JPS6024B2 - 顆粒状粉末食品等の製造方法 - Google Patents

顆粒状粉末食品等の製造方法

Info

Publication number
JPS6024B2
JPS6024B2 JP51115056A JP11505676A JPS6024B2 JP S6024 B2 JPS6024 B2 JP S6024B2 JP 51115056 A JP51115056 A JP 51115056A JP 11505676 A JP11505676 A JP 11505676A JP S6024 B2 JPS6024 B2 JP S6024B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
water
powdered
mixed
sugar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51115056A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5341460A (en
Inventor
秀成 一杉
豊 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morinaga and Co Ltd
Original Assignee
Morinaga and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Morinaga and Co Ltd filed Critical Morinaga and Co Ltd
Priority to JP51115056A priority Critical patent/JPS6024B2/ja
Publication of JPS5341460A publication Critical patent/JPS5341460A/ja
Publication of JPS6024B2 publication Critical patent/JPS6024B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)
  • Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、額粒状粉末食品等の製造方法に関するもので
あり、特に吸湿性が激しく、粘着しやすい原料を含む食
品を造粒するのに通した方法である。
食品工業に於いては、特に粉末状食品は、混合物中の各
種成分の分離分級の防止、製造工程中での飛散防止、保
存性の改善、或いは則溶性などを目的として、顎粒状に
することがあり、いまいま造粒が行われる。
特に、最近インスタント食品の普及が自覚しく「多くの
粉末状食品は、その製品価値を高めるために顎粒化する
ことが必須条件にさえなっている。
食品粉体の造粒法は種類が多く、原料の状態や造粒の目
的によって「それぞれ異なった方法を用いるが「比較的
多く利用されている方式は、加湿した粉体に混合作用を
与えて造粒する混合型、加湿した粉体にスクリュー、ピ
ストン、ロール、回転羽根などの作用で圧力をかけ、ス
クリーンから押出して粒状化する押出し成形型、流動層
を利用して造粒する流動型なとの湿式造粒法と、粉体を
回転するロールに通して圧縮成形する乾式造粒法がある
又特殊な方法として、アメリカで開発され香辛料の粉砕
に利用されている冷凍して破砕する方法が知られている
。緑式造粒法は、粉体全体又はその一部を蒸気、水或い
は結合剤の溶液などで湿らせ、紛体を凝集、付着させる
ものであり「その際、混合型や押出し成形型の造粒方式
では、吸湿性の激しい原料が含まれていると、鷹拝、混
合中に粘りが生じ、団子状になったり、麓浮羽根等への
付着現象が発生し、短時間で運転不能の状態になり、ま
た仮にできたとしても粒子の大きさは不均一で、溶解性
が悪い等の欠点がある。
又流動層を利用した方式では、吸湿性の激しい原料を含
んでいると、均一な凝集体ができ難く、又造粒中に機壁
への付着現象が生じ、やはり短時間で運転不能の状態に
なる。更に、この方法で作られた造粒物は、ポーラスに
出来上るため崇比重が小さい欠点がある。
乾式造粒法では、原料の配合割合に制限を受け、又出来
上った造粒物は不均一な大きさ、形をしておりしかも、
脆い欠点を持っている。従来、この様に吸湿性の激しく
、且つ粘着しやすい原料を含む食品粉体を造粒すること
は極めて困難であった。
本発明は長年研究を重ねた結果、以上の欠点を解決する
ことができ、吸湿性の激しい原料を含む粉体であっても
容易に混合造粒することができる特徴を有するもので、
堅固で崇比重の大きな額粒を作ることができる。また冷
凍破砕法は香辛料の極低温による粉砕微細化を目的とす
るものであり、本発明は低温を利用した凝集作用による
造粒であるから、その目的を異にするものである。
以下、本発明による製造方法を説明する。
{a} 比較的粒子の大きな素材(例えば、砂糖、食塩
等の原料でもよく、又任意の方法で作られた額粒でもよ
い)に水又は糠類、ガム質等の結合剤や、他の成分、例
えば、果汁、エキス、乳化剤等を含んだ溶液を贋霧して
、その表面を均一に濡らす。
顎粒を核として使用する場合、例えば、湿式造粒機から
出てきたものは、水等を噴霧する必要はなく、直後凍結
の工程に移してもよい。‘b)これを0℃以下(特に好
ましくは−20ご0〜一50ooの範囲)の低温にして
、粒子の表面の水分を凍らせる。
その方法は、低温室に入れて凍結してもよく、アンモニ
ア冷凍機で冷やされたチャンバー内を通して、連続的に
凍結してもよく、又液体窒素「二酸化炭素、フレオン等
の液化ガスを直接導入して凍結してもよい。理論的には
、水分の凍結する程度の低温(0℃以下)であれ‘まよ
いが、実際には、粒子の表面が一部融解し、凍結点を下
げるので、一20qo程度に下げる必要がある。同様の
理由から、粒子表面を濡らしてから凍結するまでの時間
は、できるだけ短くすることが望ましい。‘cー 0℃
以下(特に好ましくは−20qo〜一5000の範囲)
の低温の状態で、これに比較的粒子の小さな素材(例え
ば、紛末果汁、コーヒー、紅茶等の植物性粉末エキス、
肉類、魚貝類等の動物性粉末エキス、呈味成分、粉末色
素、香料等)を加え、均一に混合する。
この場合、凍結固化した状態で混合するので「吸湿性の
激しい成分が含まれていても、さらさらした状態で、容
易に混合することができ「混合中に粘りの発生はなく、
団子状になることもないし、又機械への附着現象も起こ
らない。
風 この混合物を常法により乾燥する。
乾燥の初期の段階で、粒子表面の凍っていた水分は溶け
、同時に微粉末状の素材を、粒子の表面に附着させる。
特に吸湿性の激しい粉体は「附着力が強いのでト解凍後
に燈梓、混合の操作は一切不要である。従って、凍結固
化した状態で混合したものを、そのま)乾燥することに
よって、額粒状の粉末食品を得ることができる。贋霧す
る水又は溶液の量は、原料の性質や量によって異なるの
で、特定することができないが、水分があまり多くなる
と乾燥し難く、又少なすぎると附着せず、各成分が分離
するので、適量を見つけることが重要である。
本発明によると、吸湿性の激しく、且つ粘着しやすい原
料を含む食品粉体の額粒化が容易にできる。
この方法による顎粒は、崇比重が比較的大きく、均一で
、しかも堅固な額粒にもか)わらず、溶解性の優れたし
粒径の揃った額粒が得られる。
本発明で、対象とする食品は例えば果汁入りの粉末ジュ
ースドリンク、砂糖ミルク入りインスタントコーヒー、
インスタントテイー、インスタントココア、インスタト
スープ、混合調味料等があるが、吸湿性の激しく、且つ
粘着しやすい原料を含む食品の顎粒化に適用できるもの
であるから、上記の例に特に限定されるものではない。
応用分野としては、医薬品等の額粒化に利用し得る。次
に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。実施
例 1 砂糖(グラニュー糖)2k9をミキサーに入れ櫨拝しな
がら水20の‘を鰭霧する。
頃霧後30〜6硯砂間燈梓混合を続け、砂糖粒子の表面
を均一に濡らす、次に液体窒素をミキサー内に導入し、
品質が−20午0以下になったとき、みかん粉末果汁4
50夕、クエン酸50夕、粉末香料10夕の混合物を加
え、均一になるまで櫨枠混合する。次にこの混合物を乾
、60qoの熱風で25分間乾燥する。この様にして、
額粒状のみかん果汁入り粉末ジュースドリンクの素2.
5【9を作ることができる。粉末果汁は、吸湿性が強い
ので、乾燥工程の初期、砂糖粒子表面の氷が溶けると同
時にその表面に附着し造粒される。実施例 2 砂糖(縦糖)lk9に粉末クリーム200夕を混合し、
水50私を添加してよく蓮和する。
これを押出し成形機にかけて額粒状にし、そのま)−2
0qo以下の低温室に入れて水分を凍結する。凍結した
状態でインスタントコーヒー200夕を加え混合する。
次にこれを100q○の熱風で10分間乾燥する。この
様にして額粒状の調整済インスタントコーヒー1.4k
9を得ることができた。凍結固化した状態であるため、
インスタントコーヒーを加え鷹梓、混合しても額粒が破
壊されることなく、又吸湿性の強いインスタントコーヒ
ーによる粘りの発生もなく造粒することができた。実施
例 3 食塩lkgに、水40の‘を贋霧し、よく鷹拝混合して
食塩粒子の表面を均一に濡らす。
これにドライアイス100夕を混入し、食塩粒子の表面
に附着した水を凍らせる。この状態で、粉末肉エキス1
70夕、アミノ酸末20夕、香辛料10夕の混合物を加
え蝿拝、混合する。次にこれを80q0の熱風で20分
間乾燥する。この様にして額粒状のインスタントスープ
の素1.2kgを得ることができた。粉末肉エキスやア
ミノ酸末は、吸湿性が強いが、粒子表面を水で濡らし凍
結した食塩と混合する際も、粘りの発生なく、容易に混
合することができ、又乾燥工程の初期、氷が溶けると同
時に食塩粒子の表面に附着し造粒することができた。実
施例 4 砂糖(グラニュー糖)1.5k9と、食塩1.5k9を
混合し、これに水50の‘を噴霧して、砂糖、食塩粒子
の表面を水で濡らす。
これを−2000以下に冷えたフリーザー(ホテーター
)に通して、連続的に凍結する。凍結した状態で、粉末
醤油アミノ酸末500夕、グルタミン酸ナトリウム30
0夕の混合物を加え蝿杵混合する。次に、これを800
0の熱風で20分間乾燥する。この様にして、顎粒状の
混合調味料4.3X9を得ることができた。粉末醤油や
アミノ酸末は吸湿性が強いが、水分を凍結した状態で混
合するので混合する際粘りの発生もなく、団子状になる
こともない。実施例 5 砂糖(グラニュー糖)lk9に、グアーガム0.7%溶
液40肌を曙霧し、よく濃拝混合して砂糖粒子表面を均
一に濡らす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較的粒子の大きな紛体を核として、水又は溶液を
    噴霧し、これを0℃以下に保って、紛体粒子表面の水分
    を凍結させ、これに附着させる紛体を混合し、次にこれ
    を常法により乾燥させて造粒することを特徴とする顆粒
    状紛末食品等の製造方法。
JP51115056A 1976-09-24 1976-09-24 顆粒状粉末食品等の製造方法 Expired JPS6024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51115056A JPS6024B2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 顆粒状粉末食品等の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51115056A JPS6024B2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 顆粒状粉末食品等の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5341460A JPS5341460A (en) 1978-04-14
JPS6024B2 true JPS6024B2 (ja) 1985-01-05

Family

ID=14653072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51115056A Expired JPS6024B2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 顆粒状粉末食品等の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6024B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5341460A (en) 1978-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3444874B1 (ja) 顆粒状香料およびその製造方法
EP2104435B1 (en) Particulate composition for preparing bouillon, soups, sauces, gravies or for use as a seasoning
US6579548B2 (en) Method of making a granular food product
US4310560A (en) Method of producing a porous, pelletized food product
US3920857A (en) Method of preparing a granular free-flowing lecithin product
CA2295883C (en) Particulate flavour composition
KR20010101265A (ko) 캡슐형 향미 및(또는) 방향 제제
JPH09121805A (ja) 冷凍食品工業のための調味料混合物
JPS6024B2 (ja) 顆粒状粉末食品等の製造方法
JPH1056969A (ja) 大豆蛋白・ココア顆粒及びその製造法
BR112019024197A2 (pt) Processo para fabricação de um tablete de caldo ou cubo de caldo
JPH0698713A (ja) 顆粒状組成物およびその製造方法
JPS60184378A (ja) 顆粒状食品の製造法
JPS5959173A (ja) 甘味料顆粒又はキユ−ブの製造法
JPH0154015B2 (ja)
RU2712832C1 (ru) Способ изготовления пищевых гранул
JP3220363B2 (ja) 乾燥チーズの製造法
JP3157379B2 (ja) 外観、食感の改善された粉末食品素材
JPS5942860A (ja) 芳香性顆粒状組成物の製造法
JPH037563A (ja) 即席スープの製造方法
JPH03183441A (ja) 固形香味油の製造法
JPS6218155B2 (ja)
JP3145877B2 (ja) 外観、食感の改善された粉末食品素材
JPS61224933A (ja) 顆粒状のチ−ズ
JPS5945849A (ja) 乾燥飲料又は菓子類の製造法