JPS60206626A - すき間充填方法 - Google Patents

すき間充填方法

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JPS60206626A
JPS60206626A JP59064833A JP6483384A JPS60206626A JP S60206626 A JPS60206626 A JP S60206626A JP 59064833 A JP59064833 A JP 59064833A JP 6483384 A JP6483384 A JP 6483384A JP S60206626 A JPS60206626 A JP S60206626A
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JP
Japan
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flattened
foam
gap
flatened
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JP59064833A
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English (en)
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JPH0563291B2 (ja
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Yukio Nishiyama
幸夫 西山
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はすき間充填方法に関するものである。
従来、諸槙の物体のすき間を充填するには液状の発泡性
樹脂組成物が用いられているが、液状のため取扱いが煩
雑であると共に物体間の特定個所に特定形状の発泡体を
形成することはできず、不必要な部分まで発泡体が形成
される難点があった。
本発明はこのような欠点を改良してなるもので、空隙部
に熱硬化性樹脂組成物を含む弾性発泡体が偏平化されて
この偏平化状態が前記組成物により保持されてなる復元
性偏平化物を、被装着物間に載置し、しかる後加熱する
ことにより上記偏平化物を復元させると共に上記組成物
を硬化させることを特徴とするすき間充填方法に関する
ものである。
この発明で用いる復元性偏平化物は、第1図(4)に示
されるような弾性発泡体lの空隙部2に熱硬化性IfM
脂組成物を含ませて、この組成物を通常加熱下で軟化ま
たは溶融させた状態で弾性発泡体1を圧縮等により偏平
化し、この偏平化状態のまま組成物を冷却等により固化
させて得ることができるものであり、例えば同図ノ)ニ
示されるような偏平化物3である。この偏平化物3は加
熱されると組成物が軟化または溶融して硬化すると共に
再び第1図(2)の発泡状態に寸法安定性よく復元する
ことができる。このとき得られる復元物は偏平化物(3
)の製造に用いた発泡体の硬度の5倍以上の硬度を有す
るようにするのがよい。
この発明で用いる偏平化物はかさばらず輸送に便利で、
しかも、もとの発泡体に比べて打抜き加工性が良好であ
る。またこの偏平化物はすき間への充填が容易にできる
この発明において使用する弾性発泡体とは、発泡体を形
成している高分子材料自体が弾性を有するか否かには係
わりなく、発泡体自体が外力によって圧縮変形さlまた
ときに外力がなくなるともとの状態に回復しつるもので
あればよい。
前記の弾性発雀体の開削状態としては、空隙部に熱硬化
性樹脂組成物を言ませることができるとともに偏平化が
容易である連続気泡型が好ましいが、偏平化状態を保持
しつる程度に前記樹脂組成物を含ませることができれば
、一部に独立気泡が混在していてもよい。この発泡体の
見かけ密度は通常0.5以下とするのがよく、下限とし
ては0.005程度であり、より好ましい範囲としては
0.02〜0.3である。この見かけ密度が高すぎると
1発泡体を偏平化しても体積の減少がわずかであり、ま
た空隙部が少ないため偏平化状態を保持するのに必要な
前記組成物を含ませることが沓的特性が低下するため好
ましくりい。
また、前記の弾性発泡体の厚みとしては、通常2酩以上
とするのがよく、より一般的には1〜50闘程度が実用
的な範囲であるが、これに限定されるものではない。
前記の弾性発泡体は、各種のポリマーを用いて公知の種
々の方法Uでより製造することができる。
使用するポリマーとしては前記のような機能を有する弾
性発泡体を形成しつるものであれば特に限定されず、た
とえばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢漬
ビニル共重合体、ポリウレタン、コム系材料などが使用
できる。
この発明において使用する熱硬化性樹脂組成物とは加熱
すると一時的に軟化または溶融し冷却すると固化すると
共に、加熱を一定時間続行させると硬化する機能を有し
てなるものである。
この組成物としては、その融点または軟化点が前記の発
泡体の融点または軟化点よりも低いことが必要である。
この組成物の融点または軟化点が前記の発泡体の融点ま
たは軟化点よりも高いと、発泡体を偏平化してこの偏平
化状態を保持するため固着剤により固着させるときおよ
び固着されている偏平化物を加熱して固着剤の固着力を
取り除くときに発泡体の気泡がつぶれ、固着力が取り除
かれても、もとの発泡体に復元しなくなるためこの発明
の目的が達せられなくなる。また復元性偏平化物を加熱
し、該偏平化物を復元させると共に組成物を硬化させる
加熱温度は、発泡体の融点あるいは軟化点以下とされる
また、前記の組成物の融点または軟化点は、一般的には
室温よりも10°C以上高いのがよく、より好ましい融
点または軟化点は30〜180°Cである。この融点ま
たは軟化点が低すぎると貯蔵中に発泡体偏平化物が発泡
状態に復元してしまうため好ましくなく、また高すぎる
と一般的に弾性発泡体の熱劣化をまねき、復元した発泡
体の特性が低下するため好ましくない。
この組成物としては、上記のような融点または軟化点を
有するものであれば種々の樹脂組成物が使用できるが、
この中でも融点幅のせまい低分子量の熱硬化性樹脂を構
成成分とする組成物の方が、加熱により急激に粘度が低
下し、偏平化物の復元が速いため好ましい。この組成物
を構成する熱硬化性樹脂としては、例えばエポキシ樹脂
、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂などを挙げること
ができる。
そして本発明に用いる組成物は、上記の樹脂に適当な硬
化剤、場合により硬化促進剤、触媒、変性用熱可塑性樹
脂、可塑剤、充填剤、顔料などの各種添加剤を添加し、
常法により調整できる。
前記の硬化剤および硬化促進剤としては、発泡体を偏平
化物とする際の加熱温度では硬化が進まず、しかも復元
した発泡体の発泡形状に影響を与えない温度で樹脂を硬
化させつるものを使用するのはいうまでもない。
この組成物を前記の弾性発泡体の空隙部に含ませるには
、組成物を溶剤で溶液としてこの溶液を発泡体に含浸さ
せたのち溶剤を除去する方法、粉末状の組成物を発泡体
にすり込んだり発泡体を振動させながら含ませる方法、
あるいは溶融した組成物中へ発泡体を浸漬させる方法な
どがある。
弾性発泡体の空隙部に含ませる組成物の量としては、通
常は、弾性発泡体と組成物との合計量中、組成物が20
〜95重量%程度となるようにするのがよく、発泡体の
弾性回復力と組成物の固着力の関係から発td体の偏平
化状愚が固着力により保持されうるように適亘決定され
る。たとえは、見かけ密度0.02、厚み5鰭のポリウ
レタン発泡体の場合には通常100〜2ooo9/d程
度である。
上記のように空隙部に熱硬化性樹脂組成物を含む弾性発
泡体を偏平化して、この偏平化状態を前記の固着剤に保
持させることによってこの発明で用いる復元性偏平化物
が得られる。
前記の偏平化を行うQζは、前記組成物を含む発泡体を
、組成物が固着可能な程度に軟化または溶融する温度に
加熱して偏平化させ、この偏平化状態を保ったまま組成
物を冷却等して固化させる。
前記温度は固着可能であれば必ずしも組成物の融点以上
である必要はなく、また発泡体が軟化あるいは溶融しな
い温度とする必要がある。この偏平化の具体的な方法と
しては、たとえば、組成物を含む発泡体を該組成物の融
点付近の温度の加熱プレスで偏平化してこの偏平化状態
で冷却する方法(この場合、加熱プレスの温度によって
は冷却工程を必要とせず、プレスから取り出すだけでよ
い場合もある)、加熱したのちすぐに冷却ロールにより
偏平化する方法などがある。
このようにして得られる復元性偏平化物は、もとの発泡
体の厚みの通常15分の1から2分の工程度の厚みとさ
れたものであり、第2図(4)に示されるように、この
偏平化物3は被装着物4,4の間に容易に挿入されて所
定の箇、折に設置されたのち組成物の融点または軟化点
付近の温度に加熱されると、同図CB)K示されるよう
にもとの発泡状態に復元して被装着物4,4′の所定の
箇所に発泡体5が形成される。上記加熱時の温度は発泡
体が軟化または溶融しない温度とするのはいうまでもな
い。なお、前記の偏平化物の被装着物への仮接着や復元
した発泡体の被装着物に対する接着のために、前記の偏
平化物の片面あるいは両面に粘着剤層あるいは接着剤層
を形成しておいてもよい。
この粘着剤層あるいは接着剤層は、好ましくは熱硬化機
能を有するものがよい。
本発明によるすき間充填方法の技術は、自動車のルーフ
、フェンダ−、フード、トランク、クォーターパネル、
ドア一部のような外板と内板(または補強板)を有する
構造物の補強vc m用することができる。即ち復元性
偏平化物を上記外板と補強板(または内板)のすき間に
載置し、加熱することにより、上記すき間を埋めしかも
、熱硬化性組成物が硬化するため外板(l@板)の剛性
を大巾に向上させることができるようになり、補強効果
を大とすると共に制振効果も発現される。なおこの時の
熱源には塗装焼付工程の熱源を利用することができる。
以下この実施例を図面により説明する。
第3図は、自動車ドアーの一部切欠断面図で、(6)は
外板、(7)は内板、(8)は補強板を示している。
第3図のすき間(9)に復元性偏平化物を載置し、加熱
することにより該偏平化物が復元すると共に組成物も加
熱硬化しすき間(9)を充填するのである。
このようなとき復元性偏平化物を作るのに用いる弾性発
泡体の厚み(発泡体としての厚み)はすき間の1.2〜
3倍程度とされるのが一般的であり、これを偏平化した
場合はすき間の局〜れ倍となるためすき間への載置が容
易となる。これは自動車ドアー以外のすき間を充填する
場合でも同様である。
本発明は以上のように植成したので、すき間に載置する
ことが容易であると共に加熱後はすき間に熱硬化性樹脂
硬化物を充填させることができる特徴を有する。
以下実施例により具体的に説明する。なお、実施例中の
部は重量部である。
実施例 固形のビスフェノール型エポキシ樹脂(エボキシ当量6
50) 、無機質充填剤(Sタルク)50部、ジシアン
ジアミド5部、2−ウンデシルイミダゾール0.2部を
110”Cで10分間混練した後、冷却粉砕して60メ
ンシユバスの粉末状の熱硬化性樹脂組成物を製造した。
次いでこの組成物を5B厚のシート状ウレタン発泡体(
見かけ密度0.02、連続気泡型)の上面に坪量800
9/rrlの量で含ませた後、この発泡体を150 ”
Cで30秒加熱後冷却ロールに通し、1間厚の復元性偏
平化物を得た。
一方これとは別に液状ビスフェノール型エポキシ樹脂(
エポキシ当量190)70部MS、熱pJ殿注ポリエス
テル樹脂(融点60’C)20部、Sタクル(前出)、
アスベスト粉3部、ジシアンジアミド5部および2−ウ
ンデシルイミダゾール02部を100”Cで15分間混
練りしだ後0.2鰭の厚さVζシート成形しておき、こ
のシート成形物を前記偏平化物の片面に貼り合せて接着
層とした。
このとき前記偏平化物を構成している組成物のゲルタイ
ムは150°Cで5分20秒、前記接着層のゲルタイム
は同温度で5分35秒である。このようにして得られた
接着剤層付の偏平化物を第4図cA)K示す如き、0.
8 amの鋼板より構成されるコ字形鋼材のすき間に載
置し、150”Cで30分間加熱して偏平化物を復元、
硬化させ第4図の)の如きものを得た。
第4図において00)は鉄板、(3)は復元性偏平化物
、(31)は接着剤層、(32)は復元発泡体硬化物で
ある。得られた第4図CB)で示される試料につき、矢
印位置より、曲率半径10閣のU字型断面を有する垂直
平板で荷重を加えたとさ°のl mr歪における曲げ応
力を測定したところ、12にVであった。
一方第4図00品で同様の曲げ応力を測定したところ、
0.519であった。
【図面の簡単な説明】
第1図(5)および[F])は、この発明の復元性発泡
体偏平化物の製造法を説明するための部分断面図、第2
図囚およびの)は、前記の偏平化物の使用例を示す部分
断面図である。第3図は本発明のすき間充填方法の例を
説明するための説明図であり、第4図は本発明の方法に
よりすき間を充填したときの効果を示すために用いる説
明図である。 1・・・弾性発泡体、2・・空隙部、3・・・復元性偏
平化物 特許出願人 日東電気工業株式会社 代表者上方三部 第 /l!1 (A) (B) 第2図 第3図 第4 (A) CB)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空隙部に熱硬化性樹脂組成物を含む弾性発泡体が
    偏平化されてこの偏平化状態が前記組成物により保持さ
    れてなる復元性偏平化物を、被装着物間に載置し、しか
    る後加熱することにより上記偏平化物を復元させると共
    に上記組成物を硬化させることを特徴とするすき間充填
    方法。
  2. (2)復元性偏平化物が接着剤層もしくは槓看剤層付の
    ものである特許請求の範囲第1項記載のすき間充填方法
JP59064833A 1984-03-30 1984-03-30 すき間充填方法 Granted JPS60206626A (ja)

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JP59064833A JPS60206626A (ja) 1984-03-30 1984-03-30 すき間充填方法

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JP2002144438A (ja) * 2000-11-16 2002-05-21 Toyo Quality One Corp 防火用熱膨張ウレタンシートの製造方法及び防火用熱膨張ウレタンシート

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