JPH0323784Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0323784Y2 JPH0323784Y2 JP18827684U JP18827684U JPH0323784Y2 JP H0323784 Y2 JPH0323784 Y2 JP H0323784Y2 JP 18827684 U JP18827684 U JP 18827684U JP 18827684 U JP18827684 U JP 18827684U JP H0323784 Y2 JPH0323784 Y2 JP H0323784Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- cable
- bent
- core wire
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 10
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
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- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、フラツトケーブルを水平方向に曲げ
る場合のケーブル構造に関するものである。
る場合のケーブル構造に関するものである。
第3図イ,ロの如く、導体または該導体のまわ
りに絶縁体を被覆してなる絶縁線、あるいは同軸
ケーブル等の心線1と、該心線1のまわりに設け
てなる被覆2とを有する。例えば、アンダーカー
ペツトケーブル等のフラツトケーブル3を、例え
ば、床面上で曲げるように水平方向に曲げる場
合、従来はただ単純に第4図の如く曲げている。
ところが、前記第3図において心線1が1本で、
フラツトケーブル3の幅が狭い場合、あるいは曲
げ半径が大きい場合は、フラツトケーブル3の曲
げ部両端に生ずる歪の量はごくわずかであつて、
歪はフラツトケーブル3の弾性によつて吸収さ
れ、この曲げ部でフラツトケーブル3が捩じれた
りすることはない。しかし、心線1が複数本にな
つたりしてフラツトケーブル3の幅が広くなつた
り、あるいはまたケーブル曲げ半径が小さくなる
と、曲げ部の内側と外側に生ずる歪は大きくな
り、もはや、フラツトケーブル3の弾性だけでは
吸収できなくなる。その結果、前記ケーブル曲げ
部で、フラツトケーブル3はゆがみ、該フラツト
ケーブル3を床面等に全面密着した状態で固定で
きなくなる。すなわち、曲げ半径を小さくできな
いという問題がある。
りに絶縁体を被覆してなる絶縁線、あるいは同軸
ケーブル等の心線1と、該心線1のまわりに設け
てなる被覆2とを有する。例えば、アンダーカー
ペツトケーブル等のフラツトケーブル3を、例え
ば、床面上で曲げるように水平方向に曲げる場
合、従来はただ単純に第4図の如く曲げている。
ところが、前記第3図において心線1が1本で、
フラツトケーブル3の幅が狭い場合、あるいは曲
げ半径が大きい場合は、フラツトケーブル3の曲
げ部両端に生ずる歪の量はごくわずかであつて、
歪はフラツトケーブル3の弾性によつて吸収さ
れ、この曲げ部でフラツトケーブル3が捩じれた
りすることはない。しかし、心線1が複数本にな
つたりしてフラツトケーブル3の幅が広くなつた
り、あるいはまたケーブル曲げ半径が小さくなる
と、曲げ部の内側と外側に生ずる歪は大きくな
り、もはや、フラツトケーブル3の弾性だけでは
吸収できなくなる。その結果、前記ケーブル曲げ
部で、フラツトケーブル3はゆがみ、該フラツト
ケーブル3を床面等に全面密着した状態で固定で
きなくなる。すなわち、曲げ半径を小さくできな
いという問題がある。
前記問題に鑑み本考案の目的は、フラツトケー
ブルを床面等に布設するにあたり、前記フラツト
ケーブルをより小さい曲げ半径で水平方向に曲げ
ることのできるフラツトケーブルの曲げ部を提供
することにある。
ブルを床面等に布設するにあたり、前記フラツト
ケーブルをより小さい曲げ半径で水平方向に曲げ
ることのできるフラツトケーブルの曲げ部を提供
することにある。
前記目的を達成すべく本考案は、心線と該心線
のまわりに設けてなる被覆とを有するフラツトケ
ーブルを水平方向に曲げたフラツトケーブルの曲
げ部において、前記被覆両端部の前記心線から離
れた位置に複数の貫通孔を設けたことを特徴とす
るものである。
のまわりに設けてなる被覆とを有するフラツトケ
ーブルを水平方向に曲げたフラツトケーブルの曲
げ部において、前記被覆両端部の前記心線から離
れた位置に複数の貫通孔を設けたことを特徴とす
るものである。
本考案の実施例を図を参照して詳細に説明す
る。第1図イ,ロおよび第2図は本考案の一実施
例を示している。これらの図が示すように、本考
案のものは、1本または複数本の心線1と該心線
1のまわりに設けてなる被覆2とを有する、例え
ば、アンダーカーペツトケーブル等のフラツトケ
ーブル3を、床面上あるいは壁面上にあつて水平
方向に曲げる場合、前記フラツトケーブル3を曲
げる部分の被覆2の両端にあつて、前記心線1か
ら離れた部分に、第1図ロのように複数の貫通孔
4,4……を設け、しかる後に、第2図の如く、
貫通孔4,4……を設けた部分でケーブルを水平
方向に曲げるものである。
る。第1図イ,ロおよび第2図は本考案の一実施
例を示している。これらの図が示すように、本考
案のものは、1本または複数本の心線1と該心線
1のまわりに設けてなる被覆2とを有する、例え
ば、アンダーカーペツトケーブル等のフラツトケ
ーブル3を、床面上あるいは壁面上にあつて水平
方向に曲げる場合、前記フラツトケーブル3を曲
げる部分の被覆2の両端にあつて、前記心線1か
ら離れた部分に、第1図ロのように複数の貫通孔
4,4……を設け、しかる後に、第2図の如く、
貫通孔4,4……を設けた部分でケーブルを水平
方向に曲げるものである。
尚、前記複数の貫通孔4,4……を設ける方法
として、一度に複数個の孔あけができる工具を利
用すれば作業性が向上する。
として、一度に複数個の孔あけができる工具を利
用すれば作業性が向上する。
このようにしてなる本考案のフラツトケーブル
の曲げ部においては、第2図の如く曲げ部の内側
では前記複数の貫通孔4,4……が曲げの半径方
向に長だ円状に変形して圧縮歪を吸収し、かつ曲
げ部の外側では前記複数の貫通孔4,4……は曲
げの周方向に長だ円状に変形して引張歪を緩和す
る。それ故、より小さい曲げ半径で曲げても、前
記フラツトケーブル3の曲げ部分には捩じりやう
ねりは発生せず、それ故フラツトケーブル3を床
面上や壁面上に密着した状態で固定し易くなる。
の曲げ部においては、第2図の如く曲げ部の内側
では前記複数の貫通孔4,4……が曲げの半径方
向に長だ円状に変形して圧縮歪を吸収し、かつ曲
げ部の外側では前記複数の貫通孔4,4……は曲
げの周方向に長だ円状に変形して引張歪を緩和す
る。それ故、より小さい曲げ半径で曲げても、前
記フラツトケーブル3の曲げ部分には捩じりやう
ねりは発生せず、それ故フラツトケーブル3を床
面上や壁面上に密着した状態で固定し易くなる。
尚、前記複数の貫通孔4,4……を設けたこと
により、曲げ部の機械的強度に不安がある場合
は、フラツトケーブル3を曲げた後、前記曲げ部
をゴムやプラスチツクからなる粘着テープまたは
ポリ塩化ビニール等からなる保護カバー等の保護
部材で覆つてもよい。
により、曲げ部の機械的強度に不安がある場合
は、フラツトケーブル3を曲げた後、前記曲げ部
をゴムやプラスチツクからなる粘着テープまたは
ポリ塩化ビニール等からなる保護カバー等の保護
部材で覆つてもよい。
前述の如く、本考案によれば、アンダーカーペ
ツトケーブル等のフラツトケーブルを床面等に布
設するにあたり、前記フラツトケーブルをより小
さい曲げ半径で水平方向に曲げることができる。
ツトケーブル等のフラツトケーブルを床面等に布
設するにあたり、前記フラツトケーブルをより小
さい曲げ半径で水平方向に曲げることができる。
第1図イ,ロは本考案の一実施例を示すフラツ
トケーブルの横断面図および一部平面図、第2図
は前記第1図に示すフラツトケーブルを水平方向
に曲げた状態を示す一部平面図、第3図イ,ロは
従来のフラツトケーブルの横断面図と一部平面
図、第4図は前記第3図に示す従来のフラツトケ
ーブルを水平に曲げ状態を示す一部平面図であ
る。 1……心線、2……被覆、3……フラツトケー
ブル、4……貫通孔。
トケーブルの横断面図および一部平面図、第2図
は前記第1図に示すフラツトケーブルを水平方向
に曲げた状態を示す一部平面図、第3図イ,ロは
従来のフラツトケーブルの横断面図と一部平面
図、第4図は前記第3図に示す従来のフラツトケ
ーブルを水平に曲げ状態を示す一部平面図であ
る。 1……心線、2……被覆、3……フラツトケー
ブル、4……貫通孔。
Claims (1)
- 心線と該心線のまわりに設けてなる被覆とを有
するフラツトケーブルを水平方向に曲げたフラツ
トケーブルの曲げ部において、前記被覆両端部の
前記心線から離れた位置に複数の貫通孔を設けた
ことを特徴とするフラツトケーブルの曲げ部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18827684U JPH0323784Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18827684U JPH0323784Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61104716U JPS61104716U (ja) | 1986-07-03 |
JPH0323784Y2 true JPH0323784Y2 (ja) | 1991-05-23 |
Family
ID=30745752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18827684U Expired JPH0323784Y2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0323784Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP18827684U patent/JPH0323784Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61104716U (ja) | 1986-07-03 |
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