JPS60256917A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPS60256917A
JPS60256917A JP59113544A JP11354484A JPS60256917A JP S60256917 A JPS60256917 A JP S60256917A JP 59113544 A JP59113544 A JP 59113544A JP 11354484 A JP11354484 A JP 11354484A JP S60256917 A JPS60256917 A JP S60256917A
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JP
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magnetic
layer
coercive force
powder
magnetic layer
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Pending
Application number
JP59113544A
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English (en)
Inventor
Masashi Aonuma
政志 青沼
Yasuo Tamai
康雄 玉井
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録媒体に関するものであり、特にバイポ
ジションで使用されるオーディオ用カセットテープに適
し、低雑音を維持しつつ全帯域で優れた再生出力を有す
る磁気記録媒体に関する。
(従来技術) 磁気記録媒体、特にオーディオ用コンパクトカセットテ
ープ(以下単にテープと呼ぶ)は年々高性能化されてお
り、感度および周波数特性の向上MOLおよびSQLの
改善と低雑音化によるダイナミックレンジの向上がなさ
れている。
そしてテープのポジションはノーマルからバイポジショ
ンへ、更にメタルポジションのテープへと開発が進めら
れている。
従来バイポジション用テープとしてはその磁性体として
二酸化クロム、Co被着もしくセドープした磁性酸化鉄
が使用されていた。又その層構成としては単層もしくは
重層構成のものが使用されていた。・・イポジション用
テープ特性としては抗磁力(Hc ) ! A O〜’
t I 00e 、残留磁束密度(Br)はlグ00−
/り00ガウスの範囲のものが種々検討されてきた。
近年にいたり、従来の磁性体より大きな磁気モーメンl
有する強磁性金属粉末の検討がなされている(例えば特
開昭sr−++6λり号)。さらに強磁性金属粉末を用
いて重層構成とした磁気記録媒体の例が、特開昭tx−
ztzor号、特開昭よj−j≠002号、特開昭j7
−/44373j号等において知られている。又重層構
成ではあるが下層に磁性酸化物を上層に強磁性金属粉末
を用いた磁気記録媒体の例が特公昭ur−Jり120号
、特公昭!!−λt/コタ号、特開昭!t−44231
号等において知られている。
しかし、バイポジションでの周波数特性バランスが十分
でないこと、低域の出力(、MOL)が出にくいこと、
角型比が小さいこと、減磁が太きい等の問題があった。
そこで本発明者等は重層の磁気記録媒体において用いる
磁性粉末を下層には酸化物磁性粉末を用い、上層には強
磁性金属粉末を用いる構成において、上層、下層の磁性
層の特性、及び上、下層を含めた磁性層全体の特性につ
いて鋭意検討した結果1.酸化物磁性粉末を用いる下層
の抗磁力近辺における磁化曲線の傾きを急峻にすること
及び上下層に特定の関係の抗磁力を有する重層の磁性層
を設け、更に上層に用いる強磁性金属粉末が特定のBE
T比表面積とすることにより顕著に前記問題が解消され
ることを見出し本発明に到った。
(本発明の目的) すなわち本発明の目的は第1に・・イポジションにおい
て通常の酸化鉄差のバイアスノイズを維持しつつ、全帯
域で優れた再生出力を有し、かつ十分なF特(周波数特
性)バランスを有する磁気記録媒体を提供することにあ
る。第2に角型比が太きく減磁の少ない磁気記録媒体を
提供することにある。
(発明の構成) 本発明の上記目的は非磁性基体上に重層の磁性層を塗布
して成る磁気記録媒体において該磁性層のうち下層は、
酸化物磁性粉末音用い、抗磁力がj j O〜7000
e で、かつ、Sc値(He点における磁化曲線の傾き
ンが0.70以上の磁性層であり、上層UBET法によ
る比表面積がコj〜Jjm2/iの強磁性金属粉末を用
い、抗磁力が7 o o −r o o Oe 、厚さ
が0.3−3.1pmの磁性層であり、かつ磁性層総厚
が3.!〜6゜θμ簿であることを特徴とする磁気記録
媒体によって達成できる。
本発明に用いられる下層の磁性層に含まれる酸化物磁性
粉末1−jBET法による比表面積は適宜選択可能であ
るが、特に好ましく1!Sc値を下げずc済り/r−2
1m2/9の範囲が好ましい。下層の磁性層のテープ特
性は抗磁力がZSO〜7000a・・の範囲であること
が重要である。抗磁力がt t o O,より小さいと
低域の感度が高くなりすぎてしまい上層をコントロール
してもF特(周波数特性バランスがとれないため・・イ
ポジション用IC1t適さない。一方7000e より
太きいと上層をコントロールしてもF特バランスがくず
れ、かっバイポジションにおけるバイアスが探くなって
しまう欠点が生じ適さない。下層の磁性層の厚さは、2
.0−1 、1μmの範囲が好ましい。
下層の磁性層で特に重要なのU、Hc近辺における磁化
曲線の傾きであることが判った。
ここでSc値は抗磁力(Hc)点における磁化曲線の傾
きを示す値であり、具体的には磁化曲線の抗磁力(Hc
 )点での接線と磁化曲線の磁留磁束密度(Br)点を
通るX軸に平行な直接との交点()Ic’)の値f H
cの値で割った値をいう。
この関係については第1図の磁化曲線において示す。
本発明においてSc値f−Jo、70以上であることが
必要である。Sc値が0.70以下では、同゛じ抗磁力
においても、MOLが低(、バイアスが深くなってしま
い、上層の磁性層をコントロールしてもバイポジション
におけるF特バランスがとれない。
上層の磁性層に強磁性金属粉末を用いる本発明の構成に
おいては、下層の磁性層の酸化物磁性粉末の飽和磁化量
(σS)が強磁性金属粉末にくらべ著しく低い為、テー
プの下層の飽和磁束密度は上層にくらべ低い値となって
しまう二この為通常は低域の出力すなわちMOLが低(
なってしまう。
しかし:本発明の如(Sc値f0.70以上を有する磁
性層を下層に設けることにより、低域の出力すなわちM
OLt大巾に改善することができ、全帯域にわたり、F
特バランスのよいテープとすることができるものである
次に上層の磁性層に用いられる強磁性金属粉末は、飽和
磁化量(σ5)f3/コ0−/40emu/Iの範囲が
好ましく、BET法による比表面積は2j〜31m2/
9好ましくはλt〜Jjm27gの範囲が適している。
゛比表面積が2よm2/9より小さいとテープにした時
のバイアスノイズが高(なりダイナミックレンジの拡大
に不利となる。−ガル表面積が3!rIL2//Iより
太きいと強磁性金属粉末の耐候性が劣化すること、テー
プにした時に経時安定性が劣化すること及び角型比の低
下すること、等により適さない。又上層の磁性層に必要
な抗磁力及び飽和磁化量においては、比表面積がλjr
n2/gより小さいかもしく[Jjm /iより太きい
と、工業的なスケールで安定生産することが困難である
上層の磁性層のテープ特性は抗磁力が700〜f 00
0s の範囲であることが重要である。抗磁力が700
0e、より小さいと低域の感度i充分とれるが高域が不
足してしまいF特バランスがとれないためバイポジショ
ン用には適さない。一方t000e より大きいと下層
の磁性層とのバランスがとれず、低域及び高域の感度は
充分とれるが中間の周波数(中域]での感度が低(なり
、F特バランスが不安定となり磁気記録媒体としては好
ま、シ(ない。
上層の磁性層の厚さf−43,1μm以下であることが
重要である。薄い方t4o、iμmでも効果は得られる
が技術的′に製造することが難かしい。そのため上層や
効果が充分得られ、かつ技術的にも安定に製造ができる
0、2μm以上が好ましい。
上層の磁性層の厚さが3.!μ廓より厚いと、低域の感
度が不足し、F特バランスが失なわれてしまい、本発明
の効果は得られない。
上層の磁性層のもう一つの重要なテープ特性は表面の平
滑性であるうその評価方法として広い面積の平滑度を表
わすことが可能な表面光沢度で表わした場合、カセット
幅におけるテープ長手方向の表面光沢度は10以上、好
ましくはto以上とすることが有効である。ここで示し
た表面光沢度にスガ試験機■製カセット式デジタル光択
度計GK−IIjDによる値であり角度IAj’の値を
示す。
表面光沢度が10未満では、本発明の重層構成を有して
も、本発明の特徴である全帯域における再生出力を大巾
に向上することは困難である。
上、下層の磁性層を含めた磁気記録媒体としての磁性層
総厚が3.5〜6.oμmの範囲になるように上、下層
の磁性層をコントロールすることが必要である。その結
果として・・イポジション用として低雑音を維持しつつ
全帯域で優れた再生出力を有する磁気記録媒体全提供す
ることができる。
本発明の上層に用いる強磁性金属粉末とは従来公知な方
法(例えば特開昭jコー11.rot号に記載された製
造法)により得られたものが使用でき、強磁性金属粉末
の7!重量%、好ましくは♂O重量−以上が金属分であ
り、該金属分のgo重量%以上が鉄であり、他にコバル
ト、゛ニッケル、クロム、亜鉛、アルミニウム、マンガ
ン等がち選ばれた一種もしくは二種以上の金属を含んで
も良い。金属分以外に1−jHlo、N等を含んでもよ
い。
粒子サイズは短軸方向で平均/!0−400A。
好ましくはλto−ujoλであり、軸比は3〜コOの
範囲のものが使用される。強磁性金属粉末の飽和磁化量
は、該粉末の組成及び還元条件と還元された後の表面処
理によりコントロールされる。
表面処理方法としては例えば空気、酸素、窒素、アンモ
ニアガス、各種酸化剤等により処理される。
一方抗磁力は、該粉末の組成及び粒子サイズ、形状等に
よりコントロールされる。更にBET比表面積は例えば
ゲータイト又は針状の酸化鉄を用いて水素還元処理を施
こして強磁性金属粉末を得る場合には出発材料の比表面
積即ち粒子の長さ及び軸比、形状等を選ぶことによりコ
ントロールされる。
本発明の下層に用いる酸化物磁性粉末は例えば次の方法
によって製造される。即ち針状の酸化鉄磁性粉末(r 
Fe2O3、r F ’e’ 20 aとF e 30
4の中間酸化物等)を強アルカリ水溶液中で水溶性コバ
ルト塩と混合し加熱攪拌することにより酸化鉄粉末上に
水酸化コパル)1吸着させ、水洗乾燥し、空気中あるい
はN2中等で熱処理することにより得られる。比表面積
、抗磁力(Hc )、Sc値は、出発原料の針状酸化鉄
磁性粉末の比表面積、粒子サイズの分布、軸比及び加え
るCo量、熱処理温度によってコントロールされる。
本発明の上層、下層の磁性層には前記の強磁性金属粉末
又は酸化物磁性粉末の他に結合剤(バインダー)、分散
剤、潤滑剤、研摩剤、帯電防止剤、防錆剤等が加えられ
る。
本発明における強磁性金属粉末又は酸化物磁性粉末とバ
インダーとの混合割合は重量比で強磁性金属粉末又は酸
化物磁性粉末100重量部に対して結合剤IO−≠00
重量部好ましくBit〜j0重量部の範囲で使用される
本発明に使用されるバインダーとしては従来公知の熱可
塑性樹脂、熱硬化性樹脂又は反応型樹脂やこれらの混合
物が使用される。
熱可塑性樹脂としては軟化温度が/夕00c以下、平均
分子量がio、ooo−λoo、ooo。
重合度が約2100−2.000程度のもので、例えば
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル塩化ビニリ
デン共重合体、塩化ビニルアクリロニトリル共重合体、
アクリル酸エステルアクリロニトリル共重合体、アクリ
ル酸工λチル塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エス
テルスチレン共重合体、メタクリル酸エステルアクリロ
ニトリル共重合体、メタクリル酸エステル塩化ビニリデ
ン共重合体、メタクリル酸エステルスチレン共重合体、
ウレタンニジストマー、ナイロン−シリ:r y 系樹
脂、ニトロセルロース−ポリアミド樹脂、ポリ弗化ビニ
ル、塩化ビニリデンアクリロニトリル共重合体、ブタジ
ェンアクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリ
ビニルブチラール、セルロース誘導体(セルロースアセ
テートフチレート、セルロースダイアセテート、セルロ
ーストリアセテート、セルロースプロピオ*−ト、ニト
ロセルロース等)、スチレンブタジェン共重合体、ポリ
エステル樹脂、クロロビニルエーテルアクリル酸エステ
ル共重合体、アミノ樹脂、各種の合成ゴム系の熱可塑性
樹脂及びこれらの混合物等が使用される。
熱硬化性樹脂又は反応型樹脂としては塗布液の状態では
soo 、ooo以下の分子量であり、塗布、乾燥後に
加熱することにより、縮合、付加等の反応により分子量
は無限大のものとなる。又、これらの樹脂のなかで、樹
脂が熱分解するまでの間に軟化又は啓融しないものが好
ましい。風体的には例えばフェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリウレタン硬化型樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂
、アルキッド樹脂、シリコン樹脂、アクリル系反応樹脂
、エポキシ−ポリアミド樹脂、ニトロセルロースメラミ
ン樹脂、高分子量ポリエステル樹脂とインシアネートプ
レポリマーの混合物、メタクリル酸塩共重合体とジイン
シアネートプレポリマーの混合物、ポリエステルポリオ
ールとポリインシアネートの混合物、尿素ホルムアルデ
ヒド樹脂、低分子量グリコール/高分子量ジオール/ト
リフェニルメタントリイソシアネートの混合物、ポリア
ミン樹脂及びこれらの混合物等である。
これらの樹脂の例示は特公昭!t−261’90号の公
報に記載されている。
磁性層に添加される分散剤としてはカプリル酸、カプリ
ン酸、ラウリン酸、ばリスチン酸、パルミチン酸、ステ
アリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リ
ルン酸、ステアロール酸等の炭素数12〜/r個の脂肪
酸(Ri C00H1R111−r炭素数//〜17個
のアルキル基);前記の脂肪酸のアルカリ金属(Li、
Na、に等)またはアルカリ土類金属(Mg、 Ca、
Ba )から成る金属石鹸;レシチン等が使用される。
この他に炭素数72以上の高級アルコール、およびこれ
らの他に硫酸エステル等も使用可能である。これらの分
散剤は結合剤ioo重量部に対して/−20重量部の範
囲で添加される。
磁性層に添加される潤滑剤としてはシリコンオイル、カ
ーボンブラックグラフトポリマー、二硫化モリブデン、
二硫化タングステン、炭tJXis〜/J個の一塩基性
脂肪酸と炭素数3〜/2個の一価のアルコールからなる
脂肪酸エステル類、炭素数77個以上の一塩基性脂肪酸
と該脂肪酸の炭素数と合計して炭素数がλ1−23個と
成る一価のアルコールから成る脂肪酸エステル等が使用
できる。これらの潤滑剤は磁性体ioo重量部に対して
0.2〜.20重量部の範囲で添加される。これらにつ
いては特公昭!6−26190号公報等に記載されてい
る。
研磨剤としては一般に使用される材料で溶融アルミナ、
炭化ケイ素、酸化クロム、コランダム、人造コランダム
、ダイアモンド、人造ダイアモンド、ザクロ石、エメリ
ー(主成分:コランダムと磁鉄鉱)等が使用される。こ
れらの研磨剤は平均粒子径が0.01−jμの大きさの
ものが使用され、特に好ましくは0./〜2μである。
これらの研磨剤は磁性体100重量部に対してo、i〜
、20重量部の範囲で添加される。これ等については特
公昭j&−2jslFO号公報等に記載されている。
帯電防止剤としてげサポニンなどの天然界面活性剤:ア
ルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール系
などのノニオン界面活性剤:高級アルキルアミン類、第
q級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環類、ホ
スホニウム又はスルホニウム類などのカチオン界面活性
剤:カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステル基、
燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界面活性剤二
アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコールの
硫酸または燐酸エステル類等の両性活性剤などが使用さ
れる。
これらの界面活性剤は単独または混合して添加してもよ
い。これらは帯電防止剤として用いられるものであるが
、時としてその他の目的、たとえば分散、磁気特性の改
良、潤滑性の改良、塗布助剤として適用される場合もあ
るう 磁性層の形成は有機溶媒に溶解し、塗布溶液として非磁
性支持体上に塗布する。
強磁性金属粉末又は酸化物の磁性粉末及び前述のバイン
ダー、分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤、溶剤等は
混練されて磁性塗料とされる。
混線にあたっては、強磁性金属粉末又は酸化物磁性粉末
及び上述の各成分は全て同時に、ある(・は個々順次に
混線機に投入される。たとえばまず分散剤を含む溶剤中
に磁性粉末を加え所定の時間混練し、しかるのちに残り
の各成分を加え混練をつづげて磁性塗料とする方法など
がある。
混線分散にあたっては各種の混線機が使用される。例え
ば二本ロールミル、三本ロールミル、ボールミル、はプ
ルミル、トロンミル、サイドグラインダー、Szegv
ariアトライグー、高速インペラー分散機、高速スト
ーンミル、高速度衝撃ミル、ディスパー、ニーダ−5高
速ミ=rサー、ホモジナイザー、超音波分散機などであ
る。
混線分散に関する技術は、T、C,PATTON 著の
”Pa1nt Flow and PigmentDi
spersion” (/ 9&4’年、John W
iley& 5ons社発行ンに述べられている。又米
国特許第−よri≠lq号、同2♂j6/34号にも述
べられている。
支持体上へ前記の磁気記録層を塗布する方法としてはエ
アードクターコート、ブレードコート、エアナイフコー
ト、スクイズコート、含浸コート、リバースロールコー
ト、トランスファーロールコート、グラビヤコート、午
スコート、キャストコート、スプレィコート等が利用で
き、その他の方法も可能であり、これらの具体的説明は
朝食書店発行の1−°コーティング工学」2′j3頁〜
コア7頁(昭和4′6・3・20発行)に詳細に記載さ
れている。
塗布の際に使用する有機溶媒としては、アセトン、メチ
ルエチルクトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノン等のケトン系:メタノールエタノール、プロパツ
ール、ブタノール等のアルコール系:酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル、乳酸エチル、酢酸グリコールモノ
エチルエーテル等のエステル系:エーテル、クリコール
ジメチルエーテル、クリコールモノエチルエーテル、ジ
オキサン等のグリコールエーテル系:ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等のタール系(芳香族炭化水素):メチレ
ンクロライド、エチレンクロライド、四環化炭L クロ
ロホルム、エチレンクロルヒドリン、ジクロルベンゼン
等の塩素化炭化水素等のものが使用できる。
この様な方法により、支持体上に塗布された磁性層は必
要により層中の磁性粉末を配向させる処理を処したのち
、形成した磁性層を乾燥する。
この場合、配向磁場は交流または直流で約!Oo−、t
oooガウス程度であり、乾燥温度は約!O〜720°
C程度、乾燥時間は約0.1−10分間程度である。
又必要により表面平滑化加工を施したり、所望の形状に
載断したりして、本発明の磁気記録体を製造する〇 本発明の磁性層は下層と上層の同時塗布も可能であるが
好ましくハ、下層塗布後表面平滑化加工を施こしたのち
その上に上層を塗布する方法が好ましい。
(実施例) 以下に本発明を実施例により更に具体的に説明する。
く下層用磁性塗料の調整〉 上記組成分をボールミルに入れ、5時間混練したのち、
サンドグラインダーで更に1時間分散させトリイソシア
ネート化合物(商品名、日本ポリウレタン社製[コロネ
ートLJ)t−μ重量部加え30分高速剪断分散して下
層用磁性塗料(A、B、C,D、E)とした。
第7表 〈上層用磁性塗料の調整〉 上記組成分をボールミルに入れ、5時間混練したのち、
サンドグラインダーで更に7時間分散させトリイソシア
ネート化合物(商品名、日本ポリウレタン社製[コロネ
ートLJ)を弘重量部加え30分高速剪断分散して上層
用磁性塗料(F%G、H,I、J)とした。
第2表 く磁気テープの製造〉 下層用の磁性塗料A、B、C%D、Et−各々厚さ7j
μのポリエチレンテレフタレートフィルム(表面粗さR
a−o、o+μ)の片面に塗布し、約J、jOθガウス
の磁場全印加しつつ、加熱乾燥した。か(して得た磁気
ウェブをカレンダー処理を行い下層用磁気テープを得た
。このテープ特性を第3表に示す。
次いでこの磁気テープ全適宜選択して用いその上に上層
用磁性塗料F、G、H,I、J、’i用いて塗布を行な
い、約J 、100ガウスの磁場を印加しつつ加熱乾燥
金し声。再度カレンダー処理を行い、オーディオカセッ
ト用のJ 、Imn幅にスリットしてカセットテープを
得た。
なおこの工程において条件を種々変更し第参表に示す如
(、種々の特性を有するカセットテープとした。代表的
な実施例及び比較例の緒特性を第5表に示す。
第1表〜第!表に示した特性値の測定法を以下に示す。
く測定法〉 (a) 抗磁力(Hcン これは測定磁場Hm=、2KOe で測定した値である
缶)飽和磁化量(σS) これは測定磁場Htll = / OK Qp3 で測
定した値である。
(c) △Br 減磁を示し下記式で示される。
ここでBr’はto 0c、タO%RHIC7日間保存
後の残留磁束密度である。
(dl 電磁変換特性 測定デツ−1−はNakamrchi j♂2t−使用
した(バイポジション)。
第5表におけるO d B[富士フィルム製バイポジシ
ョン用力セッ゛トテープFR−IIの値である。
MOLは歪率が3チとなるときの最大出力レベルである
S OL f3 / OK Hzの飽和出力レベルであ
る。
バイアスノイズは聴感補正回路を通した後の出力レベル
である。
トータルダイナミックレンジは ((J/jHzMOL+/(7KHzSQL)/2−バ
イアスノイズ〕で表わす。
(発明の効果) 第5表の結果より本発明の実施例flF特(周波数特性
)バランスがよ< (OdB〜+/、OdBの範囲内)
MOL(3/jHz)JdB以上、5QL(/ 0KH
z )J 、jdB以上とれ、トータルダイナミックレ
ンジも+3.5d13以上あり、本発明の効果が充分得
られていることが判る。
又、経時安定性においても△Brで!チリ下で非常に安
定していることが判る。
以下に比較例について述べる。
’l’−/は上層のテープHeが本発明の範囲より低(
、使用した金属磁性粉末の比表面積も低い場合であるが
、F特が低く、/ OK Hz S Q Lも低く、バ
イアスノイズも高(なっている。
T−31ri下層のテープHCが、本発明の範囲よりも
低い例であるが、感度が高(、F特も低(なっている。
又、A、3KHzのMOLが3/jHzのMOL及び/
 OK HzのSQLよりも低(、中だるみ現像ヲ生じ
ている。
T−μは磁性層総厚が本発明の範囲より低い例であり、
3/jHzMOLが低い値となってしまう。
’l’−7は上層の磁性層の厚さが、本発明の範囲より
厚い例であるが、F特バランスが悪<、3/jtHzM
OLも低(なってしまう、又△Br値も高くなってしま
う。
’l’−10は、磁性層総厚が本発明の範囲より高い例
であり、F特バランスが悪(なる傾向にある。
又△Br値が!チ以上となっている。
’l’−/ /ij下層のテープSc値が本発明の範囲
以下の例であるが、F特バランスが慶<、3tjHzM
OLが低い。
T−/3は、下J−のチーfHcが本発明の範囲より高
い例であるが31jH2のMOLが低い。
T−/弘は上層に使用している強磁性金属粉末の比表面
積が本発明の範囲より高い場合の例であるが、△Brが
非常に悪(なっている。
’l’−/jfi上層のテープHcが本発明の範囲より
高い例であるが、F特バランスが悪<中域(13K H
z M OL )で中だるみ現象がみられる。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 非磁性支持体上に重層の磁性層を塗布してなる磁気記録
    媒体において、該磁性層のうち下層は酸化物磁性粉末を
    用い、抗磁力が1jO〜700へ で、かつSc値(H
    c点における磁化曲線の傾き)が0.70以上の磁性層
    であり、上層はBET法による比表面積が2!〜33m
    1gの強磁性粉末を用い、抗磁力が700−1000e
     、厚さが0.j〜3.3μmの磁性層であり、かつ磁
    性層総厚が3.1−4.0μmであることを特徴とする
    磁気記録媒体。
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