JPS60250540A - デアイオンスイツチ - Google Patents

デアイオンスイツチ

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JPS60250540A
JPS60250540A JP10695784A JP10695784A JPS60250540A JP S60250540 A JPS60250540 A JP S60250540A JP 10695784 A JP10695784 A JP 10695784A JP 10695784 A JP10695784 A JP 10695784A JP S60250540 A JPS60250540 A JP S60250540A
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movable
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久本 秀夫
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は回路遮断器のトリップ機構の働きを停止させる
ことによって通常の消弧装置付外のスイッチとしても使
用で外るようにしたデアイオンスイッチに関するもので
ある。
[背景技術] 従来から比較的大電流の回路を遮断するためのスイッチ
としては、消弧装置の付いたデアイオンスイッチ(アイ
ソレーションスイッチ、ノントリップブレーカともいう
)が一般に用いられている。
然るにかかるデアイオンスイッチを製造するために専用
の製造ラインを設けると、着しく生産コストが高くなっ
てしまうという問題があった。そこでユーザの闇では消
弧装置を有する一般的な回路遮断器をデアイオンスイッ
チの代わりに使用するようなことが行なわれているが、
回路遮断器においては過大な電流が流れると、電源から
負荷への電力供給を自動的に遮断するようになっている
ので、例えば瞬間的に大電流が流れるような電力系統に
おいて使用する場合には不都合であった。また消弧装置
を有する回路遮断器を改造してそのトリップ機構の働き
を停止させ、デアイオンスイッチとして使用できるよう
にしようという試みも為されているが、従来の回路遮断
器においてはケーシングは、アークガスの排気孔が設け
られている程度で、他の部分は完全に閉塞されており、
したがって外部からの操作によりトリップ機構の働き°
 を停止させるようなことはできず、どうしても回路遮
断器を分解して内部の過電流素子を除去するか、その他
の機構を変更する必要があって改造に手数が掛かるとい
う問題があった。
[発明の目的1 本発明は上述のような点に鑑みて為されたものであり、
通常の回路遮断器のトリップ動作に用いられる機構部材
の動きを外部から任意に挿入し得るストッパによって阻
止できるようにして、通常の回路遮断器の製造ラインに
おいて製造された回路遮断器を消弧装置付きのブレーカ
として使用できるようにしたデアイオンスイッチを提供
することを目的とするものである。
[発明の開示l 以下、本発明の構成を図示実施例につ1・て説明する。
第1図は本発明の一実施例に係るデアイオンスイッチの
特徴を最も良く現わす縦断面図であり、第2図はその要
部を示す側面図である。上記各図に示すように、本発明
は通常の回路遮断器Bの側壁面に貫通孔1を設けて、こ
の貫通孔1を介してストッパ2を挿入し、トリップ動作
用のラッチ板3が動かないようにして通常のデアイオン
スイッチとして使用できるようにした点に特徴を有する
ものである。すなわち、本発明にあっては回路遮断器を
製造する際に、予めトリップ動作用のラッチ板3が設け
られている箇所に相当する部分にラッチ板3の動きを阻
止するストッパ2を挿入し得るような形状の貫通孔1を
ケーシング4に開口形成しておいて、回路遮断器として
使用する場合には上記貫通孔1にはストッパ2は挿入せ
ず、またテ゛アイオンスイッチとして使用する場合には
ストッパ2を挿入してラッチ板3が動かないようにする
ものである。第3図はストッパ2の外観を示す斜視図で
あり、また第4図はストッパ2を挿入完了したデアイオ
ンスイッチの外観を示す斜視図である。この第4図に示
すように、ストッパ2を挿入した後、上記貫通孔1は絶
縁材よりなる側板5を張り付けることによって塞がれる
ものである。本発明にあっては、このようにストッパ2
を挿入するか否かを選択することにより、同一の製造工
程で生産された回路遮断器を、トリップ動作を行なわな
いデアイオンスイッチとしても、また通常の回路遮断器
としても使用できるものである。
したがって本発明にあっては通常の回路遮断器とは異な
る別工程の製造ラインをデアイオンスイッチについて別
個に設ける必要がなくなるものであり、また本発明にあ
っては回路遮断器のケーシング4に設けた貫通孔1にス
トッパ2を挿入するだけでトリップ動作の機能を除去す
ることができるので、従来のように回路遮断器を一旦分
解して過電流素子を外したりその他の内部機構を変更し
たすする必要がないので、テ゛アイオンスイ・ンチへの
改造が着しく容易になるものである。
以下、第1図乃至第10図の実施例の更に詳細な構成に
ついて説明する。本実施例にお(1て用(する回路遮断
器Bの外筐体は、一対のケーシング41.42をねじあ
るいはかしめ鋲のような固定具21にて固定することに
より構成されており、°回路遮断器本体の上面には回路
開閉用のハンドル6が突設されている。第5図は、固定
具21を外して一方のケーシング41を他方のケーシン
グ42から取り外した状態を示しており、同図に示すよ
うに両ケーシング4□42の間には、一対の外部接続端
子22..222や可動接触子7、および消弧装置13
などの各種の部品が収納されているものである。第6図
及び第7図は本実施例の動作に必要とされる部品を個々
に示すものであり、また第8図乃至第10図は本実施例
において用いる回路遮断器の断面構造を示している。但
し、第10図はグトッパ2がないものとした場合の回路
遮断器自体のトリップ動作時における状態を示すもので
あるから、ストッパ2は描かれていない。またその他の
図面においても、以下の説明においては、スト・ンバ2
がないものとした場合の回路遮断器自体の構成及び動作
について主として説明する。上記各図において、8は可
動接触子7の先端部に取着された可動接点であり、一方
の端子板231に取着された固定接点9と接触開離して
主回路を開閉し得るようになっている。各端子板23.
.232にはワッシャ24およびスプリングワッシャ2
5を介して締付ねじ26が装着されており、これによっ
て一対の外部接続端子22..22□が構成されている
。端子板232から突設された突片27には過電流検出
用のバイメタル11の係合穴11aが挿通され突片27
がかしめられて、バイメタル11が端子板232に固定
されるようになっている。
バイメタル11の自由端側に一端部を溶接された+11
m28の他端部は可動接触子7に溶接されている。可動
接触子7は可動アーム29にかしめ接続されており、こ
の可動アーム29は可動枠30の底面開口部に嵌挿され
るようになっている。31はハンドル6および可動アー
ム29ならびに可動枠30を軸支するための回転軸であ
り、この回転軸31の中央部は略コ字状に折曲されて、
ノ)ンドル6内の凹溝6aに嵌合するようになってνす
る。
また回転軸31の両端部は可動アーム29の軸支点とな
るU字状凹溝32に嵌合されると共に、可動枠30の軸
支孔33及びU字状凹溝34に嵌合されるようになって
いる。35はノ)ンドル6をオン位置およびオフ位置に
付勢するための引張ばねである。この引張ばね35の一
端部は回転軸31の中央部に係合されており、また他端
部は可動アーム29の軸孔36に両端部を支持されたピ
ン37に係合されている。したがってノ)ンドル6は第
1図及びvS9図に示すように、引張ばね35が回転軸
31の回転中心Pを横切る点を境としてオン位置または
オフ位置に付勢されるようになってνする。また上記引
張ばね35の引張力によって可動アーム29と可動枠3
0及び回転軸31を一体化することができるようになっ
ているものである。
しかして可動枠30の一端には突段部38が形成されて
おり、この突段部38にはハンドル6の凹溝6bが!@
6図に示すように係合し得るようになっており、これに
よって回路遮断器の組立工程中にハンドル6が矢印Aに
示す方向に飛び出すことを防止できるようになっている
ものである。次に10はトリップ動作時に可動接触子7
を強制的に開離させるための圧縮コイル型のスプリング
であり、このスプリング10の先端部はアーク防止用の
保護板39を介して可動枠30のばね受座40に設けら
れた係合孔40aに挿通係合されるようになっている。
また上記スプリング10は両ケーシング41.42の収
納空所41内に収納され、その奥底面42にスプリング
10の後端部が当接するようになっているものである。
アーク保護板39は可動接触子7の可動接点8が端子板
23.の固定接点9から開離する際に生じるアークによ
ってスプリング10が溶損されることを防止するもので
あり、前方保護板39aと側方保護板39bとから構成
されている。また前方保護板39aにはスプリング10
の先端部を嵌挿するための嵌挿孔39cが設けられてい
る。この前方保護板39aと可動枠30のばね受座40
とは、スプリング10に対する当たりを良くするために
若干傾斜させて形成しである。43は磁性材料によって
形成された短絡電流検出用のヨーク板であり、このヨー
ク板43から突設された側方突出片44は一対のケーシ
ング41−42にそれぞれ形成された保合穴45によっ
て固定されるようになっている。ヨーク板43の中央片
46は端子板23□にかしめ固定されるようになってお
り、また中央片46の両側からは磁気経路を形成する側
片47が垂直方向に延出されている。3はラッチ板であ
り、その軸支孔48に挿通された軸支ビン49の両端部
は両ケーシング46,4□の係合孔50により支持され
て、ラッチ板3を回動自在としている。このラッチ板3
は磁性材料により形成されており、バイメタル11に過
大な電流が流れると、バイメタル11の周囲に発生する
磁束がヨーク板43の中央片46および側片47に流れ
て、ラッチ板3の磁気吸着片51を側片47に吸着する
ようになっている。またラッチ板3の上端部には当接片
52が形成されており、バイメタル11の自由端側に当
接するようになっているものである。しかしてラッチ板
3の両側片53の先端部には係止段部54が形成されて
おり、可動枠30の係止部55に当接するようになって
いる。56はラッチ板3の当接片52をバイメタル11
の自由端側に押圧するねじりばねであり、第1図及び第
9図に示すように、この−万端はラッチ板3の当接片5
2の裏面側に当接し、他方端はハンドル6がオフ位置に
あるときにはハンドル6に当接し、かつオン位置にある
ときにはケーシング4□42に当接するのであり、ハン
ドル6の状態によりラッチ板3に加える力を変えている
。ねじりばね56は一方ケーシング4Iの軸支ボス57
1に嵌入することによって軸支され、他方ケーシング4
□の軸支ボス572によって受け止めされるようになっ
ている。両ケーシング4.。
42にはまた回転軸31の両端部を支持するための軸支
孔58や、固定具11を嵌挿するための穴59、及び回
路遮断時に生じるがスを排気するための排気孔60a、
60bなどが設けられている。
さらに13は消弧装置であり、複数枚の磁性材料にて形
成された消弧板14を絶縁材よりなる側板15にて適宜
間隔毎に保持することにより形成されており、可動接点
8と固定接点9とが開離した際に生じるアークをできる
だけ速やかに消弧し得るようになっている。各消弧板1
4には可動接触子7が通過し得るように切欠14aを設
けである。
この切欠14aの下端部には略■字状の切溝14bを介
して接点周辺に滞留したガスを固定接点iめ −−2後
方に形成されたガス滞留部61に排出させることにより
、遮断性能を向上させ得るようになっているものである
。また消弧装置13を収納しておく消弧室16と、スプ
リング10および可動枠3θなどを収納しておく遮断機
構室62との間には隔壁63を形成して、消弧室16か
らのアークが遮断機構室62に侵入することを防止して
いるものである。
次に本実施例において用いる回路遮断器の動作を添付図
面に沿って説明する。まず第1図は上記回路遮断器のオ
フ時の状態を示しており、この状態においては可動接点
8と固定接点9とは開離している。このとき可動接触子
7は引張ばね35の引張力により付勢され、可動枠30
の底面開口部の開口縁部に当接する位置まで開離されて
いる。
またハンドル6は同じく引張ばね35の引張力によって
伺勢されて、凹溝6bが突段部38に係合する位置にお
いて停止している。またねじりばね56の一端部はハン
ドル6の外周面によって押圧されるから、ねじりばね5
6の他端部はラッチ板3の当接片52の裏面側を強く押
圧する。したがって可動枠30の係止部55はラッチ板
3の係止段部54に確実に係合される。またこの係合に
よりトリップ動作用のスプリング10は圧縮されたまま
で収納空所41内に介在する。#−8図は第1図のX−
X線断面図を示しており、同図を見れば回転軸31の中
央部31aと、可動アーム29のビン37とが引張ばね
35によって互いに牽引されている様子がよく把握でき
る。次に第9図は回路遮断器のオン時の状態を示してお
り、この状態においては可動接触子7は引張ばね35の
引張力により付勢され、可動接点8が固定接点9に圧接
される。位置において停止している。またハンドル6は
同じく引張ばね35の引張力によって付勢されて、ハン
ドル6の操作部がケーシング4に当接された位置におい
て停止している。このように可動接触子7およびハンド
ル6の操作部が付勢される方向は引張ばね35が回転軸
31の回転中心Pを横切る点を境として反転するように
なっているものである。しかして回路遮断器のオン時の
状態においては、第9図に示すようにねじつばね56の
一端部がハンドル6の外周面にたいして圧接されなくな
るから、ねじりばね56の他端部はオフ時の状態に比べ
て圧接力か弱くなり、所望の力を当接片52に付与する
ようになっている。したがってバイメタル11が過電流
によって発熱変形してラッチ板3の当接片52を圧接し
た場合や、ヨーク板43がバイメタル11に流れる短絡
電流によって磁化されて、磁気吸着片51を吸引した場
合にはラッチ板3は軸支ピン49を中心として回動する
ようになっており、これによって係止段部54と係止部
55との係合が外れて、スプリング10が伸張し、可動
枠30が回転軸31の回転中心Pを軸として回動するよ
うになっている。第10図はかかるトリップ動作が行な
われた状態を示したものであり、同図に示すように可動
枠30はスプリング10により押圧されて回動するから
、可動接触子7は可動枠30の底面開口部の開口縁部に
押されて強制的に接点開離方向に駆動されるようになっ
ている。可動接触子7が所定の距離だけ開離されると、
引張ばね35の引張力によりさらに接点開離方向に向か
って駆動され、ついには可動アーム29が軸支ビン49
に当接して可動アーム29が停止し、ハンドル6は凹溝
6bが可動枠30の突段部38に係合される位置におい
て停止するようになっている。このとき可動枠30は傾
いているので、ハンドル6の操作部はオン位置とオフ位
置の略中夫部において停止し、トリップ動作が行なわれ
たことを表示するものである。かがるトリップ動作が行
なわれると、第1図に示すようにハンドル6を一旦オ7
位置に戻して係止段部54と係止部55との係合を回復
しない限すノ)ンドル6をオン位置の側において停止さ
せることはで外ないものである。なお第1図と第9図と
を比較すれば明らかなように、可動枠30の底面開口部
の開口幅は可動接触子7の開閉ストロークよりも長く形
成されており、したがって手動開閉操作時のようにトリ
ップ動作が行なわれない場合には可動接触子7はスプリ
ング10や可動枠30およびラッチ板3のようなトリッ
プ機構の影響を受けないものである。このためストッパ
2を挿入してデアイオンスイッチとして使用する場合に
おいても、スイッチの開閉動作がトリップ機構によって
影響されることは全くないものである。可動接点8と固
定接点9とが開離して主回路が遮断されたときには、可
動接点8と固定接点9との間にアークが発生するが、こ
の7−りは消弧装置13内に設けられた複数枚の消弧板
14によってできるだけ速やかに消弧されるようになっ
ている。消弧板14の切欠14aの下端部には上述のよ
うに略V字状の切溝14.bが形成されており、この切
溝14bは第5図に示すように端子板23+よりも下方
に配設されている。したがって回路遮断時【子接点周辺
に発生したガスはこの切溝14aを介して端子板231
の後方のガス滞留部61に速やかに排出されるようにな
っている。またこの〃ス滞留部61に排出されたガスは
、排気孔60aから排出されるので、アークの外部への
噴出を少なくできる。
この排気孔60aの他に、消弧装置13の反対側にも排
気孔60bが設けられており、双方向にガスを放出する
ことにより消弧装置16がらのガス排出の効率を高めて
いるものである。
□ 第11図は本発明の他の実施例に係るデアイオンス
イッチの外観を示す斜視図である。同図に示すように、
本実施例に係るデアイオンスイッチにあっては、先の実
施例において示した単極型の回路遮断器を二連型として
三相交流の開閉を同時にfテない得るようにしたもので
ある。第12図は第11図に示す二連型のデアイオンス
イッチを分解した状態を示す斜視図である。この第12
図に示すように、二連型のデアイオンスイッチにあって
は、長尺の板材70よりなるストッパを3個の単極型の
回路遮断器Bについて共用するようにしたものである。
また各単極型の回路遮断器Bの/1ンドル6には連動用
のキャップ71を被着され、更に連動ピン72をハンド
ル6の上端部に設けられた挿通孔73に嵌挿されている
。また各単極型の回路遮断器は比較的長い固定具21に
より固定されているものである。ところで、上記長尺の
板材70をラッチ板3の後方にではなく前方に配置すれ
ば上記板材70は連動レバーとして動作するものであり
、3個の回路遮断器のうちいずれが一つがトリップ動作
すれば当該回路遮断器の可動接触子7が板材70をたた
くことにより総ての回路遮断器を一斉にトリップ動作せ
しめることができるものである。従って本実施例にあっ
ては、長尺の板材を各回路遮断器におけるラッチ板3の
前方または後方のいずれかに挿入することによって、二
連型の連動回路遮断器または二連型の連動デアイオンス
イッチとして使用することができるものである。各回路
遮断器のケーシング4に設けられた貫通孔1は上記長尺
の板材70を挿入した後に絶縁材より・なる側板5によ
り閉塞されるものである。
なお、本実施例において長尺の板材70に代えて上記第
1実施例に示したような比較的短い板材よりなるストッ
パ2を各回路遮断器のラッチ板3の後方にそれぞれ設け
るようにしても構わないものである。
[発明の効果] 本発明は叙上のように構成されており、トリップ機構を
有する回路遮断器のケーシングにおけるトリップ機構が
設けられている箇所に相当する部分に貫通孔を設けて、
該貫通孔を介して挿入されたストッパによりトリップ機
構の動きをロックするようにしたものであるからストッ
パを挿入するか否かを選択することにより、同一の製造
工程で生産された回路遮断器を、トリップ動作を行なわ
ないデアイオンスイッチとしても、また通常の回路遮断
器としても使用することができ、したがって本発明にあ
っては通常の回路遮断器とは異なる別工程の製造ライン
をデアイオンスイッチのために別個に設ける必要がなく
なるという利点があり、また本発明にあっては回路遮断
器のケーシングに設けた貫通孔に外部からストッパを挿
入するだけでトリップ動作の機能を除去することができ
るので、従来のように回路遮断器を一旦分解して過電流
素子を外したりその他の内部機構を変更したりする必要
がなく、回路遮断器からデアイオンスイッチへの改造が
着しく容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るデアイオンスイッチの
オフ時における縦断面図、第2図はその要部を示す側面
図、第3図は同上において用いるストッパの外観を示す
斜視図、第4図はストッパを挿入完了したデアイオンス
イッチの外観を示す斜視図、第5図は同上において用い
る回路遮断器のケーシングを開いた状態を示す斜視図、
第6図及び第7図は同上の回路遮断器において用いられ
る構成部品を個々に示す分解斜視図、第8図は第1図の
X−X線断面図、第9図は同上の回路遮断器のオン時に
おける縦断面図、第10図は同上の回路遮断器のトリッ
プ状態における縦断面図、第11図は本発明の他の実施
例に係るデアイオンスイッチの外観を示す斜視図、第1
2図は同上の分解斜視図である。 1は貫通孔、2はストッパ、3はラッチ板、4はケーシ
ング、6はハンドル、7は可動接触子、8は可動接点、
9は固定接点、10はスプリング、11はバイメタル、
12はラッチ板、13は消弧装置である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第1図 ■ 第2図 第3図 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和59年特許願第106957号 2、発 明の名称 デアイオンスイッチ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 性 所 大阪府門真市大字門真1048番地名 称 (
583)松下電工株式会社 代表者小 林 郁 4、代理人 5、補正命令の日付 自 発 訂正書 出願番号 特願昭り9−106957号1、本願明細書
第2頁第11行目の「アイソレージ1ンスイツチ」を「
アイソレーティングスイッチ」と訂正致します。 2、同上#3頁第20行目の「ブレーカJを「スイッチ
」と訂正致します。 3、添付図面中、第2図、第4図、第11図、及び第1
2図を別紙のように訂正致します。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第2図 第4wA 士

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ハンドルの回動操作により開閉動作する可動接触
    子と、該可動接触子の可動接点と接触開離する固定接点
    と、可動接点と固定接点との接触が5開離される方向に
    可動接触子を付勢するばね機構と、負荷の異常に応動す
    る負荷異常検知機構と、常時はばね機構による付勢力が
    可動接触子に印加されないようにばね機構をラッチする
    ラッチ動作位置にあり、負荷異常検知機構による負荷の
    異常検知時には上記ラッチ動作を解除せしめるトリップ
    動作位置に動いて可動接触子を開極せしめるトリップ機
    構と、上記両接点の開離時に生じるアークを消弧する消
    弧装置とをケーシング内に有して成る回路遮断器におい
    て、ケーシングの上記トリフ”プ機構に相当する部分に
    貫通孔を設けて、該貫通孔を介して挿入されたストッパ
    によりトリップ機構の動きをロックして成ることを特徴
    とするデアイオンスイッチ。
JP10695784A 1984-05-25 1984-05-25 デアイオンスイツチ Granted JPS60250540A (ja)

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JPS60250540A true JPS60250540A (ja) 1985-12-11
JPH0253902B2 JPH0253902B2 (ja) 1990-11-20

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