JPS60257007A - 高感度焦電素子及びその製造方法 - Google Patents

高感度焦電素子及びその製造方法

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JPS60257007A
JPS60257007A JP11309884A JP11309884A JPS60257007A JP S60257007 A JPS60257007 A JP S60257007A JP 11309884 A JP11309884 A JP 11309884A JP 11309884 A JP11309884 A JP 11309884A JP S60257007 A JPS60257007 A JP S60257007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pyroelectric
electrode
pyroelectric element
polymer film
high sensitivity
Prior art date
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Pending
Application number
JP11309884A
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English (en)
Inventor
覚知 正美
修 丹羽
疋田 真
敏昭 玉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は焦電素子用電極を得る場合における、吸光効率
及び焦電効率の良い電極及びその製造方法に関する。
〔従来技術〕
従来、焦電素子の受光面の電極はゴールドブラック等の
吸光体を用いていた。しかしながらゴールドブラックの
導電率は製造法にもよるが18/3以下と導電性が悪く
、ゴールドブラックの下にAI!等の電極をとる必要が
あり、しかも、粉体のため焦電体表面からはがれやすい
という欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、これらの欠点を解決するために力されたもの
であり、その目的は吸光効率、集電効率の良い高感度の
焦電素子及びその製造方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明を概説すれば本発明の第1の発明は焦電素子に関
する発明であって、焦電性高分子フィルム中に芳香族化
合物の電解重合により得られる芳香族高分子材を含む、
焦電性高分子フィルムを包含することを特徴とする。
そして、本発明の第2の発明は、焦電素子の製造方法に
関する発明であって、電極上に焦′醒性高分子フィルム
をコートする工程、該高分子フィルム付電極上で芳香族
化合物の電解重合を行い芳香族高分子材を形成させる工
程、及び分極処理する工程の各工程を包含することを特
徴とする。
焦電性高分子フィルムとしては、ポリフッ化ビニリデン
(以下、PVI)Fと略記する)、フッ化ビニリデン−
トリフッ化エチレン共重合体〔以下、P(VDF−Tr
IFB)と略記する〕、7フ化ビニリデン−テトラフッ
化エチレン共重合体(p(vn′IP−Tym) )、
ポリフッ化ビニル(PVP)、ポリ塩化ビニル(pvo
 ) 、シアン化ビニリデン−酢酸ビニル共重合体(p
(vDoN−Vム0)〕等の極性高分子物質の単体若し
くは、前記の極性高分子物質と無機強誘電体であるチタ
ンジルコン酸鉛(PZT )、PbTi01XZnO等
との混合体勢が使用できる。
また、電解重合できる芳香族化合物として紘、ピロール
、3−メチルピロール、N−メチルピロール、チオフェ
ン、フラン、フェノール、チオフェノール、セレノフェ
ン、テルロ7エン、ビフェニル、アズレン、p−ターフ
ェニル、0−I’−フェニル、p−クォータフェニル、
2−ヒトルキシビフェニル、ジフェニルスルフィト、2
−(α−チェニル)チオフェン、2−(α−チェニル)
フラン、2−(2−ピロリル)ピロール、2−(2−ピ
ロリル)チオフェン、2−フェニルチオフェン、α−チ
ェニルフェニルエーテル、β−フリル−α−チェニルセ
レニド、2−(2−ピロリル)セレノフェン、2−(2
−セレニエニル)テルロフェン、N−ビニルカルバゾー
ル、H−エチニルカルバゾール、メチルアズレン、ピレ
ン等の芳香族化合物が使用できる。
次に、電解重合時の電解質としては有機第4級アンモニ
ウム塩、無機塩、プロトン酸及びエステル等積々の化合
物が使用できる。溶剤としてはア七ト二トリル系のもの
を通常使用するが、芳香族化合物の電解重合が可能で、
適当な電解質を溶解させるものであれば選択できる。
また、分極処理は常法で行ってよい。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によシ更に具体的に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されなPVDFを、金又は
白金のコートされた20ctnX 20 cIlIX 
1■のガラス基板上に、ジメチルホルムアミドを溶媒と
して100μ講厚に均一にキャスティングした。他方、
ピロール電解液(ア□セトニトリル/エタノール/ B
F、 / ピロール=7、51/7.51/1に9/1
1 )を50(MIX40(1111×10画のガラス
製の電解浴槽に入れ対極に20 am X 20ωのメ
ツシュ状の白金電極を用意した。そしてPVDFのつい
たガラスを■に、白金電極をOにして1.5vの電圧を
かけPVDIFの金のコートされた側にピロールの重合
体電極を形成した。ここで金コートされたガラス上のP
VDIFは電解液の浸っていない所で一部基板からはく
離することによシ、そこから電極をとることができる。
次にピロール重合で電極形成したフィルムをア七ト二ト
リル/エタノール−171の溶液で洗浄した後、ピロー
ル重合体電極の付いたPVDFを真空乾燥(100℃)
しだ。その後ピロール重合体電極の付いていないPVD
F側にアルミニウム電極を真空蒸着で付け、100℃で
ピロール重合体電極を■に、アルミニウム電極側をθに
して300Vの電界をかけて分極処理(20時間)を施
した。このようにして製造した焦電素子は焦電係数が[
148x 10nジユ一ル/cm”・℃と、従来のムl
電極を両側につけた場合に比べ約2倍向上することが分
った。
実施例2 p(VDF−TrFK) (共重合比VDF/TrFf
i−75/25)を用いて実施例1と同様にピロールの
重合電極を形成した。なお電解液は(アセトニ)IJル
/エタノール/テトラエチルアンモニウムパークPL/
)/ビo −ルー 7.51 / 7.51 / 1に
9/11”)を用いた。裏面にムl蒸着し、300y、
too℃、20時間で分極処理を施した。
これにより、P(VDF−rrFx)共重合体を用いた
焦電素子は焦電係数が0.55 x 10−ジュール/
crn”・℃と、従来のムl電極を両側につけた場合に
比べ約2.5倍向上することが分った。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば強誘電体の受光面
を電解重合によるポリピロール等の芳香族高分子材を用
いることによシ、吸光効率、焦電効率が向上し、かつ吸
光体と電極が一体化できるため焦電係数の向上が図られ
、高感度の焦電素子を製造できる利点がある。
特許出願人 日本電信電話公社 代理人 中本 宏 同 弁上 昭 同 吉嶺 桂 33−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 焦電性高分子フィルム中に芳香族本化合物の電解重
    合によシ得られる芳香族基高分子材を含む、焦電性高分
    子フィルムを包含することを特徴とする焦電素子。 Z 電極上に焦電性高分子フィルムをコートする工程、
    該高分子フィルム付電極上で芳香族化合物の電解重合を
    行い芳香族高分子材を形成させる工程、及び分極処理す
    る工程の各工程を包含することを特徴とする焦電素子の
    製造方法。
JP11309884A 1984-06-04 1984-06-04 高感度焦電素子及びその製造方法 Pending JPS60257007A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007173221A (ja) * 2005-11-24 2007-07-05 As R&D合同会社 発電デバイス、それを用いた発電装置、センサー並びに発熱体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007173221A (ja) * 2005-11-24 2007-07-05 As R&D合同会社 発電デバイス、それを用いた発電装置、センサー並びに発熱体

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