JP2951245B2 - 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置 - Google Patents

吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置

Info

Publication number
JP2951245B2
JP2951245B2 JP7252231A JP25223195A JP2951245B2 JP 2951245 B2 JP2951245 B2 JP 2951245B2 JP 7252231 A JP7252231 A JP 7252231A JP 25223195 A JP25223195 A JP 25223195A JP 2951245 B2 JP2951245 B2 JP 2951245B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
low
cooling
valve
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7252231A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0989412A (ja
Inventor
克人 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP7252231A priority Critical patent/JP2951245B2/ja
Publication of JPH0989412A publication Critical patent/JPH0989412A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2951245B2 publication Critical patent/JP2951245B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、臭化リチウムな
どの水溶液を吸収液とする吸収式冷凍装置を用いた冷暖
房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置で
は、冷房運転時は、再生器において、バーナで加熱して
低濃度吸収液を沸騰させ、高濃度吸収液と冷媒とに分離
する。蒸発器において、内部を空調用熱媒体としての冷
温水が流れる蒸発コイルに冷媒液を散布して蒸発させる
とともに冷温水を冷却する。蒸発した冷媒は、吸収器に
おいて内部を排熱用の冷却水が流れる冷却コイルに吸収
液を散布して吸収させる。冷媒を吸収して低濃度化した
低濃度吸収液は、吸収液ポンプを設けた低濃度吸収液流
路から前記再生器に戻る。
【0003】暖房運転時は、再生器において吸収液を加
熱し、吸収液ポンプを作動させて、加熱吸収液を暖房用
電磁弁付き暖房用吸収液流路を介して蒸発器に供給す
る。加熱吸収液は、蒸発器内で蒸発コイル内を流れる空
調用熱媒体としての冷温水を加熱する。その後、加熱吸
収液は、吸収液ポンプを設けた低濃度吸収液流路から前
記再生器に戻る。この暖房運転の停止時には、暖房用電
磁弁を閉弁させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、暖房運転中は、
暖房用電磁弁の電磁ソレノイドに常時通電していたの
で、電磁ソレノイドの発熱で弁体付近の吸収液が晶析し
て吸収液の流通抵抗が増大したり、暖房用電磁弁の作動
不良が発生する不具合が生じ易い問題があった。この発
明の目的は、暖房用電磁弁の電磁ソレノイドでの発熱を
低減でき、吸収液の晶析が有効に防止できる吸収式冷凍
装置を用いた冷暖房装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、冷房運転時
は、再生器において低濃度吸収液を高濃度吸収液と冷媒
とに分離し、蒸発器において、内部を空調用熱媒体とし
ての冷温水が流れる蒸発コイルに冷媒液を散布して蒸発
させるとともに前記冷温水を冷却し、吸収器において、
内部を排熱用の冷却水が流れる冷却コイルに吸収液を散
布して蒸発した冷媒を吸収させ、冷媒を吸収して低濃度
化した低濃度吸収液を低濃度吸収液流路に設けた吸収液
ポンプにより前記再生器に戻し、暖房運転時は、前記再
生器において吸収液を加熱し、前記吸収液ポンプを作動
させて、加熱吸収液を暖房用電磁弁付き暖房用吸収液流
路を介して前記蒸発器に供給するとともに、前記低濃度
吸収液流路に設けた前記吸収液ポンプにより前記再生器
に戻すことにより、前記蒸発コイル内を流れる前記冷温
水を加熱する吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置におい
て、前記暖房用電磁弁は、前記暖房用吸収液流路に設け
た弁口と、該弁口を開閉する弁体と、通電時に前記弁体
を開弁方向に付勢する電磁ソレノイドと、前記弁体に背
設されるとともに、前記低濃度吸収液流路を流れる低濃
度吸収液の温度により前記弁体を変位または変形させる
感温変形手段とからなり、暖房運転開始時において、前
記弁体は前記電磁ソレノイドで吸引されて前記弁口を開
弁し、つぎに前記低濃度吸収液流路を流れる加熱吸収液
で加熱された前記感温変形手段の変形により開弁状態を
維持することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明では、前記感温変形
手段は、前記弁体を付勢するように配設されるととも
に、前記低濃度吸収液流路を流れる低濃度吸収液の温度
により前記弁体への付勢力を変化させる形状記憶合金製
スプリングであることを特徴とする。請求項3に記載の
発明では、前記感温変形手段は、前記低濃度吸収液流路
を流れる低濃度吸収液の温度により前記弁口を開く形状
記憶合金製弁体であることを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明では、前記吸収式冷
凍装置は、前記低濃度吸収液流路を流れる加熱吸収液の
温度センサと、該温度センサの出力により前記暖房用電
磁弁を制御する制御装置とを有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、前記弁体と前記電磁ソレノ
イドとの嵌合面をOリングでシールしたことを特徴とす
る。
【0008】
【発明の作用・効果】この冷暖房装置では、吸収式冷凍
装置の暖房運転時において、暖房用吸収液流路に設けた
弁体を低濃度吸収液流路に配された形状記憶合金製スプ
リング、形状記憶合金製弁体等の感温変形手段の特性ま
たは形態の変化を利用して開弁保持させているので、暖
房運転時において電磁ソレノイドの発熱で弁体付近の吸
収液が高温なり、晶析が発生して流路の閉塞が生じるこ
とを有効に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は吸収式冷凍装置100を用
いた冷暖房装置200を示し、クーリングタワー(冷却
塔)CTを備えるとともに、室内器CUが付設されてい
る。吸収式冷凍装置100は、高温再生器1および低温
再生器2を備え、高温再生器1の下方には、加熱源とし
てのガスバーナBが配置されている。低温再生器2の外
周には吸収器3および蒸発器4が設けられ、蒸発器4の
上方には凝縮器5が設置されている。
【0010】高温再生器1は、ガスバーナBによって加
熱され、内部の低濃度吸収液を沸騰させる加熱タンク1
1と、該加熱タンク11の頂部から上方に延長され、冷
媒蒸気と、該冷媒蒸気の蒸発により濃化した中濃度吸収
液とを分離する中濃度吸収液分離筒12とを有する。中
濃度吸収液分離筒12の外周には、冷媒蒸気を回収する
縦型円筒形の気密性冷媒回収タンク10が設けられてい
る。
【0011】低温再生器2は、冷媒回収タンク10の外
周に偏心して設置した縦型円筒形の低温再生器ケース2
0を有する。低温再生器ケース20は、天井に冷媒蒸気
出口21が設けられるとともに、頂部が中濃度吸収液分
離筒12の底部121と中濃度吸収液流路L1 により連
結されている。低温再生器ケース20内には、圧力差に
より底部121から熱交換器Hを介して中濃度吸収液が
供給され、冷媒回収タンク10の外壁を熱源として再沸
騰し、冷媒蒸気と高濃度吸収液とに分離される。
【0012】低温再生器ケース20の外周には、縦型円
筒形で気密性の蒸発・吸収ケース30が同心的に配さ
れ、蒸発・吸収ケース30は上方に延設されて凝縮器ケ
ース50となっている。冷媒回収タンク10、低温再生
器ケース20、蒸発・吸収ケース30は、底板13に一
体に溶接されて冷凍機本体101を形成している。低温
再生器ケース20の上部は、気液分離部22となってお
り、冷媒蒸気出口21および隙間5Aを介して凝縮器ケ
ース50内と連通している。
【0013】吸収器3は、蒸発・吸収ケース30内の内
側部分内に縦型円筒状に巻設した冷却コイル31を配置
し、その上方に該冷却コイル31に高濃度吸収液を散布
するための高濃度吸収液散布具32を装着してなる。吸
収器3は、冷房運転時に使用され、冷却コイル31内に
は、冷却塔CTで冷却された排熱用冷却水が循環してい
る。
【0014】低温再生器2の高濃度吸収液受け部23
は、熱交換器Hを介して高濃度吸収液流路L2 により、
高濃度吸収液散布具32へ連結している。高濃度吸収液
散布具32は、高濃度吸収液が圧力差により流入し、流
入した高濃度吸収液は、冷却コイル31の上端に散布さ
れ、冷却コイル31の表面に付着して膜状になり、重力
の作用で下方に流下して行く。吸収器3の底部33と加
熱タンク11の底部との間は、熱交換器Hおよび吸収液
ポンプP1 が装着された低濃度吸収液流路L3 で連結さ
れている。
【0015】蒸発器4は、蒸発・吸収ケース30内の冷
却コイル31の外周に、縦型円筒形で連通口付き仕切壁
40を設け、該仕切壁40の外周に、内部を冷暖房用の
冷温水が流れる縦型円筒形の蒸発コイル41を配設し、
その上方に冷媒散布具42を取り付けてなる。蒸発器4
の底部43は、暖房用電磁弁6を有する暖房用吸収液流
路L4により中濃度吸収液分離筒12の底部121と連
通している。
【0016】暖房用電磁弁6は、図2、図3に示す如
く、暖房用吸収液流路L4に設けた弁口61と、該弁口
61を開閉する弁体62とを備える。弁体62は、暖房
用吸収液流路L4と、低濃度吸収液流路L3 との連通穴
60内に摺動自在に挿入されている。弁体62の外周に
は、Oリング63が装着されて連通穴60の内周面との
シールがなされている。
【0017】連通穴60の外周には、制御装置102に
より制御され、通電時に弁体62を吸引して弁口61を
開弁する電磁ソレノイド64が取付けられている。弁体
62は、低濃度吸収液流路L3 側から形状記憶合金製ス
プリング65により押圧され、暖房用吸収液流路L4 側
からスプリング66により押圧されている。
【0018】電磁ソレノイド64への通電がなされてお
らず、電磁ソレノイド64の吸引力が弁体62に作用し
ていないときは、図2に示すごとく、形状記憶合金製ス
プリング65による押圧力が、スプリング66による押
圧力より大きいため、弁体62は図示上位に設定され弁
口61を閉じている。
【0019】暖房運転がなされるとき電磁ソレノイド6
4に通電される。これにより、弁体62は図3に示す如
く、形状記憶合金製スプリング65を圧縮して弁口61
を開弁する。これにより、暖房用吸収液流路L4に加熱
タンク11内で160℃前後に加熱された加熱吸収液が
流通し、蒸発器4に供給される。加熱吸収液は蒸発器4
から吸収器3に流入し、吸収器3の底から低濃度吸収液
流路L3 を通って加熱タンク11に戻る。
【0020】蒸発器4で蒸発コイル41内の冷温水を加
熱した加熱吸収液は、100℃前後の高温であるため、
低濃度吸収液流路L3 に配された形状記憶合金製スプリ
ング65のバネ定数を低レベルに降下させる。このバネ
定数の低減に合わせて電磁ソレノイド64への通電を停
止させる。
【0021】この結果、弁体62は、形状記憶合金製ス
プリング65による付勢力が、スプリング66による付
勢力より小さくなったため、弁口61を開弁している。
なお、冷房運転中は、低濃度吸収液流路L3 を流れる低
濃度吸収液は40℃前後であり、形状記憶合金製スプリ
ング65のバネ定数は高レベルに維持され、形状記憶合
金製スプリング65の付勢力がスプリング66の付勢力
より大きいため弁口61は閉弁している。
【0022】すなわち、暖房用電磁弁6は、通電時にお
いて、弁体62は当初は電磁ソレノイド64で吸引され
て弁口61を開弁し、つぎに低濃度吸収液流路L3 を流
れる加熱吸収液で加熱された形状記憶合金製スプリング
65のバネ定数の変化で開弁状態を維持する。
【0023】これにより、電磁ソレノイド64への通電
は短時間でよく、電磁ソレノイド64の発熱も小さくで
きるため、電磁ソレノイド64近傍の暖房用吸収液流路
L4内で吸収液が晶析して弁体62がロックしたり、吸
収液の流通抵抗が増大するトラブルが防止できる。ま
た、Oリング63が装着されて連通穴60のシールがな
されているため、低濃度吸収液流路L3 と暖房用吸収液
流路L4との間の漏れは生じない。
【0024】電磁ソレノイド64への通電の停止は、低
濃度吸収液流路L3 に設けた温度センサ67からの出力
により、制御装置102が通電停止信号を出力してなさ
れる。なお、温度センサ67を省略して、制御装置10
2に付設したタイマーにより一定時間後に電磁ソレノイ
ド64への通電を停止する構成であってもよい。
【0025】暖房運転の停止は、ガスバーナBの燃焼を
停止した後、一定時間吸収液ポンプP1を運転する。こ
れにより低濃度吸収液流路L3 を流れる吸収液の温度が
降下し、形状記憶合金製スプリング65のバネ定数が高
レベルに復帰する。この結果、形状記憶合金製スプリン
グ65による付勢力が、スプリング66による付勢力よ
り大きくなり、弁体62は図示上位に変位して弁口61
を閉じる。
【0026】蒸発コイル41の両端は、ゴムホース製の
冷温水流路46で室内器CUに連結され、冷暖房ポンプ
P3 により室内器CUに冷暖房用の冷温水を循環させ
る。この実施例では、仕切壁40は、下端が底板13に
当接し、上端の上方が蒸発器4と吸収器3との連通口と
なっている。
【0027】冷媒散布具42は、冷房運転時に使用さ
れ、冷媒液を蒸発コイル41の上に滴下させる。滴下さ
れた冷媒は、表面張力で蒸発コイル41の表面を濡らし
て膜状となり重力の作用で下方に降下しながら、低圧と
なっている蒸発・吸収ケース30内で蒸発コイル41か
ら気化熱を奪って蒸発し、蒸発コイル41内を流れる冷
暖房用の冷温水を冷却する。
【0028】凝縮器5は、冷房運転時に使用され、凝縮
器ケース50の内部に、内部を冷却塔CTで冷却された
排熱用冷却水が循環している冷却コイル51を配設して
なる。凝縮器ケース50は、冷媒流路L5により冷媒回
収タンク10の底部と連通するとともに、前記冷媒蒸気
出口21および隙間5Aを介して低温再生器2と連通し
ており、いずれも圧力差により冷媒が供給される。供給
された冷媒は、冷却コイル51により冷却されて液化す
る。
【0029】凝縮器5の下部と蒸発器4の蒸発コイル4
1の上方に設置された冷媒液散布具42とは、冷媒流路
L6 で連通している。冷却コイル31は冷却コイル51
に接続し、さらに冷却塔CTと冷却水循環路34で接続
してある。
【0030】冷房運転時には、冷却水ポンプP2 により
排熱用冷却水が、冷却塔CT→冷却コイル31→冷却コ
イル51→冷却塔CTの順に循環している。吸収液は、
高温再生器1→低温再生器2→吸収器3→吸収液ポンプ
P1 →高温再生器1の順に循環する。
【0031】暖房運転時は、暖房用電磁弁6を開弁し、
吸収液ポンプP1 を作動させる。これにより、高温度の
中濃度吸収液は蒸発器4内に底43から流入する。蒸発
コイル41内の冷温水は、加熱されて冷暖房ポンプP3
により冷温水流路46で室内器CUに供給され、暖房の
熱源となる。蒸発器4内の中濃度吸収液は、仕切壁40
の連通口から吸収器3側に入り、低濃度吸収液流路L3
を経て、吸収液ポンプP1 により加熱タンク11へ戻さ
れる。
【0032】この発明では、弁体62自体を形状記憶合
金で形成して、低濃度吸収液流路L3 内を流れる低濃度
吸収液の温度変化により弁口61を開弁状態に維持する
構成であってもよく、感温変形手段としては、ワックス
・タイプ・サーモスタットを使用してもよい。また、加
熱源として、ガスバーナBの代わりに電熱ヒータなど他
の熱源が使用できることは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置の概念図で
ある。
【図2】暖房用電磁弁の断面図である。
【図3】暖房用電磁弁の断面図である。
【符号の説明】
1 高温再生器 2 低温再生器 3 吸収器 4 蒸発器 5 凝縮器 6 暖房用電磁弁 30 蒸発・吸収ケース 31 冷却コイル 40 仕切筒 41 蒸発コイル 61 弁口 62 弁体 64 電磁ソレノイド 65 形状記憶合金製スプリング 100 吸収式冷凍装置 200 冷凍機本体

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷房運転時は、再生器において低濃度吸
    収液を高濃度吸収液と冷媒とに分離し、蒸発器におい
    て、内部を空調用熱媒体としての冷温水が流れる蒸発コ
    イルに冷媒液を散布して蒸発させるとともに前記冷温水
    を冷却し、吸収器において、内部を排熱用の冷却水が流
    れる冷却コイルに吸収液を散布して蒸発した冷媒を吸収
    させ、冷媒を吸収して低濃度化した低濃度吸収液を低濃
    度吸収液流路に設けた吸収液ポンプにより前記再生器に
    戻し、 暖房運転時は、前記再生器において吸収液を加熱し、前
    記吸収液ポンプを作動させて、加熱吸収液を暖房用電磁
    弁付き暖房用吸収液流路を介して前記蒸発器に供給する
    とともに、前記低濃度吸収液流路に設けた前記吸収液ポ
    ンプにより前記再生器に戻すことにより、前記蒸発コイ
    ル内を流れる前記冷温水を加熱する吸収式冷凍装置を用
    いた冷暖房装置において、 前記暖房用電磁弁は、前記暖房用吸収液流路に設けた弁
    口と、該弁口を開閉する弁体と、通電時に前記弁体を開
    弁方向に付勢する電磁ソレノイドと、前記弁体に背設さ
    れるとともに、前記低濃度吸収液流路を流れる低濃度吸
    収液の温度により前記弁体を変位または変形させる感温
    変形手段とからなり、 暖房運転開始時において、前記弁体は前記電磁ソレノイ
    ドで吸引されて前記弁口を開弁し、つぎに前記低濃度吸
    収液流路を流れる加熱吸収液で加熱された前記感温変形
    手段の変形により開弁状態を維持することを特徴とする
    吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記感温変形手段
    は、前記弁体を付勢するように配設されるとともに、前
    記低濃度吸収液流路を流れる低濃度吸収液の温度により
    前記弁体への付勢力を変化させる形状記憶合金製スプリ
    ングであることを特徴とする吸収式冷凍装置を用いた冷
    暖房装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記感温変形手段
    は、前記低濃度吸収液流路を流れる低濃度吸収液の温度
    により前記弁口を開く形状記憶合金製弁体であることを
    特徴とする吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記
    吸収式冷凍装置は、前記低濃度吸収液流路を流れる加熱
    吸収液の温度センサと、該温度センサの出力により前記
    暖房用電磁弁を制御する制御装置とを有することを特徴
    とする吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
    弁体と前記電磁ソレノイドとの嵌合面をOリングでシー
    ルしたことを特徴とする吸収式冷凍装置を用いた冷暖房
    装置。
JP7252231A 1995-09-29 1995-09-29 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置 Expired - Fee Related JP2951245B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7252231A JP2951245B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7252231A JP2951245B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0989412A JPH0989412A (ja) 1997-04-04
JP2951245B2 true JP2951245B2 (ja) 1999-09-20

Family

ID=17234347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7252231A Expired - Fee Related JP2951245B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2951245B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0989412A (ja) 1997-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2951245B2 (ja) 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置
KR0177718B1 (ko) 암모니아 흡수식 냉난방기
JP2846583B2 (ja) 吸収式空調装置
JP2659331B2 (ja) 吸収式冷凍機
JP3920978B2 (ja) 吸収式空調装置
JP3017056B2 (ja) 吸収式冷凍装置を用いた冷暖房装置
JP3315349B2 (ja) 電磁弁
JP3279468B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JP2618192B2 (ja) 吸収式冷凍サイクル装置
JP3184072B2 (ja) 吸収式冷凍装置を用いた空調機
JP3408116B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JP3790360B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JPH07190538A (ja) 吸収式冷凍サイクル装置
JPS6118366Y2 (ja)
JPS5818139Y2 (ja) 二重効用吸収冷凍機
JP2988619B2 (ja) 吸収式空調装置
JPS6110139Y2 (ja)
JPH01273964A (ja) 吸収冷凍機
JPS6018769Y2 (ja) 冷凍装置
JPH0828998A (ja) 吸収式空調装置
JPH11304279A (ja) 吸収式空調装置
JPH0821669A (ja) 吸収式空調装置
JPS58124177A (ja) 水−リチウム塩吸収式冷凍装置
JPH11344270A (ja) 吸収式冷凍装置
JP2000186866A (ja) 吸収式冷凍装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080709

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees