった。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は半田を用
いることなく、リード線を、口金に接続するとともに、
外管とリード線と口金とを強固に固定することのできる
耐熱性に優れた高圧放電ランプを提供することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である高圧放電ランプの外管
と口金と金属体の取付方法を説明するための図
【図2】同じく要部拡大正面図
【図3】同じく高圧放電ランプの正面図
【図4】本発明の他の実施例である高圧放電ランプの外
管と口金と金属体の取付方法を説明するための図
【図5】同じく要部拡大正面図
【図6】本発明の別の実施例である高圧放電ランプの外
管と口金と金属体の取付方法を説明するための図
【図7】同じく要部拡大正面図
【図8】従来の高圧放電ランプの外管と口金と金属体の
取付方法を説明するための図
【図9】同じく拡大正面図
【符号の説明】
1 外管 1a 発光管 2 口金 4a,4b リード線 5,7,9 金属体 8,10 銀ろう
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋吉 健次 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−68164(JP,A) 実公 昭48−25356(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 5/50

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に発光管を有する外管の端部に口金
    を設け、前記外管から外部に導出された前記発光管のリ
    ード線を、前記外管の端部と前記口金との隙間を通って
    外部に導出した高圧放電ランプにおいて、前記外管の端
    部と前記口金との隙間に金属体の一部を挿入することに
    よって、前記リード線を、前記金属体を介して前記口金
    に接続するとともに、前記リード線を、前記金属体を介
    して前記外管の端部と前記口金とで固定し、前記金属体
    の前記口金の外部に導出した部分を前記口金の外壁面に
    溶接あるいは銀ろうによって接続したことを特徴とする
    高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 金属体は湾曲部と偏平部とからなり、前
    記湾曲部がリード線に接触しており、前記偏平部が口金
    の外部に導出され、この偏平部に前記リード線の先端部
    が接続されていることを特徴とする請求項1記載の高圧
    放電ランプ。
  3. 【請求項3】 金属体の偏平部に穴または切込みが設け
    られており、この偏平部にリード線の先端部が固着手段
    によって接続されるとともに、前記固着手段は、少なく
    とも前記穴または前記切込みを通じて前記偏平部と口金
    の外壁面とを固着していることを特徴とする請求項2記
    載の高圧放電ランプ。
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JPH08329834A JPH08329834A (ja) 1996-12-13
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JP5838899B2 (ja) * 2012-04-23 2016-01-06 岩崎電気株式会社 E形口金を備えたランプ
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