JPS60249493A - ドツト妨害抑圧回路付ｙ／ｃ分離回路 - Google Patents
ドツト妨害抑圧回路付ｙ／ｃ分離回路Info
- Publication number
- JPS60249493A JPS60249493A JP10474684A JP10474684A JPS60249493A JP S60249493 A JPS60249493 A JP S60249493A JP 10474684 A JP10474684 A JP 10474684A JP 10474684 A JP10474684 A JP 10474684A JP S60249493 A JPS60249493 A JP S60249493A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はＮＴＳＣ方式のカラーテレビ受像機において、
映像信号から輝度信号と搬送色信号とを分離する回路に
関する。
映像信号から輝度信号と搬送色信号とを分離する回路に
関する。
従来の技術
ＮＴＳＣ方式においては、映像信号から輝度信号（以下
Ｙ信号という）と搬送色信号（以下Ｃ信号という）とを
分離することは第２図に示すようにＹ信号が高周波帯で
Ｃ信号と重なっており、帯域フィルタによる分離が難し
く、解像度の劣化、クロスカラー妨害がおこりやすい。
Ｙ信号という）と搬送色信号（以下Ｃ信号という）とを
分離することは第２図に示すようにＹ信号が高周波帯で
Ｃ信号と重なっており、帯域フィルタによる分離が難し
く、解像度の劣化、クロスカラー妨害がおこりやすい。
このため、クシ形フィルタを用いた分離回路が広く用い
られている。この方法は搬送色信号が１水平走査線ごと
に位相が反転していることを利用して、１ライン遅延素
子（Ｈ）を用い、前後の走査線信号を加算・減算してＹ
／Ｃ分離を行なうものである。
られている。この方法は搬送色信号が１水平走査線ごと
に位相が反転していることを利用して、１ライン遅延素
子（Ｈ）を用い、前後の走査線信号を加算・減算してＹ
／Ｃ分離を行なうものである。
発明の解決しようとする問題点
くし形フィルタを用いたＹ／Ｃ分離回路では、１ライン
遅延素子の前後の走査線信号を加算すれば、Ｃ＠号は打
消しあいＹ信号が得られる。
遅延素子の前後の走査線信号を加算すれば、Ｃ＠号は打
消しあいＹ信号が得られる。
しかし、Ｃ信号間に相関関係が薄い場合、例えば、第３
図に示すように、画像のＡ部分にのみ色がある場合、走
査線の（ｎ−１）と（ｎ）とは相関関係が大きいのでＹ
／Ｃの分離ができるが、走査線の（ｎ）と（ｎ＋１）
とは相関関係は極めて少ないので、Ｃ信号は打消されず
Ｙ信号に漏れる成分が生ずる。この成分によりＹ信号の
振幅が周期的に変化し、据幅値が小さい所が黒のドツト
として表われる。このドツトを除去するため、Ｙ信号を
さらに３ 、５８ ＭＦｌｚを中心周波数とするトラッ
プをとおせば、Ｙ信号はＣ信号が重畳する高周波成分を
失なう。そのため第３図の走査線（ｎ）のようにくし形
フィルタによりＹ／Ｃ分離が充分に行なわれる領域でも
不必要に解像度を減少させる欠点が生じるため、従来ト
ラップを挿入することは打力われていなかった。
図に示すように、画像のＡ部分にのみ色がある場合、走
査線の（ｎ−１）と（ｎ）とは相関関係が大きいのでＹ
／Ｃの分離ができるが、走査線の（ｎ）と（ｎ＋１）
とは相関関係は極めて少ないので、Ｃ信号は打消されず
Ｙ信号に漏れる成分が生ずる。この成分によりＹ信号の
振幅が周期的に変化し、据幅値が小さい所が黒のドツト
として表われる。このドツトを除去するため、Ｙ信号を
さらに３ 、５８ ＭＦｌｚを中心周波数とするトラッ
プをとおせば、Ｙ信号はＣ信号が重畳する高周波成分を
失なう。そのため第３図の走査線（ｎ）のようにくし形
フィルタによりＹ／Ｃ分離が充分に行なわれる領域でも
不必要に解像度を減少させる欠点が生じるため、従来ト
ラップを挿入することは打力われていなかった。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、解像度の低下を
もたらさず、有効にドツト妨害を抑圧することのできる
Ｙ／Ｃ分離回路を提供することにある。
もたらさず、有効にドツト妨害を抑圧することのできる
Ｙ／Ｃ分離回路を提供することにある。
問題点を解決するだめの手段
本発明のＹ／Ｃ分離回路は、くし形フィルタ回路に、該
フィルタ回路から分離出力されたＹ信号にもれているＣ
信号の平均値を検出し、一定の設定値との差を検出する
手段と、該手段により検出された信号によって、前記出
力Ｙ信号のＣ信号成分を任意の設定量だけ減少する手段
とを有するドツト妨害抑圧回路を附加したものである。
フィルタ回路から分離出力されたＹ信号にもれているＣ
信号の平均値を検出し、一定の設定値との差を検出する
手段と、該手段により検出された信号によって、前記出
力Ｙ信号のＣ信号成分を任意の設定量だけ減少する手段
とを有するドツト妨害抑圧回路を附加したものである。
実施例
本発明の一実施例を第１図のブロック図により説明する
。くし形フィルタ回路１０は３本の水平走査線から、そ
の相関特性を利用してＹ／Ｃ分離を行なう。入力された
映像信号は１ライン遅延素子１１． 、１２により一走
査時間ずつ遅れるから、この遅延素子１１ 、１２の各
点の信号は図示のように（ｎ−１） 、 ｎ 、 （ｎ
＋１ ）の各走査線信号になる。減算回路１３ 、１４
によってそれぞれｎ信号と（ｎ＋１ ）信号との差、ｎ
信号と（ｎ−１）信号との差をとればＹ信号は打消され
、各々Ｃ信号の２倍振幅値が得られる。上記の差信号を
加算回路１５で加算し、これを１／４係数回路１６で１
／４とすれば、信号１６ａはＣ信号となる。信号１１ａ
からＣ信号の信号１６ａを減算回路１７で減算すること
で、信号１７ａがＹ信号となる。
。くし形フィルタ回路１０は３本の水平走査線から、そ
の相関特性を利用してＹ／Ｃ分離を行なう。入力された
映像信号は１ライン遅延素子１１． 、１２により一走
査時間ずつ遅れるから、この遅延素子１１ 、１２の各
点の信号は図示のように（ｎ−１） 、 ｎ 、 （ｎ
＋１ ）の各走査線信号になる。減算回路１３ 、１４
によってそれぞれｎ信号と（ｎ＋１ ）信号との差、ｎ
信号と（ｎ−１）信号との差をとればＹ信号は打消され
、各々Ｃ信号の２倍振幅値が得られる。上記の差信号を
加算回路１５で加算し、これを１／４係数回路１６で１
／４とすれば、信号１６ａはＣ信号となる。信号１１ａ
からＣ信号の信号１６ａを減算回路１７で減算すること
で、信号１７ａがＹ信号となる。
このくし形フィルタ回路１０から出力するＹ信号１７ａ
は、前述の（ｎ−１） 、 ｎ 、 （ｎ＋１ ）走査
線の色信号間に相関関係が少ない場合、例えば色信号値
に大きい差があれば前述のバランスがくずれＹ信号１７
ａにはＣ信号がもれて入ってくる。
は、前述の（ｎ−１） 、 ｎ 、 （ｎ＋１ ）走査
線の色信号間に相関関係が少ない場合、例えば色信号値
に大きい差があれば前述のバランスがくずれＹ信号１７
ａにはＣ信号がもれて入ってくる。
本発明ではＹ信号１７ａを中心周波数３．５８ＭＨ２の
帯域フィルタ（ＢＰＦ）２０を介して色信号成分をとシ
出し、絶対値回路２１で、正値信号となした後、低域フ
ィルタ（ＬＰＦ）２２をとおす。低域フィルタｎの出力
信号２２ａはくし形フィルタ回路１０の出力Ｙ信号１７
ａに含まれるＣ信号成分の平均値である。比較回路乙は
入力された信号２２ａと基準値とを比較し、基準値以上
の場合に、一定の制御信号２３ａを出力し、係数回路５
，２６を動作させる。Ｙ信号１７ａは２つの経路、すな
わちトラップ囚、係数回路５をとおる経路Ｃと。
帯域フィルタ（ＢＰＦ）２０を介して色信号成分をとシ
出し、絶対値回路２１で、正値信号となした後、低域フ
ィルタ（ＬＰＦ）２２をとおす。低域フィルタｎの出力
信号２２ａはくし形フィルタ回路１０の出力Ｙ信号１７
ａに含まれるＣ信号成分の平均値である。比較回路乙は
入力された信号２２ａと基準値とを比較し、基準値以上
の場合に、一定の制御信号２３ａを出力し、係数回路５
，２６を動作させる。Ｙ信号１７ａは２つの経路、すな
わちトラップ囚、係数回路５をとおる経路Ｃと。
係数回路２６をとおる経路ｍとを経て、合成回路ｎで合
成され信号２′７ａとして出力される。トラップ囚は帯
域フィルタ加と逆特性を有し、Ｃ信号成分を除去する。
成され信号２′７ａとして出力される。トラップ囚は帯
域フィルタ加と逆特性を有し、Ｃ信号成分を除去する。
また係数回路δ、２６はそれぞれ（１−ｋ）、ｋ の利
得を有する。出力信号２′７ａが本発明におけるドツト
妨害を抑圧したＹ、信号である。こＮでｋは１以下の定
数で、比較回路乙の基準値を勘案してきめる。制御信号
２３ａ が零、すなわちＹ信号１７ａに含まれるＣ信号
が許容できる範囲内であれば、係数回路すのスイッチＳ
＋はオフ、係数回路あのスイッチＳ２はオンの状態にあ
る。このときＹ信号１７ａは経路ｍのみとおり、Ｙｏ倍
信号して直接出力される。 制御信号２３ａが零でない
場合には、スイッチＳ＋がオン。
得を有する。出力信号２′７ａが本発明におけるドツト
妨害を抑圧したＹ、信号である。こＮでｋは１以下の定
数で、比較回路乙の基準値を勘案してきめる。制御信号
２３ａ が零、すなわちＹ信号１７ａに含まれるＣ信号
が許容できる範囲内であれば、係数回路すのスイッチＳ
＋はオフ、係数回路あのスイッチＳ２はオンの状態にあ
る。このときＹ信号１７ａは経路ｍのみとおり、Ｙｏ倍
信号して直接出力される。 制御信号２３ａが零でない
場合には、スイッチＳ＋がオン。
スイッチＳ２はオフとなり、係数回路５，２６が動作す
る。
る。
いまＹ信号をわけてトラップ周波数帯成分Ｙｔ。
それ以外の周波数帯成分Ｙ、ｊ、Ｙ信号にもれてくるＣ
信号成分をＣＱとすれば、信号２５ａはＹｌ−ｊ （１
−ｋ） 、信号２６ａは（Ｙ□−、＋Ｙｔ ＋ｃＱ）
ｋとなるので、合成した信号２７ａはＹ、−ｔ ＋ ｋ
Ｙｔ＋ ｋＣ４となる。ＣＱはに倍に減少し、ドツト妨
害を抑圧することができる。このときＹ信号の高周波成
分になるＹｊもに倍に減少するが、全く零になるわけで
ないので解像度の極端な低下はない。
信号成分をＣＱとすれば、信号２５ａはＹｌ−ｊ （１
−ｋ） 、信号２６ａは（Ｙ□−、＋Ｙｔ ＋ｃＱ）
ｋとなるので、合成した信号２７ａはＹ、−ｔ ＋ ｋ
Ｙｔ＋ ｋＣ４となる。ＣＱはに倍に減少し、ドツト妨
害を抑圧することができる。このときＹ信号の高周波成
分になるＹｊもに倍に減少するが、全く零になるわけで
ないので解像度の極端な低下はない。
一方Ｃｇが許容値以下であれば、 くし形フィルタ回路
１０の出力Ｙ信号１７ａが直接Ｙ。信号となるので、全
く解像度の劣化がない。
１０の出力Ｙ信号１７ａが直接Ｙ。信号となるので、全
く解像度の劣化がない。
画面上で走査線の相関性がなくなるのは、色の極端な変
化がおきるところ、例えば色のある大きい面積部分の境
界である小面積部分である従ってこの部分でのみドツト
妨害抑圧回路が動作し、その他の大部分の画面では前記
回路は動作せず、Ｙ信号の高周波成分が除去されず解像
度は全く劣化しない。
化がおきるところ、例えば色のある大きい面積部分の境
界である小面積部分である従ってこの部分でのみドツト
妨害抑圧回路が動作し、その他の大部分の画面では前記
回路は動作せず、Ｙ信号の高周波成分が除去されず解像
度は全く劣化しない。
発明の効果
以上、説明したように、本発明はくし形フィルタ回路よ
シ分離されたＹ信号に含まれるＣ信号成分Ｃ２を、画面
上の色の急激に変化する部分において、適当な値に減少
してドツト妨害がないようにすることができる。前記画
面上の部分は小面積であり、その他の画面では分離され
たＹ信号を直接出力するから、解像度の劣化は全くない
。ドツト妨害抑圧回路が動作する画面上の部分の面積が
小さいこと、その部分の解像度の極端な低下が避けられ
ること、およびその他の画面上の大面積でドツト妨害抑
圧回路が動作せず解像度の低下が全くないと七から画面
全体としてみると、殆ど解像度の低下がなくドツト妨害
を抑圧できる。単純にＹ信号中に含まれ。 るＣ信号成
分（４をトラップで除去する方法では、画面全部の解像
度が減少することに比較して、優れた効果を与える。
シ分離されたＹ信号に含まれるＣ信号成分Ｃ２を、画面
上の色の急激に変化する部分において、適当な値に減少
してドツト妨害がないようにすることができる。前記画
面上の部分は小面積であり、その他の画面では分離され
たＹ信号を直接出力するから、解像度の劣化は全くない
。ドツト妨害抑圧回路が動作する画面上の部分の面積が
小さいこと、その部分の解像度の極端な低下が避けられ
ること、およびその他の画面上の大面積でドツト妨害抑
圧回路が動作せず解像度の低下が全くないと七から画面
全体としてみると、殆ど解像度の低下がなくドツト妨害
を抑圧できる。単純にＹ信号中に含まれ。 るＣ信号成
分（４をトラップで除去する方法では、画面全部の解像
度が減少することに比較して、優れた効果を与える。
第１図は、本発明の一実施例の回路ブロック図、第２図
は、ＮＴＳＣ方式の輝度信号、搬送色信号の周波数特性
、第３図はドツト妨害の状況を示す図である。 １０・・・くし形フィルタ回路、 １１ 、１２・・・Ｉライン遅延素子、１６ａ・・・Ｃ
信号、 １７ａ・・・Ｙ信号、加・・・帯域通過フィル
タ、２１・・・絶対値回路、η・・・低域通過フィルタ
、ｎ・・・比較回路、必・・・トラップ、 ５，２６・
・・係数回路、ｎ・・・合成回路、 ２７ａ・・・ドツト妨害抑圧Ｙ０信号。 特許出願人 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
代理人 弁理士 佐 藤 秋 比 古 餐イヤφ
は、ＮＴＳＣ方式の輝度信号、搬送色信号の周波数特性
、第３図はドツト妨害の状況を示す図である。 １０・・・くし形フィルタ回路、 １１ 、１２・・・Ｉライン遅延素子、１６ａ・・・Ｃ
信号、 １７ａ・・・Ｙ信号、加・・・帯域通過フィル
タ、２１・・・絶対値回路、η・・・低域通過フィルタ
、ｎ・・・比較回路、必・・・トラップ、 ５，２６・
・・係数回路、ｎ・・・合成回路、 ２７ａ・・・ドツト妨害抑圧Ｙ０信号。 特許出願人 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
代理人 弁理士 佐 藤 秋 比 古 餐イヤφ
Claims (1)
- カラーテレビ映像信号をくし形フィルタにより輝度信号
のＹ信号、搬送色信号のＣ信号に分離出力する回路に、
前記出力Ｙ信号にもれているＣ信号の平均値を検出し、
一定の設定値との差を検出する手段と、該手段により検
出された信号によって、前記出力Ｙ信号のＣ信号成分を
任意の設定量だけ減少する手段と、を有するドツト妨害
抑圧回路を付加したことを％徴とするカラーテレビ影像
信号のＹ／Ｃ分離回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10474684A JPS60249493A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | ドツト妨害抑圧回路付ｙ／ｃ分離回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10474684A JPS60249493A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | ドツト妨害抑圧回路付ｙ／ｃ分離回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60249493A true JPS60249493A (ja) | 1985-12-10 |
| JPH0314388B2 JPH0314388B2 (ja) | 1991-02-26 |
Family
ID=14389055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10474684A Granted JPS60249493A (ja) | 1984-05-25 | 1984-05-25 | ドツト妨害抑圧回路付ｙ／ｃ分離回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60249493A (ja) |
-
1984
- 1984-05-25 JP JP10474684A patent/JPS60249493A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314388B2 (ja) | 1991-02-26 |
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