JPH0314388B2 - - Google Patents

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JPH0314388B2
JPH0314388B2 JP10474684A JP10474684A JPH0314388B2 JP H0314388 B2 JPH0314388 B2 JP H0314388B2 JP 10474684 A JP10474684 A JP 10474684A JP 10474684 A JP10474684 A JP 10474684A JP H0314388 B2 JPH0314388 B2 JP H0314388B2
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JP
Japan
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signal
circuit
value
coefficient
output
Prior art date
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Application number
JP10474684A
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English (en)
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JPS60249493A (ja
Inventor
Kunio Iwaibana
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NEC Home Electronics Ltd
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
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Publication date
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はNTSC方式のカラーテレビ受像機にお
いて、映像信号から輝度信号と搬送色信号とを分
離する回路に関する。
従来の技術 NTSC方式においては、映像信号から輝度信号
(以下Y信号という)と搬送色信号(以下C信号
という)とを帯域フイルタにより分離する方式で
は、フイルタ特性上第2図に示すろうにY信号が
高周波帯でC信号と重なつており、解像度の劣
化、クロスカラー妨害がおこりやすい。このた
め、くし形フイルタを用いた分離回路が広く用い
られている。この方法は搬送色信号が1水平走査
線ごとに位相が反転していることを利用して、1
ライン遅延素子(H)を用い、前後の走査線信号を加
算・減算してY/C分離を行なうものである。
発明の解決しようとする問題点 くし形フイルタを用いたY/C分離回路では、
1ライン遅延素子の前後の走査線信号を加算すれ
ば、C信号は打消しあいY信号が得られる。しか
し、C信号間に相関関係が薄い場合、例えば、第
3図に示すように、画像のA部分にのみ色がある
場合、走査線の(n−1)と(n)とは相関関係が大
きいのでY/Cの分離ができるが、走査線の(n)と
(n−1)とは相関関係は極めて少ないので、C
信号は打消されずY信号に漏れる成分が生ずる。
この成分によりY信号の振幅が周期的に変化し、
振幅値が小さい所が黒のドツトとして表われる。
このドツトを除去するため、Y信号をさらに
3.58MHzを中心周波数とするトラツプをとおせ
ば、Y信号はC信号が重量する高周波成分を失な
う。そのため第3図の走査線(n)のようにくし形フ
イルタによりY/C分離が充分に行なわれる領域
でも不必要に解像度を減少させる欠点が生じるた
め、従来トラツプを挿入することは行なわれてい
なかつた。
本発明の目的は、上記の欠点を除去し、解像度
の低下をもたらさず、有効にドツト妨害を抑圧す
ることができるY/C分離回路を提供することに
ある。
問題点を解決するための手段 本発明のくし形フイルタによるY/C分離回路
では、分離出力されたY信号を2分岐し、C信号
を阻止するトラツプおよび信号値を(1−k)倍
する係数回路を経る第1径路と信号値をk倍する
係数回路を経る第2径路との両方の出力を合成
し、出力する分岐合成手段と、前記分離出力され
たY信号にもれているC信号の平均値を検出し一
定の設定値を超えるか否か検出し、設定値以下の
場合に、前記2分岐径路のうち第1径路をおとさ
ず、第2径路の係数回路をスルーの状態にして、
信号をとおさせる制御信号を発生する手段とを有
するドツト妨害抑圧回路を備えるようにしたもの
である。ここで、第1径路の係数回路と、第2径
路の係数回路とのれぞれの係数値は合わせ1とな
る相補的な数値とし、またkは1より小さく任意
に可変的に設定しうる数値とする。
ドツト妨害抑圧回路は、分岐合成手段によつて
2分岐出力を合成する際に、Y信号にもれている
C信号の平均値が低い場合(設定値以下の場合)
には特にドツト妨害抑圧の必要がないので、Y信
号はトラツプを経ない第2経路を係数回路がスル
ーになる状態でとおり、そのまま出力されるよう
にしてある。一方C信号の平均値が高い場合に
は、実施例で詳しく説明するようにもれてくるC
信号が抑圧される。
実施例 本発明の一実施例を第1図のブロツク図により
説明する。くし形フイルタ回路10は3本の水平
走査線から、その相関特性を利用してY/C分離
を行なう。入力された映像信号は1ライン遅延素
子11,12により一走査時間ずつ遅れるから、
この遅延素子11,12の各点の信号は図示のよ
うに(n−1)、n、(n+1)の各走査線信号に
なる。減算回路13,14によつてそれぞれn信
号と(n+1)信号との差、n信号と(n−1)
信号との差をとればY信号は打消され、各々C信
号の2倍振幅値が得られる。上記の差信号を加算
回路15で加算し、これを1/4係数回路16で1/4
とすれば、信号16aはC信号となる。信号11
aからC信号の信号16aを減算回路17で減算
することで、信号17aがY信号となる。
このくし形フイルタ回路10から出力するY信
号17aは、前述の(n−1)、n、(n+1)走
査線の色信号間に相関関係が少ない場合、例えば
色信号値に大きい差があれば前述のバランスがく
ずれY信号17aにはC信号がもれて入つてく
る。本発明ではY信号17aを中心周波数3.58M
Hzの帯域フイルタ(BPF)20を介して色信号
成分をとり出し、絶対値回路21で、正値信号と
なした後、低域フイルタ(LPF)22をとおす。
低減フイルタ22の出力信号22aはくし形フイ
ルタ回路10の出力Y信号17aに含まれるC信
号成分の平均値である。比較回路23は入力され
た信号22aと基準値とを比較し、基準値以上の
場合に、一定の制御信号23aを出力し、係数回
路25,26を動作させる。Y信号17aは2つ
の経路、すなわちトラツプ24、係数回路25を
とおる経路lと、係数回路26をとおる経路mと
を経て、合成回路27で合成され信号27aとし
て出力される。トラツプ24帯域フイルタ20と
逆特性を有し、C信号成分を除去する。また係数
回路25,26はそれぞれ(1−k)、kの利得
を有する。出力信号27aが本発明におけるドツ
ト妨害を抑圧したY0信号である。こゝでkは1
以下の定数で、比較回路23の基準値を勘案して
きめる。制御信号23aが零、すなわちY信号1
7aに含まれるC信号が許容できる範囲内であれ
ば、係数回路25のスイツチS1はオフ、係数回路
26のスイツチS2はオンの状態にある。このとき
Y信号17aは経路mのみとおり、Y0信号とし
て直接出力される。制御信号23aが零でない場
合には、スイツチS1がオン、スイツチS2はオフと
なり、係数回路25,26が動作する。
いまY信号をわけてトラツプ周波数帯成分Yt
それ以外の周波数帯成分Y1-t、Y信号にもれてく
るC信号成分をClとすれば、信号25aはY1-t
(1−k)、信号26aは(Y1-t+Yt+Cl)kとな
るので、合成した信号27aはY1-t+kYt+kCl
となる。Clはk倍に減少し、ドツト妨害を抑圧す
ることができる。このときY信号の高周波成分に
なるYtもk倍に減少するが、全く零になるわけ
でないので解像度の極端な低下はない。
一方Clが許容値以下であれば、くし形フイルタ
回路10の出力Y信号17aが直接Y0信号とな
るので、全く解像度の劣化がない。
画面上で走査線の相関性がなくなるなは、色の
極端な変化がおきるところ、例えば色のある大き
い面積部分の境界である小面積部分である。従つ
てこの部分でのみドツト妨害抑圧回路が動作し、
その他の大部分の画面では前記回路は動作せず、
Y信号の高周波成分が除去されず解像度は全く劣
化しない。
上記実施例で、係数回路25は、(1−k)倍
回路に直列にスイツチS1を接続した回路で構成
し、係数回路26はスイツチS2で並列接続され
るk倍回路により構成しているが、スイツチS
1,S2によらず係数回路25,26としての係
数値の和が1になるように相補的になるものであ
れば、いかなる構成でもよい。すなわち前述した
ようにこの相補性により、合成信号27aのうち
のY1-t成分は(1−k)Y1-t+kY1-tとの和にな
り、Y1-tは完全に再現される。またC信号の平均
値が低い場合に実施例ではスイツチS1,S2に
より、第1経路を断ち、第2経路をスルーの状態
にしているが、スイツチS1,S2を利用せず、
すべて係数回路の係数を相応に変えることによつ
ても実現できることはいうまでもない。
発明の効果 以上、説明したように、本発明はくし形フイル
タ回路より分離されたY信号に含まれるC信号成
分Clを、画面上の卸の急激に変化する部分におい
て、適当な値に減少してドツト妨害がないように
することができる。前記画面上の部分は小面積で
あり、その他の画面では分離されたY信号を直接
出力するから、解像度の劣化は全くない。ドツト
妨害抑圧回路が動作する画面上の部分の面積が小
さいこと、その部分の解像度の極端な低下が避け
られること、およひその他の画面上の大面積でド
ツト妨害抑圧回路が動作せず解像度の低下が全く
ないことから画面全体としてみると、殆ど解像度
の低下がなくドツト妨害を抑圧できる。単純にY
信号中に含まれるC信号成分Clをトラツプで除去
する方法では、画面全部の解像度が減少すること
に比較して、優れた効果を与える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の回路ブロツク
図、第2図は、NTSC方式の輝度信号、搬送色信
号の周波数特性、第3図はドツト妨害の状況を示
す図である。 10……くし形フイルタ回路、11,12……
1ライン遅延素子、16a……C信号、17……
Y信号、20……帯域通過フイルタ、21……絶
対値回路、22……低域通過フイルタ、23……
比較回路、24……トラツプ、25,26……係
数回路、27……合成回路、27a……ドツト妨
害抑圧Y0信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 カラーテレビ映像信号をくし形フイルタによ
    り輝度信号(Y信号)、搬送色信号(C信号)に
    分離出力する回路において、 前記分離出力されたY信号を2分岐し、C信号
    を阻止するトラツプおよび信号値(1−k)倍
    (ここでkは1より小さく任意に設定する数値)
    する係数回路を経る第1径路と信号値をk倍する
    係数回路を経る第2径路との両方の出力を合成
    し、出力する分岐合成手段と、前記分離出力され
    たY信号にもれているC信号の平均値を検出し、
    一定の設定値を超えるか否か検出し、設定値以下
    の場合に、前記2分岐径路のうち第1径路をとお
    さず、第2径路の係数回路をスルーの状態にし
    て、信号をとおさせる、制御信号を発生する手段
    とを有するドツト妨害抑圧回路を備えていること
    を特徴とするY/C分離回路。
JP10474684A 1984-05-25 1984-05-25 ドツト妨害抑圧回路付y/c分離回路 Granted JPS60249493A (ja)

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JP10474684A JPS60249493A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 ドツト妨害抑圧回路付y/c分離回路

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JP10474684A JPS60249493A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 ドツト妨害抑圧回路付y/c分離回路

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JPS60249493A JPS60249493A (ja) 1985-12-10
JPH0314388B2 true JPH0314388B2 (ja) 1991-02-26

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JP10474684A Granted JPS60249493A (ja) 1984-05-25 1984-05-25 ドツト妨害抑圧回路付y/c分離回路

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