JPS6025103Y2 - 圧電振動装置 - Google Patents

圧電振動装置

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Publication number
JPS6025103Y2
JPS6025103Y2 JP1979005724U JP572479U JPS6025103Y2 JP S6025103 Y2 JPS6025103 Y2 JP S6025103Y2 JP 1979005724 U JP1979005724 U JP 1979005724U JP 572479 U JP572479 U JP 572479U JP S6025103 Y2 JPS6025103 Y2 JP S6025103Y2
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JP
Japan
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transistor
piezoelectric
primary winding
secondary winding
base
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979005724U
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English (en)
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JPS55105499U (ja
Inventor
健一 服部
Original Assignee
太陽誘電株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば圧電ブザーを構成するための圧電発音
体のような圧電振動素子即ち圧電気逆効果によって振動
を得る素子を発振器に結合して駆動する圧電振動装置に
関するものである。
圧電ブザー装置又は圧電振動装置は良く知られているが
、簡単な回路構成で且つ所望の発振状態を容易に得るこ
とが可能な装置はまだ知られていない。
そこで、本考案の目的は回路構成が簡単であると共に、
所望の振動状態を容易に得ることが可能な圧電振動装置
を提供することにある。
上記目的を遠戚するための本考案は、その一端が直流電
源の一端に接続されたトランスの1次巻線と、コレクタ
が前記1次巻線の他端に接続されたトランジスタと、前
記トランジスタのエミッタと前記直流電源の他端との間
に接続されたエミッタ抵抗と、前記1次巻線に電磁結合
され且つその一端が前記トランジスタのベースに接続さ
れたトランスの2次巻線と、前記2次巻線の他端と前記
直流電源の一端との間に接続されたベース制御用抵抗と
、前記2次巻線の他端と前記直流電源の他端との間に接
続されたベース制御用コンンデンサと、前記トランジス
タのコレクタと前記直流電源の他端との間に接続された
圧電振動素子とから戊る圧電振動装置に係わるものであ
る。
上記本考案によれば極めて簡単な回路構成で間欠的に振
動する振動装置を提供することが可能になる。
またエミッタ抵抗の調整によって振動期間を容易に変え
ることが可能になる。
以下、図面を参照して本考案の実施例について本考案の
実施例に係わる圧電ブザー装置を示す第1図に於いて、
約9Vの直流電源1の一端にトランス2の1次巻線3の
一端が接続され、1次巻線3の他端にトランジスタ4の
コレクタが接続されている。
そして、トランジスタ4のエミッタと直流電源1の他端
との間に5〜100Ω程度のエミッタ抵抗5が接続され
ている。
従ってで1次巻線3とトランジスタ4とは直列接続であ
り、トランジスタ4がオンの期間に流れるコレクタ電流
で1次巻線3にエネルギーが蓄積される。
■次巻線3に電磁結合されたトランス2の2次巻線6の
一端はトランジスタ4のベースに接続すれ、この2次巻
線6の他端はベース制御用抵抗7を介して電源1の一端
に接続されている。
また2次巻線6の他端と直流電源1の他端との間に、ベ
ースに逆バイアスを付与することが可能な極性即ち第1
図に示すような極性で有極性電解コンデンサ8が接続さ
れている。
更にトランジスタ4のコレクタと電源1の他端との間に
圧電発音体9が接続されている。
尚トランス2は、ポットフェライトコアにペアー線を巻
き付けて1次巻線3と2次巻線6としたものであり、ト
ランジスタ4にコレクタ電流が流れた時にこのトランジ
スタ4のオンを維持する方向の電圧が2次巻線6に発生
するような極性にしたものである。
また圧電発音体9は、第2図に示す如く直径約20Bの
円板状セラミック圧電体10に一対の電極11.12を
設け、ここに直径約27咽の円板状黄銅板から成る振動
板13を接着材14て貼り付け、動可能に保持した公知
の圧電発音体である。
次に第3図を参照してこの回路の動作について述べる。
発振回路に直流電源1を接続すると、抵抗7を介してト
ランジスタ4にベース電流が流れトランジスタ4がオン
になる。
そしてこのトランジスタ4を通って1次巻線3に電流が
流れる。
これにより2次巻線6にトランジスタ4をオンにする方
向の電圧が発生し、正帰還動作によってトランジスタ4
のベース電流が更に増大する。
そして、トランジスタ4のコレクタ電流も時間と共に増
大し、ち時点でトランジスタ4のコレクタ電流は飽和領
域に達する。
コレクタ電流が飽和すると、1次巻線3及び2次巻線6
の電圧が零になるので、トランジスタ4は飽和を維持す
ることが不可能になり、急激にオフになる。
この回路では負荷を接続した3次巻線が設けられていな
いので、1次巻線3に蓄積されたエネルギはコンデンサ
としての機能も有する圧電発音体9に移される。
そして、1次巻線3のインダクタンスLと圧電発音体9
の静電容量CとによるLC共振回路が形成され、LCで
決定される共振周波数で振動する。
これにより、第3図のt2〜t3期間に説明的に示すよ
うにトランジスタ4のコレクタ電流Vc及びベース電圧
VBが可聴周波数で変化する。
即ち、トランジスタ4が12時点で飽和したオフになる
と、トランジスタ4のベースを逆バイアスする電圧が2
次巻線6に発生し、トランジスタ4はオフになる。
しかし、共振働作によって圧電発音体9に充電された電
荷が放出される期間になると2次巻線6にトランジスタ
4を正バイアスする電圧が発生し、2次巻線6、トラン
ジスタ4のベース、エミッタ間、抵抗′5、ベース制御
用コンンデンサ8から成る閉回路でベース電流が流れ、
トランジスタ4がオンになる。
これと同時にコンデンサ8の充電が行われる。
このようにトランジスタ4がオンになると、圧電発音体
9に蓄積されたエネルギの全部が1次巻線3のインダク
タンスに移されず、その一部がトランジスタ4とエミッ
タ抵抗5とから成る回路で吸収される。
1次巻線3と圧電発音体9とによる共振状態が永久に続
くわけではなく、も時点で共振が停止する。
これはトランジスタ4がオンになる毎にコンデンサ8が
充電されてA点の電位が低下するためと思われる。
従って、(〜t3の発音期間はトランジスタ4のベース
、エミッタ間抵抗RB0と抵抗5とコンデンサ8の容量
coとによって決定される。
コンデンサ8の電圧変化でトランジスタ4がオンになる
ことが不可能になると、13時点からA点の電圧の上昇
が開始し、ち時点で再びトランジスタがオンになり、同
様な動作を繰返す。
従ってjj”j<の発音休止期間は抵抗7とコンデンサ
8との時定数によって決定される。
上述から明らかなようにこの装置では、圧電発音体9を
コンデンサとして使用するので、簡単な回路構成で間欠
的発音を得ることが出来る。
またエミッタ抵抗5を設けることによって要求される発
音期間t2〜t3を正確に設定することが可能になる。
またエミッタ抵抗5を変化させることによって発音時間
t2〜t3を容易に変えることが可能になる。
またエミッタ抵抗4の値を大きくすれば、実質的に連続
発振させることも可能になる。
以上本考案の実施例について述べたが、本考案は上述の
実施例に限定されるものではなく、更に変形可能なもの
である。
例えば圧電発音体9における振動板13を合成樹脂板と
腰電気的接続を電極11に行うようにしてもよい。
また圧電発音体9を3端子構造等としてもよい。
また圧電ブザー以外の装置にも適用可能であり、圧電発
音体9の代りにセラミック圧電振動子を接続腰これを振
動させる場合にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係わる圧電ブザー装置を示す
回路図、第2図は第1図の装置の圧電発音体9の構成を
説明的に示す側面図、第3図は第1図の回路におけるコ
レクタ電圧とベース電圧とを説明的に示す波形図である
。 尚図面に用いられている符号において、1は直流電源、
2はトランス、3は1次巻線、4はトランジスタ、5は
エミッタ抵抗、6は2次巻線、7は抵抗、8はコンデン
サ、9は圧電発音体である。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)その一端が直流電源の一端に接続されたトランス
    の1次巻線と、 コレクタが前記1次巻線の他端に接続されたトランジス
    タと、 前記トランジスタのエミッタと前記直流電源の他端との
    間に接続されたエミッタ抵抗と、前記1次巻線に電磁結
    合され且つその一端が前記トランジスタのベースに接続
    されたトランスの2次巻線と、 前記2次巻線の他端と前記直流電源の一端との間に接続
    されたベース制御用抵抗と、 前記2次巻線の他端と前記直流電源の他端との間に接続
    されたベース制御用コンデンサと、前記トランジスタの
    コレクタと前記直流電源の他端との間に接続された圧電
    振動素子と、から戒る圧電振動装置。
  2. (2)前記圧電振動素子は、セラミック圧電体と、この
    セラミック圧電体に設けられた一対の電極と、の電極に
    貼り付けられた発音用振動板とから成る圧電発音体であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧電振動装置。
  3. (3)前記コンデンサは、前記トランジスタのベースに
    逆バイアスを付与することが可能な極性で接続された有
    機性コンデンサである実用新案登録請求の範囲第1項又
    は第2項記載の圧電振動装置。
JP1979005724U 1979-01-18 1979-01-18 圧電振動装置 Expired JPS6025103Y2 (ja)

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JP1979005724U JPS6025103Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18 圧電振動装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55105499U JPS55105499U (ja) 1980-07-23
JPS6025103Y2 true JPS6025103Y2 (ja) 1985-07-27

Family

ID=28811849

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273332A (en) * 1975-12-16 1977-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Silver oxide battery

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5273332A (en) * 1975-12-16 1977-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Silver oxide battery

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JPS55105499U (ja) 1980-07-23

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