JPS60255463A - 印字ヘツド加熱制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーマルプリンタにおける印字ヘッドの加熱制
御を改良する印字ヘッド加熱制御方式に関する。

サーマルプリンタは印字ヘッドン加熱し、この加熱によ
りサーマルリボンのインフケ、用紙に転写して印字する
が、転写の際に生ずるスティック現象の防止が要求され
ている。

〔従来の技術〕

サーマルプリンタは、文字発生器からのドツト信号に基
づく所定パルル幅のパルス信号Ｚ印字ヘッドへ供給し、
これにより印字ヘッドを加熱して、ドツト印字乞行う。

すなわち印字ヘッドの発熱体ン発熱させ、ヘッドに近接
するサーマルリボンのインク乞溶解して、これ乞謀体（
用紙）に転写して印字ン行う。

（発明が解決しようとする問題点〕 上記のサーマルプリンタにおいては、印字の際に、サー
マルブリンク特有のスティック現象を生ずるが、これを
第３図によって説明する。

第３図（ａｔに示す如く、サーマルヘッド（以下ヘッド
と呼ぶ）の発熱体部１にパルスＰＹ加えることにより、
サーマルリボン（以下リボンと呼ぶ）２のインクの一部
が溶解され、これが周章３に転写される。この加熱の際
、第３図（ｂｌに示すように発熱体部１とリボンの裏側
とが熱のために付着し、リボン２の復元力が発熱体部１
の付着力より優ると、リボン２の付着部（ハ）がヘッド
゛（発熱体部１）乞離脱し、この離脱の際、リボン２が
用紙３０表面ン叩く現象ン生ずる。これによりインクか
用紙面に付着し、第３図（ｄｌに示１−如く汚れ部分に
）か用紙面に残る。

以上のように従来のサーマルプリンタでは、スティック
現象により用紙上に汚れケ生じ印字品質上記の問題点は
、発熱体を有する印字ヘッドに印字ン指定するドツト信
号に基づく第１のパルスケ供給して発熱させ、該発熱に
より溶解された印字用リボンのインクを用紙上に転写し
て印字するプリンタにおいて、前記ドツト信号ン判別す
る手段と、予熱用の第２のパルスを発生する手段と、該
第２のパルスを前記印字ヘッドへ供給する制御手段とン
備え、前記印字を指定するドツト信号ン判別し、該ドツ
ト信−１？ｙに基づく卯、１のパルスを前記印字ヘッド
へ供給する時点以前の時点に、前記第２のパルスケ該印
字ヘッドへ供給せしめる本発明の印字ヘッド加熱制御方
式によって解決される。

［作用〕 以上の如き本発明による加熱制御手段は、印字に先立っ
て印字ヘッド及びその周辺を予め加熱しておくので、印
字用のサーマルリボンが印字ヘッドに付着する現象を生
ずることがない。

〔実施例〕

以下、本発明ケ図面によって説明する。第１図は本発明
の一実施例を説明するブロック図、第２図は本発明の一
実施例〉説明する信号波形図である。第１図において、
制御装置２からの文字コードＣＨケ受けた文字発生器３
は、該文字コードαに対応するドツトパタンデータＤχ
出力する。このドツトパタンデータ（１６Ｘ］　６ドツ
ト）Ｄは、バッファ４に格納される。

制御部５は、このバッファ４内のドツトパタンデータＤ
ＹＩライン（１６ドツト）単位で読出し、これケレジス
タ６にセットする。例えば第１ラインＬｌのドツトデー
タが図示の如く１ドツト間隔で印字するデータ（ｒｌ−
＋が印字情報）のとき、判別部７がこれ乞判別すると、
制御信号Ａを発してパルス発生部８を起動させる。これ
により発生されたパルスＱがヘッド制御部９へ送られる
が、このパルスＱは予熱用のパルスであり、第２図に示
すように加熱用のパルスＰよりパルス幅の狭いパルス信
号である。従って第】図におけるヘッド部】０の発熱体
（図示していない）が予熱される。

第１図において、次に判別ｓ７が制御信号Ｂにより制御
部５Ｙ起動すると、２個のシフトパルスＳか出力され、
これにより、レジスタ６内のドツトデータａ＋（ｒｏＪ
　）及びｄｌ（Ｉｌｌ）がパルス発生＄１０へ送られる
。パルス発生部１１はドツトデータが「１」のときにの
みパルスＰＹ出力するりで、１個の加熱用のパルスＰが
出力される。このパルスＰは、ヘッド制御部９へ送られ
、これＫよりヘッド１０が加熱されドツト印字が行われ
る。

第２図（ｂ）は、１ドツトおきの加熱制御の例を示した
ものであシ、時刻ｔｏのパルスＱにより、ヘッドが予熱
されたのち、時刻ｔ、のパルスＰＫよシ、ヘッドが加熱
（さらに温度上昇）されて、ドツト印字が行われる。

再び第１図において、前記した如“くレジスタ６内にセ
ットされた第１ラインＬ１　のデータは１ドツトおきに
印字するデータであるので、パルスＱとＰとは、第２図
（ｂ）に示す如く、前後して、ヘッド制御部９へ供給さ
れる。

バッファ４から取出されたドツトデータｄが「１００１
００１００１００・・・・・・」の如く２ドツト間隔の
データの場合には、第１図（ａ）に示すように、加熱用
のパルスＰの直前の時刻ｔｏのときＫのみ、予熱用のパ
ルスＱを発生させる。

またドツトデータが　［１１１１１１・・・・・・ＩＩ
Ｊの如くドツトデータ［１−１が連続するときには、第
２図ｆｃｌに示す如く時刻ｔｏのときにのみ、予熱用の
パルスＱＹヘッド制御部９へ供給する。すなわち第１図
における判別部７は、制御信号ＥＹヘッド制御部へ送っ
て、このパルスＰ及びＱのヘッド１０への供給ン制御す
る。

以上のように本発明は、加熱用のパルスＰの他に予熱用
のパルス発生部いて、ヘッドの加熱制御７行うが、これ
は次の理由による。すなわち印字するドツトデータが連
続しているとき程、スティック現象Ｚ生じない。換言す
ればヘッドヶ含む印字部分が温まっている程、スティッ
ク現象が生じない事実がある。従りて、印字するドツト
データが間欠的の場合には、ヘッドの加熱（パルスＰに
よる加熱）の直前に、パルスＱによって予熱しておけば
ステイク現象の発生Ｙ防止できることになる０ パルスＱのパルス幅はパルスＰのパルス幅よりも小であ
り、これン第２図に示す如く発生させる。

■　印字ピント「日が間欠的（少なくとも２つ以上のｒ
ｅ−ＩＹ含むデータ）ときには、第２図（ａ）に示す如
く、パルスＰの直前の時刻ｔｏのときにのみパルスＱＹ
ヘッドに供給して予熱する。

■　従って印字データが「０１０１０１０１・・・・・
・」の如く、印字ドツト「１」が１つおきのときには、
第２図（ｂ）に示す如く、各パルスＰの直前の時刻給毎
に、パルスＱをヘッドに供給して予熱する。

■　これに対し印字データが「】１１１・・・・１１１
」の如く、印字ドツト「１」が連続するときには、第２
図（ｃｌに示す如く、時刻ｔ、の直前の時刻ｔｏの時点
にのみ、１個のパルスＱＹヘッドへ供給すればよい（最
初だけ予熱しておけばよい）。

（発明の効果〕 本発明による加熱制御手段は、スティック現象の発生を
防止し、印字品質ン著しく向上する効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例ケ説明するブロック図、 第２図は本発明の一実施例〉説明する信号波形図、 第３図は従来例の説明図、 図において、 】は発熱体、２は制御装置、３は文字発生器、４はバッ
ファ、５は制御部、６はレジスタ、７は判別部、８．１
１はパルス発生部、９はヘッド制御部、１０はヘッド、
１２は用紙、Ａ、Ｂ、Ｅは制御信号、ＣＨは文字コード
、Ｄはドツトバタンデータ、ｄ、ｄ、、ｄ２はドツトデ
ータ、ＬＩ　Ｌｌｌｌはラインデータ、Ｐは加熱用のパ
ルス、Ｑは予熱用のパルス、Ｓはシフトパルス、Ｔは印
字間隔時間、’０＋’ｌ＋　’２＋ｔＢｒ’４は時刻ケ
示す。 代理人　弁理士　松　岡　宏四部 ￥２図　（０−） （ｄ−） 菓３珂

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発熱体を有する印字ヘッドに印字を指定するドツト信号
   に基づく第１のパルス！供給して発熱させ、該発熱によ
   り溶解された印字用リボンのインクＸ用紙上に転写して
   印字するプリンタにおいて、前記ドツト信号を判別する
   手段と、予熱用の第２のパルスン発生する手段と、該第
   ２のパルスを前記印字ヘッドへ供給する制御手段とン備
   え、前記印字ケ指定するドツト信号ン判別し、咳ドツト
   信号に基づく第１のパルス乞前記印字ヘッドへ供給する
   時点以萌の時点に、前記第２のパルスを該印字ヘッドへ
   供給せしめることン特徴とする印字ヘッド加熱制御方式
   。