JPS60256406A - 昇降台の脚部組立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、筒状の外部脚体と、内部脚体とから成る昇降
台において前記外部脚体にこれに対して相対的に移動自
在に、転動体を介して前記内部脚体を取付けるための脚
部組立方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、此種の昇降台においては、外部脚体とこれに遊嵌
する内部脚体との間の対向スペースにコロが配置され、
該コロが外部脚体の内壁面に当接している。しかるに脚
体製作時前記対向スペースに若干の誤差が生じてしまう
。

上記スペースに寸法誤差が発生しても上記コロを外部脚
体の内壁案内面に正確に当接させるために、昇降用内部
脚体の外壁面にブラケットを取付け、該ブラケットにコ
ロ位置微動゛調整機構を介してコロを回転自在に軸支し
ている。そして、前記外部脚体の中空部内に前記９　内
部脚体を遊嵌配置したとき、前記コロを前記微動調整機
構によって微動調整して前記外部脚体の内壁案内面に正
確に当接させている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかるに上記方法によると、微動調整機構を設けなけれ
ばならないため、コストが高くなるとともに、コロの微
動調整作業が容易でなかった。しかも、微動調整機構が
偏心軸方式のものだと、コロにかかる荷重によって偏心
軸が回転してしまい、コロが外部脚体の内壁側レール面
に対して圧接しなくなり、脚体間にガタが生じてしまう
。また、微動調整機構がテーパーカム式のものであると
、反対に、コロの外部脚体に対する圧力が増大してしま
い、内部脚体の昇降運動が重くなってしまうという欠陥
が存した。本発明は、上記欠陥を除去することを目的と
するものである。

Ｃ問題点を解決する手段〕 そこで、本発明は、Ｌ型の本体の一方側に規定寸法より
若干大きい外径の転動体をその表面が前記一方何の表裏
面側に突出するように回転自在に軸支しＬ型の本体の他
方側に規　・パ：′定寸法より若干小さい外径の転動体
を前記一方何の転動体の転勤案内方向と一致させ且つ回
転中心軸が前記一方何の転動体の回転中心軸に対して９
０度の角度差を有するようにするとともに、その表面が
前記他方側の表裏面側に突出するように回転自在に軸支
したリテーナと、規定寸法より若干大きな外径の転動体
と、該転動体と同径の転動体とが互いの転勤案内方向を
同一とし且つ互いの回転中心軸線が直角の角度差を有す
るようにＬ型の本体の一方側と他方側にそれぞれ取付け
られたリテーナと、規定寸法より若干小さな外径の転動
体と、これと同径の転動体とが互いの転勤案内方向を同
一とじ且つ互いの回転中心軸線が直角の角度差を有する
ようＬ型の本体の一方側と他方側にそれぞれ取付けられ
たリテーナとを各転動体に外径区別表示を付して複数用
意し、筒状の外部脚体の中空部に内部脚体を遊嵌し、該
脚体間の壁面対向スペースに適合する転動体を備えたリ
テーナを、前記複数用意したリテーナのうちから選択し
、該選択したリテーナを適宜前記スペースの寸法に応じ
て組み合わせて前記スペース内に配置し、前記リテーナ
に取付けられている転動体の表面を前記外部脚体の内壁
面側と前記内部脚体の外壁面側に当接して、前記内部脚
体の外壁面を前記外部脚体の内壁面に、これに対して相
対的に昇降自在に、前記転動体を介して密嵌させるよう
にしたことを特徴とするものである。

〔作用〕

上記の如く構成したことにより、コロ位置微動調整機端
を用いなくとも、外部脚体と内部脚体間の対向スペース
の誤差に応じて、各種寸法の径の転動体を有するリテー
ナを選択し、該リテーナを適宜組み合わせれば、前記脚
体の壁面に正確に転動体の表面を対接させることができ
る。

【実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す昇降製図台を参照
して説明する。

２は基台４に立設された四角筒型の外部脚体であり、こ
れの内部の中空部に四角筒型の内部脚体６が遊嵌配置さ
れている。前記内部脚体６の上端には図板支持枠８が取
付けられている。前記外部脚体２の内壁面には薄い鉄板
１０が固着され、該鉄板１０は転動体案内面を形成して
いる。第３図及び第４図において、１２は横断面形状り
型の長尺状のスチール製板状部材から成るリテーナ本体
であり、これの互いに直角な両側壁にはコロ配置用の長
孔１４がそれぞれ２個づつ合計４個透設されている。１
６は前記各長孔１４の両側に位置して本体１２に突設さ
れた突片であり、これらに、コロから成る転動体１８が
回転自在に嵌着する支軸２０が架設されている。上記リ
テーナ本体１２＆；取付けられた８個の転動体１８は、
それらの転勤案内方向が同一に設定され、且つ、リテー
ナ本体１２の一方の側壁１２ａの転動体１８の支軸２０
即ち回転中９　心軸線と、他方の側壁１２ｂの転動体１
８の支軸２０とは９０度の角度差を有している。

上記転動体１８は外径の異なる２種類のタイプのものが
用意されている。一つのタイプは、規定の外径寸法に比
し若干大径に設定され、他のタイプは、規定の外径寸法
に比し若干小径に設定されている。上記規定の外径寸法
とは、内部脚体６の外壁面と外部脚体２の内壁面との間
の対向スペースが正確に設定された状態において該無誤
差対向スペースに、適圧で正確に配置される転動体の外
径寸法のことである。上記転動体１８は、そのタイプに
従って色による外径区別表示が施されている。規定の外
径寸法より大きな転動体は赤色に着色され、規定の外径
寸法より小さな転動体は白色に着色されている。本実施
例では、上記外径の異なる転動体の組み合わせによって
、３つのタイプのリテーナが用意されている。１つのタ
イプのリテーナは、一方の側壁１２ａに白色の転動体１
８が取付けられ、他方の側壁１２　’ｂに赤色の転動体
１８が取付けられて　１・ｉ：いる。説明上、このリテ
ーナをＡタイプと呼称する。他のタイプのリテーナは、
側Ｍ１２ａ、１２ｂに赤色のみの転動体１８が取付けら
れている。このリテーナをＢタイプと呼称する。他のタ
イプのリテーナは側壁１２ａ。

１２ｂに白色のみの転動体１８が取付けられている。こ
のリテーナをＣタイプと呼称する。

合について説明する。　・ まず、内部脚体６を外部脚体２内に遊麻配置する。次に
内部脚体６と外部脚体２間の対向スペースに応じてリテ
ーナを選択し、該選択したリテーナを第１図に示す如く
外部脚体２と内部脚体６の各コーナー間に配置する。

リテーナの組み合わせの一例を以下に説明する。第１図
中、対向スペースａ、ｂ、ｃ、ｄが規定寸法と正確に一
致している場合には、スペースａに赤色転動体１８を配
置したらスペースｂに白色転動体１８を配置し、スペー
スＣに赤色転動体１８を配置したら、スペースｄには白
色転動体１８が配置される。従って、この場合、Ａ、Ｂ
、Ｇの全てのタイプのリテーナが選択される。対向スペ
ースａ、ｂ。

ｃ、ｄが規定寸法より小さい場合には、Ｃタイプのみの
リテーナが選択され、対向スペースａｌ　ｂ、ｃ、ｄが
規定寸法より大きい場合には、Ｂタイプのみのリテーナ
が選択される。

リテーナ本体１２を１脚体２，６の各コーナーに配置す
ると、各リテーナの転動体１８の表面が、外部脚体２の
内壁面側の薄い鉄板から成る転動体案内面と、内部脚体
６の外壁面とに８方向位置で、適圧で当接する。上記し
た構成において、内部脚体６を上下方向に加圧すると、
内部脚体６は、転動体１８の転勤によって外部脚体２に
沿って昇降する。尚、本発明は、昇降製図台に利用範囲
が限定されるものでなく、第６図に示す如く、基台２２
に立設された外部脚体２４と、内部脚体２６と、該内部
脚体２６の上端に医療器具を載置又は駒行オろかめの針
雪妬９只か漕÷転ぼ脩ＪＢ　ｉｆ用の昇降台その他、椅
子等にも応用することができる。また、内部脚体６の下
端を基台４に固設し、外部脚体２を内部脚体６に対して
昇降自在と成し、該外部脚体２の上端に図板支持枠、載
置板、腰掛は部等を取付けるようにしても良い。

〔発明の効果〕

本発明は上述の如く、規定寸法より若干大きな外径と、
規定寸法より若干小さな外径の転動体を適宜組み合わせ
た三種類のリテーナを複数用意し、このリテーナを適宜
選択して外部脚体と内部脚体間に嵌合配置するようにし
たので、コロ位置微動調整機構を用いることなくガタの
ない適宜の圧力で外部脚体内に内部脚体を嵌合支持せし
めることができる効果が存する。

【図面の簡単な説明】

１・）　第１図は横断面図、第２図は縦断面図、第３図
はリテーナの平面図、第４＠は同、正面図、第５図は昇
降製図台の外観図、第６図は医療器具用昇降台の外観図
である。 ２・・・・外部脚体、　４・・・・基台、　６・・・・
内部脚体、　８・・・・図板支持枠、１０・・・・鉄板
、１２・・・・リテーナ本体、１４・・・・長孔、１６
突片、１８・・・・転動体、２０・・・・支軸 特許出願人　小　村　清　− 第５ｍ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、Ｌ型の本体の一方側に規定寸法より若干大きい外径
   の転動体をその表面が前記一方側の表裏面側に突出する
   ように回転自在に軸支しＬ型の本体の他方側に規定寸法
   より若干水さい外径の転動体を前記一方側の転動体の転
   勤案内方向と一致させ且つ回転中心軸が前記一方側の転
   動体の回転中心軸に対して６０度の角度差を有するよう
   にするとともに、その表面が前記他方側の表裏面側に突
   出するように回転自在に軸支したリテーナと、規定寸法
   より若干大きな外径の転動体と、該転動体と同径の転動
   体とが互いの転勤案内方向を同一とし且つ互いの回転中
   心軸線が直角の角度差を有するようにＬ型の本体の一方
   側と他方側にそれぞれ取付けられたリテーナと、規定寸
   法より若干水さな外径の転動体と、これと同径の転動体
   とが互いの転勤案内方向を同一とし且つ互いの回転中心
   軸線が直角の角度差を有するようＬ型の本体の一方側と
   他方側にそれぞれ取付けられたリテーナとを各転動体に
   外径区別表示を付して複数用意し、筒状の外部脚体の中
   空部に内部脚体を遊嵌し、該脚体間の壁面対向スペース
   に適合する転動体を備えたリテーナを、前記複数用意し
   たリテーナのうちから選択し、該選択したリテーナを適
   宜前記スペースの寸法に応じて組み合わせて前記スペー
   ス内に配置し、前記リテーナに取付けられている転動体
   の表面を前記外部脚体の内壁面側と前記内部脚体の外壁
   面側に当接して、前記内部脚体の外壁面を前記外部脚体
   の内壁面に、これに対して相対的に昇降自在に、前記転
   動体を介して密嵌させるようにしたことを特徴とする昇
   降台の脚部組立方法。