JPS5962460A - ゴム栓 - Google Patents
ゴム栓Info
- Publication number
- JPS5962460A JPS5962460A JP57170594A JP17059482A JPS5962460A JP S5962460 A JPS5962460 A JP S5962460A JP 57170594 A JP57170594 A JP 57170594A JP 17059482 A JP17059482 A JP 17059482A JP S5962460 A JPS5962460 A JP S5962460A
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- JP
- Japan
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- rubber
- fluorine
- polymer chain
- containing thermoplastic
- thermoplastic rubber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ゴム栓に関し、更に詳しくは含フツ素熱可塑
性ゴムを成形加工してなる、耐薬品性、ガス不透過性、
透明性、安全性など1こすぐれたゴム栓に関する。
性ゴムを成形加工してなる、耐薬品性、ガス不透過性、
透明性、安全性など1こすぐれたゴム栓に関する。
従来から、栓の材料としてガラス、天然ゴム、合成ゴム
、シリコーンなどが用いられている。しかし、高腐食性
液体、または溶解性の大きいあるいは膨潤性の大きい液
体などを貯蔵または収容するための容器の栓の材料は非
常に重要であるが、あらゆる薬品(こ耐性を有する材料
は知られておらず、特に、発煙硝酸、濃硝酸、希硝酸ま
たはフッ化水素酸1こ対して安定なゴム栓材料はない。
、シリコーンなどが用いられている。しかし、高腐食性
液体、または溶解性の大きいあるいは膨潤性の大きい液
体などを貯蔵または収容するための容器の栓の材料は非
常に重要であるが、あらゆる薬品(こ耐性を有する材料
は知られておらず、特に、発煙硝酸、濃硝酸、希硝酸ま
たはフッ化水素酸1こ対して安定なゴム栓材料はない。
また、医薬用などのゴム栓ではガス不透過性や安全性な
どが要求されるが、これらを十分に満足する材料もない
。
どが要求されるが、これらを十分に満足する材料もない
。
このため高腐食性液体の場合はゴムよりポリエチレン、
ポリプロピレンなどの合成樹脂の方が好ましいものの、
シール機能に乏しくまた長時間の使用には耐えない。
ポリプロピレンなどの合成樹脂の方が好ましいものの、
シール機能に乏しくまた長時間の使用には耐えない。
医薬用ゴム栓1こおいては次のような技術が知られてい
るがそれぞ゛れ間額が多い。たとえば、プラスチックフ
ィルムがゴムとの積層法で提示されているが接着、密封
性に問題があり、信頼性に欠ける。また、フッ素樹脂フ
ィルムによる方法が開示されているものの、フッ素樹脂
フィルムを予備成形してからゴムと積層する方法をとり
、接着、密封性に問題がある。またフッ素樹脂フィルム
の表面処理によって接着性を高める方法を採用しても密
封部がフィルムとガラスであり問題が残る。いずれ(こ
しても複合栓のため経済的には不利である。
るがそれぞ゛れ間額が多い。たとえば、プラスチックフ
ィルムがゴムとの積層法で提示されているが接着、密封
性に問題があり、信頼性に欠ける。また、フッ素樹脂フ
ィルムによる方法が開示されているものの、フッ素樹脂
フィルムを予備成形してからゴムと積層する方法をとり
、接着、密封性に問題がある。またフッ素樹脂フィルム
の表面処理によって接着性を高める方法を採用しても密
封部がフィルムとガラスであり問題が残る。いずれ(こ
しても複合栓のため経済的には不利である。
ゴム溶液によるコーティング加工による複合栓も知られ
ているが、ブチルゴム表面が溶剤Iこより膨潤などの影
響を受けやすくまた加工後の輸液用薬栓の厳しいテスト
をクリヤすることが難しい。
ているが、ブチルゴム表面が溶剤Iこより膨潤などの影
響を受けやすくまた加工後の輸液用薬栓の厳しいテスト
をクリヤすることが難しい。
フッ素ゴムとの複合薬栓(こおいてはフッ素ゴムが加硫
剤を用いて仕上げられるため2次加硫が必要で接着性・
経済性の点で間頓が残る。
剤を用いて仕上げられるため2次加硫が必要で接着性・
経済性の点で間頓が残る。
本発明者らは、ゴム弾性があって、しかも薬品に対して
耐性をもち、薬品を汚染しないで充分な密封機能を有し
、かつ薬品を汚染する添加剤(たとえば加硫剤、加硫促
進剤、受酸剤、補強剤など)を含んでおらずに安全性が
高く、透明性がすぐれ、その上簡単な型成形のみで製造
することができるゴム栓を開発すべく研究を重ねた結果
、ある種の含フツ素熱可塑性ゴムはこれらの要求を満足
するゴム栓材料であることを見い出し本発明を完成する
に至った。
耐性をもち、薬品を汚染しないで充分な密封機能を有し
、かつ薬品を汚染する添加剤(たとえば加硫剤、加硫促
進剤、受酸剤、補強剤など)を含んでおらずに安全性が
高く、透明性がすぐれ、その上簡単な型成形のみで製造
することができるゴム栓を開発すべく研究を重ねた結果
、ある種の含フツ素熱可塑性ゴムはこれらの要求を満足
するゴム栓材料であることを見い出し本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明の要旨は、含フツ素熱可塑性ゴムを成
形加工してなるゴム栓に存する。
形加工してなるゴム栓に存する。
本発明において含フツ素熱可塑性ゴムとは、比較的低温
(たとえば常温付近)では加硫したゴム弾性を有し、加
熱lこより塑性流動を示すゴムをいう。
(たとえば常温付近)では加硫したゴム弾性を有し、加
熱lこより塑性流動を示すゴムをいう。
含フツ素熱可塑性ゴムは、好ましくは少なくとも1種の
エラストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも
1種の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成り
、そのう゛ち少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグ
メントである。特に、エラストマー性ポリマー鎖セグメ
ントと非エラストマー性ポリマー鎖セグメントの重量比
が40〜95:5〜60であるものが好ましい。
エラストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも
1種の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成り
、そのう゛ち少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグ
メントである。特に、エラストマー性ポリマー鎖セグメ
ントと非エラストマー性ポリマー鎖セグメントの重量比
が40〜95:5〜60であるものが好ましい。
含フツ素熱可塑性ゴムとして特1こ好ましい具体例を示
せば2種または3種のポリマー鎖セグメントから成る連
鎖と、該連鎖の一端に存在するヨウ素原子ならびに該連
鎖の他端に存在するアイオダイド化合物から少くとも1
個のヨウ素原子を除いた残基から成り、 前記ポリマー鎖セグメントの1種(連鎖が2種のポリマ
ー鎖セグメントから成る場合)もしくは1種または2種
(連鎖が3種のポリマー鎖セグメントから成る場合)は
(1)ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レンまたはペンタフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレン(モル比45〜90:5〜50:O〜35)ポ
リマーおよヒt21パーフルオロ(C1〜Caアルキル
ビニルエーテル)〔複数個のエーテル結合を含むものも
包含する。以下同様。〕/テトラフルオロエチレン/ビ
ニリデンフルオライド(モル比15〜75:0〜85:
0〜85)ポリマーから選択された、分子量30,00
0〜1,200,000 のエラストマー性ポリマー
鎖セグメントであり、 前記ポリマー鎖セグメントの残余は(3)ビニリデンフ
ルオライド/テトラフルオロエチレン(モル比0〜10
0:O〜100)ポリマーおよび(4)エチレン/テト
ラフルオロエチレン/ヘキサフルオプロピレン、3,3
.3−トリフルオロプロピレン−1,21−リフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピレン−1また
はパーフルオロ(C1〜C3アルキルビニルエーテル)
(モル比40〜60:60〜40:0〜30)ポリマー
から選択された、分子量3.000〜400,000の
非エラストマー性ポリマー鎖セグメントであり、 エラストマー性ポリマー鎖セグメントと非エラストマー
性ポリマー鎖セグメントの重量比が40〜95:5〜6
0である、 含フツ素熱可塑性ゴムが挙げられる。
せば2種または3種のポリマー鎖セグメントから成る連
鎖と、該連鎖の一端に存在するヨウ素原子ならびに該連
鎖の他端に存在するアイオダイド化合物から少くとも1
個のヨウ素原子を除いた残基から成り、 前記ポリマー鎖セグメントの1種(連鎖が2種のポリマ
ー鎖セグメントから成る場合)もしくは1種または2種
(連鎖が3種のポリマー鎖セグメントから成る場合)は
(1)ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピ
レンまたはペンタフルオロプロピレン/テトラフルオロ
エチレン(モル比45〜90:5〜50:O〜35)ポ
リマーおよヒt21パーフルオロ(C1〜Caアルキル
ビニルエーテル)〔複数個のエーテル結合を含むものも
包含する。以下同様。〕/テトラフルオロエチレン/ビ
ニリデンフルオライド(モル比15〜75:0〜85:
0〜85)ポリマーから選択された、分子量30,00
0〜1,200,000 のエラストマー性ポリマー
鎖セグメントであり、 前記ポリマー鎖セグメントの残余は(3)ビニリデンフ
ルオライド/テトラフルオロエチレン(モル比0〜10
0:O〜100)ポリマーおよび(4)エチレン/テト
ラフルオロエチレン/ヘキサフルオプロピレン、3,3
.3−トリフルオロプロピレン−1,21−リフルオロ
メチル−3,3,3−トリフルオロプロピレン−1また
はパーフルオロ(C1〜C3アルキルビニルエーテル)
(モル比40〜60:60〜40:0〜30)ポリマー
から選択された、分子量3.000〜400,000の
非エラストマー性ポリマー鎖セグメントであり、 エラストマー性ポリマー鎖セグメントと非エラストマー
性ポリマー鎖セグメントの重量比が40〜95:5〜6
0である、 含フツ素熱可塑性ゴムが挙げられる。
本発明で使用する好ましい含フツ素熱可塑性ゴムは特開
昭53−3495号公報に記載されている。
昭53−3495号公報に記載されている。
含フツ素熱可塑性ゴムの典型的な構造はたとえば式:
%式%)
〔式中、Qはアイオダイド化合物からヨウ素原子を除い
た残基、A、B 、・・・・・・はそれぞれポリマー鎖
セグメント(たゾし、そのうちの少くとも一つは含フツ
素ポリマー鎖セグメントである。)、■は前記アイオダ
イド化合物から遊離したヨウ素原子、nはqの結合手の
数を表わす。]で示され、基本的(こ、少くとも2種の
ポリマー鎖セグメントから成る連鎖と、その両末端1こ
結合した、ヨウ素原子ならびにアイオダイド化合物から
少くとも1個のヨウ素原子を除いた残基を必須構成分と
して成る。しかして、前記少くとも2種のポリマー鎖セ
グメントは、それぞれ隣接するポリマー鎖セグメントと
は互い゛に異種のもの(たとえばそれを構成する七ツマ
一単位の構造や組成を異にするもの。)であり、それら
のうちの少くとも1種は含フツ素ポリマー鎖セグメント
であり、少くとも1種のハードセグメントおよび少くと
も1種のソフトセグメントからなる。好ましくは、各ポ
リマー鎖セグメントはそれぞれ分子量3,000以上で
はあるが、その少くとも1種のポリマー鎖セグメントは
分子量30,000 以上を有するものであって、いわ
ゆるテロマー領域を除くものである。
た残基、A、B 、・・・・・・はそれぞれポリマー鎖
セグメント(たゾし、そのうちの少くとも一つは含フツ
素ポリマー鎖セグメントである。)、■は前記アイオダ
イド化合物から遊離したヨウ素原子、nはqの結合手の
数を表わす。]で示され、基本的(こ、少くとも2種の
ポリマー鎖セグメントから成る連鎖と、その両末端1こ
結合した、ヨウ素原子ならびにアイオダイド化合物から
少くとも1個のヨウ素原子を除いた残基を必須構成分と
して成る。しかして、前記少くとも2種のポリマー鎖セ
グメントは、それぞれ隣接するポリマー鎖セグメントと
は互い゛に異種のもの(たとえばそれを構成する七ツマ
一単位の構造や組成を異にするもの。)であり、それら
のうちの少くとも1種は含フツ素ポリマー鎖セグメント
であり、少くとも1種のハードセグメントおよび少くと
も1種のソフトセグメントからなる。好ましくは、各ポ
リマー鎖セグメントはそれぞれ分子量3,000以上で
はあるが、その少くとも1種のポリマー鎖セグメントは
分子量30,000 以上を有するものであって、いわ
ゆるテロマー領域を除くものである。
また、前記アイオダイド化合物から少くともヨウ素原子
を除いた残基は、該アイオダイド化合物に重合性二重結
合が存在する場合には、前記ポリマー鎖セグメントを構
成するモノマーないしは該アイオダイド化合物に由来す
る何らかの置換針を有しうるものである。これら含フツ
素熱可塑性ゴムは通常0.001〜10@量%のヨウ素
原子を含む。
を除いた残基は、該アイオダイド化合物に重合性二重結
合が存在する場合には、前記ポリマー鎖セグメントを構
成するモノマーないしは該アイオダイド化合物に由来す
る何らかの置換針を有しうるものである。これら含フツ
素熱可塑性ゴムは通常0.001〜10@量%のヨウ素
原子を含む。
ただし、含フツ素熱可塑性ゴム合成後にヨウ素を反応に
より除去し、あるいは他の残基に置換したものも含まれ
る。
より除去し、あるいは他の残基に置換したものも含まれ
る。
本発明のゴム栓は、この様な含フツ素熱可塑性ゴムを常
套の方法、たとえば射出成形、圧縮成形、真空成形など
により容易に型成形して製造することができる。
套の方法、たとえば射出成形、圧縮成形、真空成形など
により容易に型成形して製造することができる。
ゴム栓は、栓を用いる容器および容器内物質によってそ
の寸法および形状を定めるが、通常、第1図および第2
図に示す様な円錐台形の形状が用いられる。また、経済
的理由により、容器内面に接する部分は、第3〜5図に
示す様に、少くとも含フツ素熱可塑性ゴムの肉厚層2で
構成し、他の部分は従来の材料の芯3または片肉4で構
成して複合ゴム栓とするのが好ましい。この場合、肉厚
層は0.5〜10m+++、好ましくは2〜7mmの厚
さとすればよい。
の寸法および形状を定めるが、通常、第1図および第2
図に示す様な円錐台形の形状が用いられる。また、経済
的理由により、容器内面に接する部分は、第3〜5図に
示す様に、少くとも含フツ素熱可塑性ゴムの肉厚層2で
構成し、他の部分は従来の材料の芯3または片肉4で構
成して複合ゴム栓とするのが好ましい。この場合、肉厚
層は0.5〜10m+++、好ましくは2〜7mmの厚
さとすればよい。
本発明のゴム栓は、使用する含フツ素熱可塑性ゴムが弾
性を有するので良好な密封機能を有し、耐薬品性)こ優
れている。また、該含フツ素熱可塑性ゴムは通常のフッ
素ゴムのように架硫剤を添加しなくても成形後冷却する
だけで硬化するので、架橋剤の添加は必要ではなく、さ
らに他の添加剤も加える必要はないから、薬品を汚染す
ることもない。しかし、目的に応じて加硫を行ってもよ
く、加硫するときは加硫剤として、有機パーオキサイド
化合物、ポリヒドロキシ化合物/加硫促進剤、ポリアミ
ン化合物などフッ素ゴムの加硫剤として良く知られてい
るものが用いられ、その他通常の添加剤(カーボンブラ
ック、シリカ、タルクなど)を加えることができる。こ
れら加硫剤により加硫する場合は、それぞれパーオキサ
イド加硫、ポリオール加硫、ポリアミン加硫など、既知
の加硫方法が採用できる。また、光または熱官能性化合
物を添加し、光または熱により硬化する方法も採用され
る。その他、放射線照射により架橋することもできる。
性を有するので良好な密封機能を有し、耐薬品性)こ優
れている。また、該含フツ素熱可塑性ゴムは通常のフッ
素ゴムのように架硫剤を添加しなくても成形後冷却する
だけで硬化するので、架橋剤の添加は必要ではなく、さ
らに他の添加剤も加える必要はないから、薬品を汚染す
ることもない。しかし、目的に応じて加硫を行ってもよ
く、加硫するときは加硫剤として、有機パーオキサイド
化合物、ポリヒドロキシ化合物/加硫促進剤、ポリアミ
ン化合物などフッ素ゴムの加硫剤として良く知られてい
るものが用いられ、その他通常の添加剤(カーボンブラ
ック、シリカ、タルクなど)を加えることができる。こ
れら加硫剤により加硫する場合は、それぞれパーオキサ
イド加硫、ポリオール加硫、ポリアミン加硫など、既知
の加硫方法が採用できる。また、光または熱官能性化合
物を添加し、光または熱により硬化する方法も採用され
る。その他、放射線照射により架橋することもできる。
上記加硫剤に有機パーオキサイド化合物を用いるとき、
または放射線架橋を行うときは、必要Iこ応じて通常多
官能性化合物を併用するのが望ましく、一般に官能基と
してCH2=CH−1CH2= CH−CH2−1CF
2=CF−などの1種または2種以上が例示できる。
または放射線架橋を行うときは、必要Iこ応じて通常多
官能性化合物を併用するのが望ましく、一般に官能基と
してCH2=CH−1CH2= CH−CH2−1CF
2=CF−などの1種または2種以上が例示できる。
次に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
実施例1
ビニリデンフルオライド/ヘキサフルオロプロピレン/
テトラフルオロエチレン(モル比50:30:20)ポ
リマーセグメント85喧量%およびエチレン/テトラフ
ルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン(モル比4
3:49:8)ポリマーセグメント15重量%から成る
含フツ素熱可塑性ゴム(これをゴムAという。)と、ゴ
ムAにハ これをゴムBという。)とについて耐薬品性を試験した
。
テトラフルオロエチレン(モル比50:30:20)ポ
リマーセグメント85喧量%およびエチレン/テトラフ
ルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン(モル比4
3:49:8)ポリマーセグメント15重量%から成る
含フツ素熱可塑性ゴム(これをゴムAという。)と、ゴ
ムAにハ これをゴムBという。)とについて耐薬品性を試験した
。
ゴム試料(10rnm×20mm×厚さ2 mm )を
第1表に示す薬品番こ同表に示す条件で浸漬した後、体
積変化(△■、%)を測定した。結果を同表に示す。
第1表に示す薬品番こ同表に示す条件で浸漬した後、体
積変化(△■、%)を測定した。結果を同表に示す。
第1表
比較例1
市販のシリコンゴム栓、コルク栓、天然ゴム栓を用いて
実施例1と同様の試験を行ったが、いずれも使用に耐え
ない外観と形状を呈したため、体積変化の測定は不能で
あった。
実施例1と同様の試験を行ったが、いずれも使用に耐え
ない外観と形状を呈したため、体積変化の測定は不能で
あった。
実施例2および比較例2
実施例1のゴムAおよびゴムBならび(こ天然ゴムのガ
ス透過性試験を、ASTM D143C−Mの方法に
準じて行った。結果を第2表に示す。
ス透過性試験を、ASTM D143C−Mの方法に
準じて行った。結果を第2表に示す。
第2表
第1図は、本発明のゴム栓の一例の斜視図、第2図は第
1図のゴム栓の断面図、第3〜5図は、本発明のゴム栓
の好ましい態様の断面図である。 1・・・ゴム栓、2・・・含フツ素熱可塑性ゴム肉厚層
、3・・・芯、4・・・片肉。 特許出願人 ダイキン工業株式会社 代 御 人 弁理士 青白 葆(外2名)第1図
1図のゴム栓の断面図、第3〜5図は、本発明のゴム栓
の好ましい態様の断面図である。 1・・・ゴム栓、2・・・含フツ素熱可塑性ゴム肉厚層
、3・・・芯、4・・・片肉。 特許出願人 ダイキン工業株式会社 代 御 人 弁理士 青白 葆(外2名)第1図
Claims (6)
- (1)含フツ素熱可塑性ゴムを成形加工してなるゴム栓
。 - (2)含フツ素熱可塑性ゴムが、少なくとも1種のエラ
ストマー性ポリマー鎖セグメントおよび少なくとも1種
の非エラストマー性ポリマー鎖セグメントから成り、そ
のうちの少なくとも1つは含フツ素ポリマー鎖セグメン
トである含フツ素熱可塑性ゴムである特許請求の範囲第
1項記載のゴム栓。 - (3)含フツ素熱可塑性ゴムが、エラストマー性ポリマ
ー鎖セグメント40〜95重量部および非エラストマー
性ポリマー鎖セグメント5〜60重量部から成る特許請
求の範囲第1項記載のゴム栓。 - (4)含フツ素熱可塑性ゴムが加硫剤を含む特許請求の
範囲第1項記載のゴム栓。 - (5)含フツ素熱可塑性ゴムが放射線架橋されたもので
ある特許請求の範囲第1項記載のゴム栓。 - (6)少くとも容器内面に接する部分を構成する含フツ
素熱可塑性ゴムの肉厚層とその他の部分を構成する芯お
よび片肉とから成る特許請求の範囲第1〜5項のいずれ
かに記載のゴム栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57170594A JPS5962460A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | ゴム栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57170594A JPS5962460A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | ゴム栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5962460A true JPS5962460A (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=15907728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57170594A Pending JPS5962460A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | ゴム栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5962460A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025010A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 住友林業株式会社 | 木質軸部材の接合構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571268A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-29 | Tsukasa Eguchi | Sealing rubber stopper |
-
1982
- 1982-09-28 JP JP57170594A patent/JPS5962460A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571268A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-29 | Tsukasa Eguchi | Sealing rubber stopper |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018025010A (ja) * | 2016-08-09 | 2018-02-15 | 住友林業株式会社 | 木質軸部材の接合構造 |
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