JPH061714A - 外周面に着色被膜を周設した線香、及びその製造方法 - Google Patents
外周面に着色被膜を周設した線香、及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH061714A JPH061714A JP7240292A JP7240292A JPH061714A JP H061714 A JPH061714 A JP H061714A JP 7240292 A JP7240292 A JP 7240292A JP 7240292 A JP7240292 A JP 7240292A JP H061714 A JPH061714 A JP H061714A
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- JP
- Japan
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- incense stick
- colored
- hole
- stick
- incense
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外周面に金色、銀色等の光沢のある着色被膜
を周設した線香を提供する。 【構成】 線香２の内側の中心部に長手方向に空気流通
孔３を貫通させる。線香２の外周面に金色、銀色等の光
沢のある着色被膜１を、塗料を塗着するか、或は着色し
たシート、又は箔を巻付けて形成し、外周面を着色す
る。又、製造方法は、巣金４の線香の押し出し孔５の入
口側に線香流入孔７、７、７を設けた芯棒支持板６を直
径方向に架設し、芯棒支持板６の中心位置に、中空形成
芯棒８を前記押し出し孔５の出口側を先端にして押し出
し孔の中心位置に垂下して取付けた巣金４に、線香原料
を通過させて中空筒状に押し出し、切断後に乾燥させて
外周面に着色被膜を形成着色する。
を周設した線香を提供する。 【構成】 線香２の内側の中心部に長手方向に空気流通
孔３を貫通させる。線香２の外周面に金色、銀色等の光
沢のある着色被膜１を、塗料を塗着するか、或は着色し
たシート、又は箔を巻付けて形成し、外周面を着色す
る。又、製造方法は、巣金４の線香の押し出し孔５の入
口側に線香流入孔７、７、７を設けた芯棒支持板６を直
径方向に架設し、芯棒支持板６の中心位置に、中空形成
芯棒８を前記押し出し孔５の出口側を先端にして押し出
し孔の中心位置に垂下して取付けた巣金４に、線香原料
を通過させて中空筒状に押し出し、切断後に乾燥させて
外周面に着色被膜を形成着色する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面に金色、銀色等
の着色被膜を周設した線香、及びその製造方法に関する
発明である。
の着色被膜を周設した線香、及びその製造方法に関する
発明である。
【０００２】
【従来の技術】従来の線香は、例えば図４に示す、線香
の押し出し孔イを多数穿孔した巣金口を筒形の押し出し
器ハの出口側に設け、その中に、練った線香の原料ニを
入れてシリンダー軸、ホにより押し出し孔イより線香ヘ
を線状に押し出し、適当な長さで切って乾燥させて線香
が製造されている。
の押し出し孔イを多数穿孔した巣金口を筒形の押し出し
器ハの出口側に設け、その中に、練った線香の原料ニを
入れてシリンダー軸、ホにより押し出し孔イより線香ヘ
を線状に押し出し、適当な長さで切って乾燥させて線香
が製造されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた方
法で製造されている線香は、練り合わせた線香の原料を
線状に押し出し成形する方法で製造されているため、外
周面の色彩も当然、混合した原料、若しくは混入した着
色剤の色彩と同一色となるので、どうしても、茶色や青
色になりがちで、光沢のある金色とか、銀色、等が出せ
ない問題点を有し、又、金色、銀色、等の染料、イン
ク、箔、等を線香の外周面に付けて覆うと空気の供給が
悪くなり途中で火が消えてしまうという問題点を有して
いた。本発明は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものあり、その目的とするところは、
葬祭用に最適の外周面が光沢のある金色、或は銀色に着
色され、しかも火が途中で空気不足により消えることの
絶対にない線香を提供しようとするものである。
法で製造されている線香は、練り合わせた線香の原料を
線状に押し出し成形する方法で製造されているため、外
周面の色彩も当然、混合した原料、若しくは混入した着
色剤の色彩と同一色となるので、どうしても、茶色や青
色になりがちで、光沢のある金色とか、銀色、等が出せ
ない問題点を有し、又、金色、銀色、等の染料、イン
ク、箔、等を線香の外周面に付けて覆うと空気の供給が
悪くなり途中で火が消えてしまうという問題点を有して
いた。本発明は、従来の技術の有するこのような問題点
に鑑みてなされたものあり、その目的とするところは、
葬祭用に最適の外周面が光沢のある金色、或は銀色に着
色され、しかも火が途中で空気不足により消えることの
絶対にない線香を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の外周面に着色被膜を周設した線香、及びそ
の製造方法は、線香の外周面に、金色、或は銀色、等の
所望する任意の色彩を周設し、内側の中心部に長手方向
に空気流通孔を貫通した構造とし、その製造方法は、練
った線香原料を押し出す巣金の押し出し孔の長手方向の
中心部に、空気流通孔を形成する中空形成芯棒を設け、
押し出し孔中を線香原料を押し出すと自然に中空形成芯
棒部分が中空となり線香の長手方向の芯部に空気流通孔
を貫通した線香が形成され、その外周面に、金色、銀
色、等の塗料を塗着するか、又は、着色したシート、
箔、等を巻着する。
に、本発明の外周面に着色被膜を周設した線香、及びそ
の製造方法は、線香の外周面に、金色、或は銀色、等の
所望する任意の色彩を周設し、内側の中心部に長手方向
に空気流通孔を貫通した構造とし、その製造方法は、練
った線香原料を押し出す巣金の押し出し孔の長手方向の
中心部に、空気流通孔を形成する中空形成芯棒を設け、
押し出し孔中を線香原料を押し出すと自然に中空形成芯
棒部分が中空となり線香の長手方向の芯部に空気流通孔
を貫通した線香が形成され、その外周面に、金色、銀
色、等の塗料を塗着するか、又は、着色したシート、
箔、等を巻着する。
【０００５】
【作用】真中に中空形成芯棒を設けた押し出し孔中を押
し出して成形した線香は、空気流通孔が貫通して穿孔さ
れているため、外周面を着色するための油性染料やメッ
シュインキ、シート、箔、等を塗着、或は巻付けて空気
の供給が悪くなっても内側に空気流通孔が存在するので
酸素の供給が充分で着火した火が消えることがない。
し出して成形した線香は、空気流通孔が貫通して穿孔さ
れているため、外周面を着色するための油性染料やメッ
シュインキ、シート、箔、等を塗着、或は巻付けて空気
の供給が悪くなっても内側に空気流通孔が存在するので
酸素の供給が充分で着火した火が消えることがない。
【０００６】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１において、着色被膜１は、所望する色彩、例えば金
色、銀色、その他、光沢のある原色等に着色された油性
塗料、或はメッシュインキ等の塗料を線香２の外周面に
塗着乾燥して形成する。空気流通孔３は、線香２の内側
の中心部に長手方向に貫通させる。又、着色被膜１は、
所望の色に着色したシート、又は箔を線香２の外周面に
巻付けて形成してもよい。
図１において、着色被膜１は、所望する色彩、例えば金
色、銀色、その他、光沢のある原色等に着色された油性
塗料、或はメッシュインキ等の塗料を線香２の外周面に
塗着乾燥して形成する。空気流通孔３は、線香２の内側
の中心部に長手方向に貫通させる。又、着色被膜１は、
所望の色に着色したシート、又は箔を線香２の外周面に
巻付けて形成してもよい。
【０００７】次に本発明の製造方法を図２、及び図３を
参照して説明すると、巣金４に線香の押し出し孔５を出
口側に向かって稍、細くテーパー状に形成し、前記、線
香の押し出し孔５の入口側に略Ｙ形状の芯棒支持板６を
線香の押し出し孔５の直径方向に架設して、線香流入
孔、７、７、７を形成する。中空形成芯棒８は芯棒支持
板６の中心位置に押し出し孔５の出口側を先端にして押
し出し孔５の中心部に取付ける。そして上記の巣金４を
叙述の押し出し器内に取付け、押し出し器内に練った線
香の原料を入れて、押し出すと、線香の材料Ｓは線香流
入孔７より流入し、押し出し孔５中に圧入されて真中の
芯部は中空形成芯棒８が存在するので中空となり空気流
通孔３を形成しながら出口側に向かって筒形に押し出さ
れ、これを適当な長さに切って乾燥させてから外周面に
金色や銀色等の塗料を塗着するか、或は、シート、箔を
巻付ける。又、芯棒支持板６はＹ形状に限定されるもの
ではなく、線香流入孔７をふやす場合は＋形にすると４
ケ所にふやすことができる。
参照して説明すると、巣金４に線香の押し出し孔５を出
口側に向かって稍、細くテーパー状に形成し、前記、線
香の押し出し孔５の入口側に略Ｙ形状の芯棒支持板６を
線香の押し出し孔５の直径方向に架設して、線香流入
孔、７、７、７を形成する。中空形成芯棒８は芯棒支持
板６の中心位置に押し出し孔５の出口側を先端にして押
し出し孔５の中心部に取付ける。そして上記の巣金４を
叙述の押し出し器内に取付け、押し出し器内に練った線
香の原料を入れて、押し出すと、線香の材料Ｓは線香流
入孔７より流入し、押し出し孔５中に圧入されて真中の
芯部は中空形成芯棒８が存在するので中空となり空気流
通孔３を形成しながら出口側に向かって筒形に押し出さ
れ、これを適当な長さに切って乾燥させてから外周面に
金色や銀色等の塗料を塗着するか、或は、シート、箔を
巻付ける。又、芯棒支持板６はＹ形状に限定されるもの
ではなく、線香流入孔７をふやす場合は＋形にすると４
ケ所にふやすことができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明の外周面に着色被膜を周設した線
香は、外周面に光沢のある金色や銀色、或は鮮やかな各
種の葬祭用に最適の色彩に着色することができ、しかも
着色被膜で周囲を覆っているが内側に空気流通孔が穿孔
されているために空気の供給不足で火が消えることはな
く、又、従来の押し出し成形作業と同一の簡単な押し出
し作業で能率よく製造することができる。
香は、外周面に光沢のある金色や銀色、或は鮮やかな各
種の葬祭用に最適の色彩に着色することができ、しかも
着色被膜で周囲を覆っているが内側に空気流通孔が穿孔
されているために空気の供給不足で火が消えることはな
く、又、従来の押し出し成形作業と同一の簡単な押し出
し作業で能率よく製造することができる。
【図１】本発明の外周面に着色被膜を周設した線香の縦
断面図である。
断面図である。
【図２】本発明の製造方法に用いる巣金の平面図であ
る。
る。
【図３】図２の巣金のＡ−Ａ線上の縦断面図である。
【図４】従来の線香製造機の主要部を示す図である。
１ 着色被膜 ２ 線香 ３ 空気流通孔 ４ 巣金 ５ 押し出し孔 ６ 芯棒支持板 ７、７、７ 線香流入孔 ８ 中空形成芯棒 Ｓ 線香の原料
Claims (3)
- 【請求項１】 外周面に塗料を塗着して着色被膜を周設
し、内側の中心部に長手方向に空気流通孔を貫通してな
る外周面に着色被膜を周設した線香。 - 【請求項２】 請求項１の着色被膜が、着色したシー
ト、又は着色した箔で形成してなる外周面に着色被膜を
周設した線香。 - 【請求項３】 巣金に線香の押し出し孔を出口側に向か
って細径に形成し、前記、押し出し孔の入口側に、周囲
に線香流入孔を形成した芯棒支持板を直径方向に架設
し、前記芯棒支持板の中心位置に、押し出し孔の出口側
を先端にして押し出し孔の中心部に垂下させて中空形成
芯棒を取付けた巣金を押し出し器内に取付け、練った線
香原料を前記、巣金を通過させて中空筒状に押し出し、
所望の寸法に切断後に乾燥させて外周面に着色被膜を周
設した線香の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7240292A JPH061714A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 外周面に着色被膜を周設した線香、及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7240292A JPH061714A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 外周面に着色被膜を周設した線香、及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061714A true JPH061714A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=13488253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7240292A Pending JPH061714A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 外周面に着色被膜を周設した線香、及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061714A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010095340A (ko) * | 2000-10-13 | 2001-11-07 | 조재희 | 향 |
| US6488875B1 (en) * | 2000-07-06 | 2002-12-03 | Kun-Yu Lin | Method of manufacturing no-stick multi-color incense |
| CN101863141A (zh) * | 2010-04-19 | 2010-10-20 | 龚必春 | 一种进香签机构 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60249965A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-10 | 高橋 保弥 | 消臭香 |
| JPH03271217A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-03 | Chon Nan Hoan | 線香 |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP7240292A patent/JPH061714A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60249965A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-10 | 高橋 保弥 | 消臭香 |
| JPH03271217A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-03 | Chon Nan Hoan | 線香 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6488875B1 (en) * | 2000-07-06 | 2002-12-03 | Kun-Yu Lin | Method of manufacturing no-stick multi-color incense |
| KR20010095340A (ko) * | 2000-10-13 | 2001-11-07 | 조재희 | 향 |
| CN101863141A (zh) * | 2010-04-19 | 2010-10-20 | 龚必春 | 一种进香签机构 |
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