JPS60251134A - ガラスレンズ成形のための金型材 - Google Patents
ガラスレンズ成形のための金型材Info
- Publication number
- JPS60251134A JPS60251134A JP10759284A JP10759284A JPS60251134A JP S60251134 A JPS60251134 A JP S60251134A JP 10759284 A JP10759284 A JP 10759284A JP 10759284 A JP10759284 A JP 10759284A JP S60251134 A JPS60251134 A JP S60251134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- mold
- glass lens
- glass
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
- C03B11/084—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses material composition or material properties of press dies therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/02—Press-mould materials
- C03B2215/05—Press-mould die materials
- C03B2215/07—Ceramic or cermets
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野１
本発明は、ガラスレンズの成形用金型材、特にプレス成
形後における冷間研磨を不要とした高い面精度と面粗度
を有するガラスレンズのプレス成形用金型材に関する。
形後における冷間研磨を不要とした高い面精度と面粗度
を有するガラスレンズのプレス成形用金型材に関する。
［従来技術］
冷間研磨を不要とするガラスレンズ成形用金型材の具備
条件は、高温でのプレス時に金型面がガラスレンズ面に
そのまま転写されるため、金型面が光学的鏡面研磨可能
なこと、ガラスレンズ成形時の高温下で酸化による肌荒
れを起こさないこと、および高温のガラスと接触して融
着をおこしにくいこと、さらには、プレス時の衝撃に耐
える機械強度を持つことなどである。
条件は、高温でのプレス時に金型面がガラスレンズ面に
そのまま転写されるため、金型面が光学的鏡面研磨可能
なこと、ガラスレンズ成形時の高温下で酸化による肌荒
れを起こさないこと、および高温のガラスと接触して融
着をおこしにくいこと、さらには、プレス時の衝撃に耐
える機械強度を持つことなどである。
従来ガラス成形用金型材としては１３クロム鋼が一般的
に使用されていた。この金型材は高温で酸化され易く、
成形時の高温でガラスと融着しやすい。また酸化防止の
ために不活性ガス雰囲気中で使用するとしても、ガラス
の離型が困難であるので研磨不要のガラスレンズプレス
成形用金型材としては不適当である。さらに研磨不要の
ガラスレンズ成形用金型材として、特開昭４７−１１２
７７号公報にはガラス状カーボンが、また特開昭５１−
４５６１３号公報には、ＳＩＣ，Ｓｉ：＋Ｎ＋、ＳｉＣ
十〇が開示されている。しかし、ガラス状カーボンは酸
化し易く、構造的にも不安定で、ひっかき傷が生じやす
い欠点をもつ。一方、ＳｆＣ，Ｓｉ３Ｎ４、ＳｉＣ＋Ｃ
は酸化されにくく、ひっかき傷を生じにくい長所をもつ
が、上述のガラス状カーボンも含めての共通した欠点と
して耐衝撃強度が低いため、プレス成形方法が特殊であ
り、長時間を要するという欠点が推定され、本発明のご
とく高能率のプレス成形、すなわち、高圧短時間成形用
の金型材として不適当である。
に使用されていた。この金型材は高温で酸化され易く、
成形時の高温でガラスと融着しやすい。また酸化防止の
ために不活性ガス雰囲気中で使用するとしても、ガラス
の離型が困難であるので研磨不要のガラスレンズプレス
成形用金型材としては不適当である。さらに研磨不要の
ガラスレンズ成形用金型材として、特開昭４７−１１２
７７号公報にはガラス状カーボンが、また特開昭５１−
４５６１３号公報には、ＳＩＣ，Ｓｉ：＋Ｎ＋、ＳｉＣ
十〇が開示されている。しかし、ガラス状カーボンは酸
化し易く、構造的にも不安定で、ひっかき傷が生じやす
い欠点をもつ。一方、ＳｆＣ，Ｓｉ３Ｎ４、ＳｉＣ＋Ｃ
は酸化されにくく、ひっかき傷を生じにくい長所をもつ
が、上述のガラス状カーボンも含めての共通した欠点と
して耐衝撃強度が低いため、プレス成形方法が特殊であ
り、長時間を要するという欠点が推定され、本発明のご
とく高能率のプレス成形、すなわち、高圧短時間成形用
の金型材として不適当である。
［発明の目的］
上述の説明から明らかなように、本発明の目的は高圧で
能率的なプレス成形に使用し得るとともに光学鏡面研磨
可能で、ガラスとの融着のない、すなわち離型しやすい
耐衝撃強度の大きな、研磨不要のガラスレンズのプレス
成形用金型材を提供することである。
能率的なプレス成形に使用し得るとともに光学鏡面研磨
可能で、ガラスとの融着のない、すなわち離型しやすい
耐衝撃強度の大きな、研磨不要のガラスレンズのプレス
成形用金型材を提供することである。
［問題点を解決するための手段］
本発明者は、炭素粉末とセラミック粉末の混合粉末をホ
ットプレス法に従って成形し焼成したものが、炭素材料
とセラミックス材料の持つ利点を合わせ持った研磨不要
のガラスレンズのプレス成形用金型材に適したものであ
ることを見い出した。
ットプレス法に従って成形し焼成したものが、炭素材料
とセラミックス材料の持つ利点を合わせ持った研磨不要
のガラスレンズのプレス成形用金型材に適したものであ
ることを見い出した。
すなちね、本発明はコークスまたはカーボンブラック粉
末に、５〜４０重量％の金属珪素粉末および／または炭
化珪素粉末を混ぜ耐熱型に入れ、４００ｋｇ／ ｃｍ’
以下、例えば１５０に！＋／ｃｎ＋２（７） 圧力を加
えて成形と焼成を行ない所定の金型形状に研磨してなる
ものであって、炭素−セラミックス複合材料が金属材料
に比べ優れた耐熱性、耐熱衝撃性、耐酸性と共に高い高
温強度をもち、かつガラスとの雛形性を有するため、上
記のようなガラスレンズのプレス成形用金型材に好適な
ものである。なお、金属珪素粉末、炭化珪素粉末の添加
量が４重量％未満では耐酸化性および機械的強度の向上
に効果が見られず、また４０重量％を越えると炭化珪素
等の特性が強くなり加工性が低下する。
末に、５〜４０重量％の金属珪素粉末および／または炭
化珪素粉末を混ぜ耐熱型に入れ、４００ｋｇ／ ｃｍ’
以下、例えば１５０に！＋／ｃｎ＋２（７） 圧力を加
えて成形と焼成を行ない所定の金型形状に研磨してなる
ものであって、炭素−セラミックス複合材料が金属材料
に比べ優れた耐熱性、耐熱衝撃性、耐酸性と共に高い高
温強度をもち、かつガラスとの雛形性を有するため、上
記のようなガラスレンズのプレス成形用金型材に好適な
ものである。なお、金属珪素粉末、炭化珪素粉末の添加
量が４重量％未満では耐酸化性および機械的強度の向上
に効果が見られず、また４０重量％を越えると炭化珪素
等の特性が強くなり加工性が低下する。
［実施例］
コークス又はカーボンブラック粉末に上記重量範囲内の
金属珪素粉末および／または炭化珪素粉末を混ぜ、これ
に無水硼素、アルミニウム粉末の、ごとき焼結助剤を５
〜１５重隋％混ぜたものを、黒型中に入れ、１５０ｋａ
／ ｃｏ＋２の加圧下で高周波誘導加熱により、２５０
０℃まで昇温し、加圧焼結後に所定の形状に研磨して、
実験に使用した。
金属珪素粉末および／または炭化珪素粉末を混ぜ、これ
に無水硼素、アルミニウム粉末の、ごとき焼結助剤を５
〜１５重隋％混ぜたものを、黒型中に入れ、１５０ｋａ
／ ｃｏ＋２の加圧下で高周波誘導加熱により、２５０
０℃まで昇温し、加圧焼結後に所定の形状に研磨して、
実験に使用した。
（以下余白）
上記のように得た金型材の組成を第１表に示し、黒鉛質
、炭化珪素と比較して得たその特性を第２表に示す。
、炭化珪素と比較して得たその特性を第２表に示す。
＊大気中８００℃で１０時間処理後の酸化減量を示す。
上述処理済金型を、６００℃の大気中に１０時間処理し
たが、肉眼で観察しうる変化はなかった。ついで、この
金型を下記条件でガラスレンズ１０００個を成形し、成
形されたガラスレンズの面粗度を測定した。
たが、肉眼で観察しうる変化はなかった。ついで、この
金型を下記条件でガラスレンズ１０００個を成形し、成
形されたガラスレンズの面粗度を測定した。
金型温度４６０℃、使用ガラス５Ｆ−１１（転移温度４
３５℃）を５５０℃に加熱して使用、プレス成形圧１０
０ｋｇ／ ｃｍ２、プレス成形時間１５秒１０００個の
ガラスレンズの測定結果は面粗度０．０２ ｐａＲｍ
ａ ｘ以下、面粗度ニュートン縞３本以内に入っていた
。
３５℃）を５５０℃に加熱して使用、プレス成形圧１０
０ｋｇ／ ｃｍ２、プレス成形時間１５秒１０００個の
ガラスレンズの測定結果は面粗度０．０２ ｐａＲｍ
ａ ｘ以下、面粗度ニュートン縞３本以内に入っていた
。
焼結助剤を添加しない型を用いた同様の実験では、得ら
れたガラスレンズの測定結果は面粗度０．０２、ｌ／Ｉ
ｌｌ Ｒｍ ａ ｘ以上となり、焼結時に十分気孔が消
えていないために巣が発生し、これによりガラスレンズ
の面粗度が大きくなったことを確認した。
れたガラスレンズの測定結果は面粗度０．０２、ｌ／Ｉ
ｌｌ Ｒｍ ａ ｘ以上となり、焼結時に十分気孔が消
えていないために巣が発生し、これによりガラスレンズ
の面粗度が大きくなったことを確認した。
上述のように本発明の炭素−セラミックス材料による金
型材は、炭素材料のように切削が容易で、セラミックス
材料のように耐酸化肌荒れ性に優れているという両者の
利点を併有した全く新しいガラスレンズ成形用金型材で
ある。
型材は、炭素材料のように切削が容易で、セラミックス
材料のように耐酸化肌荒れ性に優れているという両者の
利点を併有した全く新しいガラスレンズ成形用金型材で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 炭素粉末とセラミック粉末の混合粉末を加圧成形し
たのち、焼成することを特徴とするガラスレンズ成形の
ための金型材。 ２ 混合粉末は、炭素粉末に金属珪素粉末および／また
は炭化珪素粉末５〜４０重量％と無水硼素、アルミニウ
ムなどの焼結助剤５〜１５重量％とを混合したものであ
る特許請求の範囲第１項記載のガラスレンズ成形のため
の金型材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10759284A JPS60251134A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | ガラスレンズ成形のための金型材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10759284A JPS60251134A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | ガラスレンズ成形のための金型材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60251134A true JPS60251134A (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=14463060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10759284A Pending JPS60251134A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | ガラスレンズ成形のための金型材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60251134A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245613A (en) * | 1975-09-02 | 1977-04-11 | Eastman Kodak Co | Process for molding of optical glass body and body with said process |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP10759284A patent/JPS60251134A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245613A (en) * | 1975-09-02 | 1977-04-11 | Eastman Kodak Co | Process for molding of optical glass body and body with said process |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS60200948A (ja) | 加熱炉の支持部材用複合材料 | |
| Omatete et al. | Gelcast reaction bonded silicon nitride composites | |
| JPS60251134A (ja) | ガラスレンズ成形のための金型材 | |
| US3287478A (en) | Method of sintering aluminum nitride refractories | |
| JPS6050750B2 (ja) | 窒化珪素質複合焼結体 | |
| JPS61132564A (ja) | 窒化硼素常圧焼結体 | |
| JPH1149568A (ja) | 非鉄溶融金属用黒鉛炭化珪素質坩堝及びその製造方法 | |
| JP2000351679A (ja) | 炭化ケイ素質多孔体の製造方法および炭化ケイ素質多孔体 | |
| JP2004224580A (ja) | 石英ガラス成形用型およびその製造方法 | |
| JPH026371A (ja) | サイアロン結合を有する炭化珪素質れんがの製造方法 | |
| JPH01242465A (ja) | 炭化珪素焼結体およびその摺動部材の製造方法 | |
| US3801688A (en) | Process for producing high density ceramic products | |
| KR20200000020A (ko) | 주방조리기구 삽입용 세라믹 조성물 및 그 제조방법 | |
| JPH07138075A (ja) | 高強度で高熱膨張の窒化ケイ素の製造方法 | |
| JPH0224789B2 (ja) | ||
| JP2614891B2 (ja) | 耐摩耗性の大なる窒化硼素常圧焼結体の製造方法 | |
| JPH024551B2 (ja) | ||
| JP4352761B2 (ja) | プレス成形型及びそれを用いた成形方法 | |
| JPS61293732A (ja) | 窒化珪素製治具 | |
| JPS63129078A (ja) | 非酸化物セラミツクスの接合方法 | |
| JPH01111772A (ja) | ガラス結合フッ素雲母セラミックス焼結体の製造法 | |
| JPS5833193B2 (ja) | スキッドレ−ル耐熱台 | |
| JPH0694060B2 (ja) | 鉄鋼溶湯用耐食性治具 | |
| JP3368035B2 (ja) | セッター | |
| JPH03271164A (ja) | 窒化けい素系焼結体の製造方法 |