JPS6025772Y2 - 平板状電線 - Google Patents

平板状電線

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Publication number
JPS6025772Y2
JPS6025772Y2 JP1977113066U JP11306677U JPS6025772Y2 JP S6025772 Y2 JPS6025772 Y2 JP S6025772Y2 JP 1977113066 U JP1977113066 U JP 1977113066U JP 11306677 U JP11306677 U JP 11306677U JP S6025772 Y2 JPS6025772 Y2 JP S6025772Y2
Authority
JP
Japan
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electric wire
primary
conductor
wire
coating
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Expired
Application number
JP1977113066U
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English (en)
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JPS5439583U (ja
Inventor
和則 青木
信夫 石川
嘉彦 鈴木
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、平板状絶縁体中に電気導体が埋設されて成る
平板状電線に係る。
(考案の技術的背景とその問題点) 多数本の平行に配置された電気導体に絶縁被覆を施した
テープ電線は機器の配線等に多用されている。
この種の電線は2枚の帯状絶縁体間に電気導体を挟み加
熱ロール等で上記2枚の絶縁体を融着させたり、通常の
電線と同様の押出し被覆方法によって製造される。
このような、機器内に配線される電線は比較的柔い絶縁
体を使用しているため形状が帯状であっても可とう性の
あるものが多い。
ところが、特に広幅で厚肉の絶縁体を使用した電力ある
いは電気信号伝送用の平板状電線においては、壁面等に
布設する際、直線部分は良いが、曲線部分ではきわめて
大きな曲率しか許容されず、無理に曲げれば電線の一部
が壁面より浮き上がるという難点があった。
しかも、この種の電線の中には布設時及び布設後の線間
隔の変動を嫌うため絶縁体の強度を下げることができな
いものもある。
(考案の目的) 本考案は、上述の欠点を除去し、電気導体もしくは1次
被覆の長手方向に曲げ応力が加えられて2次被覆が固定
される際、導体間隔が一定になるようにした平板状電線
を提供することを目的とする。
(考案の概要) 本考案は、電気導体あるいは一次被覆の一方又は双方を
、少くとも前記2次被覆の設けられて(゛ない部分にお
いて、電線長手方向に直角で、かつ上記各電気導体を含
む共通面に平行な曲げ応力に対する剛性が他の方向の曲
げ応力に対する剛性に比べて高い断面形状であるよう構
成したことを主な特徴とする。
(考案の実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図において、本考案の平板状電線は、はぼ平行に離
間して配置された複数本の電気導体1゜1.1と、これ
らの電気導体のそれぞれに被覆されて離間した1次被覆
2. 2. 2と、これらの1次被覆を所定間隔に保持
味一体に結束する電線長手方向に間けつ的に設けられた
2次被覆3,3・・・・・・3とから成るものであり、
上記電気導体1あるいは1次被覆2のいずれか一方又は
双方は、少くども上記2次被覆3の設けられていない部
分4において、上記電線長手方向に直角で、かつ上記電
線導体を含む共通面に平面な(矢印Aの方向の)曲は応
力に対する剛性が他の方向の曲げ応力に対する剛性に比
べて高い断面形状である。
本考案は、例えば第1図のように扁平なポリエチレン被
覆2を施した断面円形の銅線等の電気導体1を平行に配
置し、これをそれぞれ2枚のポリエチレン板で間けつ的
に挟み結束することによって製造する。
このとき、扁平な1次被覆2はその扁平方向が各電気導
体1を含む面に平行になるよう保持されているので、こ
の面内でケーブル長手方向に直角な曲げ応力に対して他
の方向の応力に対するよりも剛性の高い構成となってい
る。
以上の説明では、2次被覆の施されていない部分におい
てケーブル長手方向に曲げ応力が加、えられた際、矢印
Bの方向に曲がるようにするため、断面円形の電気導体
に扁平な被覆を施した場合につき述べたが、本考案はこ
れに限定されるものではなく、第2図イに示すように電
気導体と1次被覆との双方は、断面形状が矢印Aの方向
に長く、矢印Bの方向に短い銅等の電気導体1の外表面
上に均一にポリエチレン等の1次被覆2を施すことによ
って構成されていてもよい。
また上記双方は、第2図中こ示すように断面円形の電気
導体1上に1次被覆2の厚さを矢印Aの方向に厚く、矢
印Bの方向に薄く施すことによって構成されていてもよ
い。
なお、上記の説明において2次被覆は平板状のものを例
示したが、棒状のものや各種用途に応じた異形の材料を
使用してよい。
以上の構成のうち第2図o4コ示す平板状電線を第3図
に示すようにその2次被覆3を壁WにサラビスSにより
締め付けて曲線上に布設した際、第4図に示すように例
えば内側と中央に位置した導体11.12か第4図の断
面図のように、それぞれの剛性の弱い上又は下方に曲が
ることによって各導体相互の長さの差を吸収する。
(考案の効果) 上述のように、本考案のフラットケーブルでは、少くと
も2次被覆の設けられていない部分において、電気導体
あるいは一次被覆の一方又は双方は電線の長手方向に直
角で、かつ各電気導体を含む共通面に平行な曲げ応力に
対する剛性が他の方向の曲げ応力に対する剛性に比べて
高い断面形状であることによって構成されているので、
第5図のように曲線内側の導体13が曲線外側の導体1
4にその中央5において、極端に近付いたり、導体間隔
が一定でなくなるために、電線に高周波信号を伝送した
場合の特性が悪くなる等の問題を防止することができる
また、導体の数は2本以上多数本のものについて、本考
案を採用でき、幅の広い長尺の平板状電線はど効果が大
きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平板状電線実施例斜視図、第2図はそ
の導体と1次被覆の変形例、第3図は本考案の平板状電
線を曲線上に布設した際の斜視図、第4図は第3図のI
V−IV部分断面図、第5図は本考案を採用しない電線
の曲線部説明図で、1は電気導体、2は1次被覆、3は
2次被覆を示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. はぼ平行に離間して配置された複数本の電気導体と、こ
    れらの電気導体のそれぞれに被覆されて離間した1次被
    覆と、これらの1次被覆を所定間隔に保持し、一体に結
    束する電線長手方向に間けつ的に設けられた2次被覆と
    から成るものにおいて、前記電気導体あるいは一次被覆
    のいずれか一方又は双方は、少くとも前記2次被覆の設
    けられていない部分において、前気電線長手方向に直角
    で、かつ前記各電気導体を含む共通面に平行な曲げ応力
    に対する剛性が他の方向の曲げ応力に対する剛性に比べ
    て高い断面形状であることを特徴とする平板状電線。
JP1977113066U 1977-08-24 1977-08-24 平板状電線 Expired JPS6025772Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5439583U JPS5439583U (ja) 1979-03-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941267U (ja) * 1972-07-15 1974-04-11
JPS4941268U (ja) * 1972-07-15 1974-04-11
JPS49141368U (ja) * 1973-04-06 1974-12-05
JPS52109573U (ja) * 1976-02-17 1977-08-20

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JPS5439583U (ja) 1979-03-15

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