JPS602541Y2 - 二重効用吸収冷凍機 - Google Patents
二重効用吸収冷凍機Info
- Publication number
- JPS602541Y2 JPS602541Y2 JP3274179U JP3274179U JPS602541Y2 JP S602541 Y2 JPS602541 Y2 JP S602541Y2 JP 3274179 U JP3274179 U JP 3274179U JP 3274179 U JP3274179 U JP 3274179U JP S602541 Y2 JPS602541 Y2 JP S602541Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- liquid
- temperature generator
- absorber
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は二重効用吸収冷凍機に関するもので、特に起動時
およびＯＮ −ＯＦ Ｆ制御時の吸収液の循環を円滑に
行い吸収液ポンプのキャビテーショントラブル及び分離
器内の液面の過上昇を防止することを目的とする。
およびＯＮ −ＯＦ Ｆ制御時の吸収液の循環を円滑に
行い吸収液ポンプのキャビテーショントラブル及び分離
器内の液面の過上昇を防止することを目的とする。
一般に大容量の二重効用吸収冷凍機においては、高温発
生器に液面リレーを設置して吸収液ポンプの発停を行い
、高温器胴側の液面を保持しているが、小容量機におい
ては空気漏入の影響が大きいため液面リレーの設置が困
難である。
生器に液面リレーを設置して吸収液ポンプの発停を行い
、高温器胴側の液面を保持しているが、小容量機におい
ては空気漏入の影響が大きいため液面リレーの設置が困
難である。
しかしながら比較的小容量の二重効用吸収冷凍機におい
て立上り時及び容量制御による燃焼ＯＦＦ時、高温発生
器及び分離器の圧力が低いときに吸収液ポンプによる高
温発生器側への揚液量が多過ぎると分離器の液面が上昇
し、冷媒蒸気に吸収液が混入して冷凍能力が減少すると
共に分離器から高温熱交換器、低温発生器及び低温熱交
換器を経由して吸収器に戻る吸収液の流れが悪くなりそ
のために吸収器が空になって吸収液ポンプがキャビテー
ションを起す欠点がある。
て立上り時及び容量制御による燃焼ＯＦＦ時、高温発生
器及び分離器の圧力が低いときに吸収液ポンプによる高
温発生器側への揚液量が多過ぎると分離器の液面が上昇
し、冷媒蒸気に吸収液が混入して冷凍能力が減少すると
共に分離器から高温熱交換器、低温発生器及び低温熱交
換器を経由して吸収器に戻る吸収液の流れが悪くなりそ
のために吸収器が空になって吸収液ポンプがキャビテー
ションを起す欠点がある。
本案は上記の点に鑑みてなされたもので以下図に示す実
施例について説明する。
施例について説明する。
１は燃焼器２により稀液を加熱する高温発生器、３は前
記高温発生器１から気泡により揚液された稀液より冷媒
蒸気を分離する分離器、４は前記分離器３から送出され
た冷媒蒸気を熱源として中間液を再熱し更に冷媒を分離
する低温発生器、５は冷却器６により分離器３と低温発
生器４から流入する冷媒を冷却し且つ凝縮する凝縮器、
７は前記凝縮器５からの液冷媒を散布し気化させる際の
潜熱を利用して冷水器８から冷房用冷水を得るようにし
た蒸発器、９は前記低温発生器４で中間液から冷媒が分
離された後の濃液を散布して器内の冷媒蒸気を吸収する
ことにより前記蒸発器７の内部を低圧に維持し連続した
冷水の供給を行なえるようにした吸収器、１０及び１１
は低温と高温の溶液熱交換器、１２はレベルタンクでこ
れらは揚液管１３、冷媒蒸気配管１４，１５、冷媒液流
下管１６、吸収液ポンプ１７を有する極液管１８．１９
．２０、中間液管２１及び濃液管２２により配管接続し
て冷凍サイクルを構成すると共に前記分離器３とレベル
タンク１２は下部内面にオリフィス２３を有した均圧管
２４により連通している。
記高温発生器１から気泡により揚液された稀液より冷媒
蒸気を分離する分離器、４は前記分離器３から送出され
た冷媒蒸気を熱源として中間液を再熱し更に冷媒を分離
する低温発生器、５は冷却器６により分離器３と低温発
生器４から流入する冷媒を冷却し且つ凝縮する凝縮器、
７は前記凝縮器５からの液冷媒を散布し気化させる際の
潜熱を利用して冷水器８から冷房用冷水を得るようにし
た蒸発器、９は前記低温発生器４で中間液から冷媒が分
離された後の濃液を散布して器内の冷媒蒸気を吸収する
ことにより前記蒸発器７の内部を低圧に維持し連続した
冷水の供給を行なえるようにした吸収器、１０及び１１
は低温と高温の溶液熱交換器、１２はレベルタンクでこ
れらは揚液管１３、冷媒蒸気配管１４，１５、冷媒液流
下管１６、吸収液ポンプ１７を有する極液管１８．１９
．２０、中間液管２１及び濃液管２２により配管接続し
て冷凍サイクルを構成すると共に前記分離器３とレベル
タンク１２は下部内面にオリフィス２３を有した均圧管
２４により連通している。
而して２５は分離器３と吸収器９を接続する溶液導管で
該導管には高温発生器１の液温を検出するサーモスタッ
ト２６により開閉制御される電磁弁２７を設けている。
該導管には高温発生器１の液温を検出するサーモスタッ
ト２６により開閉制御される電磁弁２７を設けている。
また冷水器８の出口温度を検出するサーモスタット２８
により燃焼器２の制御弁２９を開閉するようにしている
。
により燃焼器２の制御弁２９を開閉するようにしている
。
上記の構成において、起動時及び冷水器８の出口温度が
設定値以下となり燃焼器２の制御弁２９がＯＦＦとなっ
ている時、高温発生器の液温か例えハ１２０℃以下では
サーモスタット２６からの信号で電磁弁２７を開き、分
離器３に上昇した溶液を溶液導管２５より直接吸収器９
に戻して前記分離器３の液面が極力下がるようにすると
共に吸収器９の液面はなるべく高くなるようにする。
設定値以下となり燃焼器２の制御弁２９がＯＦＦとなっ
ている時、高温発生器の液温か例えハ１２０℃以下では
サーモスタット２６からの信号で電磁弁２７を開き、分
離器３に上昇した溶液を溶液導管２５より直接吸収器９
に戻して前記分離器３の液面が極力下がるようにすると
共に吸収器９の液面はなるべく高くなるようにする。
そして前記高温発生器１の液温か上昇してサーモスタッ
ト２６による検出温度が１２０℃以上となれば前記電磁
弁２７を閉じ通常運転となるようにしている。
ト２６による検出温度が１２０℃以上となれば前記電磁
弁２７を閉じ通常運転となるようにしている。
本案は上述の如く高温発生器、分離器、低温発生器、凝
縮器、蒸発器、吸収器及び溶液交換器等を接続して冷凍
サイクルを構成するものにおいて、前記分離器と吸収器
の間に電磁弁を有した溶液導管を接続すると共に前記高
温発生器の液温を検出するサーモスタットにより前記電
磁弁を開閉制御するようにしたものであるから、高温発
生器および分離器の圧力が低い場合には溶液導管に設け
た電磁弁を開いて分離器内の吸収液が流れの抵抗の小さ
い溶液導管を通って吸収器へ流れるようにすることによ
り、言い代えれば、分離器内の吸収液が溶液熱交換器や
低温発生器などの流れの抵抗の大きい流路をバイパスし
て吸収器へ流れるようにすることにより、分離器の過度
の液面上昇と吸収液ポンプのキャビテーションを防止し
、冷凍能力の低下並びに吸収液ポンプの故障を未然に防
止することが出来る。
縮器、蒸発器、吸収器及び溶液交換器等を接続して冷凍
サイクルを構成するものにおいて、前記分離器と吸収器
の間に電磁弁を有した溶液導管を接続すると共に前記高
温発生器の液温を検出するサーモスタットにより前記電
磁弁を開閉制御するようにしたものであるから、高温発
生器および分離器の圧力が低い場合には溶液導管に設け
た電磁弁を開いて分離器内の吸収液が流れの抵抗の小さ
い溶液導管を通って吸収器へ流れるようにすることによ
り、言い代えれば、分離器内の吸収液が溶液熱交換器や
低温発生器などの流れの抵抗の大きい流路をバイパスし
て吸収器へ流れるようにすることにより、分離器の過度
の液面上昇と吸収液ポンプのキャビテーションを防止し
、冷凍能力の低下並びに吸収液ポンプの故障を未然に防
止することが出来る。
また、本案は、溶液導管に電磁弁を備え、この電磁弁で
分離器と吸収器の間を液封しているので、溶液導管を小
型の二重効用吸収冷凍機の標準の高さよりも短かく垂設
できる利点も有している。
分離器と吸収器の間を液封しているので、溶液導管を小
型の二重効用吸収冷凍機の標準の高さよりも短かく垂設
できる利点も有している。
図面は本案による二重効用吸収冷凍機の回路構成図であ
る。 １・・・高温発生器、３・・・分離器、４・・・低温発
生器、９・・・吸収器、１０．１１・・・溶液熱交換器
、１７・・・吸収液ポンプ、２５・・・溶液導管、２７
・・・電磁弁、２６・・・サーモスタット。
る。 １・・・高温発生器、３・・・分離器、４・・・低温発
生器、９・・・吸収器、１０．１１・・・溶液熱交換器
、１７・・・吸収液ポンプ、２５・・・溶液導管、２７
・・・電磁弁、２６・・・サーモスタット。
Claims (1)
- 高温発生器、分離器、低温発生器、凝縮器、蒸発器、吸
収器及び溶液熱交換器等を接続して冷凍サイクルを構成
するものにおいて、前記分離器と吸収器の間に電磁弁を
有した溶液導管を接続すると共に前記高温発生器の液温
を検出するサーモスタットにより前記電磁弁を開閉制御
することを特徴とする二重効用吸収冷凍機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274179U JPS602541Y2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 二重効用吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274179U JPS602541Y2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 二重効用吸収冷凍機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55133175U JPS55133175U (ja) | 1980-09-20 |
| JPS602541Y2 true JPS602541Y2 (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=28886822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274179U Expired JPS602541Y2 (ja) | 1979-03-13 | 1979-03-13 | 二重効用吸収冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602541Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-13 JP JP3274179U patent/JPS602541Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55133175U (ja) | 1980-09-20 |
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