JPS60249965A - 消臭香 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は消臭目的のための香並びに線香に関するもの
である。

従来、香並びに線香は加熱又は燻焼することにより薫香
を発し、その薫香をもつて悪臭を緩和し、又は薫香を部
屋や衣服、身体に附着せしめる事を目的としていたが、
ニンニク臭、糞臭などの高度の悪臭に対しては無力であ
り、かえつて香を混合、混乱せしめて嫌悪感のある臭と
なる事もあつた。

又、薫香は時に葬儀などを連想せしめて、衣服、身体に
附着した場合には対人関係に悪印象を与える場合もあつ
た。

の発明は、これら従来の香並びに線香とは全く正反対の
思想によるものであつて、消臭を目的とし、悪臭を消去
し、香の混合や混乱もなく、対人関係においても悪印象
を与えないものである。

又、従来、消臭目的に関しては葉緑素系剤のスプレーや
エアーウイツクなどがあつたが、スプレー式は持続力が
少なく、又、散布範囲が狭く、エアーウイツクなど自然
蒸発式のものは蒸発量が少ないので消臭力が弱く、小規
模なものしかできず小容積の消臭にしか使用できなかつ
た。

この発明は消臭剤の蒸発、散布を加熱、燻焼などの強制
的な方法で行なう。

そのため消臭力は強烈であり、香並びに線香の形によつ
ては大きな持続力をもつている。

この発明の実施による香並びに線香は各種の形が考えら
れるが、加熱面積、蒸発面積（消臭剤）が大きいほど消
臭力が強く、長さ並びに総体積が大きいほど持続力が強
い。

一般に形は細棒状（１）、板状（２）、円錐状（３）、
筒状（４）、渦巻状などを用いる。

燻焼は着火して自燃作用をもつて行う場合と、外部から
強制加熱して行う場合、そしてその併用により行う場合
がある。

外部からの強制加熱には炭火、豆炭、アルコールランプ
、ガス、又は電熱などをもつて行なう。

以上、何れの場合でも使用は簡便である。

この発明は連続筒状（５）、筒束状（６）など大容量の
ものを作り、大容積の消臭を行なうことも可能である。

この発明は消臭効果のある物質、又はそれを含む材料を
もつて消臭を目的として製造した香並びに線香であつて
、従来の薫香発生用の香並びに線香とは正反対の思想に
より成立する。又、他の消臭を目的とするスプレーやエ
アーウイツクなどとは異なり、持続力と強制加熱又は燻
焼により消臭剤の蒸発、散布力が格段に大きいものであ
る。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明を実施した香並びに線香の形を示す斜視
図である。（１）は細棒状、（２）は板状、（３）は円
錐状、（４）は筒状、（５）は連続筒状、（６）は筒束
状である。　特許出願人　高橋保彌

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 葉緑素など消臭効果のある物質、又はそれを含む材料を
   もつて製造する消臭目的のための香並びに線香。