JPS60251040A

JPS60251040A - チユ−ブ容器およびその製造法

Info

Publication number: JPS60251040A
Application number: JP59105974A
Authority: JP
Inventors: 河田　修朗; 長岡　純
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 1984-05-25
Filing date: 1984-05-25
Publication date: 1985-12-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】韮亙圀豆本考案は、練歯磨、医薬品、化粧品、食品、工業薬品等
を収容して使用するチューブ容器に関するものである。

従】」０１従来より押し潰して搾り出す容器として使用されている
チューブにおいては、胴部にガスバリヤ材を用い、これ
に合、成樹脂による口部と肩部成型を行う際に胴部に対
する接合を行っていたが、合侵入する空気中の酸素によ
る内容物の酸化等の恐れがあった。

■煎上記のように、従来より押し出して搾り出す容器として
使用されているチューンにおいては、胴部にガスバリヤ
材を含む複合材（ラミネートシー１−）を用い、円柱状
に丸め、これを胴部とし、これに熱可塑性樹脂による日
周部をインジェクションにて接合するか、または、日周
部を成型した物（ポリエチレン他ン、アルミを含むリン
ク状材などを利用して高周波シール、超音波シールによ
り接合して製造する容器は公知である。しかし、単一熱
可塑性樹脂やリンク状バリヤ材を用いたとしても、日周
部を完全にバリヤ性にするには、アルミチューブと同じ
ように完全に覆わなくてはならす、接合法に困難な問題
点があった。

本発明はこのような従来の欠点を解決した容器を得よう
とするものである。

１腹以下本発明を図面に示す実施例に従って説明する。

第１図〜第４図は、本発明によるチューブ容器の製造過
程を説明するための断面図で、第５図はその製品を示す
断面図である。

第１図は押出機よりの溶融熱可塑性樹脂（ポリエチレン
なと）の押出ノズル１の側面図で、第２図に示すように
、日周部成型金型（マトリックス）２の上部開口３より
ノズル１を挿入し、その押出口４よりドーナツ状溶融樹
脂５をその周囲に形成し、その後、ノズルを引上げると
、第３図に示すように、１・−ナラ状溶融樹脂５が日周
部成型金型２の上部開口３の下面に残る。なお、符号６
は日周部成型面である。

第３図は次行程を示す断面図で、日周部成型金型２の上
には、チューブ容器のネジ部７を形成するためのネジ部
成型金型（フォーミンクジョー）８、穴あけビン９付口
穴成型金型（スライター月０が重ね合わされ、また、日
周部成型金型２の下方には、日周部内面を形成するアル
ミニュームのようなガスバリヤ材１１を土壁に嵌合載置
し、かつ、チューブ容器胴部となるカスバリヤ材（ラミ
ネー１〜）１２を嵌挿したマンドレル１３か設けられて
いる。本発明において、この口肩部形成カスバリヤ材１
１の裾部分は水平端縁１４を備え、マンドレル１３に設
けられた水平面１５上に乗り、それにつつく傾斜面■６
とにより、水平縁１４より僅かに上方に突出して位置す
るガスバリヤ材１２上端部との間に溶融樹脂（ドーナツ
状溶融樹脂と同じもの月７が流入する空間１８が形成さ
れるようになっている。

第４図は成型金型がすべて組み合わされ、その隙間を溶
融した樹脂１７か流入した状態を示している。その後、
冷却し、第５図に断面図として示しているようなチュー
ブ容器か製作されることになる。

なお、ロ屑部形成カスバリヤ材ＩＪには主としてアルミ
ニュームか用いられるか、ポリエチレンなどと直接接着
しないため、単体のままでは、内容物の押し圧やバージ
ン性を破る時などの外力により離脱する恐れかあるので
、第６図に示すように、バリヤ材外面に接着層１９を設
け、熱可塑性樹脂との結合性をよくしてやるとよい。ま
た、内面には、内容物保護層ｚＯを設けている。

以上の説明は、チューブ容器の口部と肩部とか一体とな
っているカスバリヤ材１１を用いた場合について行なっ
ているか、口部と肩部とか別体に構成されている場合に
おいても、同様の考え方で口部と肩部の端縁部分を樹脂
結合することができる。

本発明によれは、チューブ容器の日周部端縁とチューブ
胴部とは熱可塑性樹脂により小間隙で密に接合されるの
で、熱可塑性樹脂を通しての空気中の酸素による酸化を
減少できるばかりでな（、各カスバリヤ材の端縁はいず
れも熱可塑性樹脂中に埋没されるようになるので、打抜
加工等により端縁面か露出するのが避けられないことに
よるその部分より生ずる腐蝕を防止できる。また、ロ眉
部カスバリヤ材表面に接着層を設けることにより、ガス
バリヤ材と熱可塑性樹脂との結合性を良くし、外力のか
かった場合に生ずる剥離を防止できる。

したがって、本発明によれば、連続的にバリヤ性に優れ
たチューブ容器を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明によるチューブ容器の製造過程
を示す断面図、第５図はその製品であるチューブ容器の
上部を示す断面図、第６図は日周部ガスバリヤ材の断面
図、である。 ■・・・押出ノズル、２・・・日周部成型金型、３・・
・開口、４・・・押出口、５・・・ドーナツ状熱可塑性
樹脂、　６・・・日周部成型面、　７・・・ネジ部、８
・・・ネジ部成型金型、　９・・・穴あけビン、　１０
・・・口穴成型金型、　ＩＩ・・・日周部ガスバリヤ材
、　１２・・・容器胴部カスバリヤ材、１３・・・マン
ドレル、　１４・・・水平端縁、　１５・・・水平面、
１６・・・傾斜面、　１７・・・熱可塑性樹脂層、１８
・・・空間、　１９・・・接着層、　２０・・・保護層
。代理人　弁理士　今　誠第３図　第４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）チューブ容器の口眉部と胴部の各結合端縁が近接
し、熱可塑性樹脂層で覆われるとともに、該熱可塑性樹
脂により日周部と胴部が一体的に結合成型されており、
且つ、チューブ容器口肩部の山形円板状ガスバリヤ材の
水平周縁部を囲むよう、ガスバリヤ性を備えたラミネー
トチューブ胴部上縁を内方に湾曲させ、チュープロ肩部
成型用溶融樹脂により前記肩部および各端縁を被覆する
とともに、両者を一体的に結合成型してなるチューブ容
器。
（２）山形円板状ガスバリヤ材よりなる日周部外面に、
０肩部成型用溶融樹脂と接合する接着層を設けてなる特
許請求の範囲第１項記載のチューブ容器。
（３）チュープロ肩部成型上金型の内壁上面に、押出ノ
ズルよりドーナツ状に溶融熱可塑性樹脂を付着せしめた
後、裾部外周に水平縁を設けたチューブ容器の日周部を
マンドレル上壁に乗せるとともに、その水平縁より僅か
に上方に突出して位置するよう円筒状チューブ容器胴部
を嵌挿したマンドレルを前記上金型と抑圧係合せしめる
ことにより、チューブ容器の日周部および両者の各端縁
を樹脂被覆すると同時に、チュープロ肩部とチューブ本
体とを結合成型するようにしたことを特徴とするチュー
ブ容器の製造法。