JPS60258544A - カラー写真記録材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は数個のハロゲン化銀乳剤層を含み、改善された
感度／粒度が達成される高感度カラー写真記録材に関す
る。

着色した写真影像を生成するため、層支持体上に一つの
赤−感光性、一つの緑−感光性及び一つ彎−感光性のハ
ロゲン化銀乳剤層を含み、そして該ハロダン化銀乳剤層
の各々はそれぞれシアン、マゼンタ及び黄の部分カラー
影像−この生成される部分カラー影像は各場合ハロゲン
化銀乳剤層のスペクトル感度に対し補色関係にあるーを
生成するための非−拡散性カラーカプラーを含有してい
る、記録材料を使用することが知られている。

その他の層、例えばフィルター層、ゼラチン中間層及び
被覆層を備えることもできる。

カラー写真影像生成のため、生成されるべき三つの異な
る部分カラー影像の−またはそれ以上の各々に少くとも
二つのハロゲン化銀乳剤層を備えた記録材料を使用する
こともまた知られている。

かくして、ＧＢ−ＰＳ　８１８，６８７によれば、カラ
ー写真多層材料の最底部の感光性、カラー生成層単位は
ハロゲン化銀及びカラーカプラーを含有する二つの部分
層より成り、これらは同じスペクトル領域の光に対し増
感され、これら二つの層の上の方の層はより高い感度を
有している。このような異なる感度を有する二重層であ
ってそのより高い感度の層がカラー現像において、より
低いカラー密度を生成するものの使用けｎｒ−Ｐｓｌ、
１２１、４７０から知られている。

異なるスペクトル領域に対し二重及び三重の層を有する
カラー写真記録材料はまた米国特許第５゜６６３、２２
８号及び第３．８４９．１３８号からも知られている。

ここでも同じスペクトル領域の光に感じる二つの部分層
の上の方の層が高い感度をもっている。

同様の配列が米国防衛刊行物（ＵＳＤｇｆａｒＬＩｉｖ
ｔＰｔＬｂｌｉｃαｔｉｏル）　Ｔ　８６　ＣＩ、　Ｏ
Ｃ１４号から知られている。

１）Ｔ−Ｏ８２，０１８，３４１及びＵＳ−ＰＳ５，８
４３、３６９によれば、部分カラー影像の粒度は、同じ
スペクトル領域の感光性を有し但し一般感度を異にし、
いずれの場合もより感度の高い部分層はより低い感度の
部分層よりも層支持体から遠く離れているところの三つ
のハロゲン化銀乳剤層を使用することによって、改善さ
れる。更に、中間の部分層及び上方部分層は各々多くと
も０．６の最大カラー密度を有しそしてこれらを合した
最大カラー密度は１．０よりも大きくはない。これはカ
プラー含量を少くすること、即ちハロゲン住銀対カゾラ
ーの比を大にすることによって達成されうる。

極端な場合には、中等感度のハロゲン化銀乳剤層はカプ
ラーを含まず、そして単純なゼラチン層であることすら
可能である。

ＤＢ−Ｏ５２，７０４，８２６及びＵＳ−ＰＳ４．２６
７、２６４　Ｋよれば、カラー写真記録材料はカラーカ
プラーがその中に合体されている少くとも三つの緑−感
光性ハロダン化銀乳剤の部分層を含み、これら部分層の
いずれか二つのよね高感度の層は各場合層支持体からよ
り遠く離れて配列されており、そしてより低感度の部分
層よりも高いハロダン化銀対カうラーの比を有する。こ
のようにして、改善された感度／粒度の比が達成される
。

高感度記録材料を得るための従来知られた手段の不満足
な特質の一つは、最も高い感度において粒子け過度に高
いこと、或いは粒度が許容できるとすれば所望の感度が
達せられないことである。

それ数本発明の目的は改善された粒度を有する最も感度
の高い材料を提供することである。

少くとも一つの青−１一つの緑−及び一つの赤−感光性
層を有し、そのうち少くとも一つの層は感度を異にする
少くとも三つの部分層に分割されているところの写真記
録材料が今や見出された。

本発明によれば、この部分層は鰍も高感度の部分層が次
に最も感度の高い層よりも層支持体から遠く離れるよう
に配列されている。更に、最大カラー密度り、ｌａ：Ｉ
：対感光性ハロｒン化銀のモル濃度量Ａの比、即ちＩ）
ｍａ３：／Ａけ最も高感度の層において、次に最も感度
の高い層におけるよりも大であり、ＤｒｒＬ、□は最も
高感度の層において少くとも０．６、好ましくは少くと
も０，７である。

”　ｍａ：Ｉ：。け、最大露光の後、カプリングにより
着色生成物を生ずる化合物、例えばカプルして着色生成
物を生ずるカラーカプラー、マスキングカプラー及びＤ
ＩＲカプラー、のカプリング反応によって得られる最大
カラー密度を意味し；一方１Ａ“け部分層中に含まれる
感光性ハロゲン化銀のモル濃度量である。

最も高感度の部分層の最大カラー密度は、また同時に次
に最も感度の高い部分層よりも低い銀含量を有するか、
或いは最も高感度の部分層中に、カラー密度には影響す
るが現像された層の感度には影響しない遅いＤＩＲカプ
ラー全包含させるか、によって有利に限定される。好ま
しい一態様によれば、層の二つの最も感度の高い部分層
の最大カラー密度は少くとも１．０、特に少くとも１．
２である。

特に好ましい一態様において、次の層が記載の順に支持
体上に配列される： （１）少くとも二つの赤−感光性部分層；（２）　少く
とも二つの緑−感光性部分層；（３）　黄フイルタ一層
； （４）少くとも一つの赤−感光性部分層；１５１　少く
とも一つの緑−感光性部分層；＋１３１　少くとも一つ
の青−感光性層；そしてこれら同じスペクトル感光度を
有する部分層において、層支持体からより遠く離れた部
分層がより高い感度を有する。黄フイルタ一層は好まし
くは、黄色コロイド状銀フィルターまたはカラー密度０
１〜０．８の黄色染料が埋め込まれたバインダーを含ん
でいる。好ましい一態様において、黄フイルター上の赤
−感光性及び緑−感光性部分層の位置は逆にすることが
できる。その他の好ましい一態様において、記録材料は
黄フイルタ一層とその上の赤−感光性層との間に反射１
＠を含んでいる。この反射層は好ましくは１ｄ当り硝酸
銀０．５〜１．５ｆに相当する量の銀を含むノ１０ケ゛
ン化銀乳剤から主として成りそして当技術分野で知られ
ている如く安定化されていることができる。他の好まし
い一態様において、記録材料は少くとも一つの付加的黄
フイルタ一層を含み、これは影像的露出の除光は緑−感
光性または赤−感光性層を通過する前にこの付加的黄フ
イルタ一層を通過するように配列されている。この黄フ
イルタ一層は好ましくは、コロイド状銀黄フィルターま
たはカラー密度が好ましく　Ｆｌｏ、　１〜０．３の黄
色染料が合体されているバインダーを含む。

他の特に好ましい一態様において、次の層が記載の類に
支持体上に配列される： （１）少くとも三つの赤−感光性部分層；（２）少くと
も二つの緑−感光性部分層；（３）好ましくはカラー密
度が０．４〜１．０の黄フィルター； １４）少くとも二つの青−感光性部分層。

層＃″ｉまた各層がほぼ同じ感度を有し但しスペクトル
吸収を異にするように配列することもでき、例えば層支
持体が次の層を記載の順に、随時中間層及び被覆層と共
に、担持するように配列することができる：　ｒ　／　
ｇ　／　Ｒ／　Ｇ　／　Ｙ　Ｆ　／　ＲＲ／　Ｇ　Ｇ／
Ｂ／Ｂ　Ｂｏ これらの記号は次の意味を有す： ｒ　赤−感光性部分層、低感度 Ｂ　赤−感光性部分層、中等感度 ＲＲ赤−感光性部分層、最高感度 １　緑−感光性部分層、低感度 Ｇ　緑−感光性部分層、中等感度 ＧＧ　緑−感光性部分層、最高感度 、６　ｆ−感光性部分層、低感度 Ｂ　青−感光性部分層、中等感度 ＢＢ　青−感光性部分層、最高感度 ＹＦ　黄フイルタ一層。

好ましい態様において、赤−感光性及び緑−感光性部分
層における比Ｄｒｎ、□／Ａけ次の値を有する： Ｄｍａｘ／Ａ　（ｍｈｏ　Ｚ”　） １−　０．０２〜０．５ Ｒ０１０１〜０．３ ＲＲＯ，０２〜０．５ ！１　０．０３〜０．６ Ｇ　Ｏ，［１２〜０．４ ＧＧ　０．０３〜０．６ 個々の部分層の感度を査定するに当り、取得すべき重要
な値は絶対的の感度ではなくて、カラー写真多層材料中
における部分層の位置を考慮に入れた有効感度である。

有効感度における差異は有利にはＬｏｌｌ、を単位に関
し０．１〜１６０である。

いずれの個々の場合においても、感度差は、カラ−写真
処理操作後に目立ったゆがみなしにバランスのとれた階
調曲線が得られるようにえらばれる。

感度を所望の値に調整する手段は知られており、例えば
沃化銀含量を変えまた物理的熟成の程度（粒子径）また
は化学的もしくはスペクトル的増感の程度を変え或いは
減感剤を添加する。中等感度及び低感度の部分層もまた
もちろん、本発明によって要求される感度関係が保持さ
れる限りにおいて、出来るだけ高い感度を有し、全体の
感度が出来るだけ高くなるようにすべきである。

上記した層に力０えて、本発明のカラー写真記録材料中
には、光に対して感度のない補助層、例えば粘着層、ハ
レーション防止層または被覆層、及び特に現像液酸化生
成物が一つの層から他の層へ拡散するのを防ぐため感光
性層の間に配列された中間層、を含むことができる。も
つと有効な障壁として働くために、そのような中間層は
また現像液酸化生成物と反応しうる成る種の化合物を含
むこともできる。そのような層は好ましくはスペクトル
感度を異にする隣接感光性層の間に配列される。これら
中間層はまた平均粒子直径が約０１Ｂｍまたはそれ以下
で、塩什物、臭什物及び随時沃化物を含む低感度ハロゲ
ン化銀乳剤を含むことができる。このような層は隣接す
る赤−感光性または緑−感光性部分層の感度に対し特に
有利な効果を有する；しかしこのような低感度を有する
ハロゲン化釧乳剤はまた青−感光性層の下に位置する緑
−感光性及び赤−感光性の中へ直接導入することもでき
る。

好ましくは、感光性ハロゲン什銀乳剤層はそれと連合す
るカラーカプラーを有し、これらカプラーはカラー現像
液酸化生成物と反応して非拡散性の染料を形成する。カ
ラーカプラーは有利には非拡散性の形態で感光性層中に
またはそれに密に隣接して含まれている。

かくして、例えば赤−感光性層はシアンの部分カラー影
像を生成する非拡散性カラーカプラー、一般にフェノー
ルまたはα−ナフトール系のカプラー、を含むことがで
きる。例えば緑−感光性層はマゼンタ部分カラー影像を
生成する少くとも一つの非拡散性カラーカプラーを含む
ことができ、この目的のためには通常５−ピラゾロン系
のカプラーが用いられる。青−感光性層は、例えば、黄
色部分カラー影像を生成する非拡散性カラーカプラー、
一般に開鎖ケトメチレン基を有するカラーカプラー、を
含むことができる。カラーカプラーは、例えば、６−１
４−また１ｄ２−尚量カプラーであることができる。適
当なカプラーは例えば次の刊行物から知られている；“
ミットタイルグン・アウス・デン・フオルシュングスラ
ｄｅラド”）エン・デル・アグファ、レフアーク−セン
／ミュンヘン″（ＭｉｔｔｔｉｌｔＬｎ、ｑｔ７Ｌａｕ
ｚ　ｄ、ｇｎ　Ｆｏｒｔｃｈｗｎ、ｑｒ−Ｌａｂｏｒａ
ｔｏｒｉｇｎ　ｔｌｇｒ　Ａｇｆａ、　Ｌｔｖｔｒｋｗ
ｚｇＪＭｉｂｎｃｈｇＦＬ）、ｖｏｗ、ｒｎ、ｐｌｌｌ
（１９６１）中のダプリュ・ペルツ（Ｆ、　Ｐａ１ｚ　
）による“ファルプクプラ−１（ＦａｒｂｋｔＬｐｐｌ
ａｒ　”　）　：ケイ・ペンカタラ−ｒ　７　（Ｋ、　
Ｖｇｎｋａｔａｒａｍａｎ　）著、［合成染料化学Ｊ　
（”ＴＡｇ　（、’ｈｔｒｎｉｇｔｒｙ　ｏｆ　５ｙｎ
ｔｈｅｔｉｃ　Ｄｙｅｒ　”）ｖｏｌ、　４．３４１〜
３８７アカデミツク・プレス（Ａｃａ　−ｒＬｔｒｎｉ
ｃ　＋−Ｐｒ−ｏｒ　）′発行（！１−９７１　）　：
テイ・エイチ・ソエームス著（Ｔ、　Ｈ，Ｊαｍｅｇ）
、１ザ・セオリー・オプ・ザ・ホトグラフィック・プロ
セス”（”ＴｈｅＴｈｅｏｒｙ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｐｈｏ
ｔｏｇｒａｐｈｉｃ　Ｐｒｏｃｔｓｚ　”　）、４版、
６５６〜３６２頁；及び定期刊行物、リサーチ・ディス
クロージュア−（Ｒｅ５ｅａｒｃｈ　Ｄｉｒ−ｔｙｌ、
ｏｚｔｂｒａ　）　Ａ　１７６４３．１９７８年１２月
、セクションＶＩ［、インダストリアル・オポチュニテ
イーズ社（ＩルｃＬ１ＬｚｔｒｉａＬ　０ｐｐｏγｔｕ
ｚｉｔｉｔｙ　Ｌｔｄ、、）ＨｏｒｎａｗｅＬＬ　Ｈａ
ｖａｎｔ、　Ｈａｍｂｓｈｉｒｔ、　ＰＯ９１ＥＦ。

Ｇｒｅａｔ　Ｂｒ１ｔａｉｎ刊行。

記録材料ＦｉまたＩ）ＩＲ仕合物及びカラー現像液酸化
生成物と反応するとき染料を生成しない所謂１ホワイト
・カプラー１を含有することができる。

“ＤＩＲ化合物“とけ、カラー現像液酸化生成物と反応
してハロゲン化銀の現像を禁止する拡散性有機化合物を
遊離するところの化合物を意味する。

この挙止剤はそのままで或いは非−禁止性中間化合物を
経て分離される。ＧＢ−ＰＳ９５５，４５４、ＵＳ−Ｐ
Ｓ５，６３２，３４５、ＵＳ−ＰＳ４，２４Ｂ。

９６２及び０Ｂ−ＰＳ２，０７２，３６３参照。

％に好ましい態様によれば、反応性の異なるＤＩ　Ｒ化
合物及びカラーカプラーが、同じスペクトル領域に感度
を有する層の少くとも二つの部分層と連合される。この
配列において、より高感度の部分層中におけるカラーカ
プラーの有効反応速度電数対ＤＩＲ化合物の該定数の比
は、より低感度の部分層中におけるよりも大である。有
効反応速度定数はＤＥＯ５２，８５３，６３２及びＵＳ
　−ＰＳ４．３１５．０７０中に開示されている方法に
より電気化学的に検定することができる。より感度の高
い部分層中における有効反応速度定数の比は好ましくけ
２：１乃至２０：１であり、そしてより感度の低い部分
層中におけるカラーカプラーとＤＩＲ化合物との反応速
度定数の比は好ましくは０、［１３：１乃至６：１であ
る。

他の好ましい一態様によれば、現像工程の過程で適当な
化合物を分離することにより現像を促進しそれによって
より大きいカラー形成またはより高い感度をもたらす物
質を、最も高感度の層または隣接する中間層中に配列す
る。そのような物質は例えばＵＳ−Ｐ８，２１４．３７
７及びＤＥ−Ｏ８３，２０９，１１０に開示されている
。

感光性ハロゲン化銀乳剤中に含まれるハロダン化物は塩
化物、臭化物、沃什物またはその混合物であることがで
きる。好ましい一態様によれば、少くとも一つの層のハ
ロゲン化銀粒子はＡｇ１Ｑ〜１２モル％、ＡｇＣＬ　Ｏ
〜５０モル％及びＡｇＨｒ５０〜１００モルチ、これら
ｉｌ−センテーソの合計は１００％、である。

好ましい一態様によれば、ハロダン化物は主として緊密
な結晶であり、それらは例えば立方体または八面体また
は遷移晶体を有することができる。

それらは主として０．２ｎｎ以上の厚さを有することで
特徴づけることができる。直径対厚さの比の平均は好ま
しくけ８：１より小さい；粒子の直径は粒子の投影表面
の面積に等しい表面積を有する円の直径と定義される。

、一／ニー 他の好ましい一態様において、個別の乳剤またはすべて
の乳剤は実質的に板状の）・ロダン化銀結晶を含むこと
ができ、その直径対厚さの比は８：１よりも太きい。

乳剤は化学的に増感することができる。常用の増感剤を
ハロゲン化銀粒子の化学的増感のために用いることがで
きる。硫黄含有化合物が殊に好ましく、例えばアリルイ
ソチオシアネート、アリルチオウレア及びチオサルフェ
ートである。用いられる化学的増感剤はまた還元剤であ
ることができ、例えばベルギー特許第４９３．４６４号
または第５６８、６８７号に記載の錫化合物、または例
えばベルギー特許第５４７．３２３号によるポリアミン
例えばジエチレントリアミンまたはアミノメチルスルフ
ィン酸誘導体である。貴金属例えば金、白金、パラジウ
ム、イリゾウム、ルテニウムまたはロジウム及びこれら
金属の化合物もまた適当な増感剤である。化学的増感方
法はアール・コスロウスキ−（Ｒ，Ｋｏｓｔｏｗｐｈｙ
　）　Ｋ　ヨル論文、写真学術雑誌（Ｚ　、　Ｗｉ　ｉ
ｓ　、　Ｐｈｏ’ｔ　、）　４６．６５〜７２（１９５
１）中に記載されている。乳剤はまたポリアルキレンオ
キサイド誘導体例えば分子量１０００〜２０゜０００の
ポリエチレンオキサイドを用い、まだはアルキレンオキ
サイドと脂肪族アルコール、りＩＪコール、ヘキシトー
ルの環脱水生成物、アルキル−置換フェノール、脂肪族
カルボン酸、脂肪族アミン、脂肪族ジアミン及びアミド
との縮合物を用いて増感することもできる。これらの増
感剤はもちろん、ベルギー特許第５３７．２７８号及び
英国特許第７２ス９８２号に記載の如く、特別の効果を
生じさせるために組合せることができる。

上記したリサーチ・ディスクロージュア、・駈１７６４
６、セクションＩｌｌも参照。

乳剤は公知の方法で光学的に増感することができ、例え
ば常用のポリメチン染料例えばニュートロシアニン、塩
基性もしくは酸性カーポジアニン、ロータシアニン、ヘ
ミシアニン、スチリル染料、オキソノール及び同類物を
用いて行なうことがでできる。この種の増感剤は［シア
ニン染料及び関連化合物Ｊ　（”Ｔｈｅ　ｃｙαＦＬｉ
ｒＬｅ　Ｄｙｅｓ　ａｎｄ、　ＲｅｌｔａｔｅｄＣｏｍ
ｐｏｔＬｒｂｄｌ　”　）　（１９６４）中にエフ８エ
ム・バー　マー　（Ｆ　、Ｍ、Ｈａｒｎｅｒ　）　ｆＣ
よ妙記載されテイル。また特にウルマン化学百科辞典（
Ｕｌ　１ｍａルｒＬｓ　Ｅｎｚｙｋ−ｔｏｐ’ｃｉｒＬ
ｉａ　ｔｉｅｒ　ｔｇｃｈｒＬｉｚｃんｅｒｂ　Ｃｈｔ
ｍｉｇ　）　４版、１８巻、４３１頁以降；及び上記し
たリサーチ・ディスクローソユア、［１７６４３、セク
ション■参照。

常用のかぶり防止剤及び安定剤を用いることができる。

アザインデン類は特に適当な安定剤であり、テトラ−ま
たはペンタ−アザインデンが好ましく、殊にヒドロキシ
ルまたはアミン基で置換されているものが好ましい。こ
の種の化合物は、例えばビア（Ｂｉｒｒ　）による論文
、写真学術雑誌（Ｚ、　Ｗｉｐ、？、　Ｐｈｏｔ、　）
　４７．１９５２．２〜５８頁、の中に記載されている
。その他適尚な安定剤及びかぶり防止剤は上記リサーチ
・ディスクローソユア４１７６４３、セクション層中に
挙げられている。

写真材料の成分は常法により合体させることができる。

それらが水まだはアルカｌｊ　Ｋ可溶な化合物であるば
、それらは水溶液の形、随時水利性有機溶剤例えばエタ
ノール、アセトンまたはジメチルホルムアミドを加えた
形で添加することができる。もしそれらが水及びアルカ
リに不溶性であれば、それらは公知のように分散された
形で記録材料中に合体させることができる。例えば、こ
れら化合物の低沸点有機溶剤中の溶液を直接ハロゲン化
銀乳剤と混合するか、または先ずゼラチン水溶液と混合
し、次いで有機溶剤を除去することができる。こうして
得られた特定化合物の分散液を次にハロダン化銀乳剤と
混合することができる。また新開０オイル形成剤１も添
加することができる。

これらは分散されるべき化合物を油状滴の形で収蔵する
一般に比較的高沸点の有機化合物である。

これに関しては例えば米国特許第２，３２２，０２７号
、第２，５３３，５１４号、第３．６８９．２７１号、
第３．７６４．５３６号及び第３．７６５．８９７号参
照。

写真材料の成分、例えばカプラー及びＵＶ吸収剤もまた
荷電されたラテックスの形で合体させることができる：
ＤＥ−０５２，５４１，２７４及びＥＰ−，４１４９２
１参照。成分けまたポリマーの形で材料中に固定するこ
とができる：ＤＥ−０５２．Ｑ４４．９９２号、ＵＳ−
ＰＳ３．３７０．９５２及びＵＳ、−ＰＳ４，８８０，
２１１参照。

本発明による材料のため常用の層支持体例えば酢酸セル
ロースの如キセルロースエステルまたはポリエステルの
支持体を用いることができる。

紙の支持体も用いることができ、これは随時例えばポリ
オレフィン、特にポリエチレンまたはポリプロピレンで
被覆される。これに関しては上記リサーチ・ディスクロ
ーソユアＡ１１７６４３、セクションＸ■参照。

常用の親水性フィルム形成剤は記録材料の層のための保
護コロイドまたは・ぐインダーとしての使用に適し、そ
れらは例えばプロティン特にゼラチン、アルギン酸また
はその誘導体例えばエステル、アミドもしくは塩、セル
ロース誘導体例えばカルがキシメチルセルロースモジく
はセルロースサルフェート、殿粉またはその誘導体、ま
たは親水性合成バインダー例えばポリビニルアルコール
、部分けん化されたポリビニルアセテート、ポリビニル
ピロリドン、その他である。層中における親水性バイン
ダーは、また溶液または分散体の形で層中に含まれる他
の合成バインダー例えばアクリル酸もしくはメタクリル
酸またはそのエステル、アミドもしくｔｉ二）リルの如
きその誘導体のホモ−またはコーポリマー、またはビニ
ルエステルもしくけビニルエーテルの如キビニルポリマ
ー、と混合することができる。その他上記したリサーチ
・ディスクローソユア１７Ｓ４３、セクション■をも参
照されたい。

写真材料の層は常法により、例えばエポキサイド−型ま
たはへテロサイクリックエチレンイミン−もしくけアク
リロイル−型の硬化剤を用いて、硬化することができる
。層はまたドイツ特許公開公報第２，２１８，００９号
の方法により硬化して、高温処理に適するカラー写真材
料をつくることができる。その他、写真材料層またはカ
ラー写真多層材料はソアソン、トリアジンまたは１．２
−ソヒドロキシリン系の硬化剤を用いるかまたはビニル
スルホン型の硬化剤を用いて硬化することができる。そ
の他の適当な硬化剤はドイツ特許公開公報第２．４３９
，５５１号、第２．２２５．２３０号及び第２，３１７
，６７２号及び上記したリサーチ・ディスクロージュア
１７６４３、セクションＸ■から知られている。

他の適当な添加剤はリサーチ・ディスクロージュア１７
６４１１１：おける１プロダクト・ライセンシング・イ
ンデックｙ、　’　（”　Ｐｒｏｄｕｃｔ　Ｌｉｃｇｎ
ｚｉｎｇＩｒｂｄ、ｇｘ　”　）、１９７１年１２月、
１０７〜１１゜頁中に記載されている。

本発明による材料用に適当なカラー現像物質は、特にＰ
−フェニレンジアミン系のもの、例えば４−アミノ−Ｎ
、Ｎ−ソエチルアニリン塩酸！、４−アミノ−３−メチ
ル−Ｎ−エチル−Ｎ−β−（メタンスルホンアミド）−
エチルアニリン硫酸塩水和物、４−アミノ−６−メチル
−Ｎ−エチル−Ｎ−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸
塩、４−アミノ−Ｎ−エチル−Ａ’−（２−メトキシエ
チル）−ｒｎ−トルイジン−ジ−ｐ−トルエンスルボッ
ｍ及’ＣＦＮ−エチル−Ｎ−β−ヒドロキシエチル−ｐ
　−７：ｆ−二Ｖンソアミンを包含する。その他の適当
なカラー現像薬は、例えばジャーナル・オプ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサエティー（Ｊ。

Ａｍｇｒ、　Ｃｈｇｒｎ、　Ｓｏｃ　、　）　７３．３
１００．（１９５１）及びノー・ハイスト（Ｇ、　ｌ１
ａｉｚｔ　）のモダーン・フォトグラフィック・プロセ
シング（Ｍｏｄ、ｇｒｎＰｈｏｔｏ、ｑｒａｐｈｉｃ　
Ｐｒｏｃｔｚｚｉｒｂｇ　）、１９７９、ソヨン・ワイ
リー・アンド・サンズＣニューヨーク（Ｊｏｈｈ　ｌＶ
ｉＬｇｙ　ａｎｃＬ　５ｏｎｓ、　）ｈｗ　Ｙｏｒｋ　
）、５４５頁以降に記載されている。

カラー現像の後、材料は常法により漂白されそして定着
される。漂白及び定着は別々にまたは一緒に行なうこと
ができる。常用の漂白剤を使用することができ、それら
は例えばフェリシアン化物の如きＦｇｓ＋塩及びＦｔ”
十錯塩、ツクロム酸塩、水溶性コバルト錯塩、その他で
ある。アミノポリカルボン酸の鉄−■錯塩が特に好まし
く、ポリカルビン酸は殊に例えばエチレンジアミノテト
ラ酢酸、ニトリロトリ酢酸、イミノソ酢酸、Ｎ−ヒドロ
キシエチルーエチレンソアミノトリ酢酸、アルキルイミ
ノソカルボン酸及び対応するホスホン酸である。パーサ
ルフェートもまた適当な漂白剤である。

実施例 以下の実施例において、用いられたカプラーは次の記号
によって同定される： 滝　化合物 ｆ　ｉ ｐ　１ Ａ　ｉ Ａ　２ ＤＩＲ２ ＤＩＲ６ ｆ　ｉ ２ 実施例　１ 層の配列は下記の層を順次に、ハレーション防止層を備
えた透明の層支持体に施すことによって調製した。記載
の量はいずれの場合も１ｄ上への施用量に基づく。銀の
量は相当するＡ９ＮＯ，の量で与えられている。

１、　比較的低感度の赤−感光性層（ｒ）、これＵ銀含
有量がＡ、ｑＮＯｓ２．３　ｔの比較的感度の低い沃化
臭化銀乳剤（５モル％Ａｙｌ）と銀含有量がＡ、ｑＮＯ
，１，４９の比較的感度の高い乳剤（５モル％Ａ、ｑｌ
）との赤−増感された混合物、１．５９のゼラチン、６
７０ｙｑのカプラーＢｇ１．８０１ｎｇのマスキングカ
プラーＭ１及び３０■のＤＩＲカプラーＤＩＲ１を含有
する。

２、　より高い感度の赤−感光性層（ＲＲ）、これ１１
銀含有量がＡｇＮ０，４．Ｏｆの赤−増感された沃化臭
化銀乳剤（８モル％Ａｇ１）と２．５２のゼラチン、２
５０ｙｑのカプラーＢ、ｑ１及び６０■のＤＩＲカプラ
ーＤＩＲＱとを含有する。

３、ゼラチン１．Ｏｆを含む中間層。

４、比較的低感度の緑−感光性層ダ、これは銀含有量が
Ａ、ｑＮｏｓｌ、　Ｏｆの比較的低感度の沃化臭化銀乳
剤（５モルチＡ１１）とＡｇＮ０，０．４　ｆを含む比
較的感度の高い乳剤（５モル％Ａｇ１）との緑−増感さ
れた混合物、４２０■のカプラーＰｐ１５０ＩＩｖのマ
スキングカプラーＭ２及び２５■のＤＩＲカプラーＤＩ
Ｒ３を含有する。

５、　より高い感度の緑−感光性層ＧＧ、これは銀含有
量がＡ！１ＮＯｓ　５．４　ｆの緑−増感された沃化臭
化銀乳剤（８モル％Ａｇ１）、２．Ｏｖのゼラチン、５
１０■のカプラーｐｐ１．５０■のマスキングカプラー
Ｍ２及び５０ＴｎｇのＩ）ＪＲカプラーＤＩＲ２を含有
する。

６、　ゼラチン０．５ｔを含む中間層。

Ｚ　黄フイルタ一層、これは青フィルターのうしろで測
って０．６の黄フイルター密度を得るためのコロイド状
銀を含有する。

８、比較的低感度の青−感光性層ｂ１これは銀含有量が
ＡｌＮ０，０．７９の比較的低感度の沃化臭化銀乳剤（
５モル％Ａ１１）とＡｇ、ＮＯ，０，２？を含む比較的
高感度の乳剤との混合物、１．Ｏｆのゼラチン、０．４
ｆのカプラーＧｈ１及び０．４２のカプラーｃｈ２を含
有する。

９　より高感度の青−感光性層ＢＢ、これけ銀ラーＧｈ
’ｌを含有する。

１０．ゼラチン１．０２の被覆１−０ 実施例　２ 層の配列は下記の層を１１＠次に、ハレーション防止層
を備えた透明の層支持体に施すことによってつくられた
。記載の量はいずれの場合も１ｒ／？当りの施用を基準
としだ量である。銀の量は対応するＡｇＮＯ３の量で与
えられている。

１、比較的低感度の赤−感光性層ｒ１これは銀含有量が
ＡｇＮ０３２．３　Ｆの比較的感度の低い沃化臭化銀乳
剤（５モルチＡ１１−）とＡｇＮ０８１．４　？を含む
比較的感度の高い乳剤（５モル％Ａ１１）との赤−増感
された混合物、１．５ｒのゼラチン、６７０１ｎｇのカ
プラーＢｇ１．８０　Ｗノマスキンクカプラ−Ｍｌ及び
５０ｍｙ（ＤＤＩＲ−ｈプラーＤＩＲ１を含有する。

２、中等感度の赤−感光性層Ｒ１これは銀含有量がＡ　
ｇＮｏ３２．８　ｆ’の赤−増感された沃化臭化銀乳剤
（８モル％Ａｇ１）、１．６Ｆのゼラチン、１６６■の
カプラーＢ９１及び６８〜のＤＩＲカプラー１）　Ｉ　
Ｒ２を含有する。

３　最高感度の赤−感光性層ＲＲ，これは銀含有量がＡ
、９ＮＯｓ　２．５　ｆの赤−増感された沃化臭化銀乳
剤（８モルΔｇＩ＋、０．５Ｆのゼラチン、１００■の
カプラーＢ　ｙ　１及び１５ＷｌのＤＩＲカプラー１）
ＩＲ２を含有する。

その後に続く層は実施例１の層６〜１０ど同じ。

実施例　３ 層の配列は下記の層を順次に、ノ・レーション防止層を
備えた透明の層支持体ンこ施すことによってつくられた
。記載の量はいずれの場合も１ゴ当りの施用を基準とし
た量である。銀含有量は対応するＡｆＮＯ，の量で与え
られている。

１、比較的低感度の赤−感光性層ｒ１これは銀含有量が
ＡｇＮ０，２．３９の比較的低感度の沃化臭化銀乳剤（
５モル％Ａ　ｇ　１’　）と銀含有量がＡｙ）！０゜１
４１の比較的感度の高い乳剤（５モル％Ａ１１）との赤
−増感された混合物、１．５ｆのゼラチン、６７０Ｔｑ
のカプラーＢｇ１．８０■のマスキングカプラーＭ１及
び３０〜のＩ）ＩＲカシ７−ＤＩＲｌを含有する。

２、　より感度の高い赤−感光性層Ｒ１これは銀含有量
がＡダＮＯｓ　２．５　ｔの赤−増感された沃化臭化銀
乳剤（８モルチＡ、ｑ’ｌ）、１．６１のゼラチン、１
３３■のカプラーＢ！／１及び３１彎のＤＩＲカプラー
ＤＩＲ２を含有する。

３、最高感度の赤−感光性層ＲＲ，これは銀含有量がＡ
ｇＮ０，１．５ｆの赤−増感された沃化臭化銀乳剤（８
モルｆｙＡ１１）、１．２５　ｆ（Ｄゼラチン、２１０
岬のカプラーＢ、ｑ１及び４０■のＤＩＲカプラーＤＩ
Ｒ２を含有する。

この後に続く層は実施例１の層６〜１０を同じ。

処理操作 実施例１〜３に示した材料を影像的に露光しそして０ブ
リテイツシユ・ツヤ−ナル・オプ・フォトグラフィック
・アニュアル１（”Ｂｒ１ｔｉＩｋＪｏｕ、ｒｎａｌ　
ｏｆ　Ｐｈｔｒｔｏｇｒａｐｈｉｃ　Ａｒｂｎｅｔ、ａ
Ｌ　”　）　１９７９．２０４頁に記載のカラー陰画現
像処理に付する。

赤−感光性層の最大密度を検定するため、これらを与え
られた組成及び濃度の単一層として層支持体に施し、影
像的に露光しそして同じ現像処理に付する。

得られた感度と粒度との間の関係は全実施例において青
−感光性層及び緑−感光性層に関して実質的に同じであ
る。

尖鋭度及びカラー再現性は実施例１〜６において事実上
同一である。

しかしながら、実施例６における本発明の材料において
赤−感光性層に関し予期し得ない利点が得られる（下記
表参照）。

表 本発明による配列（実施例３）はそのよ抄有利な感度／
粒度の比によって比較実施例１及び２から区別される特
色を有する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　少くとも一つの黄フイルタ一層と少くとも一つの
   青−感光性、一つの緑−感光性及び一つの赤−感光性の
   層とを含み、該感光性層の少くとも一つは感光度を異に
   する少くとも三つの部分層に分割されているカラー写真
   記録材料であって、（α）該部分層はその最も高感度の
   層が次に最も感度の高い層よりも支持体から遠く離れる
   ように配列されており； （ｈ）最大カラー密度ＤｎＬ（１３：対感光性ハロダン
   化銀のモル濃度量Ａの比、即ちＩＪｒｎａ工／Ａ、け最
   も高感度の部分層において、次に最も感度の高い部分層
   におけるよりも大であり；そして ＜ｃ＞＊＋高感度の部分層におけるＤ−、よけ少くとも
   ０．６である、 ことを特徴とするカラー写真記録材料。 ２、赤−感光性層が感度低減Ｉ＠に三つの部分層ＲＲ，
   Ｒ及びτに再分割されており、比Ｄｍａｘ／Ａは部分層
   ＲＲにおいて０．０２〜０５、部分層Ｈにおいて０．０
   １〜０．３、そして部分層ｒにおいて０．０２〜０．５
   であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の写
   真記録材料。 ６、緑−感光性層が感度低減順に三つの部分層ＧＧＸＧ
   及びダに再分割されており、比り、！（Ｌ工／Ａは部分
   層ＧＧにおいて０．０６〜０．６、部分層Ｇにおいて０
   ．０２〜０．４、そして部分層ｙにおいて０．０５〜０
   ．６であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の写真記録材料。 ４、Ｉ）ｍａｒが最も高感度の部分層において少くとも
   ０．７であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の写真記録材料。