JPS60248749A - 発泡組成物の製造方法 - Google Patents
発泡組成物の製造方法Info
- Publication number
- JPS60248749A JPS60248749A JP10334384A JP10334384A JPS60248749A JP S60248749 A JPS60248749 A JP S60248749A JP 10334384 A JP10334384 A JP 10334384A JP 10334384 A JP10334384 A JP 10334384A JP S60248749 A JPS60248749 A JP S60248749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- foamed
- mixture
- foam
- powder
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は発泡組成物の製造方法に関するものである。
従来技術
一般に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
等の熱可塑性合成樹脂からなる発泡体は熱運搬用の箱や
各種電気製品の梱包に多聞に使用され、使用後において
は廃棄処分されている。
等の熱可塑性合成樹脂からなる発泡体は熱運搬用の箱や
各種電気製品の梱包に多聞に使用され、使用後において
は廃棄処分されている。
発明の目的
この発明は上述した運送梱包用発泡体の再利用を考慮し
てなされたものであって、その目的は、発泡組成物を安
価に製造することができ、例えば自動車のボディ側面を
装飾兼保護するためのモールとボディとの間に介在させ
て、ボディに対するモールの密着性を向上させるために
使用することができる発泡組成物の製造方法を提供する
ことにある。
てなされたものであって、その目的は、発泡組成物を安
価に製造することができ、例えば自動車のボディ側面を
装飾兼保護するためのモールとボディとの間に介在させ
て、ボディに対するモールの密着性を向上させるために
使用することができる発泡組成物の製造方法を提供する
ことにある。
発明の構成
上記の目的を達成するためにこの発明においては、ゴム
又は合成樹脂からなる基剤に予め発泡された熱可塑性発
泡体を混合し、その混合物を加熱して発泡体を溶融又は
収縮させ、その部分を発泡部とする製造方法を採用して
いる。
又は合成樹脂からなる基剤に予め発泡された熱可塑性発
泡体を混合し、その混合物を加熱して発泡体を溶融又は
収縮させ、その部分を発泡部とする製造方法を採用して
いる。
実施例
以下、この発明の実施例の概要を説明する。発泡組成物
を製造する場合には、まず運搬梱包用に使用された熱可
塑性発泡体を粒径約３００マイクロメーターまで粉砕す
る。そして、この発泡体粉末とゴム又は合成樹脂からな
る基剤とを混合し、その混合物を加熱して発泡体粉末を
溶融又は収縮させ、その部分を発泡部とした状態で混合
物全体を硬化することにより発泡組成物が製造される。
を製造する場合には、まず運搬梱包用に使用された熱可
塑性発泡体を粒径約３００マイクロメーターまで粉砕す
る。そして、この発泡体粉末とゴム又は合成樹脂からな
る基剤とを混合し、その混合物を加熱して発泡体粉末を
溶融又は収縮させ、その部分を発泡部とした状態で混合
物全体を硬化することにより発泡組成物が製造される。
上述した熱可塑性の発泡体としてはポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン等が使用でき、ゴムとしては
天然ゴム、スチレンブタジェン共重合体、クロロプレン
ゴム、イソブヂレンイソプレン共重合体、エチレンプロ
ピレンジエンモノマー三元共重合体、エチレンプロピレ
ン共重合体等を使用でき、又合成樹脂としては、熱硬化
性のエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリ
コン樹脂、ポリサルファイド等を使用できる。
プロピレン、ポリスチレン等が使用でき、ゴムとしては
天然ゴム、スチレンブタジェン共重合体、クロロプレン
ゴム、イソブヂレンイソプレン共重合体、エチレンプロ
ピレンジエンモノマー三元共重合体、エチレンプロピレ
ン共重合体等を使用でき、又合成樹脂としては、熱硬化
性のエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリ
コン樹脂、ポリサルファイド等を使用できる。
上記のように製造された発泡組成物は溶融状態において
粘着性を有するため、自動車のボディ側面に装着される
装飾兼保護モールの接着剤として使用することができる
。又、前記発泡組成物を薄膜帯状に加工し、モールの一
側面に接着した状態でボディ側面に接触固定すれば、ボ
ディ側面のわずかな凹凸０にも対応してモールを密着さ
せることができる。
粘着性を有するため、自動車のボディ側面に装着される
装飾兼保護モールの接着剤として使用することができる
。又、前記発泡組成物を薄膜帯状に加工し、モールの一
側面に接着した状態でボディ側面に接触固定すれば、ボ
ディ側面のわずかな凹凸０にも対応してモールを密着さ
せることができる。
次にこの発明を具体化したいくつかの実施例及び試験結
果を表１〜表４に従って説明する。
果を表１〜表４に従って説明する。
実施例１
表１に示すように、前述した発泡ポリスチレン粉末１０
重量部に対し、天然ゴム、加硫促進助剤としての酸化亜
鉛及びステアリン酸、硫黄、周知の加硫促進剤、老化防
止剤及び補強剤としてのカーボンブラックを表１に示す
重量割合で混合し、その混合物を１６０℃で１０分間加
熱して発泡組成物を製造した。この発泡組成物の剪断強
度は３゜４ｋｇ７１８ｍ１ｌｌであった。
重量部に対し、天然ゴム、加硫促進助剤としての酸化亜
鉛及びステアリン酸、硫黄、周知の加硫促進剤、老化防
止剤及び補強剤としてのカーボンブラックを表１に示す
重量割合で混合し、その混合物を１６０℃で１０分間加
熱して発泡組成物を製造した。この発泡組成物の剪断強
度は３゜４ｋｇ７１８ｍ１ｌｌであった。
表１ 実施例１
実施例２
表２に示すように、この実施例においては、発泡ポリエ
チレン粉末１０重量部に対し、スチレンブタジェン共重
合体、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤及びカーボンブラッ
クを表２に示す重量割合で混合し、その混合物を１６０
℃で１０分間加熱して発泡組成物を製造した。この発泡
組成物を固化した状態で測定された剪断強度は２ 、５
ｋｇ／ １８ｍｍであった。
チレン粉末１０重量部に対し、スチレンブタジェン共重
合体、酸化亜鉛、硫黄、加硫促進剤及びカーボンブラッ
クを表２に示す重量割合で混合し、その混合物を１６０
℃で１０分間加熱して発泡組成物を製造した。この発泡
組成物を固化した状態で測定された剪断強度は２ 、５
ｋｇ／ １８ｍｍであった。
表２ 実施例２
実施例３
表３に示すように、この実施例においては、発泡ポリプ
ロピレン粉末２重量部に対し、エポキシ樹脂１００重量
部を混合した混合物を１４０℃で１０分間加熱して発泡
組成物を製造した。その剪断強度は３ 、６ ｋ！＋／
１８ｍ？であった。なお、使用したエポキシ樹脂はセキ
スイ株式会社製の二液型のニスダイン３７５０ （商品
名）である。
ロピレン粉末２重量部に対し、エポキシ樹脂１００重量
部を混合した混合物を１４０℃で１０分間加熱して発泡
組成物を製造した。その剪断強度は３ 、６ ｋ！＋／
１８ｍ？であった。なお、使用したエポキシ樹脂はセキ
スイ株式会社製の二液型のニスダイン３７５０ （商品
名）である。
表３ 実施例３
実施例４
表４に示すように、この実施例においては発泡ポリスチ
レン粉末３重量部に対しシリコン樹脂１００重石部を混
合し、その混合物を１４０℃で１０分間加熱し、発泡組
成物を製造した。その剪断強度は３ 、６ ｋｇ／ １
８ｍｍであった。なお、使用したシリコン樹脂はコニシ
株式会社製シリコンコーク（商品名）である。
レン粉末３重量部に対しシリコン樹脂１００重石部を混
合し、その混合物を１４０℃で１０分間加熱し、発泡組
成物を製造した。その剪断強度は３ 、６ ｋｇ／ １
８ｍｍであった。なお、使用したシリコン樹脂はコニシ
株式会社製シリコンコーク（商品名）である。
表４ 実施例４
発明の効果
以上詳述したようにこの発明は、ゴム又は合成樹脂から
なる基剤に予め発泡された熱可塑性発泡体を混合し、そ
の混合物を加熱して発泡体を溶融又は収縮させ、その部
分を発泡部としたことにより、多量に廃棄処分される運
搬、梱包用の熱可塑性発泡体を再利用することができ、
又、発泡組成物を安価かつ簡単に製造できるという優れ
た効果を特する 特許 出 願 人 豊田合成 株式会社代 理 人 弁
理士 恩１）博宣
なる基剤に予め発泡された熱可塑性発泡体を混合し、そ
の混合物を加熱して発泡体を溶融又は収縮させ、その部
分を発泡部としたことにより、多量に廃棄処分される運
搬、梱包用の熱可塑性発泡体を再利用することができ、
又、発泡組成物を安価かつ簡単に製造できるという優れ
た効果を特する 特許 出 願 人 豊田合成 株式会社代 理 人 弁
理士 恩１）博宣
Claims (1)
- １、ゴム又は合成樹脂からなる基剤に予め発泡された熱
可塑性発泡体を混合し、その混合物を加熱して発泡体を
溶融又は収縮させ、その部分を発泡部とすることを特徴
とする発泡組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334384A JPS60248749A (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 発泡組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334384A JPS60248749A (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 発泡組成物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60248749A true JPS60248749A (ja) | 1985-12-09 |
| JPS6365695B2 JPS6365695B2 (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=14351491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10334384A Granted JPS60248749A (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 発泡組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60248749A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001162709A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-06-19 | Mazda Motor Corp | 積層体およびその製造方法ならびに熱可塑性発泡接着剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5150368A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-01 | Naigai Rubber Ind | Nanshitsudanseimatsutono seizoho |
-
1984
- 1984-05-22 JP JP10334384A patent/JPS60248749A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5150368A (ja) * | 1974-10-29 | 1976-05-01 | Naigai Rubber Ind | Nanshitsudanseimatsutono seizoho |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001162709A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-06-19 | Mazda Motor Corp | 積層体およびその製造方法ならびに熱可塑性発泡接着剤 |
| WO2001023178A3 (en) * | 1999-09-30 | 2002-05-10 | Mazda Motor | Laminate, method for producing the same and thermoplastic foam adhesive |
| US6552095B1 (en) | 1999-09-30 | 2003-04-22 | Mazda Motor Corporation | Laminate, method for producing the same and thermoplastic foam adhesive |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6365695B2 (ja) | 1988-12-16 |
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