JPS6025247Y2 - 足裏用健康器 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は足裏ローラーマツサージ及び板バネの弾性作用
を利用した足踏み運動の両用を備えたる足裏用健康器に
関するものである。

従来より足裏の経穴（つぼ）の刺激は健康上非常に良い
事は周知である。

古くは割竹踏みから始まり、多種の足裏用健康器が考案
されているが、まだいくつかの問題点を有している。

例えば、足踏み運動の場合、全体重を載せて行う事で痛
みを覚えるために敬遠しがちとなってしまう。

また、足裏ローラーマツサージだけの場合、刺激感が少
ないので心地良さはあっても効果という点では心許無い
。

などが挙げられる。本考案はこうした点の改善を目的に
考案されたもので、その特徴とすべきは、足裏の刺激感
には個人差があるので、器具を使用する人の適宜な刺激
感で足踏み運動が出来るように工夫された点にある。

つまり、足踏み圧力に対して、板バネの弾性作用の働き
を利用腰且つ、その弾性強度を簡単操作で調節可能にせ
しめであるものである。

以下、本考案の構成・作用を一実施例の基づき、図面を
参照に説明していく。

シャフト１を軸とする回転体２の外周面には、段付き突
起物３が挿着等で複数配設せられ、その部分に足裏が載
り、回転体２をローリングさせればローラーマツサージ
が出来る。

また、シャフト１の両端は支持枠４の両側端面とで止着
され、且つ、支持枠４の下部面は板バネ５の中心部に鋲
着等で止着されている。

これら符号１．２．３．４．５から成る合体物を、箱状
基台６の両側面の左右両端に形成した、半円を連ねた形
状の支持体受は部７，７に架は渡しである左右の支持体
８，８上に、板バネ５の両端を介して載架する。

従い、支持体８，８上に載架した前記の合体物の回転体
２上より足踏み圧力が働けば、支持体８．８が板バネ５
を支持して、板バネ５に弾性作用が働いて、足踏み圧力
が強まるに伴い板バネ５の弾性湾曲度は大きくなってい
き、最終的に底受は部９に板バネ５の中心部が接して止
まる。

次に、この足踏み圧力を弱めていけば、板バネ５は底受
は部９から離れて、弾性湾曲度も少さくなっていき、足
踏み圧力がゼロになった所で、繊面第２図にも図示され
ている様に板バネ５は水平状態に戻る。

以上の事を繰り返せば弾性足踏み運動をする事となり、
段付き突起物３が接する足裏の経穴（つぼ）に刺激を与
える事になる。

また、支持体８，８は支持体受は部７，７に簡単操作で
移動可能な状態に架は渡されているので支持体８，８を
手動操作等でそれぞれ支持体受は部７，７の他の半円に
移動すれば、板バネ５の両端を支えている支持体８，８
の支持体間距離が変わる。

従い、足踏み圧力に対する板バネ５の弾性強度も変わっ
てくる。

以上のような操作を自在にして弾性強度を調節すれば、
適宜な刺激感を得て弾性足踏み運動が出来る。

その活用例として、立って行うばかりでなく、足踏み圧
力の弱い掛座の姿勢にあっても、前記の操作で支持体間
距離を長くして板バネ５の弾性強度を弱めれば、弾性足
踏み運動も可能となる。

足踏み運動において足裏の刺激感は、体重の違いなどに
よる個人差、その日の体調の具合いによる差、素足か靴
下を履いてるかによる差などで違ってくるので、本考案
の特徴とする弾性作用の働きを持ち、且つ、その弾性強
度を自在に調節せしめて使用出来る足裏用健康器の必要
性は大と言える。

今まで痛さから足踏み運動を敬遠してきた人にも、本考
案は受は入れられるものと言える。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例である。 第１図は全体の斜視図、第２図は同正面Ａ−Ａ線（第１
図に図示）断面図、第３図は同平面破砕断面図、第４図
は同側面Ｂ−Ｂ線（第１図に図示）断面図である。 １・・・・・・シャフト、２・・・・・・回転体、３・
・・・・・段付き突起物、４・・・・・・支持枠、５・
・・・・・板バネ、６・・・・・・箱状基台、７・・・
・・・・・・支持体受は部、８・・・・・・支持体、９
・・・・・・底受は部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 複数の段付き突起物を配設した回転体と、この回転体の
   中心を貫通するシャフトと、このシャフトの両端とで止
   着した支持枠と、この支持枠の下部面とで止着した板バ
   ネと、この板バネの両端を支える支持体と、この支持体
   を保持する箱状基台に形成した支持体間距離を調節しう
   る形状の支持体受は部とから成る、足裏ローラーマツサ
   ージ・弾性足踏み運動両用の足裏用健康器。