JPS60251041A - ラミネ−トゴム栓 - Google Patents

ラミネ−トゴム栓

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JPS60251041A
JPS60251041A JP60062826A JP6282685A JPS60251041A JP S60251041 A JPS60251041 A JP S60251041A JP 60062826 A JP60062826 A JP 60062826A JP 6282685 A JP6282685 A JP 6282685A JP S60251041 A JPS60251041 A JP S60251041A
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rubber stopper
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tetrafluoroethylene
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はラミネートゴム栓に関し、さらに詳しくは、栓
本体の少なくとも容器口挿入部に、耐薬品性、気密性、
非吸着性に優れ、柔軟性の改良された含ふっ素樹脂フィ
ルムをラミネートすることにより嵌合性を改良したラミ
ネートゴム栓に関する。
本発明のラミネートゴム栓は、医薬品を容器に保存し、
製剤時の純度を長期間保持、保管するのに適したゴム栓
である。
医薬品の製造は薬事法によって厚生省の承認を必要とし
、これらに使用する容器、器具は上記法律により規制さ
れているものと考えられる。したがって、薬栓として用
いられるラミネートゴム栓は、「日本薬局方」(策士改
正)、「輸液用ゴム栓試験法」、「輸液用プラスチック
容器試験法」に準拠した品質を原則として有することが
められ、更に上記試験法以外に厚生省告示にて定められ
た衛生的な性質を要求されるものである [従来技術] 医薬品の容器素材としては、古くから硝子が使用され、
近年プラスチックも採用されている。このような容器口
を密封する素材としては、耐熱性、耐圧縮歪性、柔軟性
に富み、化学的に不活性で、酸素、窒素、炭酸ガス、水
蒸気などのガスに対し耐透過性を持つものが選択される
シイ、ケイ、メリニコワは、このような素材としてイソ
プレンとイソブチレンとの共重合ゴム(以下、IIRと
称す)を推奨している。一方新しい技術として、ゴムへ
のポリエチレン微粉末の混合、ニトリルゴムに対する塩
素化ブチルゴムの共架橋、スチレン−ブタジェン−スチ
レン型ブロツク共重合体の使用、ゴム栓成型後のシリコ
ーン系化合物又はふっ素糸化合物によるコーティング、
又はポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン又はふっ
素樹脂などのフィルムによるゴム栓のラミネートなどが
提案されている(実公昭44−27753号、同45−
1.7831号、同49−2134.6号、同54−2
8207号、特公昭52−1355号、同54−911
9号、同57−53184号参照)。
しかし、シリコーン及びふっ素糸化合物でのコーティン
グは、ゴム表面の粘着性を低くするものの、ゴムを完全
に被覆することができず、医薬品用ゴム栓として見た場
合、化学的性質、物理的性質、特に微粒子数の点で充分
でない。
このような性質に関しては上記のラミネートゴム栓が優
れている。しかし、なお一層深くラミネートゴム栓の検
討を行なうと、従来のポリテトラフルオロエチレンのよ
うなふっ素樹脂では成形加工性、機械的強度が劣り、ラ
ミネートするには多くの工数を必要とし、又ゴムと樹脂
との接着性が悪いという欠点を有する。
このような欠点を解決するために、ふっ素系コポリマー
を使用することによってゴム加硫と同時にラミネートす
る技術がある(特開昭59−5046号参照)。
この製造技術は、ゴム栓製造方法としては優れており、
ふっ素系コポリマーとして、テトラフルオロエチレン−
エチレン交互共重合体、次にテトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合体が望ましいものとし
て挙げられている。
しかるに、従来知られているテトラフルオロエチレン−
エチレン交互共重合体は、成型温度付近での引張り伸度
、引張り強度が比較的高く、かつラミネート成形加工性
も一応満足できるが、ラミネートゴム栓成型時における
樹脂フィルムの破損率の点で未だ十分とはいえず、また
得られたラミネートゴム栓は、樹脂フィルムが硬いため
、ゴムの弾性、耐圧縮歪性が損なイっれるため、ラミネ
ートゴム栓と容器口との嵌合性が悪くなり、減圧製剤工
程においてニアリークなどのトラブルを生ずる可能性が
ある。又、シール性においても不満足なものであった。
又、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体では成型温度付近での機械的性質がテトラフ
ルオロエチレン−エチレン共重合体に比べ若干劣るため
ラミネート成形性が劣り、又、ゴムとフィルムの接着性
も悪い等の重大な欠点を有する。
[発明の目的] 医薬用ゴム栓としての主なるものは日本薬局方(策士改
正)、ブリティッシュ・スタンダーズ(British
 5tandards)3623 (1960)及び西
ドイツ工業規格(DIN)に規定されているが、これら
の内容では、最近の高性能なる医薬品を長期間保持、保
管に適した条件が十分に達成されない。その上、医薬品
の製剤技術が進歩し、ゴム栓にも重要な役割が課せられ
るようになった。ここでラミネートゴム栓に要求される
性質は化学的性質と物理的性質に大別される。化学的性
質に優れた素材としてふっ素樹脂を選ぶことができる。
しかし、物理的性質においては上記の如〈従来のふっ素
樹脂では柔軟性、成形加工性、接着性などを全て満足す
るものは得られていない。
本発明は、従来のふっ素樹脂をゴム栓のラミネート材料
として用いた場合にみられる問題を解決すること、すな
わちラミネート樹脂フィルムを改良して、成形加工性に
一段と優れ、かつ化学的性質、物理的性質を全て満足す
るラミネートゴム栓を提供することを目的とする。
さらに詳しく言えば、従来のテトラフルオロエチレンー
エチレン交互共重合体のラミネート樹脂フィルムとして
の改良に関し、化学的性質を損なうことなく成形加工性
にすぐれ、ラミネートゴム栓製造時の不良率発生を抑制
し、また柔軟性に優れ容器口とラミネートゴム栓の嵌合
性の改良されたラミネートゴム栓を提供することを目的
とする。
本発明者らは種々の検討を行なった結果、特定゛のテト
ラフルオロエチレンとエチレンの組成範囲の共重合体で
あれば、柔軟性が改良され、共重合体フィルムをゴム栓
にラミネートすれば容器口とラミネートゴム栓との嵌合
性が改良され、そのシール性を飛躍的に改良することが
でき、さらにラミネートゴム栓の製造不良率を激減する
ことができることを見出し、本発明を完成するに至った
[発明の構成] 本発明の要旨は、栓本体の少なくとも容器口挿入部に樹
脂フィルムをラミネートしたゴム栓において、樹脂フィ
ルムがテトラフルオロエチレン、エチレン及びこれらと
共重合可能な含フツ素ビニルモノマーからなる共重合体
であって、テトラフルオロエチレンとエチレンの含有モ
ル比が62:38〜90・IOであり、共重合可能な含
フツ素ビニルモリマーの含有量がテトラフルオロエチレ
ンおよびエチレンの合計モル数に対して0,1〜10モ
ル%の組成範囲にある共重合体のフィルムであることを
特徴とするラミネートゴム栓に存する。
従来知られていたテトラフルオロエチレン−エチレン共
重合体は、交互共重合体であり、テトラフルオロエチレ
ン対エチレンの含有モル比が40/60〜60/40で
あり、実際には50150に近いものであるが、本発明
で用いる共重合体はテトラフルオロエチレンの割合を大
巾に増大させたものである。このように、テトラフルオ
ロエチレンの含有量を大巾に増加させることによって、
従来のテトラフルオロエチレン−エチレン交互共重合体
では得られない柔軟性が得られる。
共重合可能な含フツ素ビニルモノマーの種類は特に限定
されないが、炭素数が2以上の側鎖を与えるモノマーが
好ましく用いらる。重合性等の生産性、更にコストの面
からは式: CHl−eFRf。
CH,、−C)f−Rf等で示されるモノマー1式中、
Rfはフルオロアルキル基を表す。]が好ましい例とし
てあげられ、具体的にはCHl−CFC3F’、H1C
Hz=CFCsF+。H%’ CH2= CHC−F 
e、CHt−CHCe P I3等が例示できる。
含ふっ素ビニルモノマーの含有量は、テトラフルオロエ
チレンおよびエチレンの合計モル数に対して0.1〜1
0モル%でよく、耐熱性等の点から0.5〜5モル%が
好ましい。
このような組成の範囲の共重合体であれば、化学的性質
、物理的性質に優れ、特に柔軟性、加工性、接着性等の
性質を全て満足するラミネートゴム栓が得られる。
このような共重合体の製造に関しては特願昭59−10
404−4号に詳しく述べられているが、重合法として
は塊状、溶液、懸濁、乳化、気相重合法などを採用する
ことができる。
工業的には、クロロフルオロアルカンを溶媒とし、重合
開始剤として有機過酸化物を使用する水性媒体中での懸
濁重合が好ましい。クロロフルオロアルカンとしては、
トリクロロトリフルオロエタン、ジクロロテトラフルオ
ロエタン、ジクロロジフルオロメタン、クロロジフルオ
ロメタン、ジクロロフルオロメタンなどが有利に採用さ
れる。
溶媒の使用量は、水に対し10〜100重量%とするの
が懸濁分散性、経済性の面から好ましい。
重合開始剤として用いられる有機過酸化物としでは、式
: %式%] [式中、Yは、水素、フッ素または塩素、mは2〜8の
整数を表わす。] で示される過酸化物が挙げられ、具体的には、ジ−パー
フルオロプロピオニルパーオキサイド、ジ(ω−ヒドロ
パーフルオロヘキザノイル)パーオキサイド、ジ(ω−
クロロパーフルオロプロピオニル)パーオキサイドなど
が例示できる。また、式:%式%] [式中、ρは1〜10の整数を表わす。]で示される過
酸化物、たとえばジ(トリクロロパーフルオロヘキサノ
イル)パーオキサイドなども好ましい。さらに、ジイソ
ブチルパーオキサイド、ジイソプロピルパーオキシジカ
ーボネートなどのハイドロカーボン系の有機過酸化物も
適当なものとして挙げられる。
重合温度は、特に限定されたものではないが、工業的に
は0〜100℃でよい。共重合体中のエチレン−エチレ
ン連鎖生成による耐熱性の低下を避けるためには一般に
低温が好ましい。
重合圧力は、通常0〜50 Kg/cm’Gであってよ
く、重合操作上は1〜15 Kg/cm”Gの比較的低
圧が望ましく、安全上も好ましい。重合圧力は、用いる
溶媒の種類、量ならびに蒸気圧、重合温度などの他の重
合条件に応じて適宜定められる。
本発明で用いる共重合体の製造に際しては、分子量調節
のため、通常の連鎖移動剤、たとえばイソペンクン、n
−ヘキサン、メタノール、エタノール、四塩化炭素、ク
ロロホルム、塩化メチレン、塩化メチルなどを用いるこ
とができる。
本発明のゴム栓にラミネートする樹脂フィルムを製造す
るには、例えば通常のフィルム押出機を用い、上記共重
合体をTダイ法により260〜360℃の温度において
フィルム化すればよい。必要に応じて、このようにして
得られたフィルムを再延伸することにより容易に0.0
02〜0.5mmの厚みの均一なフィルムを容易に製造
できる。
上記共重合体フィルムには、ゴムとの接着性を向上する
ため、放電処理(コロナ処理、ガスプラズマ処理等)を
施すことも可能である。
本発明におけるゴム栓の形状は、特に限定されず、複雑
な形状のゴム栓でも容易にゴム加硫成形と同時にフィル
ムをラミネートし得る。
−例として、斜視図を第1図に、断面図を第2図に示す
形状を有するゴム栓をラミネートした場合、フィルムは
ゴム加硫温度で平均4倍、特殊な所では約7〜8倍に伸
ばされるので、この条件に耐え得るフィルムでないと加
硫工程中に破断し、ラミネートゴム栓として不良製品に
なる。本発明では、上記共重合体を樹脂フィルムの素材
として用いているので、゛高温状態での引張り強さ、伸
びが改善されてラミネートゴム栓の不良品の発生率が低
下し、経済的に医薬品業界に供給することが可能である
本発明のゴム、栓を構成するゴム配合素材は、実質的に
従来技術に従って製造できる。
即ち、IIR,イソプレンゴム(IR)、ブタジェンゴ
ム(BR)、スチレン−ブタジェンゴム(SBR)、エ
チレン−プロピレンゴム(E P M)、エチレン−プ
ロピレン−ジエンゴム(E P D M)、クロロスル
ホン化ポリスチレン(CS M)、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)、スチレン−イソプレンゴム(S
 I R)、熱可塑性エラストマー、天然ゴムなどに、
加硫剤、加硫促進剤、加硫活性剤、加工助剤、充填剤、
補強剤などを配合してゴム栓としての物理的性質、耐熱
性を保つようにしたものである。
[実施例] 次に、製造例、実施例及び比較例を示し、本発明の有用
性を具体的に説明するが、これら実施例によって本発明
はなんら限定されるしのではない。
(1)樹脂フィルム まず、以下の実施例及び比較例で用いる共重合体の製造
例を示す。
製造例 内容積4eのガラスライニング製オートクレーブに脱酸
素した水1.2Qを入れて真空にし、ジクロロテトラフ
ルオロエタンIKgを入れて槽内温度を15℃に保った
。これにCH,−〇FC−’、、F6H3,5gおよび
シクロヘキサン1.5mffを仕込み、攪拌下、テトラ
フルオロエチレン/エチレン混合ガス(モル比97.4
/2.6)を6Kg/Cm”Gまで圧入した。次いで、
ジ(ω−ヒドロパーフルオロヘキサノイル)パーオキサ
イド2.1gを仕込んで重合を開始した。重合の進行と
ともに圧力が低下するので、テトラフルオロエチレン/
エチレン/CH,−〇FC3F’、H混合ガス(モル比
63.3 :34.0 : 2.7)を追加工大して重
合圧力を6Kg/cm”Gに保った。2時間毎に2回上
記パーオギサイド各0.6gを仕込み、重合を27.7
時間行なった。内容物を回収して白色粉末311gを得
た。ポリマー組成、テトラフルオロエチレン:エチレン
 C,Ht−CFC3’F6H=63.3 ・34゜0
 ・2.7(モル比)。融点225℃。フロー値0゜4
’5xl O” m17秒。
降伏強度134 Kg/cm”、破断強度435Kg/
cm”、破断伸度415%、曲げ弾性率6.2X103
Kg/cm”。燃焼性試験における酸素指数45%。
比較製造例 内容積3ρのガラスライニング製オートクレーブに脱酸
素した水1.212を入れ真空にし、ジクロロテトラフ
ルオロエタンIKgを入れて槽内温度を15℃に保った
。これにCH2−CFC,F、H9,5gおよびn−ペ
ンタン25mQを仕込み、攪拌下、テトラフルオロエチ
レン/エチレン混合ガス(モル比83.2 : 16.
8)を6Kg/cm”Gまで圧入した。次いで、ジ(ω
−ヒドロパーフルオロヘキサノイル)パーオキサイド1
.93gを仕込んで重合を開始した。重合の進行ととも
に圧力が低下するので、テトラフルオロエチレン/エチ
レン/CI(2=CFC3F8H混合ガス(モル比52
.045.9 + 2.1)を追加工大して重合圧力を
6Kg/cm’Gに保った。2時間毎に上記パーオキサ
イド各1.16gを仕込み、重合を5.5時間行なった
。内容物を回収して重合粉末89.8gを得た。
組成、テトラフル才口エチレン:エチレン二CH,=C
F’C3F、H=52.0 + 45.9 : 2.1
(モル比)。融点268.5℃。フロー値074X10
 ” m17秒であった。
降伏強度307 Kg/cm2、破断強度520Kg/
cm’、破断伸度510%、曲げ弾性率14.0X10
3Kg/cm”。
燃焼性試験における酸素指数27%。
第1表に製造例及び比較製造例で得られた共重合体及び
そのフィルムの物理的性質を示す第1表 F−■が、製造例で得た本発明の樹脂フィルムであり、
比較製造例で得たF−■に比して高温時の引張り強さ、
伸びが改善され、硬度及び曲げ弾性率から極めて柔軟な
方向へ改善されていることがわかる。
さらに、本発明の組成範囲の特徴を明らかにするために
、第2表にテトラフルオロエチレン/エチレン組成比と
硬度及び曲げ弾性率の関係を記す。
第2表のように、本発明組成範囲で急に柔軟性が増して
いることがわかる。
ヂスト方法: デュロメータ硬度 ASTM D2240に準じて測定
曲げ弾性率 ASTM D747に準じて測定上記フィ
ルムはゴム栓成形前に表面を気圧l×10’−1Tor
r、 Rf電圧800W、巻取速度0.3m/分でスパ
ッタエツチング処理を施した。
(2)ゴム配合物 第3表のゴム配合物を使用した。
第3表 (3)ラミネートゴム栓の成型 第3表のゴム配合物はゴム用2本ロール、あるいはイン
ターナルミキサーで配合した。
配合操作は「ゴム試験法」(日本ゴム協会編)108−
118頁に記載されている方法に準拠して行ない、樹脂
フィルムをゴム栓成形と同時にラミネートする方法をと
った。
その手順は、下金型(ゴム栓の数15XI5−225個
)上に樹脂フィルム及び未加硫配合ゴム(第2図ではA
、に、第3図ではAに相当)を重ね合イつせ、その上に
上金型(第2図では平らな金型、第3図ではゴム栓頭部
を成形する窪みを有する金型)を置いて、温度150±
1℃でゴムを加圧して、ゴム栓を成形加硫すると同時に
ゴム栓素栓部(足部ともいう)をラミネートする。次に
所定の大きさにカッティングして完成する。
なお、第2図の場合には、更に下金型内に上記で得られ
た素栓を置き、その上に未加硫配合ゴム(A2)を置き
、更にゴム栓頭部を成形する窪みを有する止金型を置き
、温度150±I ’Cにて加圧してゴム栓を完成する
。ゴム栓は個々別になるようにカッティングする。次に
必要ならば洗浄する。
加硫時間及び加硫時の樹脂フィルムの破損率を第4表に
示す。
第4表 加硫回数 10回 第4表に示す如く、本発明のフィルムは加硫温度時の破
断強度、破断伸度が太きいために、ゴム栓成形時に樹脂
フィルムの破損率が少ない。従って、ゴム栓の品質保証
が高い。
(4)製品衛生試験 「日本薬局方」、「輸液用ゴム栓試験方法」による衛生
試験を行った。その結果、121+I’Cで60分間の
抽出液の透過率、泡立ち、I)Hの変化、亜鉛、過マン
ガン酸カリウム還元性物質、蒸発残留物の各試験項目規
格に本実施例品は、総て合格した。
なおブリティッシュ・スタンダーズ(BritishS
tandards)3263(1960)に規定された
、ラミネートゴム栓の注射針刺し、及び水中のゴム落ち
試験に合格した。なお「日本薬局方」注射剤に記載しで
あるlOμm微粒子量を光遮蔽型自動微粒子計測器(米
国、HIAC製)にて試験した結果、微粒子は1個も認
められなかった。
(5)ゴム栓の透湿試験 試験方法 注射剤用管びん(JIS R3523−1978): 
TBG(口内径12.5±l mm)に粉末状の乾燥塩
化カルシウムl±0.05gを充填し、その後、本発明
実施例のゴム栓又は比較例のゴム栓を施栓し、更にアル
ミキャラYを巻締めした。検体は、温度20±1℃、相
対湿度95%(Na2HPO,・l 2H20)の試験
器に放置した後、予め五酸化リン中に4時間放置した重
量を基準にし、重量増加量を測定した。
結果を第5表に示す。
第5表 実施例1の樹脂フィルムをラミネートしたゴム栓はびん
口との嵌合性がゴム素面のみよりも良好であることを示
す。これに対して比較例2の樹脂フィルムは硬いために
容器口との嵌合性が悪いために塩化カルシウムが吸水し
て重量が増加した。
実施例2は、容器口頭部までフィルムでラミネートした
ゴム栓のためか、実施例1より若干嵌合性が悪く、透湿
率も大きい。しかし、硬質のフィルムゴム栓、即ち比較
例3よりも嵌合性が良好なことをこの結果は示している
。 本発明のフィルムでラミネートしたゴム栓の嵌合性
(シール性)は、ゴム素面と同等か又は若干良好なこと
を示す。
(6)その他の試験 (a)自己密閉性試験 注射剤用管びん(TB、)に水10.0mf2を正確に
入れ、本発明ゴム栓を施栓し、アルミキャップを巻き締
めて検体とする。予め検体の重量を測定し、それをAと
する。
検体に空気2 、 OmQを圧入する。検体を倒立状態
にして検体内の水を2 、0 mQ抜き取る。次に皮下
針を抜き取る。この後の重量をBとする。結果は、試験
20本の平均値としてめた。
液漏れ量(mg)−A−(B+2.0)(b)裏車え捧
良区狼 注射剤用管びん(TBS)に本発明のラミネートゴム栓
を真空バイアル打栓機(器内の真空度2゜±ITorr
に調節すること)にて施栓し、すみやかにアルミキャッ
プを巻き締める。その検体を室温20±1℃に放置し、
28日、84日、168日放置した後の、検体内の真空
度を電子マノメータ(豊田工機(株)製)で測定した。
最初の値に対してリーク量を表に示す。
(c)針刺し試験(抵抗値) 注射剤用管びん(TBa)に本発明のラミネートゴム栓
を施栓し、更にアルミキャップを巻き締めて検体とする
。この検体に皮下注射針(21GR。
B TOP製)が貫通する際の抵抗値を測定する。
試験機は島津オートグラフD OS−100を使用し、
速度200關/分とした。
これら試験の結果を第6表に示す。
第6表 実施例1の本発明のラミネートゴム栓は、自己密閉性、
真空保持性試験、及び針刺し試験に於いて、従来フィル
ムをラミネートしたゴム栓よりも優れている。
その内容中、真空保持性に於いて容器口との嵌合性に付
いて言えば、ゴム類は優れた性質を持つ物質であるのに
対し、従来の樹脂フィルムは曲げ弾性、表面状態から嵌
合性が悪い。しかし本発明の樹脂フィルムは、ゴム類と
同等か又は若干優れていることが上記の結果から理解さ
れる。
なお、針刺し試験は全体に抵抗値が低い。このように抵
抗値が低い樹脂は自己密閉性が悪いのが一般的であるが
、本発明の樹脂フィルムは自己密閉性も優れている。
[発明の効果] (1)本発明のラミネートゴム栓は共重合体樹脂フィル
ムが柔軟性に富んでいるため、ラミネートゴム栓と容器
口との嵌合性にすぐれ、したがって、ンール性に極めて
優れた特性を有する。
(2)本発明のラミネートゴム栓は自己密閉性に優れる
(3)本発明のラミネートゴム栓は注射針貫通抵抗力が
大中に改良された特性を有する。
(4)本発明の共重合体樹脂フィルムは、高温状態での
物理的性質つまり、引張り強さ、伸びが極めて優れてい
るためゴム加硫と同時に複雑な形状のゴム栓をラミネー
ト成形でき、ゴム栓製造収率はノンラミネートゴム製造
とほぼ同率の収率で得られる。
(5)本発明のラミネートゴム栓は耐化学的に不活性、
無吸着性で、日本薬局方、ブリティッシュ・スタンダー
ズ(British 5tandards)3263、
その他の規格値に合格した、新しい、高級医薬品を長期
間保持保管し得るゴム栓である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のラミネートゴム栓の斜視図、第2図
は、木栓部のみをラミネートしたゴム栓の断面図、 第3図は、木栓部及び頭部下面にラミネートしたゴム栓
の断面図、及び 第4図は、ノンラミネートゴム栓の断面図である。 l・・・ゴム栓、2・・・ラミネートフィルム。 特許出願人 ダイキン工業株式会社 代理人青山 葆(ほか2名) 第1図 第2図 第3図 第4図 手続゛補正書(自発) 昭和60年 4月22日 特許庁 長官 殿 い 1、事件の表示 昭和60年特許願第 62826 号 2、発明の名称 ラミネートゴム栓 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区梅田1丁目12番39号新阪急
ビル名称 (285) ダイキン工業株式会社代表者 
山 1) 稔 4、代理人 5、補正命令の日付 :自 発 7、補正の内容 I5明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正
します。 (1)1頁11行および8頁3行、「ビニルモリマー」
とあるを「ビニルモノマー」と訂正。 (2)13頁11行、「ポリスチレン」とあるを「ポリ
エチレン」と訂正◇ (3)I 6頁19行、「を示す」の後に「。なお、表
中「TFE」は「テトラフルオロエチレン」を表す。」
を挿入。 (4)22頁4行、「「日本薬局方」注射剤」とあるを
1「日本薬局方J17注射剤」と訂正。 ■1図面 別紙の通り。 以上 第2図 第3図 手続補正書0.え) 昭和60年5月 1日 昭和60年特許願第 62826 万 2、発明の名称 ラミネートゴム栓 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区梅田1丁目12番39号新阪急
ビル代表者 山 1) 稔 4、代理人 5補正命令の日付 :自 発 7、補正の内容 明細書中、次の箇所を補正します。 ■、特許請求の範囲の欄 別紙の通り。 ■1発明の詳細な説明の欄 (1)第27頁第6表中、「比較例1」欄の第2項「−
」とあるを、「第4図」と訂正。 (2)昭和60年4月22日提出の手続補正書(自発)
中、第2頁第4行、「1頁11行および」とあるを削除
。 (2)昭和60年4月22日提出の手続補正書(自発)
中、第2頁第6行、rl、1行」とあるをrl2行」と
訂正。 以上 (別 紙) 特許請求の範囲 (1)栓本体の少なくとも容器口挿入部に樹脂フィルム
をラミネートしたゴム栓において、樹脂フィルムがテト
ラフルオロエチレン、エチレン及びこれらと共重合可能
な含フツ素ビニルモノマ゛−からなる共重合体であって
、テトラフルオロエチレンとエチレンの含有モル比が6
2:38〜90:10であり、共重合可能な含フッ素ビ
ニルモLマーの含有量がテトラフルオロエチレンおよび
エチレンの合計モル数に対して0.1〜lOモル%の組
成範囲にある共重合体のフィルムであることを特徴とす
るラミネートゴム栓。 (2)樹脂フィルムの厚さが0.002〜0.5mmで
ある特許請求の範囲第1項記載のラミネートゴム栓。 手続補正書1..) 昭和60年6月 5日 特許庁長官 殿 2、発明の名称 ラミネートゴム栓 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府大阪市北区梅田1丁目12番39号新阪急
ビル名称 (285) ダイキン工業株式会社代表者 
山 1) 秒 4、代理人 7、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄中、次の箇所を補正しま
す。 (I)6頁2行、r3623Jとあるをr32B3Jと
訂正。 (2)8頁末2行、「2以上」とあるを「1以上」と訂
正。 (3)11頁末2行、「n−ヘキサン、」とあるを「n
−ヘキサン、シクロヘキサン、」と訂正。 (4)1’4頁7行、「製造例を示す。」の後に改行し
て、 「なお、製造例で得られた共重合体の組成は、変性モノ
マーの含有量については、共重合中に仕込んだ総量と共
重合後に回収した量との差を共重合体得量で除すること
により、また他のモノマーの組成については、変性モノ
マーの含を量および元素分析値から算出されるところか
ら決定される。 さらに、共重合体の物性値は、次の様にして測定した。 フロー値 高化式フローテスターを用い、300℃、7Kg荷重下
で、直径2 ll1m、長さ8II1mのノズルから単
位時間に流出する共重合体の容量(m+2/秒)を測定
し、これをフロー値とする。 融点 パーキン−ニルマー■型DSC装置を用い、20℃/分
の速度で昇温した時の融解ピークを記録し、極大値に対
応する温度を融点とする。」を挿入。 (5)15頁7行、「(モル比)。」とあるを1(モル
比)[テトラフルオロエチレン/エチレン−651/3
4.9(モル比)、CHt= CF CsF eH2。 7(モル%)。]」と訂正。 (6)同頁9〜12行、「降伏強度・・・・・・・・・
酸素指数45%。」とあるを削除。 (7)16頁12行、「(モル比)。」とあるを[(モ
ル比)[テトラフルオロエチレン/エチレン=53゜1
/46.9(モル比)、CHx = CF Cs F 
e H2。 1(モル%)。コ」と訂正。 (8)同頁14〜17行、「降伏強度・旧・・・・・酸
素指数27%。」とあるを削除。 (9)17頁「第1表」の前に、 「共重合体の物性質は次のようにして測定した。 引張試験 JISa号ダンベルに打ち抜いた共重合体フィルム(1
00μn)を25℃及び180’Cの温度において引張
り速度200mm/分で引張り、破断時の伸度及び強度
を測定した。 デュロメータ硬度 共重合体シート(2mm)を用いて25℃の温度におい
てASTMD2240に準じて測定した。 曲げ弾性率 共重合体シート(1mm)を用いて25℃の温度におい
てASTMD747に準じて測定した。 を挿入。 (1’O) 18頁(「第2表」の下から数えて)3〜
5行、「テスト方法・・・・・・・・・準じて測定」と
あるを削除。 (11)22頁11行、「±1mmJとあるを「±0.
1mmJと訂正。 (12)27頁「第6表」中、「比較例1」の「ゴム栓
形状」の欄、「−」とあるを「第4図」と訂正。 以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)栓本体の少な(とも容器口挿入部に樹脂フィルム
    をラミネートしたゴム栓において、樹脂フィルムがテト
    ラフルオロエチレン、エチレン及びこれらと共重合可能
    な含フツ素ビニルモノマーからなる共重合体であって、
    テトラフルオロエチレンとエチレンの含有モル比が62
    :38〜90:10であり、共重合可能な含フツ素ビニ
    ルモリマーの含有量がテトラフルオロエチレンおよびエ
    チレンの合計モル数に対して0.1〜10モル%の組成
    範囲にある共重合体のフィルムであることを特徴とする
    ラミネートゴム栓。
  2. (2)樹脂フィルムの厚さが0.002〜0 、5 m
    mである特許請求の範囲第1項記載のラミネートゴム栓
JP60062826A 1984-05-22 1985-03-26 ラミネ−トゴム栓 Granted JPS60251041A (ja)

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